2007/11/15

稲尾投手の訃報を聞いて  政治

稲尾投手が亡くなった。まだ70歳だという。

相撲取りが短命なのは知られているけれど、野球選手も早死にではないだろうか。村山投手も亡くなったし、杉浦投手も亡くなった。午後8時半の男宮田投手も亡くなった。梶本選手とか、仰木監督も亡くなっている。

川上哲治元巨人監督はお元気のようだ。川上監督は父と同い年だ。父が生きていれば、87歳。

稲尾投手の全盛期は私は、あんまり記憶にない。でも稲尾投手を主人公にした映画を見に行っている。たぶんこの映画が目的ではなく、何かの併映だったのだと思う。当時は2本立てが普通だった。

記憶にあるのは、
茶の間で家族がちゃぶだいを囲んでいる。ご飯を食べながら稲尾少年が寝てしまう。祖父母だったか、が「この子は寝てばかりいる」という。海へ出て、舟の櫓を漕ぎながらも眠っている。

あと、荒れたグラウンドで遠投しているか、あるいはすごい速い球を投げているシーン。

覚えているのはこれだけ。

いや、ちょっと待て。名調子の解説者の小西得郎が「なんと申しましょうか」と言っているシーンも何となく記憶にある。今のようなりっぱな放送席ではなくて、観客の中に机を置いてアナウンサーと2人が座っているような粗末な席だ。

今ウィキペディアで調べたら、「鉄腕投手 稲尾物語」という映画だったらしい。1959年封切。映画になるくらいだから、すごい人気、すごいスター選手だったのだと思う。

話がずれていくけど、野球映画では「長島茂雄物語」も見に行っている。

これはもちろん「稲尾物語」よりずっとあとだ。でもやっぱりあんまり覚えていない。

腕白だった長島少年が野山を駆け回っている。ある時、崖から飛び降りたら、竹の切り株?があって、大怪我したというエピソード。

それと、長島が打撃好調だった時、バッキー投手だったかなぁ?にデッドボールを受けて、指を怪我したシーン。血だらけになった手を抱えながらロッカールームに引き上げてくる所だ。

どうも痛いところばかり覚えているようだ。

スポーツ選手の映画では、先代若乃花の映画も見た。「土俵の鬼」とかいう題じゃないかな。これもほとんど覚えていない。覚えているのは愛児がちゃんこ鍋に落ちて(鍋をかぶった?)亡くなったところ。若乃花が「ぼっちゃんが〜!」と知らせを受ける、という間接的な描き方だったと思う。

その男の子が元気に遊んでいるシーンもあったような気がするが定かではない。

子どもが亡くなったことだけ覚えているのは余程印象が強かった(ショックだった)のだろう。

昔は、映画が身近な娯楽だったから、スポーツのヒーロー映画も多かったのだと思う。それを気軽に見に行っていたんだよね。

考えてみれば、稲尾投手は漁で、若乃花は沖仲士という労働で身体の元を作った。長島の腕白小僧もそうだろう。スポーツ科学などとは縁のない、いかにも昔の、牧歌的な、いや、暮らしの厳しかった時代のアスリートだと思う。

稲尾投手の訃報から、話がずれてしまった。不世出の投手、稲尾和久氏のご冥福をお祈りします。
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