2009/12/31

大つごもり  本・文学

教科書以外で、初めて樋口一葉を読んだ。「大つごもり」

ちょうど時期的にもぴったりだった。

貧乏の話も時世に合う。樋口一葉が5千円札の顔っていうのは、やっぱりすごい皮肉だと思う。野口英世もそうだけど。

「大つごもり」は、いい話でした。

この文庫本を手にしたのは、岩波文庫で「生命とは何か」(シュレーディンガー著)を捜していた時、たまたま目にして「そういえば読んでいないなあ」思ったのだ。

森まゆみさんの本を読んでいると樋口一葉がよく出てくるので、「読まなくては」とは思っていた。

大つごもり、つまり大晦日。今日もNHKで「第九」をやっていたけど、昔も正月の準備をしながら「第九」を聴いた。ン十年前、国立音大に進んだ同級生がコーラスで出るというので、画面を必死で探したこともあった。

父が元気だった頃は、テレビ東京「懐かしのメロディ」とTBS「レコード大賞」といつもチャンネル争いをした。いつもチャンネル権は父。藤山一郎とか田端義夫とか渡辺はま子とか、古〜い歌を聴かされた。

大晦日恒例の親子喧嘩だった。

その後数十年経って、「ドラえもん」対「懐かしメロディ」「レコード大賞」「紅白」の孫・祖父・母親対決もあった。

テレビが2台になると、そういう争いもなくなったが、それはそれでつまらないことだ。

昔々の話だ。

今日は基本クラッシックだった。昨日のオペラ「ばらの騎士」(クライバー指揮)もよかった。

もっといろいろ書くつもりだったけど、大晦日は忙しい。

あと数分で2010年。今年もいろいろありがとうございました。

2010年W杯で日本代表ガンバレ。マリノスも復活の年になるようガンバレ。

2010年が皆様にとって良い年でありますように。

1

2009/12/30

長いオフ・更改とか  サッカー(マリノス)

「長いオフ」の「移籍」を書いたから、残ってくれた人のことも書かないとね。

まだ「更改」していない人もいるけれど、木村前監督が言ったように「8〜9割の選手が残ってくれる」らしいから、大丈夫だよね。

清水の更改は嬉しかった。大きなケガをしたし、年齢も上の方だし、今年は危ないかなと思わないでもなかった。

でも清水エスパルスの試合では、ベテランらしい動きを随所に見せてくれて、こういうのアーリアをはじめ若手は見習ってほしいとつくづく思った。

続きを読む
2

2009/12/29


雲の間から光の筋が見えてきれいだったので携帯で撮ってみた。

アクアラインは800円になっても空いてます。
クリックすると元のサイズで表示します

帰ってからテレビをつけたら、天皇杯準決勝を放送していた。

昨年の29日は国立にいた。今年も行きたかったなぁ。

NHKの中継は清水対名古屋だった。代表FWがそれぞれ点を取ったらしい。危ないシーンを楢崎が防いでいた。さすが代表GK。抜群の安定性。1点目はミスかな?それとも岡崎を褒めるべき?

名古屋のチャンス、大きくふかす選手や打ち切れない選手達。ピクシーが映るたび、「オレにやらせれば決めるのに」と腹を立てているのではないかと思った。

だから、PK戦では名古屋を応援してしまった。隼磨は昨年に引き続き準決勝出場そして決勝をつかんだ。

一方国立はガンバ対仙台。エコパの試合が延びたので、中継は途中から。ルーカスのシュートは芸術的だった。仙台も崩しての得点はえらかった。でも実力はガンバだったかな。

元旦は名古屋対ガンバになった。

マリノスもいつかあの舞台に立ちたい。と思って何年経ったろう

0

2009/12/28

古いビデオ  音楽

「のだめカンタービレ」を見てきてから、ウチにあったはずのクラッシック音楽ビデオ類を見たくなった。

掃除を兼ねてビデオ棚を捜してみた。

ところが、ない!

