2009/10/20

1968年のこと(2)  本・文学

毎日新聞社「1968年に日本と世界で起こったこと」は毎日新聞文化面に2007年4月から2年間月1回のシリーズで連載された「40年前―<政治の季節>を再考する」をまとめたものだ。

目次を見ると、ベトナム戦争、革新自治体、「マイカー」時代、テレビ時代と深夜ラジオ、ASEAN発足、公害、ミニスカートブーム、アングラ演劇、非核三原則、三里塚闘争、転換期の映画、キング牧師暗殺、大学紛争、明治百年、少年マンガの時代、文化大革命、三島由紀夫「楯の会」結成、フォークソングの時代、東大安田講堂攻防戦、べ平連、と、並んでいる。

確かに、68年の出来事だ。

【ベトナム戦争】のテト攻勢は1968年1月だった。図書館で見た「路上の処刑」の写真は鮮烈だった。

【深夜ラジオ】も旺文社の「大学受験講座」があって、城達也さんの「ジェットストリーム」とかあって、その後聞いた。なつかしい。

「オールナイトニッポン」は今でも続いているのか。ライブドア事件で時の人となった亀淵さんのDJも聞いていた。

こんなの聴いていたら、受験勉強なんてできるはずないね。

【ミニスカート】は67年ツィッギーが来日してブームになった。その年修学旅行の時、旅館の部屋で足のきれいな同級生(女優になった)に、ミニスカートを穿かせて、みんなできゃあきゃあ喜んだっけ。厳格な女子高だったから、結局、ミニスカートを穿いたのは高校卒業してからだった。

【アングラ演劇】は大学生になってから見に行った。「黒テント」だけだ。

【転換期の映画】で触れられているのは、アートシアターギルド(ATG)の映画。ATG作品はいくつか見に行った。大島渚「少年」「東京戦争戦後秘話」、吉田喜重「エロス+虐殺」、篠田正浩「心中天網島」。

今は本当に便利でATG公開作品一覧なんてネットにあるんですね。ロベール・ブレッソンの「ジャンヌ・ダルク裁判」も見に行ったなぁ。

見ているのは69年〜70年の短い間だけ。

【少年マンガの時代】は私には、あんまり関係なくて、少女マンガだった。西谷祥子が「マリィ・ルゥ」など新感覚の連載を始めた。67年「セブンティーン」が発行され、大御所水野英子も「ファイアー」とか。その後、里中満智子、池田理代子、萩尾望都、大島弓子、竹宮恵子、と少女マンガ全盛時代へつながっていく。

【フォークソングの時代】は、確かにブームだった。周囲でもフォークソングを歌う人は多かった。

西口のフォークゲリラも見物に行った。熱気があった。でも排除されてしまった。

日本に人々が集まる「広場」ってないね。サッカーで祝勝会のために人々が自然に集まるような場所がない。あるといいのになぁ。

以下続く。
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