2019/8/30
カジノ勉強会&準備会 政治
28日夜「横浜にカジノはいらない!」勉強会に行ってきた。
主催は「カジノ問題を考える集会世話人会」。当日、この世話人会は女性2人だけと説明があった。
主催者は「ことぶき共同診療所越智祥太医師」の話を聞いて、これは大変だ、もっと地域で勉強会をしなくちゃ、と考えたところから、始まったそうだ。準備はわずか2週間。
もともと環境(せっけん)、平和、女性問題に長年取り組んできた方々とはいえ、この短い期間に2人でよく勉強会にこぎつけた、と思った。
しかも、勉強会の準備をしている最中に、あの林市長の「カジノ誘致宣言」があった。
その6日後の勉強会だ。まさにタイムリーだった。
でも、主催者たちはどの程度人が集まるか、よくわかってなかったらしい。
片付けのことも考えて、机はもともと並んでいたものに、一つ追加しただけ、つまり39名分。あとは人が増えるたび椅子を並べた。
横浜市議の井上さくらさんがこの勉強会をtweetしたら、120のリツィートがあった。なので、参加者は76名だったとか。84名定員だ。
しかも、ツィキャスやペリスコープのネット中継もあった。
あとで、Twitterなどを読むと、「え、この方も来てたのか」みたいな驚きがあった。
主催者は「今までは顔を合わせて『勉強会をやるから来てね』というお誘いだったが、今回は、ネットで広げてもらったので、知らない人ばかりで驚いた」と語った。
また、越智医師が「診察が早く終わった」とのことで、開始時間より前にいらっしゃったので、プログラムを前倒しできて、質問時間が十分にとれた。様々な質問が出て、タウンミーティングのようになり、これがとてもよかったと思う。
内容は

井上さくらさんから、これまでの経過、横浜市の計画と問題点、市議会の動き、これからのスケジュールのお話、
越智祥太医師から、治療の現場から「ギャンブル依存症」とは何か、現状はどうか、の話があった。ギャンブル依存症は本人が依存症と認めるまで10〜30年かかるそうだ。その時には家族も知人も、家も仕事も財産も失っている。本当に深刻だ。
犬養淳氏のまとめがあったので、ご覧ください。(ていうか、犬養氏も来てらしたのね)。
そして、連日の会合、29日には「STOPカジノ横浜準備会」@アートフォーラムあざみ野に行ってきた。市営地下鉄であざみ野に行くのは初めてだ。
アートフォーラムは駅から5分とのことだったが、坂道を上り下りしたので、思ったより時間がかかった。定員90名とのことだが、満席だった。
この会合は「れいわ新撰組」の大西つねきさんが呼びかけたものだ。
立憲民主党の真山真一参議院議員、無所属の横浜市議井上さくらさん、共産党の横浜市議古谷やすひこさん、一般席に共産党の県議大山奈々子さん。
越智祥太医師ほか、カジノ反対を長く続けている市民団体ほか、ながらく市民運動をしている方々が参加されていた。
議論の前提は「カジノに反対」「カジノを作らせないためには市長を辞めさせる(リコール)しかない」
市長はカジノについて、一度も市民の意見を聞いていない、勝手に決めた、これは民主主義をないがしろにするもので、これが一番のリコール理由
カジノはそもそも人の負けによって金儲けをするものであって、成長戦略にはなりえない。横浜の財政を救わないし、街を荒廃させる、人生を破壊する。なんの利益もない。カジノ阻止しなければならない。それが二番目の理由。
では、市長リコールするにはどうしたらよいか。
この日はその「戦略」について話し合う場だった。
考えられるのは@住民投票条例制定、カジノ誘致の是非を問うもの、6万人に署名が必要。Aは市長リコール。これは50万人の署名が必要。
これは上の犬養淳氏の前篇に詳しく書いてある。
大西さんはまず@→A、それに対して、最初からAでやるべきという意見がある。
喧々諤々の議論は刺激的だった。民主主義ってこういうことだなぁと思った。
最後に参考のために二つの戦略について決を採ると半々だった。
井上さくらさんから、横浜市は周到に準備してスケジュールを決めている。議会は推進派が多数である、これらのことを考え合わせて、住民の直接請求は緻密に考えなくてはならないとの話があった。
YOUTUBEに動画があります。長いですが興味のある方はどうぞ。
議論の本筋とは別だが、感じたことがある。
若い人たちの見えてる風景と、社会運動ベテランシルバーの見てる風景は全く違う。
投票率を上げるための活動している若者は「参議院選挙の時ですら、『え?選挙があったの?』という友人がいる」「『カジノで市が儲かるならいいんじゃない』程度の認識、あるいはそもそもカジノの問題すら知らない状況だ」と言う。
シルバーの署名は戸別訪問すればよい、とか、市庁舎包囲も考えたら、とか、今熱いうちに行動すべき、という発言との落差。
シルバー世代の視野は「問題」については深いかもしれないが、今の社会全体については視野が狭い、と大西さんの指摘があった。
大西さんの発言:「れいわ」の選挙はSNSを駆使したと言われたが、そうではない。SNSなんてたかが知れてる。激烈な地上戦をやった結果だ。ポスター貼り、葉書書き、電話かけ、チラシ配り、必死にやった、若い世代が頑張った。その人たちが今日もこの集会のスタッフをやっている」
若い人たちをサポートするくらいの考えでシルバーはやるべきかもしれない。百戦錬磨だと思っている自分たちの意見を押しつけてはいけないのよ。
この日も「偉そう」なおじいさんたちいたよね〜。もちろん、これまでの活動には敬意を持っている。
でも、広げるには、一歩下がって、意見を押し付けないことが大事だ。
最後に越智医師から「依存症当事者が来ている」と、ギャンブル依存症から立ち直った方の紹介があり、彼らが発言した。
「依存症治療グループに辿りつくのはごく少数。今日もニュースで千葉で養子殺し保険金詐欺事件があったが、あの事件もギャンブル依存症予備軍が起こした。遊び金欲しさにという陰にギャンブル依存がある。広くギャンブル依存症の問題がある」
「ギャンブルは金持ちを貧乏にし、貧乏人を犯罪者にする」重い発言だった。
29日だけでは話がまとまらなかったので、もう一度、戦略会議をするということになった。
そして19日には千人規模の集会も予定されている。
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主催は「カジノ問題を考える集会世話人会」。当日、この世話人会は女性2人だけと説明があった。
主催者は「ことぶき共同診療所越智祥太医師」の話を聞いて、これは大変だ、もっと地域で勉強会をしなくちゃ、と考えたところから、始まったそうだ。準備はわずか2週間。
もともと環境(せっけん)、平和、女性問題に長年取り組んできた方々とはいえ、この短い期間に2人でよく勉強会にこぎつけた、と思った。
しかも、勉強会の準備をしている最中に、あの林市長の「カジノ誘致宣言」があった。
その6日後の勉強会だ。まさにタイムリーだった。
でも、主催者たちはどの程度人が集まるか、よくわかってなかったらしい。
片付けのことも考えて、机はもともと並んでいたものに、一つ追加しただけ、つまり39名分。あとは人が増えるたび椅子を並べた。
横浜市議の井上さくらさんがこの勉強会をtweetしたら、120のリツィートがあった。なので、参加者は76名だったとか。84名定員だ。
しかも、ツィキャスやペリスコープのネット中継もあった。
あとで、Twitterなどを読むと、「え、この方も来てたのか」みたいな驚きがあった。
主催者は「今までは顔を合わせて『勉強会をやるから来てね』というお誘いだったが、今回は、ネットで広げてもらったので、知らない人ばかりで驚いた」と語った。
また、越智医師が「診察が早く終わった」とのことで、開始時間より前にいらっしゃったので、プログラムを前倒しできて、質問時間が十分にとれた。様々な質問が出て、タウンミーティングのようになり、これがとてもよかったと思う。
内容は

