2011/6/30

6月も終わり  原発関係

住宅街を通った時に甘い香りがした。クチナシの花が咲いていた。

近くの家の軒先にあったツバメの巣からヒナ達が巣立った。1週間前くらい前、巣のそばの電線に7羽くらい止まっていたが、段々数が少なくなり、今日は1羽しか見なかった。

もう夏至も過ぎて、6月も終わりだ。

最近のワイドショーの話題はレディ・ガガだった。日本を応援するために来日してくれた。ジェニファー・ハドソン(映画「ドリームガール」でアカデミー賞助演女優賞)も仙台を訪れて被災者を励ましていた。彼女は家族を殺害されている。肉親を失った悲しみを誰よりも理解できる。

日本を応援してくれる気持ちは本当にありがたい。

先日、横浜スタジアムのそばを通りかかった時、東北復興支援のバザーをしていた。

ボランティアに行くこともできないし、行っても足手まといにしかならない。せめて物資購入で支援の気持ちを表したい。

岩手の漬物を買った。ナスをりんご酢とりんごジュースで漬けたものや、ごぼうの漬物など3種類千円。これがとても美味しい。機会があったら、また購入したい。その他小物を購入。

お釣りが100円ちょっとあったので、「ひまわり」を買った。ヒマワリは復興のシンボルでもあるという。友人達も次々買ったので、おばさんグループが手に手にヒマワリを持って歩いていたわけだ。

どういうわけか、おじさんが「それどこで手に入れたの?」と聞いてきた。おじさんもヒマワリに関心があるのかな?

友人の一人は岩手の味噌を購入。彼女曰く「味噌は放射能を取り除く」。・・・広島・長崎の経験からも味噌汁が効くことが証明されているというのだが。

本当かなぁ?別のところから、チェルノブイリの時も日本から欧州への味噌の輸出が急増したという話も聞いた。

NHK「あさイチ」では、「りんごがいい」と言っていた。ペクチンに放射性物質排出効果があるそうだ。

同じくNHK夜9時の「ニュースウォッチ」では放射能から身を守る調理法を特集していた。葉物はとにかくよく洗う。そして茹でる。茹で汁は捨てる。

魚は煮魚。焼くと表面を固めてしまうからよくないそうだ。とにかく茹でる、煮る。セシウムは水に溶けやすいので、水分で調理するのがいいようだ。

けど、こういう特集をさも自然に何でもないようなことのように放送するってどうなの?美味しい香辛料の使い方、と同じ話法で放射能を取り除く調理法を説明する。

こんなこと、すごく異常なことだよ!

こういうのが日常になっていくのかなぁ。日本人はもう放射能とともに生きていくしかないのか。

ところで、知人から、東京電力の人たちが消費生活センターや消費者団体に原発問題について説明に回っているという話を聞いた。説明と言っても東電が記者発表しているのと同じ内容。

以前はなかったことだそうだ。

ご近所には時々東京電力の「節電のお願い」の宣伝カーが来る。

こんなことより、被災地に行って必要とされるボランティア活動や、放射能除染活動をすればいいのにと思う。

もちろん社員は業務命令でやっているわけだから、彼らの責任ではないけど、会社の姿勢というか、体質がよくわかる。

原発施設の安全設備を整えたり避難方法を周知徹底するより、「安全神話」広報宣伝に力を入れていた今までと全然変わっていない。ごまかし。姑息。

今日の東京新聞は「被曝問題応えぬ労組」と東京電力労組や電力労連を厳しく批判していた。

「市民団体 作業員の支援を要請」に対し「東電労組 対応すら拒否」、電力労連「回答非公開」

国会のゴタゴタといい、まったく!

