2009/11/17

歴女という言葉があるそうな  本・文学

今日の新聞に一般向け「山川日本史教科書」が売れている、と出ていた。

歴史好きの人が系統的に歴史を学び直すために購入しているそうだ。

歴史好きの女性も増えていて、特に戦国武将が人気があるとか。

その歴史好き女性を「歴女」と言うそうですね。興福寺の阿修羅像好きの女性を「アシュラー」というとか日本語の造語力はすごいな。

「歴女」というなら、私もそうだった。

小学生の時から、「小公女」だの「少女パレアナ」とか「リラの咲く家」とか少女向けの本よりも「伝記」の方が好きだった。

そして、NHKで大河ドラマが始まった時、第2作が「赤穂浪士」だったかな。長谷川一夫の大石内蔵助「おのおのがた」とよく物まねされた、あのドラマ。

あのドラマを見ていて、原作を読みたくなった。その辺が昔も今もミーハー。

家の本箱に大仏次郎「赤穂浪士」があったので、読み始めた。これが旧体漢字なのだわ。

親に「骨偏に豊かって何て読むの?」とか「ウサギにツノ」って何?「ながれいし」って何?と聞いてばかり。

中学生だったのだからそもそも無理。でも段々慣れて来て、かなりの所まで読んだ。最後まで読めたか、は記憶にない。堀田隼人とか蜘蛛の陣十郎とかがどうなるか気になって読んだような気もするが。

そうそう、この脇の人物は「狂言回し」というんだ、と親が教えてくれた。「狂言回し」と言う言葉を知ったのはこの時。

その後はやはりテレビドラマ「徳川家康」から山岡荘八「徳川家康」を読んだ。この頃「徳川家康」ブームで家にも揃っていた。ちなみにテレビドラマは家康は北大路欣也で、築山殿は参院議長をやった扇千景だった。

これも10巻以上読んで大阪の陣の前あたりでやめた。山岡荘八の小説は織田信長なども読んだが、安っぽいので、段々読まなくなった。

その後は吉川英治で、もちろん「宮本武蔵」だ。毎日読みふけって授業中もこっそり読み、中学校から帰ると図書館に行って次を借りて、布団の中でも読み、また学校で授業中も読んだ。結構熱中したね。

吉川英治は「新平家」も「新書太閤記」も「私本太平記」も「親鸞」も読んだ。それは高校時代かな。

子母澤寛「親子鷹」「勝海舟」「新撰組始末記」
海音寺潮五郎も何か読んだと思う。「平将門」かな?

司馬遼太郎。司馬遼太郎はほとんど読んでいると思う。小説だけでなく司馬遼太郎が亡くなるまで「街道をゆく」シリーズを中心に読み続けた。

りっぱな「歴女」だと思う!!

一番好きなのは「ひとびとの跫音」かな。「坂の上の雲」は子規が元気な頃まで、と言ったら最初の方だけだね、しか、好きじゃない。

井上靖や辻邦生、坂口安吾、石川淳、折口信夫、野上弥栄子など純文学者の歴史小説も読んだ。鴎外や中島敦もそうか。

ところが、池波正太郎や藤沢周平は読んでない。山本周五郎もあんまり読んでない。うん、なんだか自分の好みがわかるような気がするなぁ。

最近、加藤廣「信長の棺」とか「秀吉のなんとか」を貸してくれる人がいたので読んだが、品がなくて安っぽくて時間の無駄だった。

昨年続けて読んだ堀田善衛も歴史小説だ。森まゆみさんの「彰義隊遺聞」なんかも良かったけど、これは小説ではないね。

今でも一番歴史の本が好き。読むものがないと中公文庫「世界の歴史」を取り出して読む。最近は人名をすぐ忘れてしまうのが悲しい。
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