井上さくらさんから、これまでの経過、横浜市の計画と問題点、市議会の動き、これからのスケジュールのお話、
越智祥太医師から、治療の現場から「ギャンブル依存症」とは何か、現状はどうか、の話があった。ギャンブル依存症は本人が依存症と認めるまで10〜30年かかるそうだ。その時には家族も知人も、家も仕事も財産も失っている。本当に深刻だ。
犬養淳氏のまとめがあったので、ご覧ください。(ていうか、犬養氏も来てらしたのね)。
【横浜カジノ勉強会 前編】井上さくら市議 横浜市の動き報告 2019年8月28日|犬飼淳 / Jun Inukai @jun21101016|note(ノート) https://t.co/NuqdU9INdj
— 大豆(だいず) (@daizu_n) 2019年8月30日
【横浜カジノ勉強会 後編】越智祥太医師 ギャンブル依存症の心配 2019年8月28日|犬飼淳 / Jun Inukai|note https://t.co/mjhsnW9jtQ
— 大豆(だいず) (@daizu_n) 2019年8月30日
そして、連日の会合、29日には「STOPカジノ横浜準備会」@アートフォーラムあざみ野に行ってきた。市営地下鉄であざみ野に行くのは初めてだ。
アートフォーラムは駅から5分とのことだったが、坂道を上り下りしたので、思ったより時間がかかった。定員90名とのことだが、満席だった。
この会合は「れいわ新撰組」の大西つねきさんが呼びかけたものだ。
立憲民主党の真山真一参議院議員、無所属の横浜市議井上さくらさん、共産党の横浜市議古谷やすひこさん、一般席に共産党の県議大山奈々子さん。
越智祥太医師ほか、カジノ反対を長く続けている市民団体ほか、ながらく市民運動をしている方々が参加されていた。
議論の前提は「カジノに反対」「カジノを作らせないためには市長を辞めさせる(リコール)しかない」
市長はカジノについて、一度も市民の意見を聞いていない、勝手に決めた、これは民主主義をないがしろにするもので、これが一番のリコール理由
カジノはそもそも人の負けによって金儲けをするものであって、成長戦略にはなりえない。横浜の財政を救わないし、街を荒廃させる、人生を破壊する。なんの利益もない。カジノ阻止しなければならない。それが二番目の理由。
では、市長リコールするにはどうしたらよいか。
この日はその「戦略」について話し合う場だった。
考えられるのは@住民投票条例制定、カジノ誘致の是非を問うもの、6万人に署名が必要。Aは市長リコール。これは50万人の署名が必要。
これは上の犬養淳氏の前篇に詳しく書いてある。
大西さんはまず@→A、それに対して、最初からAでやるべきという意見がある。
喧々諤々の議論は刺激的だった。民主主義ってこういうことだなぁと思った。
最後に参考のために二つの戦略について決を採ると半々だった。
井上さくらさんから、横浜市は周到に準備してスケジュールを決めている。議会は推進派が多数である、これらのことを考え合わせて、住民の直接請求は緻密に考えなくてはならないとの話があった。
YOUTUBEに動画があります。長いですが興味のある方はどうぞ。
議論の本筋とは別だが、感じたことがある。
若い人たちの見えてる風景と、社会運動ベテランシルバーの見てる風景は全く違う。
投票率を上げるための活動している若者は「参議院選挙の時ですら、『え?選挙があったの?』という友人がいる」「『カジノで市が儲かるならいいんじゃない』程度の認識、あるいはそもそもカジノの問題すら知らない状況だ」と言う。
シルバーの署名は戸別訪問すればよい、とか、市庁舎包囲も考えたら、とか、今熱いうちに行動すべき、という発言との落差。
シルバー世代の視野は「問題」については深いかもしれないが、今の社会全体については視野が狭い、と大西さんの指摘があった。
大西さんの発言:「れいわ」の選挙はSNSを駆使したと言われたが、そうではない。SNSなんてたかが知れてる。激烈な地上戦をやった結果だ。ポスター貼り、葉書書き、電話かけ、チラシ配り、必死にやった、若い世代が頑張った。その人たちが今日もこの集会のスタッフをやっている」
若い人たちをサポートするくらいの考えでシルバーはやるべきかもしれない。百戦錬磨だと思っている自分たちの意見を押しつけてはいけないのよ。
この日も「偉そう」なおじいさんたちいたよね〜。もちろん、これまでの活動には敬意を持っている。
でも、広げるには、一歩下がって、意見を押し付けないことが大事だ。
最後に越智医師から「依存症当事者が来ている」と、ギャンブル依存症から立ち直った方の紹介があり、彼らが発言した。
「依存症治療グループに辿りつくのはごく少数。今日もニュースで千葉で養子殺し保険金詐欺事件があったが、あの事件もギャンブル依存症予備軍が起こした。遊び金欲しさにという陰にギャンブル依存がある。広くギャンブル依存症の問題がある」
「ギャンブルは金持ちを貧乏にし、貧乏人を犯罪者にする」重い発言だった。
29日だけでは話がまとまらなかったので、もう一度、戦略会議をするということになった。
そして19日には千人規模の集会も予定されている。

2019/8/27
美味しかった 旅・散歩
岐阜に行く楽しみ

岐阜モーニング 650円(コーヒー、クロワッサン、ハム、ポテトサラダ、ヨーグルト)
素敵なお店。

日曜が休みの所が多いそうで、近くにモーニングをしている店がなく、今回はちょっと遠いお店に車で行った。ここは9時開店。平日のモーニングは7時開店が多いとか。早くに行かないと駐車場行列になってしまうそうで、皆さんモーニングが好きね。
そして、和食ランチ。ここ、「楮」は3回目くらいかな。
⇒https://blue.ap.teacup.com/applet/daizufengtien/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%9E%B8&inside=1&x=19&y=12
夏野菜揚げ浸し

冬瓜と鮎の椀

とうもろこし松風

姫鯛のずんだ焼き

タコと大根のご飯

ミルクプリンのマンゴーソースかけ&コーヒー

本当にいつも岐阜の食事は楽しみだ。
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岐阜モーニング 650円(コーヒー、クロワッサン、ハム、ポテトサラダ、ヨーグルト)
素敵なお店。

