2015/2/28
When I'm sixty-four 音楽
この歌を16歳で聴いた時、はるかかなたの事だと思ったけれど。
検索して見つけたこちらを。
ジョンもジョージも64歳にはならないで亡くなってしまった。
私は今日、めでたく64歳になりました。
追記:
YOUTUBEを検索していたら、懐かしい歌が沢山あった。
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検索して見つけたこちらを。
ジョンもジョージも64歳にはならないで亡くなってしまった。
私は今日、めでたく64歳になりました。
追記:
YOUTUBEを検索していたら、懐かしい歌が沢山あった。

2015/2/27
港北図書館が
話には聞いていたが、港北図書館がマリノスになっていた。
壮観。

中島賢星くん。

全選手の写真入りと思うので、今度行った時は俊輔のを探してみる。
こちらには斎藤選手や熊谷選手のスパイクが飾ってあった

貸し借りのカウンターにも、階段にもマリノスのフラッグやポスター、ユニフォームが飾ってあったが、上手に写真を撮れなかった。(人がいたから)
マリノス関連本コーナーもある。

PCには「マリノスふれあい活動紹介」ビデオがあるので再生して見た。波戸アンバサダーが進行役だった。

何度もマリノスタウンが出てくるので、心が痛む。マリノスタウンを中心に新高島地区の整備をすればいいと思うのに、横浜市もわかってないなぁ(お金の問題なので、無責任に言うのはいけないけど、マリノスタウンン中心の施設にすればいいのにな)

最後の場面がマリノスタウン。
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壮観。

中島賢星くん。

全選手の写真入りと思うので、今度行った時は俊輔のを探してみる。
こちらには斎藤選手や熊谷選手のスパイクが飾ってあった

貸し借りのカウンターにも、階段にもマリノスのフラッグやポスター、ユニフォームが飾ってあったが、上手に写真を撮れなかった。(人がいたから)
マリノス関連本コーナーもある。

PCには「マリノスふれあい活動紹介」ビデオがあるので再生して見た。波戸アンバサダーが進行役だった。

何度もマリノスタウンが出てくるので、心が痛む。マリノスタウンを中心に新高島地区の整備をすればいいと思うのに、横浜市もわかってないなぁ(お金の問題なので、無責任に言うのはいけないけど、マリノスタウンン中心の施設にすればいいのにな)

