2014/3/9

奈良へ  旅・散歩

旅行で新幹線に乗るのは何年振りだろうか。2005年正倉院展に行って以来か?

3年前には奈良正倉院展へ行く直前に急性大腸炎になり、泣く泣く断念したこともあった。あの時は奈良ホテルに宿泊予定だったんだよ〜。今回も奈良ホテルが見えるたびに残念な気持ちになった。次回は奈良ホテルに泊まるぞ!

さて、初日は雨天。それで奈良市内を歩くことにした。

3/11追記:奈良博の前に興福寺の国宝館に行った。

以前の古くて狭い国宝館はなかなか味があって好きだった。だが、新しい国宝館で、のびのびと展示されている仏様たちを見ると良かったと思えた。

阿修羅像や八部衆、仏頭、十大弟子、天燈鬼・龍燈鬼にも再会。21世紀までよく生き延びてくれたと感謝の気持ちになる。

元興寺の本尊が奈良国立博物館にあるのではないか、との夫の話で、次は奈良博へ。目当ての仏像は展示してなかった。
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奈良博と子鹿

その後新館の方へ。ここは正倉院展で入ったことがある。今は「お水取り展」を開催中だ。

「お水取り」は、大きなお松明が二月堂に上がる場面が「古都に春を告げる」とニュースでも毎年取り上げられるが、正式には「修二会」と言って、3月1日から14日(15日未明)まで2週間続けられる行事だそうだ。

ボランティアの方の説明で、修二会に関する様々な資料を見ることができた。お松明は一日だけではなくて、規模は小さいが毎日上げられるのだそうだ。

2005年には食べそこなった釜めし屋で昼食。その後、奈良町の方へ。

十輪院の「石仏龕」を見に行くためだ。
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国宝の本堂(鎌倉時代)

こじんまりしたお寺だった。女性の住職(尼さん)が説明をしてくださった。

予備知識を持たずに拝観して、不意打ちのように「石仏龕」を見た時は「わぁ」と声が出てしまった。

「石仏龕」は思っていたより大きく(2〜3mある)、何より仏様のお顔が慈愛に満ちていて、思わず手を合わせてしまう。おおらかな雰囲気のある石仏だった。
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国宝の本堂も、もとは路傍にあった「石仏龕」が人々の信仰を集めて、それを覆うために作られたという話にも納得だ。花崗岩はその日の湿気によって、黒ずんだり白くなったりするという。

今回は「朱印帳」を持って来たので、早速ご朱印をお願いした。スタンプラリーのようで楽しい。

次に向かったのは元興寺。「日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が平城遷都にともなって、 蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、新築移転されたのが、元興寺」とのこと。

もともとは東大寺、興福寺と並ぶ大きなお寺だったらしいが、今はとても小さい。

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国宝の極楽堂(裏側)と禅室。屋根瓦が飛鳥時代からの古瓦を使っている。

奈良はどんな小さなお寺にも、千年以上前から数百年前のものがさりげなく置いてある。歴史の重さ深さを感じさせられる。

奈良の街は、8年半前とは大違いで、遷都1300年に合わせてかなりの工事が行われたようだ。道も広くなり、新しいお店もできた。明るくなり、歩きやすくなった。だけど、風情はなくなったように思う。
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