佐藤栄佐久前福島県知事「この国の中枢は腐っている」という言葉を思い出してしまった。
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2011/6/26

バビロンの陽光  映画

時間が空いたので、映画を見たいと思った。ネットで検索したが、シネコンにはあまり見たい映画がない。ミニシアター系を捜して、この「バビロンの陽光」を見つけた。

イラク映画。イラク映画はどんなものだろうか?という素朴な好奇心から、この映画に決めた。

イラクで映画が作れるのだろうか?今もたびたびテロのニュースが流れるのに、映画の撮影ができるのだろうか?

そんな無知のまま銀座まで出かけた。

映画館は30名程度の入り。シネスィッチ銀座にはあんまり行かないけれど、それでも満席だったのはレディズデーの「リトルダンサー」だけかな。あとは今回同様空席が目立っていた。

フセイン政権が崩壊して3週間後、行方不明の息子を捜して、クルド人の母親が孫ととともに旅に出る。息子がいると思われる刑務所まで900km。

映画の出来云々以前にイラクの現実に、押しつぶされそうになる。40年間に行方不明者150万人。途方も無い数字だ。

フセインの圧政下、クルド人虐殺で死者18万人。イラン・イラク戦争、湾岸戦争、そして9.11後のアメリカイラク侵攻での死者10万人。

老女と孫が旅するイラクの風景は広漠たる砂漠だ。首都バクダッドもまだ戦争の余燼の中にある。破壊され荒れ果てている街。その中で生きている人々。

それでも、この映像を私は美しいと思った。CGのあの暗い人工的な画面ではない。

この映画が重い題材にもかかわらず、見るのが苦痛ではないのは、孫の少年の存在が大きい。目が大きい、とてもかわいらしい少年だ。屈託のない表情で生き生きしている。

(主演の祖母と少年は素人だという)

それでも、映画が進むにつれ、無邪気な彼の顔が大人びていく。最初は毅然としていた祖母は次第に疲れの色を濃くし、顔から生気が失われていく。

刑務所では息子(孫の少年からは父親)を見つけることができず、病人がいるというモスクや集団墓地を捜す。新たに発見された集団墓地にはおびただしい人骨が埋まっていた。

その墓地には夫や息子、兄弟を失った数多くの女たちがいる。イスラム女性の黒い服装が喪服そのものに見える。

老女が息子の「赤ん坊」だった頃を語ると、涙がこらえきれなってしまった。

一くくりに10万、150万と数字で言ってしまうが、一人一人、生まれた時のことを思う。柔らかな頬があり、指があり、つぶらな瞳があった。その一つ一つの命の重さを思った。

重い暗い話だが、助け合う庶民の姿や、加害・被害の間での赦し、将来の夢を語る少年の姿に希望も見出せる。

150万人の行方不明者がいて、今なおテロや混乱のイラクで生きている人々がいる。3.11以降の日本は、この程度のことでへこたれるわけにはいかない、と(そういう見方は誤りかもしれないのだが)力づけられたりした。

上映は7月15日まで。

話は違うが、シネスィッチ銀座で見た予告編はどれもみな魅力的で、ぜひ見たいと思うようなものばかりだった。「岳」を見に行った時の予告編とは大違いだった。
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2011/6/25

立ち話の効用  生活

出先でホームを歩いていると、突然腰のあたりを叩かれた。「え?」と思って振り向くと、ベンチに座っている人が「久しぶり〜」と言う。

あら、幼稚園通園友達、いや、産院友達じゃないの。娘と2日違いに生まれたお嬢さんがいる。幼稚園以来だから、一体何年ぶり?20年ぶりくらいかな。

「どうしてる?」と近況報告をしあう。似たような境遇だね。

昨年末には新横浜プリンスぺぺのトイレで、元ご近所さんにバッタリ会った。それも10年ぶりくらい。彼女が引越しして以来だ。

「働いてるでしょ?」と聞かれたので、「うん。でもどうして?」と聞くと、駅のホームで見かけるという。私は全然気づかない。

「でも会わないじゃない。ホームのどこにいるの?」と聞くと「逆方向に向かう電車から、見てるのよ」とのこと。

もう油断も隙もないもんだなぁ。私はいつもボォーっとしているから、気をつけないといけないなぁ。

でも、思いがけないところで古い知り合いに会うと嬉しい。といっても、昔と同じようにたわいもない立ち話をして「じゃ、またね」と別れる。次いつ会えるかわからないのに。

バイトから帰る途中に、知人とバッタリ会った。話していたら、先日の「五嶋みどりディオリサイタル」に行っていたという。あら、同じホールにいたのね。(彼女は1階の前の方。私は3階の後ろの方)。