最後の場面がマリノスタウン。

2015/2/26
圧力鍋⇒女子力? 生活
圧力鍋を重宝している。
ついに小豆を煮て、あんこも作った。普通の鍋だと、小豆は浸しておかなくてはならないから、あんこを食べたいときにすぐにできるわけではなかった。
お正月にはそのあんこでお汁粉を作った。また、バニラアイスにあんこを添えて、小豆アイス?小倉アイス?或いはパンにはさんでアンパン、を食べたりした。
昔、圧力鍋を使っていた時(それは主に玄米用だった)、小豆を煮たこともあるが、あまり上手にできなかった。今回は上手にできた。
母もあんこが大好きで、よくおはぎを作ったりしていた。晩年は鍋を焦がすことが多かった(>_<)
友人に「圧力鍋は便利、スペアリブもゆで豚も牛スジも早くおいしくできるし、小豆も煮たよ!」と言うと、友人、
「私は毎日、圧力鍋でご飯を炊いている」。
えっ!!それはすごい。毎日、ご飯か。
と、そんな話を別の友人に話すと、「あら、私は土鍋でご飯を炊いている」
えぇ!
土鍋のご飯はおいしいよ、とのこと。え
電気釜でスイッチポンではなく、火加減を見ながらご飯を炊いているわけね。
娘のママ友、30代。娘が子どもさんのはめている手編みのミトンをほめると、「簡単だから編んであげる」と翌日うちの孫娘のために編んできてくれたという。孫娘、すごく気に入って毎日大切にはめている。
娘の話続き
ママ友と子ども達で遊んだ時、おやつをみんなで作ったという。ママ友が幼稚園児にも作れるよう、準備をしてくれたそうだ。子ども達大喜び。
子ども服を作ったり、おやつを作ったり、だ。娘曰く
「みんな女子力が高いの!」
つまり、圧力鍋や土鍋でご飯を炊く人も、編み物の上手な人、おやつ作りに手間を惜しまない人も、みんな「女子力が高い」のか。
衣・食のみに限って言うのは良くないとは思うが、「女子力」が高いのは悪いことじゃないな。
★訂正
衣・食の生活技術が高いのは「女子」に限ることではなくて、人として良いこと、とすべきだった。
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ついに小豆を煮て、あんこも作った。普通の鍋だと、小豆は浸しておかなくてはならないから、あんこを食べたいときにすぐにできるわけではなかった。
お正月にはそのあんこでお汁粉を作った。また、バニラアイスにあんこを添えて、小豆アイス?小倉アイス?或いはパンにはさんでアンパン、を食べたりした。
昔、圧力鍋を使っていた時(それは主に玄米用だった)、小豆を煮たこともあるが、あまり上手にできなかった。今回は上手にできた。
母もあんこが大好きで、よくおはぎを作ったりしていた。晩年は鍋を焦がすことが多かった(>_<)
友人に「圧力鍋は便利、スペアリブもゆで豚も牛スジも早くおいしくできるし、小豆も煮たよ!」と言うと、友人、
「私は毎日、圧力鍋でご飯を炊いている」。
えっ!!それはすごい。毎日、ご飯か。
と、そんな話を別の友人に話すと、「あら、私は土鍋でご飯を炊いている」
えぇ!
土鍋のご飯はおいしいよ、とのこと。え
電気釜でスイッチポンではなく、火加減を見ながらご飯を炊いているわけね。
娘のママ友、30代。娘が子どもさんのはめている手編みのミトンをほめると、「簡単だから編んであげる」と翌日うちの孫娘のために編んできてくれたという。孫娘、すごく気に入って毎日大切にはめている。
娘の話続き
ママ友と子ども達で遊んだ時、おやつをみんなで作ったという。ママ友が幼稚園児にも作れるよう、準備をしてくれたそうだ。子ども達大喜び。
子ども服を作ったり、おやつを作ったり、だ。娘曰く
「みんな女子力が高いの!」
つまり、圧力鍋や土鍋でご飯を炊く人も、編み物の上手な人、おやつ作りに手間を惜しまない人も、みんな「女子力が高い」のか。
衣・食のみに限って言うのは良くないとは思うが、「女子力」が高いのは悪いことじゃないな。
★訂正
衣・食の生活技術が高いのは「女子」に限ることではなくて、人として良いこと、とすべきだった。

