2015/7/16

国会正門前抗議  政治

自民党・公明党の戦争法案委員会強行採決に怒って、抗議に行ってきた。

NHKが委員会の質疑を放送しなかった。野党の追及は厳しく、政府側はまともな答弁はできなかった。NHKは採決の場面だけ放送した。卑怯だ。

前から約束していたので、友人たちと国会前抗議に出かけた。いつものように永田町駅から国会図書館の前を通って憲政記念館の前へ。警官は正門方向には行かせようとはせず、三宅坂方面に行けという。憲政会館前の植え込みに座っている人たちの列は確かに三宅坂方面へ伸びていた。

でも警官の指示は無視。まだ歩道は歩けるのだ。できるだけ中央に行って、スピーチを近くで聴きたい。人数の多さを「絵」で見せないといけない。国会正門前北側へ。

ちょうど民主党党首岡田さんがスピーチを始めた。民主党は党首も出てくるようになったのか。5月3日は長妻さんで共産党との握手は拒否した。その後もいつも長妻さんだった。14日の集会は枝の幹事長が出てきて、民主党にも変化が感じられた。

岡田さんは「憲法9条を守る」と言った。え?彼は改憲派だったんじゃ?と思ったが、これは良いこと。人々の思いが民主党を動かしたのだと思うことにする。

正門前に近づくとだいぶ人が多くなってきた。「この辺でいい?」と言ったが友人たちは様子がわかっていないのか、どんどん人の流れに乗って前へ行ってしまう。

そのままスピーチコーナーを通り過ぎた。ちょうど志位さん、辻元さんがスピーチする頃だ。国会正門前の横断歩道のあたりで身動きが出来なくなってしまった。進むことも退くこともできない。

警官たちは桜田門の方へゆっくり歩けと言っている。だけど押し合いへし合いでかえって危険。で、友人たちに「おまわりさんもいるし、ここの方がむしろ安全」と横断歩道の信号下あたりに留まることにした。

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この辺りにいた。

横断歩道が封鎖されていたので、「通してくれ」「通せない」の押し問答続き。弁護士さんもいるので、「弁護士さ〜ん、横断歩道通れるようにしてくれ!」とか「車道も2m位でいいから開放するよう交渉してくれ」と人々が言う。

「今、警察に話してます」というので待っていたけど、状況はよくならない。

弁護士さん「人が少なくなるしかない」だってみんな国会前で抗議したいのよ!「少なくなる」って何なのよ。

「弁護士は役立たずだなぁ」との声があった。でも警官と揉めそうな時はすぐ飛んできて間に入っていたけど。

でも、警官に文句言う人多すぎ。彼らだって任務だから、勝手な行動は取れない。「人としてどう思うんだ!」なんて警察官に詰め寄る人もいたので、「まぁまぁ」と私たちがなだめる。

そのうち、横断歩道に来る人たちに私たちが「ここ通れないから、あっちへ歩いて、だって」なんておまわりさんの代わりみたいになってしまった。でも通りたい人がいたので「具合が悪いと通してくれるみたいよ」と教えてあげた。

と、「おまわりさーん、私具合悪いの、気持ち悪いから、そこ通して〜」という人が現れた。警官「おかあさん、さっきまで元気そうだったじゃない」なんてやり取りも。

警官に「水分取ってる?」「体調気を付けないと」と話しかけたり。「でも、これ、全部アベさんが悪いんだからね」と付け加える。

その合間にコールをする。スピーチは聞き取れなかった。警官の声や「通せよ」という声でかき消された。

近くにいた男性が倒れそうになった。「風があたるところへ行けば大丈夫」と弱弱しく言う。スタッフらしき人が「濡れティッシュ」を手渡す。警官も「救急車を呼びましょうか」という。男性は柵をまたごうとしてフラッと倒れる。それをスタッフが支えて、車道の、風の通る場所へ。30代くらいだったかな。細くて、私たちおばちゃんより栄養状態がよくなくて(私たちが良すぎ?)体調が悪そうだった。