出てくるのはサッカーっばっかり。なぜこんなに録画したんだろう。代表の試合なんか覚えてないのまで沢山ある。

歓喜ジョホールバールのイラン戦はテレビの下に置いてあるからいつでも見ることが出来る。それ以外の記憶にないような試合のビデオも沢山あるわけだ。

(94年アメリカW杯のビデオも奥の方から出てきたから、暇な時に見ることにしよう)

クラッシック音楽ビデオもいくつかあったはず。

ブーニンが優勝した時のショパンコンクールドキュメンタリー。

サイトウキネンオーケストラの第1回欧州公演のドキュメンタリー。「ブラームス1番」が流れる。

五島みどりさんとアバド指揮のベルリンフィル。「チャイコフスキーコンチェルト」。

五島龍君の小さい時からのドキュメンタリー。

カラヤンやホロヴィッツの特集番組。
(ミーハーぶりがよくわかるラインナップ)。

が、ないっ。

いつだったか、映画や美術館関係を大量処分した時に、「音楽関係」は画質も音も悪いから「いいや」と処分しちゃったのかなぁ。

どこか、違うところにしまったかなぁ。

一つ残っていたのが「グールドの世界」。

冒頭、浅田彰が「グールドが50歳の若さで亡くなって10年」と言っているので、1992年の番組だろう。

グールドが、モーツァルトの「K333」を「普通こういう風に弾きますが」と耳慣れた奏法で弾く。その後「僕はこう弾きたいのです」とポキッポキッという感じに弾く。

「モーツァルトをバロック風に弾きたい」。

その違いは素人にもよくわかる。

指揮をしながらベートーベンのソナタを弾く場面もあった。

あるいは、グールドが「歌を歌いながら道を歩いていると、牛がじっと耳を傾けた。こんな良い聴衆は初めてだった」と言い、その証明のために動物園の象の前でマーラーを歌いだす。

象が「パオ〜」と応える(笑)。

不思議な人だと思う。

今年の夏、教育テレビの「こだわり人物伝」でもグールドを取り上げていた。この時の放送より、この92年のグールドの方がお茶目な気がした。

このビデオ、後の方は「ブルーハーツ」が入っていて、吉本ばななが「ブルーハーツは水分だった」とか言っていた。「TRAINTRAIN」や「リンダリンダ」を歌っていた。

ともかく、

ビデオがないとなると、余計に見たくなる。どこに行っちゃったかなぁ。悲しい。
1

2009/12/27

今年見た映画  映画

毎年、今年は映画を見るぞ〜と張り切るのだが、尻切れトンボになってしまう。

今年は12本の映画を見た。

「そして私たちは愛に帰る」(ドイツ)、「チェ 28歳の革命」「ベンジャミン・バトン数奇な人生」「マンマミーア」「ダウト」「MILK」「スラムドッグ$ミリオネア」「天使と悪魔」(アメリカ)、「劒岳」(日本)「それでも恋するバルセロナ」「サンシャインクリーニング」(アメリカ)、「のだめカンタービレ」(日本)

