2009/11/24

皇室の名宝展・2期  展覧会

混雑しているのを承知で行って来た。日にちや時間を選べば、ゆっくり見られたかもしれないが、なかなかそうも行かない。

初めて東京国立博物館平成館の外で行列した。

実は1期の時も行ったのだが、待ち時間の長さを見てあきらめた。時間がなかった。

上野まで出かけてそのまま帰るのは癪なので、西洋美術館の「古代ローマ」を見て帰った。駆け足で、ざっと見ただけ。なので、あんまり感銘はなかった。

今回は30分くらい待ったかな。思ったより短かったが、入ってからも混雑。二重三重の人垣で、展示物が見えない。

音声ガイドを聞いている人が、展示物の前で動かないんだよね。あのシステムそろそろ考え時だね。教育ママがじっと止まって小学生の娘に展示ケースのガラスに指をつけて、「これがナニソレで」と解説していたのも、なんかなぁ`へ´と思った。

途中から係員が「展示品に一番近い方は止まらず、少しずつ動いてごらんください」と呼びかけたけど、あんまり関係なかった。

入ってすぐは古代=考古学遺物。

「三角縁神獣鏡」は横浜市歴史博物館で「黒塚古墳」のものなど大量展示したのを見たから、いいや、とパス。

目立っていたのは「聖徳太子像」。あの、脇に童子二人を従えた有名な絵。

聖徳太子筆「法華義疏」。これも貴重なものだ。

でもやっぱり目を奪われるのは「正倉院御物」

「漆胡瓶」はあんまり人だかりがしていなかった。地味だからかな。これは薄いテープ状の板を巻きつけて形を作り、それに漆を塗ったものだそうだ。

「螺鈿紫檀阮咸」 (らでんしたんのげんかん=難しい漢字だなぁ)。精巧な装飾を凝らした弦楽器だ。楽器が貝殻や琥珀、玳瑁(たいまい)などで飾られている。本当にきれいでずっと見ていたいくらいだ。

これは四方から見られる形で展示していたので、見やすかった。

「紅牙撥鏤尺」「緑牙撥鏤尺」象牙を赤や緑に染めて、鳥などの模様がつけてある。祭祀用のものさしだという。

「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」金色と緑がきれい。正倉院御物で七宝はこれだけだと言う。6弁の花の形も美しい。

それ以外にも木箱とか、香炉とか、素晴らしい工芸品が出品されている。

正倉院御物は保存がよくて、ため息が出るほどだ。

「仲麻呂」「長手」という歴史上の人物の署名のある書状があった。隣で見ていた人が「昨日印刷したものみたいよねぇ」と嘆息するように言った。

書も沢山ある。王義之、三筆(空海・嵯峨天皇・橘逸勢)、三蹟(小野道風・藤原佐理・藤原行成)。書道をしている人はたまらないだろうと思う。

私は、書は読めないし、「きれいな字だなぁ」「間違えずに、これだけ書くのはすごい集中力だなあ」位しか感想がない^o^;

絵巻物は「蒙古襲来絵詞」と「春日権現験記絵」が出ている。ここは混んでいて、見るのに苦労した。「蒙古襲来絵詞」も教科書に載っている超有名絵巻だよね。

そんなところかな。

結局、「また奈良の正倉院展に行きたいなぁ」が一番の感想。

家族が今年も奈良・正倉院展に出かけた。4〜5回目。今年は、在位20周年でかなり名品が出ていたはず。

それでも、私と行った05年の正倉院展「聖武天皇愛用碁盤・木画紫檀棊局(もくがしたんのききょく)」が今までで一番感銘を受けたと言っていた。

こちら⇒2005年11月14日のblog「正倉院展」

もう4年も経ってしまったのか。

「皇室の名宝展」は11月29日まで。混雑しているので時間に余裕を持っていかれると良いと思います。

公式ホームページは⇒こちら「皇室の名宝 日本美の華」
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