2013/8/31

ベネディクトブーム?  映画

「アエラ」の表紙にベネディクト・カンバーバッチが来るなんて、ちょっと前まで想像できなかった。

今年2月にこのblogで「雑誌ではベネディクトブームが来ているらしい」と書いたが、その時はミステリー雑誌とか映画雑誌とかに限られていた。

天下の「アエラ」だもんなぁ。女性週刊誌にも載った。朝日新聞の「ひと」欄にも掲載されたらしい。

2011年夏の「シャ―ロック」シリーズ1で、なんて面白いのだろうと思い、政治記者・翻訳者の加藤佑子さんのblogで、更にこのテレビシリーズのすごさを知った。そして2012年7月のシリーズ2のエピソード1「ベルグル―ビアの醜聞」で、もう完全にはまった。知る人ぞ知る、と思っていたのに、わずか1年でこのブーム。あれよあれよという感じ。

一昨年あたりは情報を取ろうと思うと、ネットしかなかった。日本だけでなく、海外のファンページも見た。

「アエラ」の記事では「SNSやネットでスターになった」なんて書いてあったけど、マスメディアでは扱っていないから、ネットに頼らざるを得なかっただけの話。

ベネディクトが出演する映画やテレビ、授賞式、イベント(本のフェスティバルとか)等もずっとネットで追っていた。

表に出始めたのは「ミステリーマガジン」の「シャーロック再生」が売り切れになった頃からかな。映画雑誌、エンタメ雑誌で少しずつ扱われるようになった。

その頃は嬉しくて、出版される度、購入していた。

そして12月の初来日。500人のファンの出迎えで、大手も気づいたみたいだった。今年上半期、雑誌の表紙を一番多く飾ったのがベネディクトだった。

「スクリーン」誌に「人気スターも段々歳を取り、人気シリーズ(ハリーポッターとか、トワイライトシリーズとか)も終了し、どこかから新星が現れないかと、若手スターをいろいろ当たっていた。ところが、思いもよらぬところから、しかも37歳という俳優が現れて、映画雑誌の売り上げを押し上げた。ビックリ」というような記事があった。

ベネさんファンは購買力のある女性たちが多いから、雑誌も売れるのだろう。

だけど、多すぎて、もう全部は購入できない。インタビュー記事は大体同じ内容だしね。

「スター・トレック イントゥ・ダークネス」公開前後はテレビでも軒並み取り上げた。一番面白かったのは「あさイチ」かな。瀬戸内寂聴さんが「あんまり好みじゃない」と正直なのがよかった。でもインタビューを少し見ただけで「頭のいい人ですね」と言ったのはさすがでしたね。

雑誌やテレビもいろいろ見たけど、結局戻るのは「シャーロック」のブルーレイ・コメンタリーだなぁ。脚本のモファットさんや、ゲィティスさん、マーチンなどとの撮影裏話。ベネディクトの人となりが一番わかって笑える。

今後は、ベネディクトの新作映画を楽しみにしよう。「ホビット」、「The Fifth Estate」、「12 Years A Slave」、「August: Osage County」、 「The Imitation Game」と続く。

特にウィリークスの創設者アサンジを演じる「The Fifth Estate」とコンピュータサイエンスの父と言われるアラン・チューリングを演じる「The Imitation Game」が楽しみだ。

そうそう、雑誌「CUT」はベネディクトだけでなく、宮崎駿さんの長いインタビュー記事があって、それも興味深かった。「風立ちぬ」は、なかなか複雑な作品みたいだ。

クリエーターの方々の評価が高く、一般人にはイマイチ、とのこと。つまり私は一般人そのもので、この作品に心動かされなくても、それはそれでよいのだと思った^o^;

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2013/8/30

強いマリノス!浦和戦  サッカー(マリノス)

鹿島戦の敗戦が心に重く、中3日での試合、日産スタジアムでしばらく勝ててない浦和相手、ということで、小心者の私は胃が痛かった。絶対負けるわけにはいかないから、余計悲壮な気持ちだった。

だけど、そんな心配は全くの杞憂。あの不安は、勝利の喜びを際立たせるスパイスのようなものだった。

7時頃スタジアムに着いた。東ゲート広場はビヤガーデンになっていて、生演奏の歌が心地よく響いていた。

試合前に、ダノンネーションズカップで優勝したプライマリーの報告会があった。キャプテンのGK君が良く通る声で、しっかり世界大会への意気込みを話した。

(だいぶ前、プライマリーが優勝した時、くりくり坊主の小柄なキャプテンがやはりりっぱに挨拶したけど、誰だったのだろう?どうしているかな?)