6月までで10本、7月以降は2本しかない。しかも1本は昨日だし。余裕がなかった。

2月末にアカデミー賞の発表があって、ゴールデンウィークにかけて受賞作・候補作が公開される。で、その時期に集中して映画を見ることになる。

この少ない本数の中でベストをあげるのは、強引すぎるので、見た映画の中で一番よかったなぁ程度の感想で考える。

ベストは「MILK」だ。アメリカ民主主義の力強さを感じた。マイノリティの主張を支えるものとして合衆国憲法がある。

そのことの重さ。素晴らしさ。

ついつい日本と比較する。素晴らしい憲法がありながら、それを尊重しない。9条に限らない。そんなことも考えながら見た。

また、「ゲイ」を攻撃する保守派の女性議員は副大統領候補だったペイリンに重なった。70年代のことではなく、現在の問題でもあると思った。

それと、ショーン・ペンの演技の素晴らしさ。よくあるわざとらしい「女っぽさ」は全くないのに、動作仕草ににじみ出る「ゲイ」っぽさ。演技じゃないみたいだ。

でもミルクの演説は力強く、かっこよかった。

夫は14本。難しいが選ぶとすると「グラン・トリノ」。その他では「母なる証明」、「牛の鈴音」だそうだ。

娘は見た本数が少ないうえに娯楽作中心なので、「素晴らしいよ」と言える作品がない。映画らしい映画ということで「ベンジャミン・バトン数奇な人生」かな、とのこと。

新聞雑誌の2009年映画ベストを見ると、ウチの映画と重なるのは「グラン・トリノ」だけ。

いかに映画を見てないかがわかる。

が、ベスト10をあげられても「見たいなぁ」と思う映画がないのよ。

基本、歌って踊って楽しい映画が好きだから、あんまりない。

あ、「のだめカンタービレ」は気楽でいいですよ。パリやウィーンの風景もきれいだし、上野樹里ちゃんや山田優ちゃん、ベッキーは可愛いしね。

音楽が沢山入っているので、音楽だけで十分楽しめる。玉木くんはテレビドラマに比べると指揮が格段に巧くなっている。顔が激ヤセしたけど、それくらい練習したのねと妙に納得してしまった。

「のだめ」の音源は「ランラン」だそうです。後編は彼のピアノをもっと聴くことができそうだ。
1

2009/12/26

土偶展  展覧会

先日上野の東京国立博物館で開催されている「土偶展」に行ってきた。

大英博物館で開催され大好評、8万人を動員したという。その「凱旋」展覧会だ。

こちら参照⇒文化庁海外展 大英博物館帰国記念 「国宝 土偶展」 

国宝3点が一堂に会するのは初めてだという。

土偶の国宝、というと有名な「遮光器土偶」かな、と思うと違って、これは重要文化財。

3点と言うのは、
「縄文のビーナス」(長野県茅野市出土)
「合掌土偶」(青森県八戸市出土)
「中空土偶」(北海道函館市出土)=北海道唯一の国宝

そもそも、日本の出土品=美術的価値のあるもので、紀元前3000年〜1000年のものを見ることはめったにない。

四大文明のものでもないと、なかなか数千年前のものを見ることはない。

5000年も前に!この日本列島にいた人がこれを作ったのか、と思うだけで、深い感慨が湧く。

けど、製作時代が紀元前2000年〜1000年等とあるのは、ずいぶん大雑把だと思う。せめて数百年単位まで測定できないのか?
クリックすると元のサイズで表示します
「縄文のビーナス」は全体的に丸みを帯びた形とふくよかな下半身が特徴。豊穣と多産を祈って製作されたものだろうと言われている。

「合掌土偶」は修理(天然アスファルト)の跡があるので、宗教的なものとして大切にされてきたのだろうと言う。

「中空土偶」はその名の通り内部が空洞で、精密な作り。全身に模様が施してあり、デザイン性にも優れている。

重要文化財は23点。上で挙げた「遮光器土偶」や「ハート型土偶」がある。

クリックすると元のサイズで表示します
この土偶は、アニメ「ドラえもん」にも出てこなかったっけ?

クリックすると元のサイズで表示します
切手にもなっている。個人蔵だそうだ。発掘した人が所有しているのか?

土偶の出土するのは、東日本が中心、というかほとんどが東日本だ。

その頃、西日本にはそういう文化がなかったのだろうか。

縄文時代は今よりも暖かく、ブナ、コナラなどの落葉樹林が多い東北や北海道では大規模な集落もできた。青森の三内丸山遺跡が有名だ。

土偶はそういう社会集団で祭祀に使われたのではないかと言われているとか。

こじんまりした展示だが、内容は充実している。とにかく紀元前3000年〜1000年のものですから!

