2016/3/12

ランチ  生活

娘の小学校の恩師と、都合のついた親たち数人とランチをした。

子ども達は95年3月に小学校を卒業したので、21年経っている。地下鉄サリンの日が卒業式だった。

先生は4年生から担任だったので、24年か。長い付き合いだ。

不登校やいじめ、学校に生じた問題は、それなりにあった。

この子たちはあの神戸児童殺傷事件や西鉄バス事件、秋葉原通り魔事件の犯人と同じ学年だ。何か時代の大きな変わり目に生まれ育った年代だったのだろうか。もちろん宇多田ヒカル、北島康介のような優れた才能の人もいる。

母親の一人は、「先生のおかげでまともな大人になった、結婚式にもメインゲストで来てもらった」と言った。

私も先生には感謝しかない。

先生が定年の時、子ども達は一人一人、6年生の写真と今の写真を並べ、メッセージを書いたアルバムをプレゼントし、慰労会を開いた。それほど慕われた先生だった。

子ども達の当時の話、さらにもっと小さい幼稚園時代の話、その後の進学、就職、結婚子育てまで、話は尽きない。

子ども達の話だけではない。同じ年代の女性としての話もある。みんなそれぞれ苦労があったんだなぁとしみじみ。

介護や死別離別、闘病もある。

「自分が若い時は気づかなかったけれど、やはり60歳を超えると、人生は山あり谷あり、ということがよくわかる。何事もない平凡な幸せな人生なんてないよね」

一方、趣味の話はとても参考になるし楽しい。アウトドアでも、スポーツでも、音楽や映画、手芸でも、なるほどねぇ、生活に張りが出るよね、楽しみだよね、と盛り上がる。

そうそう、当時の問題教師が校長になったと聞いて、皆、周囲が振り返る程の大声で「ええ〜!」とのけぞった。

何なの学校文化。本当に子どもの事を考え、子どもとともにいる先生は平のままだよ。あの上昇志向のゴマすりのセクハラ嫌な奴が出世するのか。

驚くことじゃない、と子ども達は冷静な言葉。日本の学校も困ったもんだな。

ともかく、そんな中、本当の教育者と会えた子どもたちと私たちは幸運だった。
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