「素晴らしかった」で意見一致。今までのバイオリンコンサートとは「次元が違ったよね」。同じ感動をともにしていた。

小山実稚恵さんの10月のコンサートチケットを購入済みだというから、また一緒の空間にいることになる。

立ち話で音楽の話ができるのは、嬉しいことだ。

中国語を習っていた時の知人にも1年ぶりくらいにスーパーで会った。また、月のうち10日は実家で介護をしている知人にも、久しぶりにあった。立ち話をする。

久しぶりなので、今年は大変な年よね、という話になる。

3月11日はどこにいた?どうだった?と。

音楽好きの友人は表参道から歩いて帰ってきたという。中国語の友人は近所のお店にいたので帰宅に問題なし。が、娘さんは東京駅近くの会社だったとか。新幹線は比較的早く動いたので、新幹線で新横浜駅まで帰ってきたという。

介護をしている知人の娘さんは、勤務先の羽田から歩いて武蔵小杉まで来たところで、東横線が動いているのを見た。そこから東横線で帰ってきたという。

本郷から歩いて帰ってきた人もいる。銀座から帰ってきた人もいる。美容院で聞いた話だと、綱島街道や環状2号線は歩く人でいっぱいだったそうだ。

(その頃私は埼玉県)

日吉に住む知人は、ものすごく揺れて、食器棚の観音開きの戸が開いてしまって中から大切にしていたカップ類が落ちてほとんど割れてしまったという。博多人形の首も折れてしまって無惨だったとか。ショックで泣いてしまったそうだ。

仙台の知人は、3月11日と4月11日と、2回の地震でお皿や茶碗、コップ類が割れてしまったけど、なんと「ヤマザキ パン祭り」でもらった「白い食器」は2度の揺れにもなんともなかったそうだ。すごいぞヤマザキパン祭り。

そんな話を聞くと、私も飾ってあるティーカップを使わなくちゃと思う。普段は楽だからマグカップだけれど、それらカップ類、使わないまま割れてしまうのは悲しすぎる。ちゃんと使ってあげよう。

友人、知人達と短い立ち話でも、いろいろなことを思い出したり、反省したり、共感したり、生活のヒントをもらったりする。

おばさんの立ち話の効用です
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2011/6/24

サッカー欠席など  サッカー(マリノス)

ここしばらく、マリノスの試合を見ていない。アウェイはもちろん行けないし、土日に抜けられない用事があり、ホームゲームにも行けないでいる。

その間、2勝2敗1分。何とか上位に食らいついているが、ACLを狙うには力不足を感じる。

次は山形。山形に行かれる皆様、応援よろしくお願いします。

本日未明ロンドン五輪予選クェート戦(アウェイ)があった。もちろん見なかった。たぶん、勝ち抜けるだろうし、マリノスの選手は出ていないし、木曜深夜金曜朝という時間帯は起きてはいられない。

が、結構ハラハラ試合だったみたいね。予選突破おめでとう。最終予選はどういう組み合わせになるのだろうか。DF陣がひ弱みたいだから、金井君ガンバって。それと、もちろん小野君や栃木に行ってる水沼宏太もメンバーに選ばれて欲しい。

今日、友人のNzさんがドイツに向けて旅立った。「なでしこ」を応援するためだ。ドイツで3試合見てくるという。Nzさんは、北京五輪でも、W杯予選カザフスタン戦でもテレビに映ったから、「なでしこ」の試合でも映ると信じてる。こっちから念を送るね。