日曜が休みの所が多いそうで、近くにモーニングをしている店がなく、今回はちょっと遠いお店に車で行った。ここは9時開店。平日のモーニングは7時開店が多いとか。早くに行かないと駐車場行列になってしまうそうで、皆さんモーニングが好きね。
そして、和食ランチ。ここ、「楮」は3回目くらいかな。
⇒https://blue.ap.teacup.com/applet/daizufengtien/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%9E%B8&inside=1&x=19&y=12
夏野菜揚げ浸し

冬瓜と鮎の椀

とうもろこし松風

姫鯛のずんだ焼き

タコと大根のご飯

ミルクプリンのマンゴーソースかけ&コーヒー

本当にいつも岐阜の食事は楽しみだ。

2019/8/26
あいちトリエンナーレ2019 展覧会
試合翌日、どこに行こうか、醒ヶ井にも行ってみたい、犬山城は前行きそこなったから行こうか。いろいろ考えたが、せっかくなので「あいちトリエンナーレ2019」に行くことにした。娘が「見たい作品がある」という。
名古屋駅は人が多い。ごった返していた。地元の人だけでなく、旅行客も多い。今日は「よさこい」があるらしく、そういう衣装の人が沢山いた。
名古屋美術館は名古屋から地下鉄で2駅栄駅にある。駅からはすぐ近く。コンサートホールもここなのね。
10階までエレベータだが、素通しガラスがあり、私は怖くてドアの方をずっと向いていた。吹き抜けなんだよねぇ。

一日券は1,600円。
ボランティアの人たちの紫色ポロシャツがおしゃれだ。
これが一番の人気かな。


沢山のピエロ、力作だと思う。

こんな寝方をするなぁ。思わず笑ってしまった。
若い人が多くて、写真を撮ったり、熱心に見ていた。
煙草などの唾からDNAを抽出して、そのデータから3Dプリンターで顔を再現したという作品があった。そんなことが可能なのかしら?
移民や難民をテーマにした作品があるのは「今」を象徴しているのかな。ジュリアン・ムーアとアレック・ボードウィンが難民の証言を読む(演じる)という作品はかなり熱心に見てしまった。
「誰もが自分が難民になろうとは思わなかった」と。
今の安倍政権のまま日本が突き進んだら、難民化する日本人が出てくるのではないか、と私は心配している。難民になるとは思っていない、日本人。
そして

立入禁止。

外から眺めた感じでは、「不自由展」はそれほど広い会場ではないと思った。その中に少女像やいくつか問題とされた作品があったとしても、世間が騒ぐほどの事かな、というのが率直な感想。
平和を願う像だし、日本と自分のアイデンティティを考える作品群なのだ。
政治家の圧力や、脅迫が押し寄せる、中には「京アニ」のようにガソリンを撒くぞとの脅迫もあった。
「いいじゃん、これくらいの展示、勝手にやってれば」くらいの感覚に何故ならないのだろう。目くじら立てて、騒ぎ立てる人たちの度量のなさというか、異常だと思った。
過去をきちんと向き合えない日本のあの人たち。差別意識丸出しのあの人たち。
狂気、と言ってもいい。日本は恐ろしい社会になった。
追記:グランデール市少女像設置問題では、当該市議たちはそれほど設置にこだわっていなかったが、日本・在米極右たちの発言があまりにひどいので、設置賛成になったという(恥を知れ発言)。世界各地で同じことが起きている。日本側のでたらめ発言に対し、戦時性暴力(性奴隷)の問題であり、現在なお重大な問題と人々が認識したということだ。日本が、この動きを見守るだけだけで、あるいはむしろそっと花でも手向ければ、普通に敬意を持たれたろう。何故これほどヒステリックに攻撃するかといえば、それで金稼ぎの人々がいるのだろうし、政治家は「敵」を作れば「愛国者」と偽装できる。愚かなことだ。
私が行った日、「少女像」の作者が再訪したそうだ。「可哀想で涙が出た」と言ったそうだが、その気持ちはよくわかる。かわいそうだよ。
出展を取りやめた作家たちのメッセージ。

メッセージのおっしゃる通り。この作家たちのスペースには全部このメッセージが貼ってあった。
実行委員会がきちんとメッセージを展示したのは当たり前だけれど、良かったと思う。こういうことですら、今の日本では隠されかねない。
このメッセージの中に日本の作家がいないのがちょっと残念。
娘は3年前のトリエンナーレにも来たそうだ。
あの、豊橋会場の、空き家に小鳥を放ち、その管理(掃除や飼い方)がいい加減で、動物愛護団体から抗議を受けた現代アートがあった。あれから3年なのか。
現代アートは今まで見たものでは国立新美術館開館記念のポンピドーセンター収蔵品、ニキ・ド・サンファル、国立近代美術館展示、ブリジストン美術館の「アンフォルメル」、神奈川近代美術館のいくつかの展覧会、そういうものに比べると迫力、エネルギー、あるいは「美」という点で物足りなかった。
現代美術でいつも思ってしまうこと、「これ単なる思い付き?」。つまり格闘の後が見えない、「美」への追及があるのかな?。
と、こういうことを考えさせるのも、作品のうちかも。
とにかく、名古屋市長や菅官房長官、維新の政治家の「検閲」は許せない、と強く思った。
見終わって、お茶して、名古屋駅に戻り、5時過ぎの新幹線で帰路についた。
充実した2日間だった。
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名古屋駅は人が多い。ごった返していた。地元の人だけでなく、旅行客も多い。今日は「よさこい」があるらしく、そういう衣装の人が沢山いた。
名古屋美術館は名古屋から地下鉄で2駅栄駅にある。駅からはすぐ近く。コンサートホールもここなのね。
10階までエレベータだが、素通しガラスがあり、私は怖くてドアの方をずっと向いていた。吹き抜けなんだよねぇ。

一日券は1,600円。
ボランティアの人たちの紫色ポロシャツがおしゃれだ。
これが一番の人気かな。


沢山のピエロ、力作だと思う。

こんな寝方をするなぁ。思わず笑ってしまった。
若い人が多くて、写真を撮ったり、熱心に見ていた。
煙草などの唾からDNAを抽出して、そのデータから3Dプリンターで顔を再現したという作品があった。そんなことが可能なのかしら?
移民や難民をテーマにした作品があるのは「今」を象徴しているのかな。ジュリアン・ムーアとアレック・ボードウィンが難民の証言を読む(演じる)という作品はかなり熱心に見てしまった。
「誰もが自分が難民になろうとは思わなかった」と。
今の安倍政権のまま日本が突き進んだら、難民化する日本人が出てくるのではないか、と私は心配している。難民になるとは思っていない、日本人。
そして

