2016/1/18

読んだ本  本・文学

たまたま機会があって仁藤夢乃さんの講演を聞いた。

女子高生たちの厳しい現実と無理解な大人たち。

話を聞いていて、見た目や言動だけで彼女たちを判断し、時には無神経な視線を浴びせていた自分自身を見せつけられるような気がした。何も知らなかったなぁと思う。

いわゆるJKビジネスは、学校や家庭に居場所のない女子たちにとって、避難所のようなもの。彼女たちの繊細な気持ち。追いつめられている現実。そして追いつめる側にいる親や教師、警察。

貧困、人間関係の薄さ、自尊意識の低さから女子高生たちが、JKビジネスに取り込まれていってしまう。取り込んでいく裏社会の男たちは、彼女たちの状況を熟知している。女子高校生はあまりに無防備だ。

「難民高校生」だった仁藤さんは、今、彼女たちの居場所つくりに懸命に取り組んでいる。その行動力にはただただ敬服する。

にしてもだよ!彼女たちに群がる男たちって何なの!児童ポルノとか人身売買とか、日本の性差別、女性の人権無視の状況に暗然たる思いを抱かざるを得ない。

その後仁藤さんの本を2冊読んだ。
「女子高生の裏社会 『関係性の貧困』に生きる少女たち」


この本は重かった。読んでいて苦しくなった。
でも、最後の方にあった、
「私は少女たちと住む世界が違うと感じる人にこそ、彼女たちに関わってほしいと思っている」

「違う世界の住人のような大人たちが、自分たちの可能性を信じ、ともに歩んでくれたら、どれほど視野や未来がひろがるだろうか」

「大人たちには既存の枠や価値観にあてはめず、どうか一人ひとりに向き合ってほしい。一般論でなく、あなただから、目の前のその子だからかけられる言葉をかけてほしい」

これらのメッセージにほっとした。できることがあるような気がした。

「難民高校生 絶望社会を生き抜く」


これは仁藤さん自身の話がメイン。渋谷で「難民高校生」だった仁藤さんの状況が詳細に語られる。高校を中退した彼女は大検のためのサポート校河合塾コスモに入る。これが彼女の転機となった。農園ゼミの講師との出会いが彼女の世界を広げた。

まともな大人の存在が本当に大きい。彼女を一人の人間として、そのまま受け止めてくれた。

「裏社会」で重い気持ちになっていたが、「難民高校生」には救われる気持ちになった。

JKビジネスなど「性」が関わる問題には私はあまり触れたくない。見たくない。古い教育を受けたので、苦手だ。

でも、私たちにもやれることがあると思わせてくれた。

仁藤さんのblog ↓ ↓
http://ameblo.jp/colabo-yumeno

女子高生サポートセンターColaboのHP
http://ameblo.jp/colabo-yumeno
「すべての女子高生に『衣食住』と『関係性』を」

「ご支援のお願い」のページもあるので、できることをしたいと思う。
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