昨日はNHKBS「熱中スタジアム〜南米サッカー〜」を途中から見た。南米サッカーファンが熱く贔屓の国や選手について語っていた。

選手の汗の染み込んだユニフォームを集めている男性。200着くらい持っているという。チームが宿泊するホテルを調べて、同じホテルを予約して、選手に直接交渉するのだそうだ。

メッシのユニもあった。日本からは大黒さん・ドイツW杯ユニ。臭いの一番きついのはアドリアーノ(ブラジル・ドイツW杯代表)というのに笑った^o^;

女性達が「フォルラン(ウルグアイ)の腹筋(脇のなんとかいう筋肉)がいい」とか、
「いやいや筋肉だけじゃダメ、顔も。やっぱロケ・サンタクルス(パラグアイ)でしょ」とか、言い合っているのも可笑しかった。

ま、南アフリカじゃフォルランの勝ち。

ブラジル人が「ブラジル以外はサッカー後進国」と言い放った×o×

全員からブーイング浴びてたけど、こういうサッカーお国自慢はほんと面白い。

次は「ブラジル対アルゼンチン」特集とのこと。ペレとマラドーナはどちらが偉大か?って、偉大な選手はペレと思うけど、魅力的なのは断然マラドーナでしょう。

「なでしこ」とコパ・アメリカ、とても楽しみだ。
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2011/6/20

木村監督の記事  サッカー(マリノス)

今日(6/20)の東京新聞地方版に「Mrマリノス木村監督 Jを語る」(聞き手 財徳健治氏)が載っている。

見出しは「正念場の夏の陣」 「まだ力が安定せず」

現在のマリノスは「内容のある試合と本来の持ち味が出ていない試合が交互になっている。選手の精神的な面も影響しているのかな、と思いますね」

ここ3戦についての木村監督の見方。

柏戦
「動きの硬いこと硬いこと・・・」。「相手のデータに縛られすぎたというのか、考えすぎていた」。「選手への指示が中途半端だったかもしれん」

C大阪戦
「局面での細かい指示を出して徹底させた」「あいまいな受け止め方をさせてはいけん」「うまくはまって選手はのびのびプレーした」

G大阪戦
「前半のビッグチャンスをモノにできず、逆に相手にペースを握られて終わってしまった」「まだ力が安定していないのかな」

7月は7試合という厳しい日程だが、
「選手たちの『優勝を目指して』の意識は高まっていますから、しっかりかじ取りをしますよ」とのこと。

しっかりかじ取りをお願いします。

私は3試合とも、あまりまともに見ていない。いや、C大阪戦の得点シーンと、勇蔵の飛び蹴りシーンは何度も見た^o^;

う〜ん。気づいてみれば、徐々に定位置じゃないか。川崎に上に行かれちゃってるし。何やってるんだろ。

その上、俊輔がケガで全治3週間。

ま、この間に狩野やアーリアが頑張ればいいことだね。もうそろそろ「アイツはやっぱすごい!」という結果を出してほしいなぁ。毎年毎年、期待してるんだからね。

昨日はU17ジャマイカ戦とU22クウェート戦をみた。どちらも勝利でめでたい。

U17には喜田選手が選ばれているらしいが、出ていなかった。U22は比嘉選手がマリノスに来るらしいというので、どの選手だろうか?と捜した。

やっぱり、マリノスの選手がキャプテンとかエースとかでないとつまらない。宏太や金井君端戸、斉藤学がいたAFC「U16選手権・シンガポール」は楽しかったなぁ。彼らが今、U22にいない、なんて信じられない。

今JFAのサイトで当時のメンバーを見たけど、浦和、磐田なんかは結構今も残っている。マリノスユースガンバレ!きっと最終予選やロンドン五輪には選ばれていると信じている。
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2011/6/18

さようなら原発 署名  原発関係

鎌田慧さん、内橋克人さん、澤地久恵さん、坂本龍一さん、落合恵子さん、鶴見俊輔さん、瀬戸内寂聴さん、大江健三郎さんらの呼びかけで
「さようなら原発1000万人署名」が始まっている。