いわゆる「日本の美意識」といわれるものとは全く異質な美がある。ユニークな造型は「美」の観念を揺さぶる。

こういう遠い時代を考えると改めて「日本とは何か?」と問いたくなる。

地味な展覧会なので空いているかと思ったら、そうでもなくて、しかも意外にも若い人達が多かった。

中には「この発掘は○○先生のところでやったんだよな」なんて言っている若者もいたから、考古学を学んでいる学生さんたちかもしれない。

土偶をスケッチしている人もいた。

(昔は東博でスケッチする人を見かけることは全くなかった。この日は平常展示の仏像をスケッチする人もいて、変わったなぁと思った。とはいえ、ルーブルのように絵の具を持ち込んでの模写はまだないようだ)。

土偶展は2月21日まで。本館特別5室です。

本館特別5室は、ダ・ヴィンチ「受胎告知」を見た。中宮寺の弥勒菩薩像もここだった。古くは「モナリザ」もここだったかな。

国宝3点、重要文化財23点が揃うことは、今後当分ないと思うので、ぜひご覧ください。楽しいです。
1

2009/12/25

長いオフ・移籍とか  サッカー(マリノス)

小宮山の川崎移籍が発表された。

最初にニュースが出てから発表まで1週間以上あった。もしかして、マリノスに残ってくれるのでは?などと淡い期待をしたりした´_`。そんなはずはないのだけど。

やっぱり、移籍先が「川崎」ということに皆わだかまりがあるんだろうね。私もそうだよ。

弱いチームで中心選手になるとか、出身地のチーム(千葉=J2だけど。)に行くとか、いっそゴンみたいに遠いチームなら、まだ心が波立たないのに。

もう一つ気がかりは、コミーにはマリノスで居場所がなかったのかな、ということ。

「マリノス愛」はいいんだけど、マリノス純血主義みたいのが強まってないかな?

「外様」意識を選手が持ったりしたらイヤだな。多様性があった方が組織は強いと思う。

(誰かが「早稲田閥」もある、なんて言っていた'_';

07年、ドゥトラがいなくなって「左サイドはどうするんだろう」と思っていたら、小宮山が頑張ってくれた。

その年のJリーグアウォーズ、「新人王は横浜」まて聞いて、「わぁ」と飛び上がりかけたら、「エフシーの菅野・・・」でガックリだった。

菅野はいまさら新人王でもなかろうとプンプンしてしまった。

08年開幕戦、レッズサポの友人が「なんか知らない若い子にやられちゃったのよ」と嘆いていたっけ。あれは素晴らしいゴールだった!

最終戦のレッズ戦も大爆発だった。

が、今年はちょっと伸び悩みだった。守備はやっぱり不安だったし、クロスもシュートも上達が見られなかった。長友の飛躍と比べると物足りなかった。

思い出すのは07年5月ナビスコ柏戦

小宮山の絶妙クロスにマイクがヘディングで決めた(マイク初ゴール)。山瀬のPKや狩野のFKもあった。

3−0で勝って、お立ち台でマイクが「超バモス」狩野も小宮山も追随して最後は「超超超バモス」と言ったんだよね。
http://www.youtube.com/watch?v=Qf2EHbwm-sk
(マイクは戻ってくれるのだろうか?)

クリックすると元のサイズで表示します
柏戦の小宮山。もうこのユニフォーム姿は見られない。

今年の天皇杯川崎戦は小宮山がボールを奪われたところから、決勝点を決められた。そのことを「手土産」とか口さがない人達は言っていた。

でもさ、中澤だってマリノスに来る前の年、オウンゴールをプレゼントしてくれたんだよ(笑)⇒(注)これは上野のゴール。

だからそういうことは言わない。

小宮山今までありがとう。でも出て行ったことを後悔するくらいマリノスは強くなるよ。強くなろう!

2



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