2009/11/12

ボーっとテレビ  テレビ番組

最近、ボーっとテレビを見ていることがある。

今日はテレビ東京「空から日本を見てみよう〜ぐるり山手線A〜」をなんとなく見ていた。でも、この番組、いいよね。うるさい番組が多い中で、安らぐ。発見もある。

テレビ東京は目の付け所がいい。夫は「いい旅夢気分」がご贔屓だ。

その後の「天空散歩」は「春日」(文京区)だったので、嬉しかった。4年近く住んだ場所だったから。

それからBSの番組で「鉄道絶景の旅 五能線」なんかも見た。ちょっと行きたくなった。

BSでは「ヨーロッパの客船の旅」もある。ボーっと見ていることがある。北欧の旅は景色がきれいで癒された。

見る番組がない時は、通販のクラッシックDVD宣伝番組を見たり、というか流している。

一人で家にいる時など、音がしてないと落ち着かなかったりする。

力のこもった番組もある。

NHKの渡辺あゆみアナがインタビュアーで「金子兜太」に1時間に渡って話を聞く番組があった。印象深かった。

父親が「馬酔木」の同人で、秩父の田舎で句会をすると林業、農業の働き盛りの男衆が集まってくる。それを「知的野生」と語った。

戦争中の話。トラック諸島はマリワナ諸島が米軍の手に落ちたため、補給路を断たれてしまう。武器も食料も自分達で調達する。その悲惨な戦場。

「戦争そのものが悪」

「正義とか大義とか、愛国心とかは、全く薄っぺらなものだ」

現在90歳だが、渡辺アナの「10年後またインタビューさせてください」との言葉に「あなたも生きていてください」と意気軒昂だった。

「プリズンドッグ」。罪を犯した若者達が犬の訓練を通して、立ち直っていくドキュメンタリー。

受刑者が希望すると、「犬の訓練プログラム」を受けられる。

傷害致死で服役している若者は、事件以来他人と接することが恐怖になってしまった。話そうとすると声が出ない。彼は兄の喧嘩で助けようと持っていたナイフで相手を刺してしまったのだ。「生き返ってくれ」とどんなに思ったことか。後悔の念、自分自身を信じられなくなる。希望も失う。

最初はうまく行かないが、自分の犬が他の犬に襲われた時、「守るのは自分しかいないのだ」と初めて気づく。愛情を持って接すれば犬は真っ直ぐに愛と信頼を返してくれる。彼は犬を通して、仲間とも話ができるようになり、明るさを取り戻していく。

閉じ込められ、子犬を産むことだけを強制された犬がいる。虐待を受けた犬が、受刑者のところへやってくる。怯えてケージから出ることすら出来ない。犬舎では隅の方で小さくなって決して人間に近寄らない。散歩に出ても怯えて歩くことができない。受刑者が抱いて戻ってくる。

その犬が丁寧な扱いを受けて、数日後担当の受刑者の姿を見ると犬舎の柵の所まで出てくるようになる。散歩に出ると、数歩歩いては振り向いて受刑者の顔を見る。何度も振り返る。

犬がいじらしくて見ていて涙が出た。

受刑者は両親の離婚、親の覚醒剤中毒などで、愛情をかけられずに育った人が多い。自分が必要とされること、愛情を返してもらえることで段々と気持ちが落ち着いてくる。

訓練を終えた犬は里親に引き渡される。引き取りに来た人々は、受刑者達に感謝の言葉を述べる。ハグする人もいる。喜ぶ子供達を見て、報われた思いをする受刑者もいる。

こういうプログラムがあるのかと、感じ入った。アメリカは受刑者が200万人いるという。成人男性の100人に一人が刑務所にいるそうだ。不幸な生い立ちで罪を犯した人々が、立ち直って人生をやり直すことができたら、それは社会にとっても良い事だと思う。アメリカはすごく進んでいる面と、どうしようもない悪い面が共存している。

それにしても犬達は可愛かった。犬を飼うのもいいなぁと思えた。

ついついテレビを見てしまうが、癒されたり、教えられることも多い。
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