スピーチの仕切りが「総がかり行動」の人たちからSEALDsに替わる。その入れ替わりがあったせいか、スピーチ台方面から人がかなり動いてきた。

かなり私たちも押されてきてキツキツ。周囲の人たちが「柵を車道の方へ少し出して人が通れるようにしてくれ」と何度も警察官に言う。このままじゃ危険だ。

と、柵の一部がずれて、人々があふれ出た。警官は黙認。

南側も何かもめる声が聞こえた。そこも車道に人があふれ出たと思う。歩道だけでは人が多過ぎて危険だった。警察はもっと早く車道一車線ずつ開放すべきだったと思う。

2012年の6月原発再稼働反対の人々で官邸前に人があふれた時、警察はもっと臨機応変に人々の安全を考えて車道を開放したよ。あれは民主党政権だったからかな。

SEALDsのコールになると、みんな一層元気になった。「民主主義ってなんだ」・「なんだ」「I say憲法 you say守れ 憲法・守れ」「なんか自民党感じ悪いよね」「国民なめんな」「勝手に決めんな」「あべから日本を守れ」「アベから沖縄守れ」「未来を守れ」「子どもを守れ」「集団的自衛権はいらない」

「上野千鶴子」さんのスピーチが始まった。最初の方しか聞こえなかった。もっとアジ演説調で大声を張り上げないとみんなには届かないよぉ。でも「自民・公明は違憲政党になった、明日国会を通れば立法府が違憲国会になる」と言うのはいい決め言葉だと思った(ニュース23で見た)

8時半過ぎたので、帰ることにする。友人は警官に「半蔵門線にはどうやれば乗れるの?」と聞いていた。警官は手帳みたいなのを出して教えていた。帰る時警官に「お気をつけて」なんて言われたよ。

桜田門方面にゆっくり歩いていく。歩道の細い隙間を前の人について歩いていくと、途中から車道に出られた。車道は人々でいっぱいだった。

で、車道で国会議事堂の写真を撮った。スマホなのでうまく撮れない。
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真ん中あたりにぼんやり国会議事堂が映っている。ここもこんなに人が集まっている。

桜田門への途中、歩道の広いところではドラム隊がコールを行っていた。ここも人だかり。
更に下ると「給水車」があった。無料で水を配っていた。お礼に少しばかりのカンパをした。

桜田門駅への横断歩道に近づくと男性が「こちらからまっすぐ国会正面へ行けますよ〜」「警官の指示は嘘ですよ〜」と言っていた。なんかすごい遠回りさせられて、国会正面に行けなかったそうだ。

まだまだ国会前に行く人たちがいた。官邸前もかなりの人だったそうだ。

2012年6月29日の10万とも20万とも言われた、あの時よりも延べ人数では多かったと思う。6万人の日産スタジアムや埼玉スタジアムより絶対多かった。

これ、テレビしか見ていない人には絶対にわからないと思う。やっぱり現場に来て、若者や学者や作家、ジャーナリストのスピーチを聞いたり、人々の直接の怒りを確かめた方がいいと思うよ。

ニュースで若者が「最大の悲劇は、悪人の抑圧や残酷さではなく、善人の沈黙である」(by Martin Luther King, Jr.)と言っていた。そうなんだよ。

マリサポさんをかなりtwitterでフォローしているけど、この期に及んで「対案は」とか「反対ばかり」とか寝ぼけたことを言っている人がいたので、フォローを外した。個別的自衛権と集団的自衛権、集団的安全保障の区別もつかない人が多いしね。

磯崎内閣なんとか(東大卒)を言い負かした高校生「ほなみちゃん」や佐藤ヒゲ隊長に教えてあげた「あかりちゃん」にちゃんと教えてもらった方がいいよ。

SEALDsもパンフレットやビデオも作っているから、ちゃんと勉強しなさい。

私のblog、読み直すと、反原発の抗議活動・集会、特定秘密保護法反対、集団的自衛権閣議決定の時も驚くほどたくさんの人たちが行動している。こういう人々の地道な活動を日本のメディアは無視していたんだなぁと思う。

アリバイ的に取材することはあったけど、自らが身体を張って「おかしいことをおかしい」ということはなかった。

既存メディアは1%の人々なんだと痛感する。

お金とメディアを握る勢力は巨大だけど、99%があきらめずに連帯していくことが本当に大切なんだと思った。

追記:BBCニュースの動画に私が映っていた。
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