立入禁止。

外から眺めた感じでは、「不自由展」はそれほど広い会場ではないと思った。その中に少女像やいくつか問題とされた作品があったとしても、世間が騒ぐほどの事かな、というのが率直な感想。
平和を願う像だし、日本と自分のアイデンティティを考える作品群なのだ。
政治家の圧力や、脅迫が押し寄せる、中には「京アニ」のようにガソリンを撒くぞとの脅迫もあった。
「いいじゃん、これくらいの展示、勝手にやってれば」くらいの感覚に何故ならないのだろう。目くじら立てて、騒ぎ立てる人たちの度量のなさというか、異常だと思った。
過去をきちんと向き合えない日本のあの人たち。差別意識丸出しのあの人たち。
狂気、と言ってもいい。日本は恐ろしい社会になった。
追記:グランデール市少女像設置問題では、当該市議たちはそれほど設置にこだわっていなかったが、日本・在米極右たちの発言があまりにひどいので、設置賛成になったという(恥を知れ発言)。世界各地で同じことが起きている。日本側のでたらめ発言に対し、戦時性暴力(性奴隷)の問題であり、現在なお重大な問題と人々が認識したということだ。日本が、この動きを見守るだけだけで、あるいはむしろそっと花でも手向ければ、普通に敬意を持たれたろう。何故これほどヒステリックに攻撃するかといえば、それで金稼ぎの人々がいるのだろうし、政治家は「敵」を作れば「愛国者」と偽装できる。愚かなことだ。
私が行った日、「少女像」の作者が再訪したそうだ。「可哀想で涙が出た」と言ったそうだが、その気持ちはよくわかる。かわいそうだよ。
出展を取りやめた作家たちのメッセージ。

メッセージのおっしゃる通り。この作家たちのスペースには全部このメッセージが貼ってあった。
実行委員会がきちんとメッセージを展示したのは当たり前だけれど、良かったと思う。こういうことですら、今の日本では隠されかねない。
このメッセージの中に日本の作家がいないのがちょっと残念。
娘は3年前のトリエンナーレにも来たそうだ。
あの、豊橋会場の、空き家に小鳥を放ち、その管理(掃除や飼い方)がいい加減で、動物愛護団体から抗議を受けた現代アートがあった。あれから3年なのか。
現代アートは今まで見たものでは国立新美術館開館記念のポンピドーセンター収蔵品、ニキ・ド・サンファル、国立近代美術館展示、ブリジストン美術館の「アンフォルメル」、神奈川近代美術館のいくつかの展覧会、そういうものに比べると迫力、エネルギー、あるいは「美」という点で物足りなかった。
現代美術でいつも思ってしまうこと、「これ単なる思い付き?」。つまり格闘の後が見えない、「美」への追及があるのかな?。
と、こういうことを考えさせるのも、作品のうちかも。
とにかく、名古屋市長や菅官房長官、維新の政治家の「検閲」は許せない、と強く思った。
見終わって、お茶して、名古屋駅に戻り、5時過ぎの新幹線で帰路についた。
充実した2日間だった。

2019/8/25
大勝!名古屋戦 サッカー(マリノス)
マリノスの名古屋戦がトヨタスタジアムではなくて瑞穂競技場、と知って、娘を誘って観戦に行くことにした。

久しぶりー。パロマ瑞穂スタジアム。今日チケットは完売。
瑞穂は2014(1-1俊輔のゴール実らずドゥトラ最終試合)、2015(0-3で勝った)に続いて3回目。
入口で名古屋ユニを配っていたけれど、「結構です」ともらわなかった。当然。

画面の左、ベンチの上あたり、オレンジ色の火の玉がある。装置から火が噴きだす。「さすがパロマ」と言われてた。

マリノスのサポーター。
チケット完売で座席はギュウギュウ。瑞穂は古くて客席はベンチに線が引いてあるだけ。狭い。密集しているから暑い。
入場前の選手たち、長谷川アーリアジャスールと喜田君が話していた。
試合開始。
すぐに試合が動いた。仲川が倒されてPK。遠い方で良くわからないし、早い時間過ぎて、周囲も反応が薄かった。

遠いけれど、PKの場面。マルコス決める。
周囲の名古屋サポ・ファンに遠慮して私は小さくガッツポーズ。
その後、名古屋の攻撃。再三チャンスは会ったけれど決めきれない。前田直樹じゃね。
(2016年5月7日トヨタスタジアムの試合(1-3で負けた)、客席がベンチのすぐ後ろだったので、アップしている前田選手と目が合ってしまったのだった。今は名古屋のレギュラーか)
杉本は良い守りはあったが、キックはまだ不正確。ロングフィードがそのまま外に出てしまったのが数本。
マリノスは攻めが早い。仲川のスピード、エリキのドリブル、遠藤のドリブル、名古屋は捕まえきれない。
と、喜田→遠藤、遠藤粘ってエリキ、遠い方のゴールだけど、オーバーヘッドが見えた。「入った!入ったよね」と確認し合う。「やったー」まだ小さいガッツポーズ。
後で動画を見るとまさにお手本のようなオーバヘッド、というかバイシクルシュート。
途中、飲水タイムがあった。で、ハーフタイム。
名古屋もハーフタイムショーがあって、女性歌手が歌った。例の火を吹く装置も名古屋ゴール裏で盛んに火を吹いていた。
後半開始。
名古屋がかなり攻める。それをしのぐとマリノスの攻勢。仲川の早さに名古屋DFが手を焼いている。そしてPK獲得。これは目の前だったので、よく見えた。名古屋にレッドカード。

PK決めて喜ぶ。ゴールの中にボールがある。
3点決めたし、相手は一人少ない。もう勝利は間違いないだろう。手を顔くらいまで上げて、「よしよし」と拳を振った。
名古屋も意地を見せて、ジョーがゴール。ちょっとオフサイドぽかったけど、まぁいいよ。
その後の広瀬のシュート、カキーンとバーを叩く音が響いた。これは決まらなかった。
広瀬は守備が大変だったみたい。疲れたのかパスに反応できないことがあった。
アーリアがPAに迫るも、マリノスにボールを奪われた。それから一気にマリノス、エリキシュートこぼれて遠藤、ごちゃごちゃよくわからなかったけど、押し込んだ。
もう私は遠慮せず、手を大きく挙げて「おー」と喜んだ。
この時、名古屋のDFがずっと倒れていたようだが、名古屋はプレーを切らなかったし、主審も止めなかったから、マリノスは当然攻撃する。
とにかく「やっぱりアーリアから失点だよ」と私と娘。アーリアが途中出場して試合をぶち壊すのマリノス時代何回か見てるからねぇ。
私たちの前の名古屋サポ家族が席を立った。子どももいるし、早めに帰った方が電車も混雑しない。隙間ができて風が通るようになった。私は暑くてちょっと参っていたので助かった。
名古屋は選手もファンもガックリしていた。観客はどんどん帰って行った。
またしてもマリノス、大津からエリキ→遠藤。遠藤2点目。1−5。
もう遠慮せずに立ち上がらんばかりに両手を「オー」と上げた。なんて楽しいのだろう!
トリパラ

