2008/2/4

「日本人はなぜキツネに・・」  本・文学

以前キツネ憑きの話を書いた。友人達とその話をしていた時に、「あぁそういえば、キツネ憑きを治す祈祷師さんの所へ連れて行かれたことがある」「ウチには稲荷さんがあった」などという話が出てきた。

中には山小屋のおじさんの話として、「いい温泉があるって連れて行かれて、いい気分で入っていて、ふと気がついてみたら肥溜めだった」という話を教えてくれた人もいた。

いずれも、昭和30〜40年の頃の話だ。

内山節著「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」(講談社現代新書)の「キツネに騙されるなくなるのは1965年」説にあてはまる。

やっぱり読まなくちゃなぁと買ってきて読んだ。

民俗学の話かなと思ったら、歴史哲学の話だった。

ディドロらの「百科全書派」、カント、ヘーゲル、ショーペンハウエル、レヴィ・ストロースまで出てきた。この辺は読み飛ばした。

興味のあるのは民俗学的な話。キツネに騙された話は、食糧を取られた話や道に迷う話、馬糞を食べさせられた話などいくつかパターンがある。そういう話は大量にあるそうだ。

前回「オオサキ」のことを書いた。この本によると、「オオサキ」は実在するかどうかわからない動物。イタチのようなものと言う人もいる。

食事のマナー等が悪いとオオサキが出てきて、知らないうちに食べ物を食べてしまう。或いは秤に乗って、重さを狂わせてしまう。オオサキによって狂わされた秤によって得する家と損をする家が出てくる。

YAHOOで調べたら、
続きを読む
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