2015/2/17
映画「何を恐れる」など 映画
映画「何を恐れる フェミニズムを生きた女たち」を見てきた。
映画のHPはこちら
⇒http://feminism-documentary.com/
映画をもとにした本は昨年読んだ。
なので、映画はわざわざ見に行かなくてもいいかなと思っていた。
でも、8日(日)には上野千鶴子さん、11日(祝)には田中美津さんのトークがあるという。
8日は「日本と原発」を見に行くことになっていた。それで、11日に行くことにした。田中美津さんのお話が聞けるなんて楽しみすぎる。
「横浜シネマリン」で上映とのこと。初めて行く映画館だ。
新横浜から地下鉄で「伊勢佐木長者町」まで行く。(長い駅名だなあ)。この駅で降りるのは初めてだ。
(市営地下鉄はいつも混んでいる。最近、新横浜駅から横浜駅までは座れたことがない)
地下鉄は地上に出た時に、方向感覚がおかしくなる。自分がどこにいるか分からなくなる。伊勢佐木町への矢印を見ながら歩き出す。すると「シネマリン」の看板が目に入った。駅からも近くて、わかりやすい。
が、一度通り過ぎてしまった。入口は通りに面しているのでなく、横なのだ。
入ると、7〜8分の入りかな。まずまずだと思う。男性もちらほら、若い女性たちもいる。
映画はやっぱり文字で追うのとは違う。風景がうつると世界が広がる。
信濃大町の、伝説的なリブ合宿の地が映る。四万十の美しい川が映る。
美津さんも、千鶴子さんも、樋口恵子さんも声がいいですね。語り口もソフト。
本を読んだ時、一番印象が強かった滝石典子さんは映画でも異質感満載で、やはり一番印象が強かった。
涙が出たのは沖縄の「強姦救援センター・沖縄」代表高里鈴代さんのお話。沖縄の米軍の犯罪と女性の被害、悔しくて悲しくて涙がこぼれる。
この映画に登場する女性たちは中流・上流階級出身、高学歴の方が多い(もちろん違う人もいる)。
(それは戦前の女性解放運動を担った人たちもそうだ)
だが、「家」「差別」の現場を身をもって味わい、また人々の声を聞いている。そして、非常に理性的だ。
でもやっぱり、一番なのは、それが嘘偽りのない、自分の心に正直な、まっすぐな言葉だということだと思う。建前なんかない。
で、みんな行動力がある。この戦後世代、の元気は何なんだろうね。日本の高度成長期の楽観主義でもあったのかな。
本を読んだ時も思ったけれど、「グループわいふ」田中喜美子さんには抵抗がある。彼女の「子育て論」は嫌いだった。
この映画でも「子どもを甘やかしすぎると不登校になる」なんて言う。くだらない。
昔、読んだ本に、
子どもが不登校になった時、「甘やかしたから」「厳しすぎたから」、「父親の存在感がないから」「父親の存在が大きすぎるから」云々と言われた、とあった。
要するに「不登校」はよくない、だけのことで、どうにでも理屈をつける。そんなことには意味はない。それをこの期に及んでまで田中さんは言っている。
この映画を企画し、「映画をつくる会・上映する会」の代表は田中喜美子さんだ。また多くの人材を育てている。
だけど、子育て論には賛成しない。
あと、映画で私が苦手だったのは音楽。耳障りだった。女性のハミングというの、あれが特に嫌で耳を覆いたくなった。
映画の後、田中美津さんのお話があった。後藤さん、湯川さんの事件、名古屋で高齢女性を殺した女子大生の話もあった。
田中さんのお話は、ことばを重ねていく、リズムある語り口が文章そのものだと思った。
田中さんは「『I am KENJI』なんて言えないよ」と言った。私も漠然とそう思っていた。いつも漠然と思っていたことをはっきり言葉にしてくれる人が田中美津さんだ。
そのメッセージを掲げる人の意志は理解するし、尊いことだと思う。
でも私はその境地にはなれない。だからハチ公前の追悼の時もそのメッセージの写真は撮れなかった。
「I am You」という言葉を田中さんは言った。共感の世界を広げるということかな。
質問タイムで20代の女性から「ウーマンリブにはアレルギーがあった」との発言があった。「どうしてアレルギーだったの?!」と、この映画の監督松井久子さんが聞いた。
女性「もてない女の人たちがやってると思っていた」。松井さん、田中さん「何言ってんの、私たち、もてるのよ〜」。(笑)
終了後、ロビーで本の発売とサイン会があった。サインをしてもらった。言葉も交わした。
「お互い、良い年の取り方をしましたね」と美津さんに言われた。嬉しかった。
もう一つ、嬉しかったこと、娘の同級生のお母様とバッタリ会ったこと。娘ももう30歳を超えているから、本当に久しぶりだ。彼女が「フェミニズム」に関心があったなんて知らなかった。お互いびっくり、という感じだった。
今度ゆっくり話しましょうね、と言って別れた。ご近所ということもあって差しさわりのない話ばかりしていたが、近くに同じ考えの方、「同志的」な人がいるんだなぁと感じた。
自分はいつも少数派で、フェミニズム的なこと、反戦的、反原発などを主張すると浮いてしまうと思ってきた。でもそうでもないな。もっと周囲を信頼してもよいのかも、と思った。