署名用紙は以下のページからダウンロードできる。
http://www.peace-forum.com/no_nukes/2011/06/110615sayounara-genpatu.html

ぜひ皆様、署名にご協力をお願いします。

本日、汚染水浄化システムの本格稼働が始まったがわずか5時間で停止だという。1ヶ月に1度取り替える予定のセシウム吸着装置が5時間足らずで交換基準に達してしまったとのこと。再開の目途は立っていない。

この浄化システムについては効果を疑問視する声もあったが、東電にとっては望みの綱だったから困ったことになった。それほど汚染がひどいということでもあり(交換基準が低すぎるか?)、汚染水の行き場がないということでもある。打開方法を見つけて欲しいと祈るような気持ちでいる。

Happy20790さん(現場作業に当たっている方)のtweetによると(検索してみてください)

「みんなに勘違いしてほしくないのは、循環冷却って言っても燃料貯蔵プール(SFP)の冷却と原子炉内(RPV)の冷却とは違うってこと」
「SFPの冷却は(中略)1ヶ月で出来る可能性はあるけど、RPVの循環冷却の方はまだメルトダウンした燃料の現況は把握してないしルートもまだ検討している段階だから非常に難しいという事」

京大の小出先生は、メルトスルー(東電も認めている)なら循環冷却はできない、と言っている。岩盤まで達する深い穴を掘りコンクリ壁で囲むしかないとのこと。

海江田経産相は全国の原発再稼働を要請したという。福島原発の「敗戦処理」すらできず、どの面下げて言うのだろうか。

「安全確認ができた」と経産省、原子力安全・保安院が言ったとか。彼らの言うことは全く信用できない。

先日見た「ガイアの夜明け」の元GEの技術者は「10時間も燃料を空焚きすればメルトダウンする。疑いの余地は0%もない」と言っていた。政府が認めたのは2ヵ月後ムカッ

脱原発のドイツはフランスから原発エネルギーを買っているという話が広く流布されているが、東京新聞6/15「核心」には次のようなことが載っていた。

脱原発を政府に勧告した独政府倫理委員会のミランダ・シュラーズ ベルリン自由大学所長:
「ドイツは電力を輸入するときは、再生可能エネルギーを最優先にし、火力発電も購入している。原発の電力は送電網から選別が可能で、その量はわずかだ。逆にフランス、オーストラリアやオランダに電力を売却することもある。実際は電力の出入りは差し引きゼロだ」

アメリカの豪雨で原発の一部が水没して電源が喪失したとか、フランスの渇水で川の流量が減り原発が停止したとか、日本以外でも原発は自然災害に弱い。

今日は、Ustで福島の農家の方の話を聞いた。現地の方でなければ分からない貴重な話だった。結局、全部自分達で手探りで農地汚染と向き合っていくしかないとのこと。その覚悟も窺えた。40歳以上の人は福島の野菜を食べて下さいとも。

先日参加した「脱原発6.11アクション」の新宿デモ。私は一部を歩いただけで、その前の中央公園であった集会も見てないし、アルタ前の集会も知らない。

それらの動画が上がっている。

小熊英ニさんのメッセージ。保守右翼(新しい教科書を作る会元会長)の西尾幹二氏が原発事故を受けて「脱原発」に考えを変えたとのこと。愛国者なら当然だと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=Ki2KI9pmXto&NR=1
また、原発は民主主義と相容れない、なぜか、を語っている。

デモの様子はこれが一番わかりやすいかな。
http://www.youtube.com/watch?v=lqKaC23g2b0

それ以外にも、2ヶ国語による動画や、飛び入りで「表現の自由」を熱く語った弁護士の動画など様々なものyoutubeにあがっているので、ご覧ください。

雨宮処凛さんの報告。今まで街宣車の上からこんな大勢の人たちを目にしたことがないと驚いている。
http://news.livedoor.com/article/detail/5636632/?p=2

