2012/8/24

「男はつらいよ」を見て  映画

昨年末(今年初め?)、要するに年末年始にWOWOWが「寅さんシリーズ」全作品を放送した。それを録画してある。

夫が、暇な時1作ずつ見ては消去している。私がつきあってみたのが、10作目、13作目、14作目だ。

ちなみに映画館で見たのは10作目(八千草薫)と11作目(浅岡ルリ子)のみ。

10作目は、かなり覚えていた。田中絹代が出演してた、とか八ヶ岳付近が舞台だったのじゃなかろうか、とか。

今年梅の季節、「亀戸天神」に行った時にこの映画に触れた。そのあたりの記憶は間違ってなかった。

だけど!忘れていたことがあった。

高校時代の友人が画面に映っていた。「米倉斉加年」の務める大学(ロケは一橋大学)のキャンパスにいる大学生の一人として。当時映画を見た時も、「何故、彼女が映ってるの?一橋大学生じゃないのに」と思ったものだった。たまたま遊びに行ってたのかな?

今、見ると20代前半の姿が映画にとどめられているのだから、良い記念になったと思う。今度会ったら、映画の話をしてみよう。

寅さんは地方の懐かしい風景が沢山残っている。ローカル線が好きな人に最適。ファッションも当時のものだから、面白い。今見るとダサくて笑える。でも、本当にああいう髪型、洋服だった。

それと、「労働組合」が普通の存在として庶民の中にある。「歌声運動」という勤労青年たちの集まりなんかもちゃんと描かれている。これ、真面目くさって歌っているのは、当時も今もちょっと恥ずかしい。

最近、戦後・高度成長時を舞台にした映画がいろいろあるけど、本当に知りたかったら、その時代に作られた映画を見る方がいいと思う。

小津のような高尚な作品ばかりでなく、日活の裕次郎・吉永小百合作品(原作・石坂洋次郎作品)なんかもいいと思う。社会問題を描いたものより、家族を描いた作品や青春もの、コメディー等の、重たくないものがいい。

昭和30年代の作品を見て驚くのは、価値観が違うのは当然と思うが、言葉遣いの変わり方だ。
寅さんは昭和45年以降だし下町言葉なので、違和感感じないが、小津作品や石坂作品は、今とはかなり違う。いつの間に日本語がそんなに変容してしまったのかと驚く。山の手言葉を聞くことがないから?

寅さんを続けてみると、妹さくらさん=賠償千恵子さんの可憐さ健気さが際立つ。これだけの長い間、作品を支え続けていることに改めて、大女優だなぁと思った。

そういえば、いつぞや、寿司屋さんに行った時、倍賞さんが入ってきて、びっくりしたことがある。行きつけのお寿司屋さんらしく、店主さんや常連さんと親しそうに話していた。私たちは、食べ終わると早々に店を出た。お邪魔しちゃいけないと思った。

(おいしいお寿司屋さんと知人から教えてもらって行った)

銀髪のステキなおば様だった。

そういえば、寿司屋さんに「ハウルの動く城」のポスターが貼ってあったっけ。

ウチに録画してある寅さんはまだ30作以上ある。今年中に見終わるだろうか。
1



この記事へのトラックバックURLはありません
トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