2015/6/20

金曜国会前抗議  政治

先週に引き続き、若者たちの金曜国会前抗議に行くことにした。頭数になるつもり。

それと、若者のコールとスピーチはとても心に響くのだ。これは特定秘密保護法や集団的自衛権の閣議決定の時もそうだったけど。

反原発金曜官邸前抗議にまず参加してから、7時半からの国会前抗議に行った。

先週より、ずっと人が多い。今日は、スピーチしている所から桜田門側へちょっと行ったところで列に入った。

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これが8時半頃。歩道に6列位あった。この、桜田門側の後ろにも多くの人がいて、スピーチしている場所の、角を曲がった国会図書館側にも行列がある。2000人くらいらしい。

澤地久枝さんのスピーチ。

「『9条の会は年寄が多い』、どうしたら若い人たちに来てもらえるか、と加藤周一さんも亡くなる前、いろいろな所へ出かけて話をしたのですが、なかなか集まってもらえなかった。今日、この若者たちの姿を見て、とても嬉しい」。

「敗戦の14歳の時から70年間この国の政治を見てきたけれど、こんなにひどい政権はない」

澤地さんは中国からの引揚者だ。

NHKの100年インタビューだったかな。澤地さんの話。敗戦前は軍国少女だったという。ミッドウェー海戦の遺族全員の取材もしている。10代の少年の戦死、その後の遺族の話は今でも胸が詰まる。どこか、無人島に流れ着いて、そこからガラス瓶に手紙を入れて海へ流しているのではないか、と毎日海岸を歩いた、とか、息子が海で亡くなったら魚がその遺体を食べているかもしれないと思うと魚を食べることが出来なくなったといういたましい話もあった。

堀尾輝久東大名誉教授のスピーチ。堀尾教授の父親は戦死しているそうだ。「誉れの子ども」だった。だから「軍国少年だった」と。

安保法制をめぐる議論の中に、解釈改憲ではなく、問題があるなら改憲で、という話があるが、違う。9条は守らなければならない。戦争は古来ずっとある。どんな戦争もいけないというのは新しい思想、これを大切に育てていかなければならない。

若者たちのスピーチは率直な言葉で、自分たちの生活と今回の安保法案(戦争法案)が密接に結びついていることを語った。不真面目な政権への怒りがストレートに伝わった。

帰ろうか、と歩き始めたところ、樋口陽一東大名誉教授のスピーチが始まったので、立ち止まって聞いた。法学者らしく、論理整然。街頭に立つのは生涯2度目で、極めて異例のことだという。

「この政権は不真面目だ、首相がポツダム宣言すら読んでないといい、副総裁が筋違いの砂川判決を持ち出す、よく司法試験に通ったものだ。」「9条については様々な意見があろうが、少なくとも今の政権に手を突っ込ませるわけにはいかない」

最初の方、音が途切れているが、IWJの動画。ハイライトです



「国民なめるな」「屁理屈言うな」「勝手に決めんな」はストレートでいいね。

「民主主義ってなんだ」・「なんだ」の掛け合い、英語の「Tell me what Democracy looks like 」・「 This is what Democracy looks like 」も今日は言えた。

この抗議の模様は「報道ステーション」でも伝えられた。

昨年の集団的自衛権閣議決定の時の抗議は官邸前から、茱萸坂を下って経産省あたりまでぎっしりの人だった。数万人いた。しかし、伝えるメディアは少なかった。そういう態度が今の危機を招いたんだと思うよ。

長いバージョンの動画もありました。澤地さん、堀尾さん、樋口さんのスピーチが聞けます。


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