近くの名古屋サポが「キモイよね」。うん、よく言われます。でもアウェイでトリパラ、良い気分。

選手がゴール裏に挨拶。良かったよかった。
今まで触れなかったが、喜田君、キャプテンの貫録、落ち着いてボールを捌いていた。ティーラトンも安定している。他の選手たちも言うまでもない。
ま、早めに点を取って、試合を有利に進められたことが大きいだろうね。
連敗を止め、大量得点で3位浮上。
娘宅に帰ってビールで乾杯。1万歩以上歩いたので、疲れた。
今回チケットを取るのが難しかった。
チケット申し込み「あなたは○番めです」「残り◎枚です」「あなたの番です、7分以内に手続きを済ませてください」と同時にカウントダウンが始まる。「後ろに●人待っています」とか、もうわけわかんなくて、焦りまくり。
しかも価格変動制だから、チケットが高い。
ま、大勝したからチケットのもとは取ったような気がするけど。
私のアウェイ観戦はこれが最後だと思う。もう体力気力がない。ホームの試合も三ツ沢には行けない。行くとしたらホーム最終戦かな。マリノスは頑張って優勝してね。
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久しぶりー。パロマ瑞穂スタジアム。今日チケットは完売。
瑞穂は2014(1-1俊輔のゴール実らずドゥトラ最終試合)、2015(0-3で勝った)に続いて3回目。
入口で名古屋ユニを配っていたけれど、「結構です」ともらわなかった。当然。

画面の左、ベンチの上あたり、オレンジ色の火の玉がある。装置から火が噴きだす。「さすがパロマ」と言われてた。

マリノスのサポーター。
チケット完売で座席はギュウギュウ。瑞穂は古くて客席はベンチに線が引いてあるだけ。狭い。密集しているから暑い。
入場前の選手たち、長谷川アーリアジャスールと喜田君が話していた。
試合開始。
すぐに試合が動いた。仲川が倒されてPK。遠い方で良くわからないし、早い時間過ぎて、周囲も反応が薄かった。

遠いけれど、PKの場面。マルコス決める。
周囲の名古屋サポ・ファンに遠慮して私は小さくガッツポーズ。
その後、名古屋の攻撃。再三チャンスは会ったけれど決めきれない。前田直樹じゃね。
(2016年5月7日トヨタスタジアムの試合(1-3で負けた)、客席がベンチのすぐ後ろだったので、アップしている前田選手と目が合ってしまったのだった。今は名古屋のレギュラーか)
杉本は良い守りはあったが、キックはまだ不正確。ロングフィードがそのまま外に出てしまったのが数本。
マリノスは攻めが早い。仲川のスピード、エリキのドリブル、遠藤のドリブル、名古屋は捕まえきれない。
と、喜田→遠藤、遠藤粘ってエリキ、遠い方のゴールだけど、オーバーヘッドが見えた。「入った!入ったよね」と確認し合う。「やったー」まだ小さいガッツポーズ。
後で動画を見るとまさにお手本のようなオーバヘッド、というかバイシクルシュート。
途中、飲水タイムがあった。で、ハーフタイム。
名古屋もハーフタイムショーがあって、女性歌手が歌った。例の火を吹く装置も名古屋ゴール裏で盛んに火を吹いていた。
後半開始。
名古屋がかなり攻める。それをしのぐとマリノスの攻勢。仲川の早さに名古屋DFが手を焼いている。そしてPK獲得。これは目の前だったので、よく見えた。名古屋にレッドカード。

PK決めて喜ぶ。ゴールの中にボールがある。
3点決めたし、相手は一人少ない。もう勝利は間違いないだろう。手を顔くらいまで上げて、「よしよし」と拳を振った。
名古屋も意地を見せて、ジョーがゴール。ちょっとオフサイドぽかったけど、まぁいいよ。
その後の広瀬のシュート、カキーンとバーを叩く音が響いた。これは決まらなかった。
広瀬は守備が大変だったみたい。疲れたのかパスに反応できないことがあった。
アーリアがPAに迫るも、マリノスにボールを奪われた。それから一気にマリノス、エリキシュートこぼれて遠藤、ごちゃごちゃよくわからなかったけど、押し込んだ。
もう私は遠慮せず、手を大きく挙げて「おー」と喜んだ。
この時、名古屋のDFがずっと倒れていたようだが、名古屋はプレーを切らなかったし、主審も止めなかったから、マリノスは当然攻撃する。
とにかく「やっぱりアーリアから失点だよ」と私と娘。アーリアが途中出場して試合をぶち壊すのマリノス時代何回か見てるからねぇ。
私たちの前の名古屋サポ家族が席を立った。子どももいるし、早めに帰った方が電車も混雑しない。隙間ができて風が通るようになった。私は暑くてちょっと参っていたので助かった。
名古屋は選手もファンもガックリしていた。観客はどんどん帰って行った。
またしてもマリノス、大津からエリキ→遠藤。遠藤2点目。1−5。
もう遠慮せずに立ち上がらんばかりに両手を「オー」と上げた。なんて楽しいのだろう!
トリパラ

近くの名古屋サポが「キモイよね」。うん、よく言われます。でもアウェイでトリパラ、良い気分。

選手がゴール裏に挨拶。良かったよかった。
今まで触れなかったが、喜田君、キャプテンの貫録、落ち着いてボールを捌いていた。ティーラトンも安定している。他の選手たちも言うまでもない。
ま、早めに点を取って、試合を有利に進められたことが大きいだろうね。
連敗を止め、大量得点で3位浮上。
娘宅に帰ってビールで乾杯。1万歩以上歩いたので、疲れた。
今回チケットを取るのが難しかった。
チケット申し込み「あなたは○番めです」「残り◎枚です」「あなたの番です、7分以内に手続きを済ませてください」と同時にカウントダウンが始まる。「後ろに●人待っています」とか、もうわけわかんなくて、焦りまくり。
しかも価格変動制だから、チケットが高い。
ま、大勝したからチケットのもとは取ったような気がするけど。
私のアウェイ観戦はこれが最後だと思う。もう体力気力がない。ホームの試合も三ツ沢には行けない。行くとしたらホーム最終戦かな。マリノスは頑張って優勝してね。

2019/8/23
カジノ反対 政治
22日午後、横浜高島屋にいた。
Twitterを見たら、林文子市長が「カジノ誘致」記者会見をしているという。一方関内駅前では反対集会が開かれている。近くにいるので関内まで行くことにした。
(その他、市役所周辺では共産党市議団、太田正孝市議が抗議活動をしていたそうだ)
駅前では井上さくら市議がマイクを握っていた。

