2011/5/8

不思議な試合福岡戦  サッカー(マリノス)

スタジアムで試合を見たし、帰ってから録画も見たし、JリーグアフターゲームショーやJリーグタイム、スポーツニュースもはしごした。

なのに、試合が霧のかなたのように思えてしまうのは何故だろう。

雨に煙るピッチのように、試合の数々の場面がかすんでしまっている。

なんだかよくわからない試合だった。

大方の意見は、

前半は「慢心」「昇格組に弱い悪癖」「サイドが上がりっぱなしでスカスカ」で、2失点。

後半は「千真のゴールで息を吹き返し」「若き10番小野の大活躍で大逆転勝利」「よかったよかった」「以前なら勝ちきれなかったのが勝てたのは大きい」。

「暫定2位!」「和司名将!」

というところかな。

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清水戦に比べると、観客が少ない。福岡側はもっと淋しい。

前半は、私が見ていても、最終ラインが低すぎて、前と空きすぎ。ぽっかり真ん中が空いていて、そこに相手ボールが入ると追いかけるのは俊輔だから、追いつけない。そんな形が何回か、そして、いとも簡単にシュートを決められてしまう。

上がった後の戻りが遅かったし、ボールへの詰めも甘かった。前線からの守備もなかった。

雨が強くなって、オーバー30は動きが重かった。連戦でお疲れなのかなぁと思ったり、やっぱ、「すぽると」なんかに出てるからじゃない?なんて思ったり。

2点目なんて、みんな何ボォーっとしていたんだろう?ボールを見ていて城後選手を見ていない。「ゴールは簡単なお仕事」に見えた。お粗末様。

ガックリ、失望してしまった。

これなら、サッカーを見に来るんじゃなくて、渋谷のデモ(2時開始)にでも行った方がよかったよ、なんて思った。帰っちゃおうか、なんて思った。

今抱えているいろんな不安まで胸の底から湧いてきて、「やだなぁ、自分は一体ここで何してるんだろう」ととりとめのない気持ちになった。

たかがサッカーで、そんな気持ちになる自分に逆にびっくり。ダメだ負けちゃ。

ハーフタイムは大きなブーイングだった。回りの人たちが「25番は交代ですね」なんて言ってた。

でも、後半選手が入って来た時、ビックフラッグが再び1階ゴール裏に広げられ、サポーターはキックオフと同じ歌?を歌って選手を鼓舞した。

それが功を奏したのか、開始すぐに千真のゴールが決まった。

「行ける行ける」と周りの観客達の声。

俊輔のFKは魂がこもっていた。あの低く強いシュートは、勝つんだ!という意思表示に思えた。

小野が入ってから、横パスが減って前線へ前線への動きが増えた。福岡はジリジリ下がった。小野は相手選手と競った時、腕で顔を払ったのかな、相手選手はしばらく起き上がれなかった。ああいうことを平気でやってしまう、恐るべき18歳。

同点ゴールは「え?入ったの」とびっくりの唐突さで決まった。JAGSでベストゴールに選ばれるのも納得のいいゴールだった。

逆転のシュートもよく見えなかった。周りの人たちが飛び上がったのだけど、私はよくわからなくて、ボールがネットの中にあるのを見て、ようやくゴールと分かった。

「小野だ、小野だ」と周りの人たちが叫んだ。
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私はこの画面で、小野と知った。

テレビで見ると角度の無いところから左足。並みの選手じゃない、って本当に思う。
(やべっちFCでWOWゴールに選ばれてた)

とにかく勝ててよかった。
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けど、不思議な試合だった。前半と後半の試合内容の違い、選手の動きの違い、気持ちの違い、は何故なのか?

というより、前半の選手は一体どうしたの?

今年のマリノスは、昨年より強いような気もするけど、「不思議」感覚が払拭されないと、まだ安心できない。もやもや。

帰り、お父さんが子どもに「2点差をひっくり返すのは大変なことだよ。それが出来たのはあきらめなかったからだ。何事もあきらめないことが大事だよ」と話していた。

「そうね」と思いつつ、福岡の側から見れば「頑張ってもチーム能力の差は如何ともしがたい」とも言えるわけで、世の中厳しい。意地悪おばちゃんでごめんね。

雨がやんでいたので、自転車で来て、途中強い雨だったのでどうしたものか、と思ったが、後半から雨がやんだ。問題なく自転車で帰れた。今年は「自転車でゴー・スタンプ」がないので、ちょっとさみしい。
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