レッズからも励ましのコールがあったように思ったが、これは言葉が聞き取れなかったので、違うかもしれない。

レッズは平日開催ということもあり、1階席のみ。以前より応援の迫力がないように感じた。

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選手入場。学選手が7月月間最優秀ゴールの表彰を受けた。
今日は関東学院デーなので、関係者3人(校長先生もいた)が激励。関東学院の学生さん沢山来場されたかしら?

さて、試合。(いつものように素人感想です)

最初はお互い様子見の感じだった。少しずつマリノスが押し込んでいく。

森脇の負傷。あれは学くんがボールを待ち構えていたところに強引に飛びかかって行った。そして、ドンと尻から落ちた。立ち上がれなかった。一時ピッチに戻ったが、結局負傷交代。

近くの人たちは「坪井が来るよ、その方がいいね」とヒソヒソ。かつてのスピードあふれる雄姿はなく、今は凡庸な選手のようだ。

その坪井、俊輔のプレッシャーに苦し紛れの横パス。受けた那須がクリアでなく、繋ごうとして、小椋の餌食になった。俊輔、苦も無く決めて先取点。

那須のあのオロオロはアテネ五輪や07年マリノスでの右サイドのプレーを思い出した。変わってないね。もうすぐJリーグ300試合出場だとか。どこへ行ってもそれなり愛されているようだけど、マリノスでのCBは無理な話だった。

浦和GKは那須ではなく、坪井に詰め寄るような感じで何か言っていた。厳しい顔だった。

それから数分で、今度はマルキ。あんなに何人も浦和の選手がいたのに、あんなシュートを決めてしまうなんてすごいなぁ。周囲も皆立ち上がって、大喜び。タオルを振り回した。

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マルキゴールを喜ぶ選手と観客の拍手する手。

学は鋭いドリブルやマルキとのコンビで浦和守備陣を苦しめた。また守備にもよく走っていた。前ほどは倒れなくなった。

でも、と敢えて言いたい。後ろからのボールが上手く収まらず、「あ〜あ」とばかり天を仰いでいた。その時後ろから走ってきて浦和のDFにプレッシャーをかけたのは俊輔だった。学くんもボールが取れなかったら、嘆く前に、まずボールを追ってほしい。

浦和はマリノスの前線からのチェックに苦しみ、前線にボールが入らない。コースを限定されるからマリノスはたやすく奪ってしまう。興梠や原口はどこにいたの?というくらい、攻撃らしい攻撃がなかった。

前半終了。他会場の経過で、広島が負けていると知る。

後半。マリノスの選手は出てくるのが遅かった。氷プールに入っていたのかな(スカパー、中尊寺さんのレポート)。

2−0ではまだ安心できない。何しろ前節0−3をひっくり返した相手だ。と、ドゥトラから、俊輔へパス。このゴールはすごかった!!周囲から「右足だ」「右足だぞ」と声が上がった。

もうね、俊輔は「日本サッカー界歴代最高の選手」と言っていい。次元が違いすぎる。別格。どんなに言葉を尽くしても、その素晴らしさは言い尽くせない。

キャプテンマークを振り回しながらゴール裏サポーター前へ走る俊輔。かっこいい!その後、しばらくキャプテンマークをはめられず、手に持ったままなのが、おかしかった^o^
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70分頃、近くの顔なじみの方が到着。仕事帰りらしい。「来る時、浦和ユニの人たちが駅に向かっているので、どうしたのだろうと思ったけど、この点差だったからね」と言った。浦和ファン、あきらめが早い。まぁ、マリノスは大分のようなヘマはしない。

後半も後半になると、浦和も攻撃の形ができた。梅崎や槙野がサイドを駆け上がってきた。梅崎はメンバー発表の時拍手があったので「人気あるな」と思ったらケガ開けで、激励の拍手だったらしい。