落合恵子さんの日記(6/13)にある「6.11広島」でのメッセージ
http://hug-read.blogspot.com/p/blog-page_03.html#110613

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2011/6/18

五嶋みどりデュオリサイタル  音楽

五嶋みどり&オズカー・アイディン デュオ・リサイタル2011(みなとみらいホール)に行ってきた。

演奏が終わった瞬間、「私が今まで聞いてきたのはヴァイオリストの演奏で、今日のは芸術家の演奏だった!!」という訳の分からない感想が浮かんだ。

美しい響き、伸びやかな音、優れた技術のヴァイオリンは何度も聴いた。うっとりしたり、感動したりした。

けど、そのレベルと違うような気がした。

五嶋みどりさんとオズガーさんの演奏は、音をギリギリまで追及し、演奏の限りを尽くし、曲の全てを表現しようとした、という気がしたのだ。「ギリギリ限界の表現」という言葉が何度も浮かんだ。

一方で、もちろん円熟の余裕を感じる演奏もあった。

今なお、あの時の演奏を思い浮かべようとして、放心状態のようになる。生の演奏は再現性がない。ただ、「すごかったなぁ」という記憶だけが残る。

プログラムは
モーツァルト「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 K.526」
ブラームス「ヴァイオリンソナとピアノのためのソナタ 第1番 ト長調 Op.47」
ウェーベルン「4つの小品 Op.7」
ベートーベン「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 第9番 イ長調「クロイツェル」Op.47」

モーツァルトの曲が始まるとすぐに、「睡眠時間5時間弱、夕飯を食べたばかり」の影響で、コックリコックリ居眠りを始めてしまった。頭がガクッとなって目が覚めた。モーツァルトは気持ちよかったなぁの感想。

ブラームスは大好き。この1番は有名な「雨の歌」だ。最初から繊細な音で、引き込まれた。美しい。

五嶋みどりさん自らの解説(コンサート・プログラム)によると「シューマ夫妻の息子が24歳で若死にした直後に作曲された。(中略)完成した楽譜を受け取ったクララ・シューマンは『感涙せざるをえませんでした。・・・あの世へは最終楽章とともに行きたい』」と言ったそうです」。

3楽章が始まると、「あぁ、この曲」。この曲を聴けて幸せだった。

ウェーベルンの曲はまさに現代音楽。鋭い演奏だった。

ベートーベンは、現代音楽の後に聴くとまさに「王道」。みどりさんの演奏も圧巻だった。終わった途端、飛び上がるように拍手した。

普段音楽を聴いていると、いろんなことを考えている。音楽とは関係ないことを考えたり、次々連想が浮かんだりする。だけど、その隙もない。ただただ音に浸っていた。何も考えなかった。圧倒されていた。

だけど、思い出そうとしても演奏や音が思い出せない。圧倒されたすごかったという記憶しかない。悔しいなぁ。

だから、また演奏会に行きたい。もう一度あの感動を味わいたい。

20日にサントリーホールでリサイタルがあるけれど、無理だ。

「チケットがあるようだったら、ぜひお聴きになってください」とお勧めします。(演奏曲目は変わります)

演奏後、サイン会があった。すごい人で、列はロビーの階段下から入り口近くまで伸びていた。みどりさんのお姿はちらりと見えた。柔和な笑顔だった。私も並べばよかったかな。会場で販売していたCDには「クロイツェルソナタ」がなかったので買わなかったのだ。

みどりさんのCDは何枚か持っている。アバド指揮ベルリンフィルとのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」は聴き過ぎて、私の中の「標準」となってしまっている。他のヴァイオリニストの演奏を聴いても、みどりさんの演奏とつい比べている。優劣をつける意味ではなくて、ここのテンポが違うとか、そんなこと。

子どもたちにはピアノを習わせたけど、孫にはヴァイオリンを習ってもらおうかなぁ^▽^
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