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映画のHPはこちら
⇒http://feminism-documentary.com/
映画をもとにした本は昨年読んだ。
なので、映画はわざわざ見に行かなくてもいいかなと思っていた。
でも、8日(日)には上野千鶴子さん、11日(祝)には田中美津さんのトークがあるという。
8日は「日本と原発」を見に行くことになっていた。それで、11日に行くことにした。田中美津さんのお話が聞けるなんて楽しみすぎる。
「横浜シネマリン」で上映とのこと。初めて行く映画館だ。
新横浜から地下鉄で「伊勢佐木長者町」まで行く。(長い駅名だなあ)。この駅で降りるのは初めてだ。
(市営地下鉄はいつも混んでいる。最近、新横浜駅から横浜駅までは座れたことがない)
地下鉄は地上に出た時に、方向感覚がおかしくなる。自分がどこにいるか分からなくなる。伊勢佐木町への矢印を見ながら歩き出す。すると「シネマリン」の看板が目に入った。駅からも近くて、わかりやすい。
が、一度通り過ぎてしまった。入口は通りに面しているのでなく、横なのだ。
入ると、7〜8分の入りかな。まずまずだと思う。男性もちらほら、若い女性たちもいる。
映画はやっぱり文字で追うのとは違う。風景がうつると世界が広がる。
信濃大町の、伝説的なリブ合宿の地が映る。四万十の美しい川が映る。
美津さんも、千鶴子さんも、樋口恵子さんも声がいいですね。語り口もソフト。
本を読んだ時、一番印象が強かった滝石典子さんは映画でも異質感満載で、やはり一番印象が強かった。
涙が出たのは沖縄の「強姦救援センター・沖縄」代表高里鈴代さんのお話。沖縄の米軍の犯罪と女性の被害、悔しくて悲しくて涙がこぼれる。
この映画に登場する女性たちは中流・上流階級出身、高学歴の方が多い(もちろん違う人もいる)。
(それは戦前の女性解放運動を担った人たちもそうだ)
だが、「家」「差別」の現場を身をもって味わい、また人々の声を聞いている。そして、非常に理性的だ。
でもやっぱり、一番なのは、それが嘘偽りのない、自分の心に正直な、まっすぐな言葉だということだと思う。建前なんかない。
で、みんな行動力がある。この戦後世代、の元気は何なんだろうね。日本の高度成長期の楽観主義でもあったのかな。
本を読んだ時も思ったけれど、「グループわいふ」田中喜美子さんには抵抗がある。彼女の「子育て論」は嫌いだった。
この映画でも「子どもを甘やかしすぎると不登校になる」なんて言う。くだらない。
昔、読んだ本に、
子どもが不登校になった時、「甘やかしたから」「厳しすぎたから」、「父親の存在感がないから」「父親の存在が大きすぎるから」云々と言われた、とあった。
要するに「不登校」はよくない、だけのことで、どうにでも理屈をつける。そんなことには意味はない。それをこの期に及んでまで田中さんは言っている。
この映画を企画し、「映画をつくる会・上映する会」の代表は田中喜美子さんだ。また多くの人材を育てている。
だけど、子育て論には賛成しない。
あと、映画で私が苦手だったのは音楽。耳障りだった。女性のハミングというの、あれが特に嫌で耳を覆いたくなった。
映画の後、田中美津さんのお話があった。後藤さん、湯川さんの事件、名古屋で高齢女性を殺した女子大生の話もあった。
田中さんのお話は、ことばを重ねていく、リズムある語り口が文章そのものだと思った。
田中さんは「『I am KENJI』なんて言えないよ」と言った。私も漠然とそう思っていた。いつも漠然と思っていたことをはっきり言葉にしてくれる人が田中美津さんだ。
そのメッセージを掲げる人の意志は理解するし、尊いことだと思う。
でも私はその境地にはなれない。だからハチ公前の追悼の時もそのメッセージの写真は撮れなかった。
「I am You」という言葉を田中さんは言った。共感の世界を広げるということかな。
質問タイムで20代の女性から「ウーマンリブにはアレルギーがあった」との発言があった。「どうしてアレルギーだったの?!」と、この映画の監督松井久子さんが聞いた。
女性「もてない女の人たちがやってると思っていた」。松井さん、田中さん「何言ってんの、私たち、もてるのよ〜」。(笑)
終了後、ロビーで本の発売とサイン会があった。サインをしてもらった。言葉も交わした。
「お互い、良い年の取り方をしましたね」と美津さんに言われた。嬉しかった。
もう一つ、嬉しかったこと、娘の同級生のお母様とバッタリ会ったこと。娘ももう30歳を超えているから、本当に久しぶりだ。彼女が「フェミニズム」に関心があったなんて知らなかった。お互いびっくり、という感じだった。
今度ゆっくり話しましょうね、と言って別れた。ご近所ということもあって差しさわりのない話ばかりしていたが、近くに同じ考えの方、「同志的」な人がいるんだなぁと感じた。
自分はいつも少数派で、フェミニズム的なこと、反戦的、反原発などを主張すると浮いてしまうと思ってきた。でもそうでもないな。もっと周囲を信頼してもよいのかも、と思った。

