2018/5/11

10.クリムト、オペラ座周辺  旅・散歩

5月2日(水)。昨日行きそこなったベルヴェデーレ宮殿へ。

オペラ座前からトラムD線に乗る。

乗り込む時私がちょっともたもたしていたら、座席に座っていた若い女性二人が立ち上がって席を譲ってくれた。二つ席が空いたので夫も座った。この女性たち、すらっとしてカジュアルウェアなんだけどセンスが良くてメガネ姿も知的でとても素敵だった。

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上宮。見るのは上宮だけにした。チケット代は15ユーロだが、シニア割引で12.5ユーロ。この時はパスポートのコピーでOKだった。

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宮殿の庭園。ウィーン市街が見渡せる。

今、ここから見える場所に高層ビルが建築中で、このビル完成の暁には「世界遺産」登録が取り消されるかもしれないとのこと。
(この写真の中の赤い屋根の左上の方にクレーンがある)。

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クリムトの「キス」の前では小学生20人くらいが座って学芸員さんの話を聞いていた。

学芸員さんはA4くらいの紙に「○」「△」、渦巻、楕円、星形などの図を用意していた。そしてその図形を出して、「この絵の中にこの図形はどこにあるでしょうか?」と質問した。

子ども達は一生懸命絵を見て、探していた。私も一緒に探してしまった。なるほどねぇ、こういう図形を使って、絵を構成している要素を見つけ、デザイン的なことを理解させている。私もよく理解できた。

クリムトは現在ウィーンでもっとも有名な画家だそうで、観光にも大いに貢献している。お土産にもクリムトグッズが多い。

エゴンシーレ
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クリムトの影響を受けていると言うが、よくわからない。装飾的デザイン的ではないような気がする。思ったよりリアル。

28歳で、スペイン風邪で亡くなっている。先入観を持って絵を見ると「暗いなぁ」と思ってしまう。

ここの展示はキュレーターの視点が面白かった。

ある部屋では、王侯貴族、教会中心だったものが、市民、中間層が増えて、絵が身近な題材になったと、そういう絵が並べられていた。また、別の部屋では19世紀の産業革命で画題が代わったと、工場、蒸気機関車、労働者の絵が並べられていた。

その他にもまとめ方が面白いなと思う展示があった。

ベルヴェデーレ宮殿の下宮はバロック美術中心だという。時間に余裕があったら、行ってみたかった。

トラムでオペラ座に戻る。

一番の中心街ケルントナー通りをまだちゃんと見ていない。しかしまぁ、すごい数の人々。ごった返している。ここに居る人たちの9割が観光客だろうとのこと。

シュテファン大寺院。
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ちょうど12時で鐘が響き渡っていた。

内部
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こういう時、神社で祈願するのと同じことを祈ってしまう。

ペスト記念柱。彫像には意味があるらしいが知識がなくてわからない。
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以前、バスツァーでドイツ都市を通過した時もいろんなところにペストの記念碑があった。中世ヨーロッパにおける、如何に恐ろしい体験だったのか、がわかる。

ミヒャエル広場には馬車がいっぱい。
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馬を見るとつい写真を撮りたくなる。
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この日はおなかが不安だったので、昼食抜き。水分だけ摂った。そして、私は夜のオペラに備えて一休み。

夫は王宮見物に出かけた。シェーンブルグ宮殿で購入した「シシーチケット」で、入れるのだ(つまり、私は行かなかったので、その分を無駄にした)。

あまり面白くなくて、むしろ見学コースではない「カプツィーナ教会」の王の墓所が興味深かったそうだ。
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マリア・テレジアとフランツ一世の棺だと思う(=つまり忘れた)とのこと。これ以前の棺はとても無装飾でシンプルだったそうだ。フランツヨーゼフ1世とエリザベート、息子ルドルフの棺もあったがそれは割愛。

この近くに国立図書館もあったのね。行ってみたかったな。でも私には体調管理が一番重要なのだ。
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