次いで、スピーチしたい人たちが交代でカジノ反対をアピール。
通りかかった年配女性が「私もカジノ大反対だよ〜」と大声で叫んだ。井上さんが「ありがとー」と答えていた。若者が「署名はどこでやっているのですか?」と聞いていて、近くの人が場所を教えたら署名していた。
記者会見が終わったという連絡が入り、井上議員から「これから反対署名と抗議文を手渡すため市長室に行きましょう」と呼びかけがあった。「5分くらいで終わるでしょう」とのことなので、ついて行くことにした。
エレベーター何台かに分かれて乗って、市長室前にいった。テレビ局のカメラが数台来ていた。
市民は50名位いたろうか。
市長室へのドアは固く閉ざされ、職員と代表たちが押し問答していた。「市長は会わないと言っているそうです」の声に皆、「え〜!!」と驚きと不満の声が上がった。
「代表者だけでも入れてくれないか」と言っても拒否。
「市民の大多数が反対している。市民の声を聞く気はないのか」「白紙、と言っていたのに、誘致とは市民への裏切りだ」
1時間くらい押し問答が続いていたろうか。腕章をした記者たちが数人、TBS「報道特集」の金平さん、日下部さんもいた。
抗議の人は少しずつ増えた。神奈川ネットワークの市議さんもいたそうだ。
「私たちが面会を求めていることは市長に伝えてるんですか?」と誰かが聞くと職員「いや、伝えてません」と驚きの発言。
ひどいねぇ。ビックリしてしまった。
「一人立憲民主党」市議太田正孝議員も駆けつけた。

私は一番後ろにいたので、やり取りは全部わかるわけではない。
そのうち前の方がもめだした。テレビカメラが一斉に動いた。「太田市議が実力で行こう」的なことを言ったらしい。
近くの人が「ガラスが割れたり、怪我して、警察が出動する騒ぎになったら困る」「市民団体は過激!と言われたらどうするの」と言っていた。
でも代表者2人(井上市議と太田市議)は中に入っていいと言うことになったので、押し合いへし合いは効果があったのかも?
結局市議2人も市長には会えなかった。代わりに副市長2人が署名と抗議文を受け取ることとなった。
「必ず市長に渡してもらえますね!」「市長からの回答はいつもらえますか?」「いつまで、と日にちを言ってください!」
こういう風に畳み掛けるあたり、市民団体の人たち交渉慣れしている。
抗議文は街頭でカジノシール投票をしているグループや女性団体が読み上げた。
ことぶき共同診療所の精神科医越智祥太さんの抗議文は論理的網羅的で、カジノ誘致の理屈を完璧に粉砕していた。カジノ誘致ははグウの音も出まい。
市長面会行動終了後、市民団体は関内駅前で抗議集会を再度開いた。200名ほど集まったそうだ。
共産党の古谷市議、立憲の真山参院議員の姿もあった。横浜市職労の組合員もスピーチしたそうだ。れいわの大西つねきさんは最初の抗議活動の時にいらしたそうだ。選管に「住民投票」「リコール」についての諸手続きを聞きにきたらしい。
神奈川県庁では立憲神奈川の国会議員が「カジノ誘致抗議」記者会見をしていた。その場に立憲横浜市議の姿はない。
林市長を応援した立憲参院議員の牧山ひろえさんはTwitterで「林市長に抗議」と投稿していた。夜になると横浜市議たちが「反対」「抗議」のtweetをし始めた。だけど、言うだけならなんとでも言えるよ。
立憲神奈川は林を応援したのだから、責任は重い。先頭に立って林市長を辞めさせ、カジノを阻止しなければならない。(でも、やらないだろうな)。
22日夜のニュースはどこも市民の抗議活動を放送した。ニュース23は抗議文を読む市民3名の姿も流した。
追記:25日のTBS報道特集では記者会見後、林市長がくもりガラスの向こうで資料をぶん投げる姿が捉えられていた。資料は部下たちが拾い集めるんだよね。こんなパワハラ市長じゃ職員は「市民が面会を求めてます」なんて言えないわ。
思った以上に時間がかかって、疲れた。途中から抗議行動に夫も来たので、夕食は外食にすることにした。
中華街まで行こうか、と中華街。テレ東「アド街っく」で紹介していた「龍鳳酒家」の蟹チャーハン食べたいね、とお店に行ったら、空いていてすぐに入れた。ラッキー!

念願の渡蟹のチャーハン。美味しゅうございました。1,100円。(二人で食べた)。
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Twitterを見たら、林文子市長が「カジノ誘致」記者会見をしているという。一方関内駅前では反対集会が開かれている。近くにいるので関内まで行くことにした。
(その他、市役所周辺では共産党市議団、太田正孝市議が抗議活動をしていたそうだ)
駅前では井上さくら市議がマイクを握っていた。

次いで、スピーチしたい人たちが交代でカジノ反対をアピール。
通りかかった年配女性が「私もカジノ大反対だよ〜」と大声で叫んだ。井上さんが「ありがとー」と答えていた。若者が「署名はどこでやっているのですか?」と聞いていて、近くの人が場所を教えたら署名していた。
記者会見が終わったという連絡が入り、井上議員から「これから反対署名と抗議文を手渡すため市長室に行きましょう」と呼びかけがあった。「5分くらいで終わるでしょう」とのことなので、ついて行くことにした。
エレベーター何台かに分かれて乗って、市長室前にいった。テレビ局のカメラが数台来ていた。
市民は50名位いたろうか。
市長室へのドアは固く閉ざされ、職員と代表たちが押し問答していた。「市長は会わないと言っているそうです」の声に皆、「え〜!!」と驚きと不満の声が上がった。
「代表者だけでも入れてくれないか」と言っても拒否。
「市民の大多数が反対している。市民の声を聞く気はないのか」「白紙、と言っていたのに、誘致とは市民への裏切りだ」
1時間くらい押し問答が続いていたろうか。腕章をした記者たちが数人、TBS「報道特集」の金平さん、日下部さんもいた。
抗議の人は少しずつ増えた。神奈川ネットワークの市議さんもいたそうだ。
「私たちが面会を求めていることは市長に伝えてるんですか?」と誰かが聞くと職員「いや、伝えてません」と驚きの発言。
ひどいねぇ。ビックリしてしまった。
「一人立憲民主党」市議太田正孝議員も駆けつけた。

