2009/7/17

五島美術館  展覧会

ずっと行きたいと思っていた五島美術館に行ってきた。

今開催中の展覧会は特に見たいと思っていたわけではない。だって「向付」だよ。よくわからない。だから散歩の一環かな。

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閑静な住宅地の中にある五島美術館。(携帯写真)

「国宝源氏物語絵巻」展示の時は大変な混雑だそうだが、今日は閑散としていた。

展覧会は行って良かったと思う。小規模な展覧会だけど、陶磁器は名品が多いから見ごたえがあった。

「向付 茶の湯を彩る食の器」。

五島美術館蔵の器だけでなく、東京・京都・国立博物館、徳川、サントリー、出光、三井記念、根津、石洞各美術館、福岡市美術館等から出品されている。桃山〜江戸時代のもの。個人蔵もある目

黄瀬戸、志野、織部。日常の食器にもある色合いや形。もちろん逸品だからデパートで売っているものとは全然違うのだけど。

仁清の百合形向付とか楽焼とか、いいねぇ。

でも目を惹くのはやっぱり「尾形乾山」でしょう。こんなに乾山が出品されているとは思わなかった。モダン。

ポスターに使われている「菊」の向付のデザインの斬新さ!琳派だよなぁ。で、加藤周一さんの文章を思い出した。

加藤周一「日本の美術とかたち」に「乾山の焼物」について「強い様式化(花の形の抽象化)と鮮明な原色との組み合せ」とある。

一方、尾形光琳について書かれたところ。
「(文様化された流水は)決して装飾的文様ではなく、大胆不敵で独創的な芸術家の、果敢な冒険であり、抽象絵画への未曾有の接近であった」

フムフム。納得。

最後の方の展示は、中国製の染付けや祥瑞だ。これらが日本からの注文によって作られたというのは、ちょっと驚き。中国のものがただ輸入されたのでなく、注文して作られたという交流の深さ。

染付けの動物の形をかたどった向付、「馬形」とか「象形」「駱駝形」とかがユーモアがあって面白かった。

そういえば、東京国立博物館でも「染付」展が始まったなぁ。

美術館の庭を拝見。(携帯写真)
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あちらこちらに石仏、石碑がある。
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この緑の中にいて、ヤブ蚊の襲来を受けた´Д`

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