2011/9/21

さよなら原発集会  原発関係

デモと一緒にちょっと歩くだけでも、と思い、明治公園で開かれた「さよなら原発 5万人集会」へ行ってきた。

暑い日だったので、集会の最初から炎天下にいることは無理。デモの始まるちょっと前に着けばいいや、と1時頃東横線に乗った。千駄ヶ谷駅は混んでいるとのことだったので、銀座線外苑前から行くことにした。

外苑前駅から国立競技場へ続く道を歩く。サッカー以外でこの道を歩いたことはなかったなぁ。

日本青年館の前まで来るとそこでも人があふれている。機動隊の装甲車も5台くらい並んでいる。でもおまわりさん、ソフトな警備。「警察車両が通りま〜す。」の声も柔らかい。新宿デモの時はもっと高圧的だったよ。

公園に入ったところで聞こえてきたのは澤地久恵さんの声。よく聞き取れない。次はドイツ環境団体代表の方。「脱原発はできるかできないではなく、政治的にやるかやらないかだ」通訳がそう伝えると大きな拍手が起きた。
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すごい人、人、人。電波状態が悪く、友人とは会えなかった。

山本太郎さんのスピーチはさすがに聞き取りやすい。

3.11で人生が変わったと話す。新聞によると大江健三郎さんは「私らには民主主義の集会や市民のデモしかない」と発言したそうだが、太郎君は河野太郎議員の言葉を引いて「集会やデモは政治家に対して圧力にならない、自分の選挙区の政治家にプレッシャーをかけましょう」と言った。意見の相違。違うのがいいんです。

まぁ、両方やればいい、と言う話。

一番胸打たれたのは、福島から来た女性(武藤類子さん)のスピーチ。
さようなら原発5万人集会の公式HPより引用)
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さて、皆さん。福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋を望む浜通り。モモ・梨・リンゴと果物の宝庫の中通り。猪苗代湖と磐梯山の周りに黄金色の稲穂が垂れる会津平野。その向こうを、深い山々が縁取っています。山は青く、水は清らかな、私たちの故郷です。

 三・一一原発事故を境に、その風景に、目には見えない放射能が降り注ぎ、私たちは被ばく者となりました。大混乱の中で、私たちには様ざまなことが起こりました。

すばやく張り巡らされた安全キャンペーンと不安の狭間で、引き裂かれていく人と人とのつながり。地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人が悩み、悲しんだことでしょう。

 毎日、毎日、否応なく迫られる決断。逃げる、逃げない。食べる、食べない。子どもにマスクをさせる、させない。洗濯物を外に干す、干さない。畑を耕す、耕さない。何かにもの申す、黙る。様ざまな苦渋の選択がありました。

 そしていま、半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、事実は隠されるのだ、国は国民を守らないのだ、事故は未だに終わらないのだ、福島県民は核の実験材料にされるのだ、莫大な放射能のゴミは残るのだ、大きな犠牲の上になお原発を推進しようとする勢力があるのだ、私たちは捨てられたのだ――。私たちは疲れと、やりきれない悲しみに、深いため息をつきます。

 でも口をついてくる言葉は、私たちを馬鹿にするな、私たちの命を奪うな――です
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その後デモが始まった。個人・市民団体のパレードに参加することにした。明治公園から外苑前駅方面へ歩き、青山通りに出て、表参道へ行くコース。

だが、全然動かない。1時間以上、公園に留まったまま。ラッシュアワー並みの混雑で、あんまり人に接近すると加齢臭の人もいるので困る^o^;

ようやく動き始めた。でも止まることが多い。ちょっと歩いては止まる。車道を4〜5列で歩く。

ただ単に歩いていたら、元気に声を出して行きましょう、との声がかかる。「さよなら原発」「子ども達を守ろう」「放射能はごめんだ」慣れないから、あんまり大きな声が出ない。

気づくと「原子力資料情報室」の旗があった。いつも情報提供ありがとうございます。その旗のそばを歩いた。近くはベビーカーの赤ちゃん連れもいた。

プラカードを持って歩道を歩く人も多い。カメラで記念撮影する人も。

赤信号ではきちんと止まる。駐車場から出る車があると止まる。青山通りに出るところでは何度も信号に待たされた。

青信号になったので、走るようにして歩く。歩道橋の上に山本太郎くんがいて声をかけていた。表参道へはちょっと登りになる。わずかな傾斜だが、ずっと立っていたので、足が固まっている。腰も痛い。少し遅れ気味になった。

表参道に到着。熱中症気味にもなり、疲れた。ゴメン体力なくて。最後まで付き合うと夕食までに家に戻れない。デモから離脱。

個人で参加して、集会でもデモでも誰とも話すことなく、ただ単に歩いてきただけ。でも、思いを共にする人がこれだけいた、ということはとても嬉しかった。

福島の悲しみ、怒りを自分のこととして、これからも参加していきたい。
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