2015/2/16
梅が咲きだした 季節
近所で梅が咲きだした。

メジロがいる。上手に撮れるかどうか心配だったが、どうにか写っているね。
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メジロがいる。上手に撮れるかどうか心配だったが、どうにか写っているね。

2015/2/15
図書館通い 本・文学
昔、「本の雑誌」で「青木まりこ現象」というのを取り上げたことがある。
読者の青木まりこさんが「理由は不明だが、2、3年前から書店に行くたびに便意を催すようになった」という趣旨の投書をした。
(今、wikipedeaで調べたら、この現象は「本の雑誌」に取り上げられる前から、知られていたらしい。)
⇒http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%9C%A8%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%93%E7%8F%BE%E8%B1%A1
原因は様々に分析されている。単なる都市伝説という説もある。
でも、私にもこの現象があって、本屋ばかりでなく図書館でもそうだった。本を前にすると「この本も読まなくちゃ、この本も、」と強迫観念にかられたのだ。しばらく図書館を避けていた。
最近はすっかり隠居生活になり、何をしなくてはならない、ということもないので、緊張感がない。
久しぶりに図書館に行ったら、いつもの現象は起こらなかった。なので、今は安心して図書館に行っている。
で、ISILの人質事件以来、心がザワザワ、トゲトゲしてならなかった。アベの空虚な言葉も嫌悪感だけだった。荒んだ言葉が行きかっていた。
美しい言葉や文章を読みたいと思った。青空文庫からは斎藤茂吉の「万葉秀歌」をダウンロードした。が、万葉集は解説も含めて難しい。(=電車に乗った時など少しずつ読んでいる)
「そうだ、須賀敦子さんの文章はステキだと聞いてるから、借りてこよう」と図書館に行った。
図書館の開架には須賀さんの本は1冊しかなかった。目次を見て借りてきた。読み始めた。
「ウジが湧いているチーズの話」。うん?他も読んでみる。
「あら、これ前に読んだ」、一度読んだじゃないか、あ〜あ、と自分が腹立たしくなる。
だが、もう1冊借りてきた。
須賀さんの本の反対側の書棚に「日本文学全集」があった。たまたま「小林秀雄集」が目に入った。
小林秀雄といえば、ン十年前、入試問題によく出された。私は過去問でしか読んだことないなぁと思った。名文家だ。
本を手に取ると短いエッセイ風の文章も入っている。難しくないのだけ読もう、と思った。
本を開くと、日本は若かったのだなぁと思う。字が小さい、2段組。高齢化の日本ではもうこんな細かい字の本はないだろう。
「ドロトエフスキー」は長いので読まない。「モーツァルト」、「西行」、「実朝」、その他中原中也や菊池寛を書いたものなどを比較的わかりやすいものを選んだ。
三島由紀夫「日本における批評の文章を樹立した」と言われる。う〜ん、すごい文章だぁと思いながら読んだ。
で、興味をひかれたのが「実朝」だ。
図書館に本を返しに行き、何か良い本はないかなと館内をウロウロした。文庫本のコーナーで吉本隆明「源実朝」を見つけた。パラパラ読むと、意外にも読みやすいではないか。
私たちの世代で「吉本隆明」の影響を受けなかった人はいないとすら思う。夫も全集を持っていた。
でも、私はまったくなし。
上野千鶴子さんが吉本が亡くなった時、「今、私の中を見回すと吉本の影響は皆無」みたいなことを言っていた。上野さんは読んで、そして今その影響はないと言っているわけだが、私はそもそも読んでなかった。
「転向論」くらいかな。中野重治の「村の家」を評価していた。(と、思う)
で、「源実朝」を借りてきました。面白いです。