私は一番後ろにいたので、やり取りは全部わかるわけではない。
そのうち前の方がもめだした。テレビカメラが一斉に動いた。「太田市議が実力で行こう」的なことを言ったらしい。
近くの人が「ガラスが割れたり、怪我して、警察が出動する騒ぎになったら困る」「市民団体は過激!と言われたらどうするの」と言っていた。
でも代表者2人(井上市議と太田市議)は中に入っていいと言うことになったので、押し合いへし合いは効果があったのかも?
結局市議2人も市長には会えなかった。代わりに副市長2人が署名と抗議文を受け取ることとなった。
「必ず市長に渡してもらえますね!」「市長からの回答はいつもらえますか?」「いつまで、と日にちを言ってください!」
こういう風に畳み掛けるあたり、市民団体の人たち交渉慣れしている。
抗議文は街頭でカジノシール投票をしているグループや女性団体が読み上げた。
ことぶき共同診療所の精神科医越智祥太さんの抗議文は論理的網羅的で、カジノ誘致の理屈を完璧に粉砕していた。カジノ誘致ははグウの音も出まい。
市長面会行動終了後、市民団体は関内駅前で抗議集会を再度開いた。200名ほど集まったそうだ。
共産党の古谷市議、立憲の真山参院議員の姿もあった。横浜市職労の組合員もスピーチしたそうだ。れいわの大西つねきさんは最初の抗議活動の時にいらしたそうだ。選管に「住民投票」「リコール」についての諸手続きを聞きにきたらしい。
神奈川県庁では立憲神奈川の国会議員が「カジノ誘致抗議」記者会見をしていた。その場に立憲横浜市議の姿はない。
林市長を応援した立憲参院議員の牧山ひろえさんはTwitterで「林市長に抗議」と投稿していた。夜になると横浜市議たちが「反対」「抗議」のtweetをし始めた。だけど、言うだけならなんとでも言えるよ。
立憲神奈川は林を応援したのだから、責任は重い。先頭に立って林市長を辞めさせ、カジノを阻止しなければならない。(でも、やらないだろうな)。
22日夜のニュースはどこも市民の抗議活動を放送した。ニュース23は抗議文を読む市民3名の姿も流した。
追記:25日のTBS報道特集では記者会見後、林市長がくもりガラスの向こうで資料をぶん投げる姿が捉えられていた。資料は部下たちが拾い集めるんだよね。こんなパワハラ市長じゃ職員は「市民が面会を求めてます」なんて言えないわ。
カジノ誘致表明の会見で記者から市長選でのカジノ白紙発言をしつこく突っ込まれて,市長室に引き上げて人目がなくなった瞬間会見資料をぶん投げたはるやんか
— ただの黒猫(公式) (@Tomynyo) 2019年8月24日
会見資料ないとろくに質問にも答えられてへんくせに酷い話やんか #カジノはいらない #横浜市長リコール pic.twitter.com/woudd1R5Ms
思った以上に時間がかかって、疲れた。途中から抗議行動に夫も来たので、夕食は外食にすることにした。
中華街まで行こうか、と中華街。テレ東「アド街っく」で紹介していた「龍鳳酒家」の蟹チャーハン食べたいね、とお店に行ったら、空いていてすぐに入れた。ラッキー!

念願の渡蟹のチャーハン。美味しゅうございました。1,100円。(二人で食べた)。

2019/8/21
マリノスの話題 サッカー(マリノス)
マリノスは3連敗。順位は5位だ。
天皇杯は横浜FCを破った。次は鹿島だとか。何とか勝って決勝まで行って、新国立競技場最初の優勝チームになってほしい。
何しろ旧国立競技場最後の天皇杯優勝はマリノスだったんだよ!
その天皇杯マリノス対横浜FCの試合、俊輔がフル出場した。何試合ぶりだろうか。
選手紹介の時、俊輔の名前が呼ばれる少し前からマリノスゴール裏はチャントを歌い始めていたそうだ。ブーイングを避けたのではないか、とも言われている。
にしてもさぁ、FCサポが俊輔を応援するなんて、ムカツク。
俊輔は守備に追われて、なかなか攻撃の起点にはなれなかったそうだけれど、それでも、「らしいプレー」は見せたという。
そういう話を聞くと、「見てみたいなぁ」と思ってしまう。
三ツ沢に私が行くことにはないので、直接試合を観戦することはない。DAZNで見ることになるのでJリーグの試合に先発して、かつフル出場してほしい。
娘が、「マリノスよりFCの方が知っている選手が多い」と言う。確かにそうだ。
南、伊野波、田代、武田、松井、俊輔、カズ、レアンドロ・ドミンゲス
昔の名前で出ています、って感じ?ちょっと親しみが湧いてしまう。
マリノスの方は去年から選手の移動が激しくて覚えられない。
去年初めの方と、終わりの方で選手の入れ替わりがあったし、今年初めは中澤、中町、ウーゴたちがいなくなった。
今年初めに入った選手たちをようやく分かり始めたら、あまじゅん、飯倉、三好がいなくなり、若手もレンタルでいなくなり、逆にこの夏に入った選手が何人かいる。
(飯倉の移籍は悲しかったな。でも彼はちゃんと別れの挨拶ができた。中澤さんはなかったし、引退試合もない。)
(そういえば河合竜二選手は札幌対浦和の試合前に引退試合をした。マリノスとの試合じゃなかった。そして松田・奥選手のユニフォームを掲げていた(涙))
こんなに選手の入れ替わりがあっても、マリノスの戦術は一定、変わらないというのだが、そうなのかな。3連敗はそれが影響してない?
ま、選手がどう入れ替わってもマリノスが勝って、優勝してくれればよい。
というわけで、名古屋戦に行きます。
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天皇杯は横浜FCを破った。次は鹿島だとか。何とか勝って決勝まで行って、新国立競技場最初の優勝チームになってほしい。
何しろ旧国立競技場最後の天皇杯優勝はマリノスだったんだよ!
その天皇杯マリノス対横浜FCの試合、俊輔がフル出場した。何試合ぶりだろうか。
選手紹介の時、俊輔の名前が呼ばれる少し前からマリノスゴール裏はチャントを歌い始めていたそうだ。ブーイングを避けたのではないか、とも言われている。
にしてもさぁ、FCサポが俊輔を応援するなんて、ムカツク。
俊輔は守備に追われて、なかなか攻撃の起点にはなれなかったそうだけれど、それでも、「らしいプレー」は見せたという。
そういう話を聞くと、「見てみたいなぁ」と思ってしまう。
三ツ沢に私が行くことにはないので、直接試合を観戦することはない。DAZNで見ることになるのでJリーグの試合に先発して、かつフル出場してほしい。
娘が、「マリノスよりFCの方が知っている選手が多い」と言う。確かにそうだ。
南、伊野波、田代、武田、松井、俊輔、カズ、レアンドロ・ドミンゲス
昔の名前で出ています、って感じ?ちょっと親しみが湧いてしまう。
マリノスの方は去年から選手の移動が激しくて覚えられない。
去年初めの方と、終わりの方で選手の入れ替わりがあったし、今年初めは中澤、中町、ウーゴたちがいなくなった。
今年初めに入った選手たちをようやく分かり始めたら、あまじゅん、飯倉、三好がいなくなり、若手もレンタルでいなくなり、逆にこの夏に入った選手が何人かいる。
(飯倉の移籍は悲しかったな。でも彼はちゃんと別れの挨拶ができた。中澤さんはなかったし、引退試合もない。)
(そういえば河合竜二選手は札幌対浦和の試合前に引退試合をした。マリノスとの試合じゃなかった。そして松田・奥選手のユニフォームを掲げていた(涙))
こんなに選手の入れ替わりがあっても、マリノスの戦術は一定、変わらないというのだが、そうなのかな。3連敗はそれが影響してない?
ま、選手がどう入れ替わってもマリノスが勝って、優勝してくれればよい。
というわけで、名古屋戦に行きます。

2019/8/19
立山黒部アルペンルートA 旅・散歩
室堂は快晴。360度山々がくっきり見えた。薬師岳、浄土山、雄山、大汝山、真砂岳、別山、剱御前、剱岳、大日岳。