危ない場面は哲也が見事に防ぐ。CKも数回あったけど怖さは感じなかった。

ところで、マリノスはCKがなかった。珍しい。でもCKがなくても点を取れちゃうのよね〜

俊輔がエンドライン際でDF二人を置き去り(阿部ちゃんの股抜き)にしたのも鳥肌ものだった。あの時間でも、あのキレ(驚)。中町さん、あれは決めてほしかった。(でもマチさんは攻守に大車輪だったので、責める気にはならないよ)

点差があるので、マリノスは余裕のパス回しをする。

「うまいなぁ」と何度も感嘆。黄金時代磐田のパス回しを羨望の目で見たのも昔の話。ボールを受けるマリノスの選手がなぜかスペーススペースに出てきてフリーでいる。そう沢山走っているわけではない。03年に見て新鮮だったボカジュニアーズのようだ。相手が詰めてきても、ボールの置く位置がよいのか、ヒョイとかわしてしまう。これ、ドゥトラが得意技で驚いたものだったが、今や皆マスターしてしまったかのようだ。

マルキ、俊輔が交代。

セルティック時代、下がる俊輔にメインスタンドのお客さんたちはほぼ全員スタンディングオベーションで迎えた。日産でもそうしてほしいと思う。バックスタンドで、チラホラ立って拍手している人がいたけど。

試合終了。圧勝。気持ちいい。俊輔は膝を痛めたみたいで、挨拶には来なかった。(翌日の練習は普通通りだったそうなので、ほっとした)。

この4年あまり、浦和サポの勝利の凱歌を聞かされて気分悪しだったが、この日の浦和サポの撤退は早かった。その代りにトリパラが満開。今日は小椋が素晴らしかったし、とにかくみんな最高のプレーだった。誇りに思う。

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首位奪還。得失点差も一位になった。

3連戦、鬼門のナックスタジアム大宮戦に勝って、このまま首位独走で行こう。
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2013/8/27

明日は浦和戦  サッカー(マリノス)

FC東京に快勝して首位に立ったのに、鹿島に負けて2位に後退してしまった。浦和は勝ち点1差で3位にいる。

鹿島の試合は、前半しか見なかった。危ないシーンが2つ以上あり、心臓によくなかった。もちろん俊輔⇒マルキは素晴らしかったのだが。逆転負けなので、スポーツニュースも、新聞も読まなかった。

鳥栖戦やFC東京戦はスポーツニュースをハシゴして、録画も何度も見返した。俊輔のバックヘッドや何度も切り返してのシュート、マルキーニョスのオーバーヘッドは何度見たか分からない。素晴らしいよねぇ!

エルゴラがいつものコンビニにないと(売り切れ)、ちょっと遠めのコンビニまで行って買ったりした。

サッカーマガジンも買った。何度も読み返す。

勝つとその後1週間くらいずっと幸せだ。負けるとその反動で落ち込む。

で、今度の浦和戦は重要。負けられない。

鹿島の敗因をよく分析して、二度と同じ間違いをしないでほしい。挑戦者の気持ちで、闘ってほしい。

でも、今からドキドキしちゃう。他のチームがもっと取りこぼしてくれればいいのに。と、他力本願にもなってしまう。いや、チームを信じて、応援するしかない。

絶対に勝とう!!
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2013/8/26

みなとみらいで  展覧会

みなとみらいのクィーンズ・スクエアを通りかかったら、こんなのをやっていた。

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ヤング・アメリカンズのパフォーマンス。

ビートルズメドレーなど知っている曲もあったので、手拍子をしながら楽しんだ。エスカレーターを利用したり、フラッシュモブ風でもあった。

アンコールはアカペラで、ルイ・アームストロング「この素晴らしい世界」と5つの赤い風船「遠い世界に」をメドレーにした歌で、きれいだった。

ついでに「プーシキン美術館展」にも行ってきた。平日なのに混んでいた。

プーシキン美術館というとマティス。

いつだったか、上野に「プーシキン美術館展」を見に行き、マティスの「金魚」に感銘を受けた。グッズ売り場で「金魚」の一筆箋を購入。これは裏に金魚の絵が描かれており、表は罫だけ。そこが洒落ている。とても気に入っている。

だから、マティスを見に来た。やっぱり一番好き。

プーシキンは(というか、プーシキン美術館にある美術品を収集した人は)マティスのパトロンだったそう(BS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」山田五郎さん)。だから、良い作品があるらしい。