あとは「金枝篇」なども借りてきた。読み終わるかどうかわからないけど、民俗学だから興味深い。
久しぶりの図書館は本当に楽しい。あの本も、この本も、と思ってしまう。今どきの本は読まないけど。
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読者の青木まりこさんが「理由は不明だが、2、3年前から書店に行くたびに便意を催すようになった」という趣旨の投書をした。
(今、wikipedeaで調べたら、この現象は「本の雑誌」に取り上げられる前から、知られていたらしい。)
⇒http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%9C%A8%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%93%E7%8F%BE%E8%B1%A1
原因は様々に分析されている。単なる都市伝説という説もある。
でも、私にもこの現象があって、本屋ばかりでなく図書館でもそうだった。本を前にすると「この本も読まなくちゃ、この本も、」と強迫観念にかられたのだ。しばらく図書館を避けていた。
最近はすっかり隠居生活になり、何をしなくてはならない、ということもないので、緊張感がない。
久しぶりに図書館に行ったら、いつもの現象は起こらなかった。なので、今は安心して図書館に行っている。
で、ISILの人質事件以来、心がザワザワ、トゲトゲしてならなかった。アベの空虚な言葉も嫌悪感だけだった。荒んだ言葉が行きかっていた。
美しい言葉や文章を読みたいと思った。青空文庫からは斎藤茂吉の「万葉秀歌」をダウンロードした。が、万葉集は解説も含めて難しい。(=電車に乗った時など少しずつ読んでいる)
「そうだ、須賀敦子さんの文章はステキだと聞いてるから、借りてこよう」と図書館に行った。
図書館の開架には須賀さんの本は1冊しかなかった。目次を見て借りてきた。読み始めた。
「ウジが湧いているチーズの話」。うん?他も読んでみる。
「あら、これ前に読んだ」、一度読んだじゃないか、あ〜あ、と自分が腹立たしくなる。
だが、もう1冊借りてきた。
須賀さんの本の反対側の書棚に「日本文学全集」があった。たまたま「小林秀雄集」が目に入った。
小林秀雄といえば、ン十年前、入試問題によく出された。私は過去問でしか読んだことないなぁと思った。名文家だ。
本を手に取ると短いエッセイ風の文章も入っている。難しくないのだけ読もう、と思った。
本を開くと、日本は若かったのだなぁと思う。字が小さい、2段組。高齢化の日本ではもうこんな細かい字の本はないだろう。
「ドロトエフスキー」は長いので読まない。「モーツァルト」、「西行」、「実朝」、その他中原中也や菊池寛を書いたものなどを比較的わかりやすいものを選んだ。
三島由紀夫「日本における批評の文章を樹立した」と言われる。う〜ん、すごい文章だぁと思いながら読んだ。
で、興味をひかれたのが「実朝」だ。
図書館に本を返しに行き、何か良い本はないかなと館内をウロウロした。文庫本のコーナーで吉本隆明「源実朝」を見つけた。パラパラ読むと、意外にも読みやすいではないか。
私たちの世代で「吉本隆明」の影響を受けなかった人はいないとすら思う。夫も全集を持っていた。
でも、私はまったくなし。
上野千鶴子さんが吉本が亡くなった時、「今、私の中を見回すと吉本の影響は皆無」みたいなことを言っていた。上野さんは読んで、そして今その影響はないと言っているわけだが、私はそもそも読んでなかった。
「転向論」くらいかな。中野重治の「村の家」を評価していた。(と、思う)
で、「源実朝」を借りてきました。面白いです。
あとは「金枝篇」なども借りてきた。読み終わるかどうかわからないけど、民俗学だから興味深い。
久しぶりの図書館は本当に楽しい。あの本も、この本も、と思ってしまう。今どきの本は読まないけど。