みくりが池(火口湖)、雪が残っていた。ほんのちょっと剱岳が見える。

もう少し大きくすると剱岳がわかる。
地獄谷は立ち入り禁止。有毒ガスが噴出しているそうだ。火山なのだ。

みくりが池一周コースに行きたかったが、私の足ではこの上り下り坂道が歩けない。手すりがあれば何とか行けたかもしれないが。


みくりが池と立山。山崎カールがよく見える。これは夫が撮影。撮影地まで私は行くことができない。
立山の氷河地形、火山地形、確か「ブラタモリ」で解説していたが、私はほとんど忘れた。草原の中にある白い石は落石で黒い石は溶岩だとか。

チングルマ、花が終わった後、と薄紫色のリンドウのような花
室堂の景色は素晴らしかった。3000メートル級の山々をこんなに近くで見られて、青空に青い池、高原、そして爽やかで涼しい風(気温は18度くらい)。幸せだ。こんな風景の中にいられるなんて。
1日中ゆっくりして、夜空も見たかった。いや、もっと若い時に来て、雄山まで登ってみたかった。
時間が来て、集合。立山トンネルのトロリーバスに乗って大観峰へ。外国人も多かった。
大観峰からはロープウエイ。
この時中国人の少年が座席に座ったが、父親から「年青人(ニエンチンレン)なんとか」と言われて夫に席を譲ってくれた。ありがとう。

黒部湖が見える。一番右の小さい三角の山頂のある山が針の木岳。写真にはないが、左の方には鹿島槍、五龍が見えた。
夫は若かりし頃白馬から鹿島槍まで縦走、更に鉢の木岳から先の北アルプスの山へ行く予定が悪天候で断念したのだそうだ。

黒部平から大観峰ロープウエイ駅を見る。ロープウエイのロープと客車が写っている。
黒部ダムの写真はなし。「放水」は怖くて写真を撮れなかった。
陽射しが暑かった。ここは展望台に行くためにはかなり長い階段を上り下りしなくてはならない。若い人たちは躊躇なく登っていた。
私たちはやることもない。ダムから黒部ダム駅へ向かうトンネルは涼しい(寒いくらい)ので、そこでソフトクリームを食べながら時間つぶしをした。
最後の電気バスに乗って扇沢に向かう。以前来た時はトロリーバスだったが電気バスに変わった。電気バスは超満員。お盆休み最後の日曜日だから旅行客が多い。
扇沢から大町。以前黒部ダムに来た時は大町の青木湖でキャンプしたのだった。
立山黒部アルペンルートを通って見て、また行きたいのは室堂だけ。乗り物の乗り換えも今の私にはかなりきつい。立山駅から室堂行のバスが出ているようなので、バスで直行し、室堂でゆっくりしてまた立山駅に戻ってくればいいのではないかな。温泉にはまた入りたい。
大町から小川村などを通って長野へ。途中バスは犀川の脇を走った。犀川の上流は梓川だそうだ。大きなきれいな川だった。途中東電のダムがあった。ダムのあたりの山崖は白かった。あれは何という地質なのだろうか。初めて見た。
長野で新幹線乗車。

はくたか
東京着。東京は暑かった。東京からは東海道新幹線で新横浜へ。これが一番疲れない。
楽しかった。ずっと想っていた立山室堂に行けた。何より天気が素晴らしかった。幸運に恵まれた。
もう山岳地には行けないと思う。上高地にはいけるかしら。もし行けるなら上高地にもう一度行きたい。
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みくりが池(火口湖)、雪が残っていた。ほんのちょっと剱岳が見える。

もう少し大きくすると剱岳がわかる。
地獄谷は立ち入り禁止。有毒ガスが噴出しているそうだ。火山なのだ。

みくりが池一周コースに行きたかったが、私の足ではこの上り下り坂道が歩けない。手すりがあれば何とか行けたかもしれないが。


みくりが池と立山。山崎カールがよく見える。これは夫が撮影。撮影地まで私は行くことができない。
立山の氷河地形、火山地形、確か「ブラタモリ」で解説していたが、私はほとんど忘れた。草原の中にある白い石は落石で黒い石は溶岩だとか。

チングルマ、花が終わった後、と薄紫色のリンドウのような花
室堂の景色は素晴らしかった。3000メートル級の山々をこんなに近くで見られて、青空に青い池、高原、そして爽やかで涼しい風(気温は18度くらい)。幸せだ。こんな風景の中にいられるなんて。
1日中ゆっくりして、夜空も見たかった。いや、もっと若い時に来て、雄山まで登ってみたかった。
時間が来て、集合。立山トンネルのトロリーバスに乗って大観峰へ。外国人も多かった。
大観峰からはロープウエイ。
この時中国人の少年が座席に座ったが、父親から「年青人(ニエンチンレン)なんとか」と言われて夫に席を譲ってくれた。ありがとう。

黒部湖が見える。一番右の小さい三角の山頂のある山が針の木岳。写真にはないが、左の方には鹿島槍、五龍が見えた。
夫は若かりし頃白馬から鹿島槍まで縦走、更に鉢の木岳から先の北アルプスの山へ行く予定が悪天候で断念したのだそうだ。

黒部平から大観峰ロープウエイ駅を見る。ロープウエイのロープと客車が写っている。
黒部ダムの写真はなし。「放水」は怖くて写真を撮れなかった。
陽射しが暑かった。ここは展望台に行くためにはかなり長い階段を上り下りしなくてはならない。若い人たちは躊躇なく登っていた。
私たちはやることもない。ダムから黒部ダム駅へ向かうトンネルは涼しい(寒いくらい)ので、そこでソフトクリームを食べながら時間つぶしをした。
最後の電気バスに乗って扇沢に向かう。以前来た時はトロリーバスだったが電気バスに変わった。電気バスは超満員。お盆休み最後の日曜日だから旅行客が多い。
扇沢から大町。以前黒部ダムに来た時は大町の青木湖でキャンプしたのだった。
立山黒部アルペンルートを通って見て、また行きたいのは室堂だけ。乗り物の乗り換えも今の私にはかなりきつい。立山駅から室堂行のバスが出ているようなので、バスで直行し、室堂でゆっくりしてまた立山駅に戻ってくればいいのではないかな。温泉にはまた入りたい。
大町から小川村などを通って長野へ。途中バスは犀川の脇を走った。犀川の上流は梓川だそうだ。大きなきれいな川だった。途中東電のダムがあった。ダムのあたりの山崖は白かった。あれは何という地質なのだろうか。初めて見た。
長野で新幹線乗車。

はくたか
東京着。東京は暑かった。東京からは東海道新幹線で新横浜へ。これが一番疲れない。
楽しかった。ずっと想っていた立山室堂に行けた。何より天気が素晴らしかった。幸運に恵まれた。
もう山岳地には行けないと思う。上高地にはいけるかしら。もし行けるなら上高地にもう一度行きたい。
