2018/3/7

オペラ「ホフマン物語」  音楽

新国立劇場にオペラ「ホフマン物語」を見に行ってきた。

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新国立劇場HPより
ホフマン物語⇒http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/9_009640.html

詩人ホフマンの恋の遍歴を幻想的に描いた物語。

ソプラノ歌手ステッラを待ちくたびれたホフマンは親友ニクラウスとお酒を飲みながら、周りの学生たちに過去の失恋話を語り始める(1幕)

人形オリンピア(2幕)、病弱な歌手アントニア(3幕)、高級娼婦ジュリエッタ(4幕)との3つの恋だ。

語り終えて酔い潰れたホフマンに。ステッラは上院議員に連れ去られてしまう。ミューズは「詩人としてよみがえりなさい。人は恋によって大きくなり、涙によってさらに大きくなるのです」と語りかける(5幕)。

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こんな時間配分。

このオペラを見ようと思ったのは、コルチャックとコニエチュニーが出ると知ったから。早々とチケットを取った。

コルチャックさんは2016年4月(もう2年前か!)に「ウェルテル」を見に行ったので、また見たいと思ったこと。

新国立劇場HPにコルチャックさんのインタビューがあって、ビゼーの「真珠採り」でデビューと書いてあった。

私が見た笈田ヨシ演出は2012年なのだそうで、だからそれがデビューということはないよねぇ。NHKの放送(録画した)を見てたので(=ハンサム、甘い声)、ウェルテルの代役の代役と聞いた時に見に行こうと思ったのだ。新国立のHPでは「ウェルテルで一躍脚光」と書いてあるけど、かなり知られた歌手だったのではないの?少なくともこの私でも知ってたよ。

今回も見目麗しく、素敵だった。

コニエチュニーさんはヨナス・カウフマンさんの「西部の娘」「フェデリオ」で悪役だったから、何度も録画で見た。演技がうまいし、動きのキレがいい。

日本ではワーグナーをよく歌っているみたいね。新国立劇場は初登場というので、ちょっと意外だった。

コニエチュニーさんは4役演じたのだけど、背も高いし、かっこよかった。ワル親父風が良くて、ヒョウ柄とか似合ってた。

聴衆に受けていたのは人形のオリンピア。ソプラノ歌手の技巧を見せつけられる役だと思う。笑いが起こっていた。

アントニアはオリンピアを違って悲劇的。最後の母と医師とアントニアの3重唱は劇的で胸に迫って涙が出た。

ホフマン物語といえば「ホフマンの舟歌」。女性二重唱の美しい歌。4幕ジュリエッタと、ニコラウス(ミューズ)が歌う。これはとても有名。

3つの恋物語は別世界の話なので、セットも衣装も幻想的、色使いも凝ってた。

今まで見て来たオペラとは違って、エンターテイメント的。楽しめた。このオペラのファンが多いのはよくわかった。

そうそう、一応、METホフマン物語の録画があったので、予習したのよ。

豪華な舞台装置、ダンサーも含め出演者が多くて華やかな舞台。女性陣も魅力的。だけれどもホフマン役のグリゴーロの声が好きじゃなくて(細かいビブラート)、2回目の途中で見るのを止めてしまった。

その点、コルチャックさんの声はストレートな甘い声で、よかった。

カーテンコールは盛大な拍手、歓声だった。何度かあいさつの後、コルチャックさんが最後小さくバイバイと手を振ったのが可愛かったな。

初台は今年二回目。そうかヨナスさんのコンサートから2か月経ってしまったのか。

あと4月にアイーダに行く予定。トスカとかフィデリオも見たいけどね。お財布と相談。

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2018/3/3

久しぶりに上野へその2  展覧会

仁和寺と御室派のみほとけ展。
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これは混んでいて、入場まで30分。

最初の方は仁和寺の目録や書状、等、書が中心。書はガラスの向こうに平らに置いてあるから、人波で見えない。人と人の間からちらり、と見る感じ。国宝や重要文化財も多いが、「猫に小判」ということなんでしょうね。見てもよくわからない。

それでも、歴史上有名な人物の書には、「ふーむ」と言って眺めるのだ。空海、後醍醐天皇など。

これら書や絵はよく残ったなぁと思った。応仁の乱で伽藍が焼失してしまったりしているから。

仁和寺展の一番の見どころは仏像。

ここにきて、ようやく、興奮した。見事だった。普段非公開の観音堂の仏像群も見られた。ここは撮影可。フラッシュをたかないように、との注意があったが、結構ピカピカ光ってた。私はスマホのフラッシュの消し方がよくわからないから、写真は撮らなかった。

