2015/11/21

11.19国会前抗議  政治

毎月19日は安保法廃案の国会前抗議の日だ。できる限り参加しようと思っている。あの悔しさは忘れない。

一緒に行くはずだった夫は風邪を引いてしまったので、一人で出かけた。

永田町から出口1番のエスカレータで地上に出る。国会図書館側に渡らずとも、国会脇の歩道を通れるようだ。ここを通れるということは人が少ないのかな?と思いつつ歩いた。

ただ、正門に右折するところに来ると柵があり、通せんぼ。やはり横断歩道を渡って国会図書館側に行かないといけない。

横断歩道を渡ると、図書館前歩道に数十人くらいの人たちがいた。憲政会館前の歩道はもう人で埋まっていて、図書館側にあふれてきたのだ。思ったよりずっと人が多いじゃないか。

憲政会館前で抗議に参加しようかと思ったが、組合関係が多いようだったので、いつものように並木通り?(国会正面から桜田門に下る10車線の道)の歩道にしようと思った。

スピーチ台の前で左に曲がる。少し隙間がありそうな場所で、「入れないかな?」とキョロキョロしていると、女性が「入りますか?」とコーンのバーを外して入れてくれた。

本当にみんな親切。抗議に来ると人々の温かさに触れる気がする。譲り合い、助け合う雰囲気なのだ。疲れたご年配の方がいると、石垣に座っていた人がすぐに声をかけて座らせる。

帰り道、「給水所です、温かい飲み物もありますよ」と声をかけている人々がいた。今日も「給水所」を出してくれているのだ。ありがとうございます。

こういう助け合い精神がいろんなところにある。来たことのない人はぜひ来て体験してほしいと思う。

正門北庭角の壇上では弁護士の伊藤真さん、弁護士会の方、西谷修教授、インドの原発反対の方のスピーチ。

インドの方は日本語だった。日本の原発輸出だけでなく、日本の武器輸出の最初の相手国がインドだということを「恥じる」と言っていた。

それでも、日本の人々がこんなにも抗議の声を上げていることに、日本の民主主義の強さを見る、というようなことをおっしゃっていた。

次に「ノーマフィールドさん」。私は誰かわからなくて、twitterを見たら「小林多喜二の研究者」と紹介していた。

とても品のいい優しい言葉づかいで、私たちを励ましてくれた。「私たちは『愛』でつながっていきましょう」と。それは「ポエム」ではなく、大きなテロがあった直後だけに「憎しみではなく、『愛』で」という主張で、それは実行(効)力を伴ったものだ。

沖縄の方は、国はある時は私人になり、ある時は国の機関になる、沖縄の警察ではなく警視庁の機動隊を投入と言う、滅茶苦茶なことをやっている、と怒りに満ちたスピーチだった。

総がかり行動実行委員会事務局長の高田健さんは、韓国の民間の「人権賞」を受賞することになった=これは市民同士の連帯を意味する、との報告、そして熱い言葉でこれからの行動を提起した。まず、2000万人署名だ。

そしてもう一つ、
国会議員の憲法の基づく要求があるにもかかわらず臨時国会を開かないという、アベの憲法無視の姿勢、そして通常国会を1月4日から開くという。その1月4日に我々は国会前に集まり抗議の声を上げようと訴えた。

家に帰り、「ノーマ・フィールドさんという方がスピーチをして、素晴らしかった」と夫に言うと、夫は「えっ!」と驚いた。

「それは聞きたかった。行けばよかったなぁ」と残念がった。

本を読んでるの?と聞くと「天皇の逝く国で」の著者だという。

えっ、それなら私も読んで感銘を受けた。


あ〜、その方なのか、そんなすごい研究者(シカゴ大学名誉教授)が国会前にいらしていて、しかもスピーチをされたのか!

夫は「祖母の国」も読んでいるという。

あ〜、抗議に参加してよかったなぁ。今年は何度も何度も感動的なスピーチを直接聞いたが、この日も忘れられないスピーチを聞くことができたのだ。

やっぱり現場に行かないとだめだよね。本当にそう思う。

今回の参加者は9千人との発表があったが、もっと多くない?並木通りの南側もかなりの人で埋まっていた。霞ヶ関駅へ向かう人波でごった返し、渋滞した。信号待ちを何回かしたよ。
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