ポスターにもなっているルノアールの絵は暖か味のある絵だった。アングルは絵筆の跡を残さない技巧にいつもウットリする。

ゴッホが精神病院の医師に贈ったという「医師レーの肖像」。贈られた医師は売ってしまったというが、「うん、わかる」。
アンリ・ルソーの「詩人に霊感を与えるミューズ」も描かれた詩人アポリネール、画家ローランサンさんもあまり嬉しくなかったのでは?と思ってしまう。

誰の絵だったか、おば様たちグループが「見て、ライオンの敷物だよ。暖かいのかな」と反応していたのが面白かった。

上野で開催中の展覧会にも行きたいが、猛暑と体調でなかなか出かけることができない。手近で展覧会を見ることができて、幸いだった。

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2013/8/25

10日ぶり更新  生活

バイトを辞めて以来、もう少しblogを書けるかと思いきや、全然ダメ。

6〜7月は無理だった。8月になってからは、暑くてどこにも出かけず、材料がなかった。その上、孫が遊びに来ると、パソコンは孫の手の届かないところへ置く。

しかしまぁ、とにかく、3歳児のエネルギーは凄いものだと思う。うちの子ども達もそうだったかしら?こちらが若かったから感じなかったのかな?

レストランで、他とは離れた席だからよかったが、食べる以外は、基本、椅子の上で跳ねている。息が切れたりしない。跳躍力、持久力ともに信じられない。

家で、お相手に疲れて「ばあばは横になりたい」と言うと、ソファの下にクッションを並べて「ばあば、どうぞ」と言う。感激して「いい子ね、ありがとう」と横になる。

すると、ソファの上からジャンプしてくる。身体の上に乗って「お馬さんパカパカ」と跳ねる。キックする。耳のそばでタンバリンを鳴らす。

はぁ〜。

でも、私たちに会った時の、ぱっと笑顔が広がり、走ってきて足にしがみつく。無条件の愛情表現。もう、いとおしいったらない。

そんなこんなでblogを更新できないが、リア充、ということにする。
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2013/8/15

暑すぎて  生活

毎日暑い。だからついつい引きこもりになる。引きこもっていると、ついついテレビを見る。

サッカーの試合はLIVEの他に録画を見る。
マリノスの鳥栖戦は何度見てもいい。俊輔のバックヘッド、マルキーニョスのオーバーヘッド。すごいよね〜。

あの日は千葉へ出かけていて、三ツ沢観戦には間に合わなかった。途中からでも行けばよかったかなぁ。でもその体力がなかった。現地であのプレーを目撃した人は勝ち組。

日本代表戦も見た。思い入れのない代表なので、緊張感なく見た。ウルグアイは、特にスアレス、フォルランはやっぱり見ごたえあった。守備は重症だと思う。マリノスの試合を見ているから、代表の守備はスカスカと思える。この後、どう立て直していくのだろうか(…他人事)。

ドラマも見てる。

今、必ず見るのは「八重の桜」かな。製作陣が真面目に誠実に(というのは「お江」とか「清盛(序盤)」が変だったから)作っているので、見ごたえがある。明治維新は度々大河ドラマで描かれているが、敗者の側からは「獅子の時代」くらいしか記憶にない。そういう意味でも意義のあるドラマだと思う。

(最近の坂本竜馬神格化にも違和感がある。司馬遼太郎「竜馬が行く」以前にはこんなふうに取り上げられることもなかったのではないか)

明治維新後の女性たちが描かれることにも期待したい。「熊本バンド」まで描かれるなんて、今までにはなかったと思う。自由民権運動も取り上げられるのかしら?

