2015/4/4

映画3本(2)(3)  映画

続いて見に行ったのが、「ディオールと私」と「彼と彼女のセオリー」。

「ディオールと私」は予告編で見て、これは見なくちゃと思った。「物作り」を見るのは好きだ。
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WOWOWで放送していた「プロジェクト・ランウェイ」(デザイナーたちの勝ち抜き戦)も必ず見ていた。デザイナーのアイディアが形になっていく過程は見ていて飽きない。

映画は新たにデザイナーとして「ディオール」に迎えられたラフ・シモンズのスタッフへの挨拶から始まる。緊張しているラフ。

スタッフには40年以上、30年以上というベテラン職人もいる。オートクチュールの名門を支えてきた人々だ。

ラフはメンズのプレタポルテしか経験がない。しかも通常よりも短期間でコレクションをしなければならない。顧客、経営者、伝統、批評家、あらゆるプレッシャーがかかる。

大まかな感想
@服飾関係者がパリを目指す理由がよくわかる。
織物、染色、皮革、ボタンなど小物類、室内装飾、フラワーアレンジメント、ありとあらゆる場面で熟練した職人がいる。

A熟練の技を見ているだけで楽しい。デザイナーや職人たちの役割がよくわかる。そのやり取りも興味深い。

B服飾界でも経営が重要

Cショーの直前、感極まるラフにこちらももらい泣き。スポ根ドラマと同じカタルシス。

とにかく美しいものが沢山見られるので、目も心も洗われる。

※ラフの片腕、ピーターに対し、職人リーダーの女性が言う「あなたがゲイで残念」同感。本当にカッコイイし、能力あるし、ステキな人柄だ。

(念のための注:これは自分が女性であるため恋愛の対象にならず残念という意味)

「彼と彼女のセオリー」
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スティーブン・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインがアカデミー主演賞を受賞した作品。

前半のスティーブンとジョーンとの恋愛場面はとても美しい。中盤から通俗恋愛ドラマの趣きになり、やや興ざめだ。

ジョーンを演じたフェリシティ・ジョーンズがジョーンのひたむきさ、真面目さ、強さ&繊細さをきめ細かく、強靭に演じた。エディよりも彼女の方が印象に残る。

それはつまり、ジョーンの方に感情移入してしまったということなんだけど。

エディは主演賞と言えばそうだが、取りやすい役だったかな。

「イミテーション・ゲーム」と同じく、業績の内容、つまりホーキング博士の宇宙論についてもう少し説明があった方が良かったと思う。彼の偉大さがわかるのに。

業績を上げたのちのホーキング博士が必要だったのは、介護士的な妻。
3人の子ども達のいる家族、をともに支え合うのは無理だったと思うし、まして妻の研究を支えることはできない。その辺、ちょっと苦い思いがこみ上げた。

映画としては、二人の演技を見るのが主。ドラマとしてはあまり心に響かなかった。
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