仏像群の周囲も回れるようになっていて、再現された壁画も見られる。下半分は地獄絵。そういえば、ブリューゲルの絵にも地獄絵のようなものがあったなぁ。

仁和寺の阿弥陀如来坐像は撮影禁止。平安中期の国宝。どっしりしていて美しかった。

若狭明通寺の大きな仏像にはびっくり。一昨年、明通寺に行ったが、建物と、周囲の山や渓流に目を奪われていて、こんなりっぱな仏像や絵巻物を持っているとは思いもよらなかった。

道明寺の十一面観音(平安初期)は美しかった。

葛井寺の千手観音には圧倒された。すごい執念で作られてるなあと思う。これ天平の仏様だという。観音様は乾漆で、千手の部分は木造。詳しい説明版があり、背面から千手の構造を見ることができる。

千手観音は2月14日からの展示だったそうで、見られてよかった。

あと福井県高浜の青葉山中山寺の馬頭観音(重文)、秘仏で33年ごとの公開だという。これを見られたのはラッキー。力強い像だった。

20代の初め、この仏像を見たいと思って小浜旅行のついでに、近くまで行ったことがある。見ることはできなかった。でも本当に中山寺に行こうとしたのか、記憶はもう曖昧。

一木作りの仏様は量感があり、なだらかな曲線が美しいと思う。寄木作りは大きな仏像。乾漆像は軽やかかな(単なる印象です)。

展示はとてもわかりやすく、見やすかった。ただ「100万ドルの夜景を見下ろす仏様」とかの「キャッチフレーズ」はちょっと安っぽいと思った。

この仏像たちは圧巻だった。

それにしても日本は仏教国であったのぅ。

今はお寺は沢山あるけれど、存在感という意味では薄れていると思う。深い信仰と言うより民俗的風習のような感じだ。もっと仏教を知るべきなんだろう。
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2018/3/2

久しぶりの上野その1  展覧会

少し暖かくなったので、上野へ。もちろん桜はまだまだだ。

今、上野は仁和寺、ブリューゲル、プラド、と、見たい展覧会がいくつもある。

とりあえず、プラド美術館展は5月までやっているので、これは後回しにした。

まず、都美術館へ。意外に空いている。

ブリューゲル一族、一世からひ孫世代まで。

資料を確認せずに印象だけ書く。

小さい絵が多くて見づらかった。下書き、版画、なども多い。

ブリューゲル長男は父親複製画を大量に書いていたそうだ。代々そうだったようだ。それでも、それぞれ特徴があったことがわかった。

農民の絵が出てきてから、楽しくなった。絵にリズム感がある。人物が生き生きしていて、面白い。子どもが小便をしているのも堂々と目立つところに描いてある。

そして、ルーベンスとの共同で描かれたという人物画。こういう人物が大きく描かれたのが西洋画、だと思い込んでいる。でも、それは教会や君主、貴族、富豪など権力を持つ者の為に描かれたものだ。

ブリューゲルの絵はもっと市民的、平民的というのかな。

ポスターにもなっていた絵ばかりでなく、花の絵はどれも美しかった。チューリップも沢山描かれていたが、チューリップ投機の頃だそうだ。

展覧会の途中に年表があり、興味深かった。ルターの宗教改革から無敵艦隊とか、ユトレヒト同盟とか、そのうち清教徒革命クロムウェルまで、これぞ西洋史、という時代。

お土産はこれ ↓ ↓

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ゴーフル。ゴーグルと言って笑われた。おいしい。

都美術館のカフェでランチ。

一昨年、桜の季節、ここで桜あんみつを食べながらNHKFM「ファウストの劫罰」ヨナスさんの歌声を聴いたなあ(スマホ+イヤホン)。「ボッチチェリ展」を見に来た時だ。幸福感に包まれた。

その後、仁和寺展へ。

続く

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2018/3/1

一つ歳をとりました。  生活

朝6時過ぎ、電話が鳴ったので、びっくり、何事?!

と思ったら、孫娘から「ばあば、お誕生日おめでとう!」だった。

ありがとうね。

昼間には娘たちから次々おめでとうメールというか、LINEスタンプが届いた。

夕方には上の孫息子からたどたどしい電話。「おたんじょうびおめでとう」。

2人からはバースデーカード=絵ももらった。と言っても好きなものを描いたものだが。

孫息子は大好きな「はやぶさ」。新幹線の絵を描くのが大好き。つばさやこまち、かがやきなどを一生懸命描く。

孫娘の方はバンビの絵だった。

高校時代の友人からもバースデーカードが届く。高校入学と同時に仲良くなった人だから、もう半世紀以上だ。忘れず送ってくれる。感謝。

さらに、通っている教室からもバースデープレゼントをもらった。年金の受取口座のある銀行からも誕生プレゼント。マッサージ店や、前に買い物した店からもバースデーカードが届く。

こんなにお祝いしてもらえて、私は幸せ者だなぁと思った。ありがとう!!
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