2017/7/11

イラン映画「セールスマン」  映画

先日イラン映画「セールスマン」を見に行ってきた。ジャック&ベティに初めて行った。

ジャック&ベティは作品のラインアップがいいですね。この映画の後は「マンチェスターバイザシー」だった。見たかった映画。今週からの「20センチュリーウーマン」も見たい。

帰り、伊勢佐木町の「珈琲焙煎問屋まめや本舗」でコーヒーを飲んだ。
http://www.coffee-mameya.co.jp/

「まめや本舗では、店内で召し上がっていただく珈琲はすべて焙煎したてのフレッシュな珈琲をご用意しています」。おいしかったです。

さて、映画。
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事前の知識は今年度アカデミー賞外国語映画賞を取った作品、監督は以前「別離」で同賞を取った方、サスペンス仕立て、ということだけ。

感想は以下のtweet。


なぜ分かりにくかったかというと、
*題名にもなった「セールスマン」は主人公たちが素人劇団で演じるアーサー・ミラー「セールスマンの死」から取っている。これが映画のテーマとどう関わるかがよくわからなかった。「セールスマンの死」は大まかな筋以外は知らないから。

*サスペンス調で話がどう展開するか分からない、筋を追うだけでせいいっぱい。

「イランの市民生活」が興味深かったというのは
液晶テレビがあり、スマホを使いこなす、車が必需品で外車も沢山ある、アパートの部屋は広くて西欧的。市民劇団では女性たちも演技する(イラン女性が素人劇団で不特定多数の前で演じるとは知らなかった)、高校生たちが映画上映中に居眠りする教師をスマホで撮りネットにアップしようとする、敵国のアメリカの戯曲を市民劇団が上演するのか、etc

まぁこちらが無知なんだけど、スカーフ以外はほとんど西側の映画と変わらない。

脚本が巧み、というのは冒頭のマンションから住民が避難する場面から何が起こったの?どうなるの?と、観客を映画に引き込む。劇団の練習、高校の授業の様子、引っ越しを友人たちが手伝う等ののんきな画面が続き、突然事件が起きる。え、え!という展開。最後の方も「え?彼なの?」という驚き。

監督が何を描きたかったか分からない、ものの、男女の気持ちのすれ違いなのかなと思ったり。

以下ネタバレ含む。





そして、この映画を見ててずっと感じていたこと。

アルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」みたいじゃん。

この映画で私が違和感を感じるのが、「瞳の奥の秘密」もそうだけど、夫・婚約者の犯人への怒り、に、妻・婚約者を自分のモノと思ってないかい?自分の大切なモノが壊された怒りじゃないかい?と思ってしまうのだ。自分の面子だったりさ。

この主人公も、妻に気持ちを寄せる、寄り添うより、犯人への怒りが先に立つ。

こういうのが嫌なんだよね。「瞳の奥の秘密」の婚約者は犯人に陰湿な形で、長年に渡って復讐する。そっちの方が余程怖いよ。気持ち悪い。愛なんかじゃないよ。

この映画の救いは、妻が生きていること。夫へ自分の意見が言えること。妻の思いがテーマだったのかなぁ?犯人側の家族の姿も、テーマの一つだったのかなぁ?

よくわからない。

俳優さんたちはみな良かったですね。イランの方々は美形が多いです。
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