時計代わりの「あまちゃん」。AKBみたいなアイドル話はとっても嫌で見ないことも多かった。今はその話から少し離れてほっとした。

サザン復活特集番組(忘れた。ナイナイの矢部さんが出てた)、で「勝手にシンドバッド」は「ドリフターズのネタだった」と桑田さんが話していた。

この話、「勝手にシンドバッド」が流れると、私が「これはドリフの志村けんのネタ」と言っては家族にうるさがれていたのだが、ちゃんとテレビで桑田さんが話したので、裏付けが取れたわけだ。

テレビではないが、東京新聞の最終面。「上州焼きまんじゅう」の特集だった。私の周囲で上州焼きまんじゅうを知っている人はいない。

私も「上州焼きまんじゅう」は好きだった。秩父市も「焼きまんじゅう屋」や移動販売があった。(wikipediaによると繊維関係者の交流で広まったのではないかとのこと)。

この上州焼きまんじゅうは近くでは手に入らない。関越自動車道で群馬県内のSAに寄った時には必ず買って食べる。

だから、この特集は嬉しかった。

記事は都内唯一の上州焼きまんじゅう専門店を紹介していた。板橋区だったか、東京北部なので遠い。入手するには銀座の「群馬県アンテナショップ」か、ネット販売しかない。でもお店で焼き立てを買って食べたい。

そんなことを書いているうちに食べたくなった。話も逸れたのでおしまい。

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2013/8/13

映画と演劇  映画

だいぶ前にチケットを買ってあった演劇と話題のアニメ映画を見てきた。

前者は永井愛作「兄帰る」(二兎社)。後者は言うまでもなく宮崎駿監督の「風立ちぬ」だ。

二つともよくまとまった良作だが、心を動かされるまでには至らなかった。

「風立ちぬ」は宮崎監督が描きたかった世界なんだろうなぁと思った。が、主人公に共感することはなかった。

ヒロインも外側だけ描かれただけで、人間性が感じられなかった
(⇒ここ言葉足らずなので、8.17追記:ヒロインが死を悟ってサナトリウムを下り、主人公のもとに赴いて結婚式を挙げ、その後一人でサナトリウムへ戻る話はヒロインの意志が感じられた。だが、なんていうか、ヒロインは都会的で知性があって美しくて裕福な家庭の娘で、病気で、それ以外の要素は物語上、主人公にとって必要なかったのかなと。だから、なんだか上っ面だなぁと思った。いっそ堀越二郎の物語だけの方がすっきり)

終了後、若者たちが「堀越二郎の話と堀辰雄の話を足して二で割った作品だよね」と言っていたが、「二で割」ってなくて、それぞれが別の話だった

ただ、戦前日本の農村や街の景色は、私の記憶にある日本の風景や風俗だったので、懐かしい想いがした。楽しかった。(ただし、避暑地のホテルを除く)

宮崎作品にしては人物の絵が雑だったりしたが、他の部分=風景や機械に凝ったのと、話をスピーディに進めたかったからだろうと思った。

まぁね、時代背景や、戦争と技術、夢と現実とか、結婚ってなんだろうとか、論じようとすればいろいろあるだろうし、論じている人もいる。そこは立ち入らない。

(煙草を吸う場面が多いのに閉口。実際、昔の人はよく煙草を吸ったのだが。こんなに描くのは宮崎さんは愛煙家だったから?)

(8.17追記:禁煙団体が苦言を申し入れたという。法に基づいて、表現を控えろというのは問題だと思うが、禁煙団体が申し入れをしたくなる気持ちはわかる。あれほど喫煙場面が必要なのかと私も思う。当時は喫煙が普通だったとしても、描くのは現在なのだから、配慮はあってしかるべき。敢えて宮崎監督がひんぱんな喫煙場面を入れたのは監督自身の主張があるのだと思うが、それを考慮に入れても、喫煙場面は多すぎた。)

「兄帰る」は、鶴見辰吾、草刈民代、堀部圭亮など有名俳優が出演していた。初演はだいぶ前のものらしい。行方不明だった兄の突然の帰宅によって家族夫婦の問題、友人関係などが浮かび上がる。日常茶飯事、些末な事柄をからませてあるので、時々クスっと笑いながら見た。話も二転三転、思わぬ結末となる。

舞台俳優さんはすごいものだな、と思った。脇を固めた知らない(演劇界ではよく知られている人たちかもしれないが)俳優さんたちの達者な演技に感服。草刈さんは生硬な感じが役に合っていた。トチったのが3回あったのはまずい。

演劇は若い頃はともかく、最近は全然見に行ってないので、目の前で生身の人間がドラマを演じるということに慣れてない。気恥ずかしい。

でも、時々演劇を見るのもいいなと思った。気恥ずかしさがなくなるくらいには見に行きたいものだ。
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