2021/11/20

2回目の感想  音楽

感想を書くのは難しいなぁ。感想でなく、記録。私にコンサートの感想など書けるはずもなく。

なので、まずリンクを貼っておきます。

「クラシックなまいにち」さん
現代最高のピアニスト エフゲニー・キーシン!!
https://ameblo.jp/takemitsu189/entry-12709463792.html

東京オペラシティホールでのコンサートです。
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かつて天才少年だった50歳のキーシン、今や大家または巨匠と言っていいのではなかろうか?今まで聴いてきたキーシンのリサイタルのなかでは今回の演奏、間違いなく最高である。この日の演奏を聴く限り、キーシンは現代最高のピアニストであると言ってまず過言ではなかろう。凄すぎる!!月並みな言い方だが、まさに脂が乗り切った状態が今のキーシンなのだ。
このまま彼が進化を続ければ、私なんぞが言うまでもないことかもしれないが間違いなく21世紀最大のピアニストになるであろう

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オペラシティホールのリサイタルも行けばよかったなぁ。

さて、サントリーホールの公演。

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プログラムはミューザと同じ。

J.S.バッハ(タウジヒ編):トッカータとフーガ BWV 565

この曲、この曲だけでももう一度聴きたい。涙が出そうになる。

この演奏はCD(あるかどうか分からないが)でなく、生で聴きたい

モーツァルト:アダージョ K. 540

この曲はミューザで聴いた時、いびきが聞こえたので、うっとり優しい曲、と思ったけれど、今回は違った。

今年亡くなったキーシンの恩師アンナ・パヴロヴナ・カントール先生に捧げられた曲なのだ、と強く思った。美しいメロディの中に「哀しみ」が強く感じられた。前回より、音楽性が深く感じられた。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 Op. 110

31番は第一楽章が曲の流れが掴めなくて、また何回かウチにある録画の演奏を聴いて予習したきた。

でも、私が聴いてきた曲と同じなのかなぁ、と思いながら聴いていた。理解がなくてダメだなあ。

第ニ楽章になって、ようやく31番と思った。音が響き渡った。

第三楽章は、恩師に捧げられたコンサートなのだということが再び感じられた。精神的な深みというか、ピアノの音や技術、表現力といったものを超えた何かが心に響いた。

この3曲、短い休止を入れて、続けて演奏された。

ミューザの時はモーツァルトの後に拍手があったので、キーシンは一旦舞台袖に戻ったのだが、今回はなし。

休憩。

後半
ショパン:マズルカ
 第5番 Op. 7-1、第14番 Op. 24-1、第15番 Op. 24-2、
 第18番 Op. 30-1、第19番 Op. 30-2、第24番 Op. 33-3、第25番 Op.33-4

私は3曲目の第15番が大好きなのだ。胸がキューとなる。本当に素敵。

マズルカは知っている曲なので、肩に力が入らずに聴くことができる。音楽の美しさに浸ることができるように思った。

そして
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp. 22

圧巻の演奏。

この曲をまた聴ける喜び!!

この演奏についての感想はこのblogでいくつも紹介した。
(10月30日と11月3日の記事参照)

ミューザの時は熱狂的拍手とスタンディングオベーションたったが、サントリーの聴衆はあまり立たない。

ミューザでは、コンサートも久しぶり、ましてキーシンが聴けるのだ!!という聴衆の喜びが下地にあっての熱狂だったと思う。

アンコールは同じく4曲。

バッハ(ブゾーニ編):コラール・プレリュード「いざ来たれ異教徒の救い主よ」BWV 659
モーツァルト:ロンドニ長調K 485
ショパン:練習曲Op.25-10
ショパン:ワルツ第12番へ短調Op.70-2

拍手は熱烈、立ち上がる人も少しずつ増えて、ロンドの後は私の前の人たちも立ち出した。

特に観客席左側前方10段数列のお客さん(ほぼ女性)は最初からスタンディングだった。あの席を取る人たちだから熱心なファンなのだと思う。

アンコールの時にファンの寄付による花が壇上に飾られた。


63名から申し込みがあったそうだ。

サントリーホールでの私の席は右側の端の方。ミューザの時は正面だったので、音が直接飛んできた。音をビジビシ感じた。

サントリーでは、直接音圧を感じるというより、もっとまろやかな感じだった。

でもアンコールのエチュードの時は持っていたグッチのバックがブルルと震えた。

そうなんだよね、音の広がりと強さ。でも、音はあくまでも美しく響く。

エチュードの後は2/3くらいの人がスタンディングオベーションだった。拍手は鳴り止まなかった。

今回、正直言うと、キーシンさん、少しお疲れかな、と思った。数回右手の音がもつれたように感じたのだ。

演奏は1回目の方が完璧だったように思う。でも、1回目は「すごーい、すごーい」で圧倒されて終わってしまった。2回目の方が曲の内容と演奏をもっと深く感じることができたように思う(あくまでも個人の感想です)。

だから、オペラシティにも行くべきだったと思う。聴くごとに感動が深まる。

あ〜、次は3〜5年後かな。

それまでまで元気でいなくちゃ。また、聴きに行きたい。追っかけをしたいと思った。

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