2005/10/27

北斎展  展覧会

25日から東京国立博物館で「北斎展」が始まった。

早速行ってきた。
最初は「今さら北斎?地味〜」と思っていたのだが、日経新聞の特集記事を見てから行ってみたくなった。

日経の特集は富嶽三十六景「凱風快晴」のギメ美術館蔵と東博蔵の色の違いを比較したものだ。ギメの方が早い時期の版。かなり色が違う。それを実際に見たいと思った。

ギメの方はオレンジっぽい。東博は全体的に色が濃い。ギメの方が原画に近いそうだ。ギメの方が色の使い方が多彩だとおもう。ただ、濃い色を見てしまうと、ちょっと色が褪せたようにも感じてしまう。難しい所だ。

「雪中傘持ち美人図」が美しかった。近くにいた人が「きれいねぇ」とつぶやいた。この美しい絵は「個人蔵」だ。どんな人がこの絵を持っているのだろう。



「西瓜」図も素晴らしい。西瓜の上に乗せた半紙をすかして西瓜の赤色が見える。すごい表現力だ。この絵は構図も面白い。

それと驚くのは、北斎の作品を世界各地の博物館、美術館から集めていることだ。いや、北斎の作品が世界各地の名だたる博物館美術館に所蔵されていることだ。

大英博物館、メトロポリタン、ボストン、ベルリン、ギメ、アムステルダム、ジェノヴァ、ベルギー王立、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館、ケルン、シカゴ、ミネアポリス、ホノルル、等等。

北斎は90歳まで生きた。その生命力。作品の多さ。
ピカソもびっくり。

展示作品は「版画」作品が多いので、小さい。特に初期作品は色も地味なのでそばに寄らないとよく見えない。なるべく空いている時を狙っていく方がいいと思う。
また、双眼鏡(オペラグラス)があった方がいい。黄表紙、読本、諸国絵図、北斎漫画、どれも細かい。

プーシキン美術館展も見て、西洋絵画と日本絵画の違い、日本の「浮世絵」が西洋に与えた影響なども考えながらみると興味深いだろう。
また、世界に誇る日本の「マンガ」「アニメ」文化の伝統を考えるのも面白いと思った。

0



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