2015/2/11
後藤さん湯川さん追悼 政治
2月8日、午後5時から渋谷ハチ公前で後藤健二さん、湯川陽菜さんの追悼イベントがあった。
メッセージ、キャンドルを掲げ、静かにお二人に祈りを捧げる集いだ。
twitterの呼びかけを読んで、最初は同じ時間に家で追悼しようかと思ったが、やはり同じ思いの方々と行動を共にしたいと考えて出かけることとした。

渋谷。ひっきりなしに大型ビジョンからCMの音楽や音声が流れてきていた。
お隣にいた女性が「うるさくて追悼には向かない場所ですね」と話しかけてきた。「そうですね。でも、人の集まるところでやることに意味があると思うので、仕方ないです」
政治家が「蛮勇」といい、ネットでは「自己責任」、ご本人や家族を誹謗する発言も見られた。
だから、追悼の思いを抱く人たちがたくさんいるのだということを可視化することには意味があると思った。
メディアの数がすごくてびっくりした。海外メディアも多かった。参加している方々がいろいろな国の取材を受けていた。赤ちゃんを連れて来ていたご夫婦、年配者から若い方々までまさに老若男女が集まっていた。
気付くと国会議員の有田芳生さんがそばにいた。黙って立っていらした。
100円ショップで購入したサイリウム・ペンライトは不良品だったみたいで光らなかった。すると若いカップルが1本分けてくれた。
また、「悼」と書いてあるポスターを配布している方もいた。「R.I.P(Rest In Pease)」というメッセージを掲げる人もいた。お花を持っている方もいた。後藤さん湯川さんの笑顔の写真を持つ方もいた。ポスターは、デザインを考えてくれた方々がいるので、番号を入力すればセブン・イレブンのコピー機で印刷することもできる。

後藤さんが好きだったというマービン・ゲイの曲名だそうだ。
通りかかった若い女性グループが後藤さんの写真を見て「後藤さんの笑顔はすてきよね」と話していた。
渋谷駅からも多くの人がこの追悼の集いを見ていた。
私たちは1時間くらいでその場を後にしたが、その後も人は増え続けたようだ。報道では200人と言っていたが、もっといたと思う。
改めてお二人のご冥福をお祈りします。
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メッセージ、キャンドルを掲げ、静かにお二人に祈りを捧げる集いだ。
twitterの呼びかけを読んで、最初は同じ時間に家で追悼しようかと思ったが、やはり同じ思いの方々と行動を共にしたいと考えて出かけることとした。

渋谷。ひっきりなしに大型ビジョンからCMの音楽や音声が流れてきていた。
お隣にいた女性が「うるさくて追悼には向かない場所ですね」と話しかけてきた。「そうですね。でも、人の集まるところでやることに意味があると思うので、仕方ないです」
政治家が「蛮勇」といい、ネットでは「自己責任」、ご本人や家族を誹謗する発言も見られた。
だから、追悼の思いを抱く人たちがたくさんいるのだということを可視化することには意味があると思った。
メディアの数がすごくてびっくりした。海外メディアも多かった。参加している方々がいろいろな国の取材を受けていた。赤ちゃんを連れて来ていたご夫婦、年配者から若い方々までまさに老若男女が集まっていた。
気付くと国会議員の有田芳生さんがそばにいた。黙って立っていらした。
100円ショップで購入したサイリウム・ペンライトは不良品だったみたいで光らなかった。すると若いカップルが1本分けてくれた。
また、「悼」と書いてあるポスターを配布している方もいた。「R.I.P(Rest In Pease)」というメッセージを掲げる人もいた。お花を持っている方もいた。後藤さん湯川さんの笑顔の写真を持つ方もいた。ポスターは、デザインを考えてくれた方々がいるので、番号を入力すればセブン・イレブンのコピー機で印刷することもできる。

後藤さんが好きだったというマービン・ゲイの曲名だそうだ。
通りかかった若い女性グループが後藤さんの写真を見て「後藤さんの笑顔はすてきよね」と話していた。
渋谷駅からも多くの人がこの追悼の集いを見ていた。
私たちは1時間くらいでその場を後にしたが、その後も人は増え続けたようだ。報道では200人と言っていたが、もっといたと思う。
改めてお二人のご冥福をお祈りします。
