ブログの引越しが完了しましたが、まだ慣れないのでこちらのblogのほうが更新が早いです。
新しいブログはgooブログで、ブログ名は引き続き「大豆の日々」です。
こちら⇒https://blog.goo.ne.jp/daizu_n-fnhas
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こちらのblogは7月いっぱい使えるので、それまで更新を続けます。
*慣れているので、こちらの方が書きやすい。その記事をコピーしてgooブログに貼り付ける
*まだスマホからgooブログへの投稿の仕方がわからない。

2022/5/5
ブログの引っ越しの案内もある。
「goo blog」になるらしい。
その作業をボチボチ始めます。
作業を始めました!
すごく大変。
gooブログは引っ越し作業の方が多いので込み合っているという。
一応手順通りにやっているが、時間がかかるとのこと。
ひょっとしたら引っ越せないかもしれない。
私のブログは18年も書いていて、写真も多いので、引っ越せる分量を超えているかもしれない。
多い場合の手順の説明もあるが、もう私には理解できない。
7月いっぱいで、ブログがなくなるかも。
新規記事はアップできなくても、そのまま閲覧できるようにしてくれればよいのに。
ブログがあると、いつ何をしたか、検索出来て手書きの日記よりも便利なのだが、それもできなくなるかもしれない。
かなり気落ちしている。

2022/3/19
わーーー2023年のザルツブルク復活祭音楽祭はカウフマンとペーターゼンとガランチャとツェッペンフェルトとゲルハーヘルのタンホイザー!! ネルソンス指揮でカステルッチ演出 https://t.co/1bIXZ8SzqG
— 侘助 (@wavisque) March 17, 2022
わお!!って感じ。
ベストキャストじゃない?
ファンは行きたいだろうなぁ。
コロナが収まって、&シベリア上空を飛べるようになるかしら。
きっと万難を排して出かけるよね。
私はNHKが録画して「プレミアムシアター」で放送してくれることを待っています。
ザルツブルグ音楽祭はわりによく放送するので、期待している。

2021/12/26
ザルツブルクの「ドン・カルロ」は大好きなので、なくなって悲しくてならなかった。
それで、手元に置いておきたいと思ってタワーレコード?で「ドン・カルロ」を購入したのだった。
でも、この市販のドン・カルロ、NHKBSプレミアムで放送したのと微妙に違う。収録日が別なのだと思う。しかも字幕に日本語がない。
この録画Blu-rayはもう見つからない、とほぼ諦めていた。
で、今日、本棚を整理していたら、なんと、奥の方に置いていた(つまりもう飾っていない)プリザーブドフラワーのケースの上にちょこんと置いてあった!!
あった、あった!
嬉しくて家族全員にLINEで「やったー」スタンプを送ってしまった。
実は図書館から借りた本も見つからなくなっていた。なくなるはずがないのに、見つからない。
部屋中を探し、他の部屋も探し、本棚という本棚を探し、ベッドや机を動かして本が落ちてないか探したが、ない。
しかーし昨夜見つかったのだ。
クローゼットの中を片付けていて、ふと、毛糸の入っている袋を見た。編み物本の陰に小さな厚みのある本が!
なんと、毛糸の袋の中に図書館の本が入っていた。
もうね、自分が何をしてるのか、訳わからない。意味不明。
不要な毛糸を処分して、使えそうな毛糸・リネン糸は編み物の本と一緒に袋に入れたのだ。なぜその時に図書館の本を入れたのかなぁ。
メガネは年中探すし、鍵をどこに置いたか忘れるし、冷蔵庫に変なものが置いてあるし、もう嫌になってしまう。
でもとにかく、昨夜、今日、と紛失物が見つかった。ホッとした。嬉しい。
今日はホームベーカリーでパンを焼いていた。
焼きあがる匂いが流れてきて、「あぁ何て幸せな昼下がり」と思ったことよ。

2021/11/10

展示は4期に分けられていた。
第一期 1931〜49 逆光の中のファンタジー
この時期の作品で印象的なのは背中から描かれた少年。顔は見えない。
香月は両親と離別し祖父母に育てられた。顔を描かず背中だけの少年は、孤独だった彼の少年時代なのだろう。
「凪」

中央左の黒い机の足の後ろに少年の背中がみえる。
絵画技法についてはゴッホやピカソ、キュービズムなど様々な試行錯誤が窺われる。
第二期 1950〜58 新たな造形を求めて
シベリア抑留から復員した後、画材(絵の具等)、構図などの追求が行われる。
第三期 1959〜68 シベリア・シリーズの画家
全57点。彼の代表作だ。
暗い画面に、骸骨のような人間の顔や手足。
どれも暗くて重い。重労働、わずかな食事、極寒のシベリア、斃れていく戦友。数多の死。
「朕」という作品は天皇制の元に踏みつけられていく兵士たちの姿が描かれていく。「出発」出征の日の黒い日の丸。
その中で美しいもの、
「ふと顔をあげると、東天の闇をついて太陽がのぼる。それは一瞬疲労も寒さも忘れさせる美しいものであった。」
「青の太陽」

真っ赤な太陽を描いたものもある。平塚美術館で見たのは、それだと思う。
あ、そうだ、武装解除されてシベリアに運ばれる途中列車から見た皮膚を剥がれた日本兵の死体の絵があった。
中国の民衆に復讐された兵士だ。香月は加害者としての日本兵を見る。「原爆による黒焦げの遺体も見たが、日本の将来を考える時、赤剥けにされた日本兵の姿こそ出発点としなければならない」。
兵士は被害者であり加害者であったことを香月は忘れていない。
このシベリア・シリーズは胸にずしりと来た。過酷な経験をした親たちの世代。それを十分に私たちは伝えてきたか。
今、権力を握るものは戦争の実相を認識しているのか。
第四期 1969〜74 新たな展開の予感。
香月は62歳で急死する。新たな絵画表現を切り開こうとした矢先だった。
美術館の解説だと、シベリア・シリーズを一旦解体して同時期の他の作品も比較しながら画家の多彩な表現を探りたいとのことだ。
また、日経新聞は一部しか読めなかったが、「シベリア抑留の過酷な境遇にあっても、さらに画業を確立していった画家の強靭な芸術精神」を讃えていた。
もう一つ、夫に笑われたが「男の人は大変だな」ということ。少なくとも女性は徴兵されることはなかった。「多少威張っても仕方ないかな?」
でも戦争を始めたのは権力を持っている男たちだから、同情する必要はないな。
(従軍看護婦は戦地は行った。もちろん性奴隷にされた女性たち、戦地の民衆の受難は言うまでもない)
常設展示は香月泰男と縁のあった方達の作品。美術館の所蔵品だ。目立つところに松本竣介の「立てる像」。
梅原龍三郎、高山辰雄、野見山暁治(1920年生まれ。ご存命です)など大御所の作品、靉光の作品もあった。
展覧会は、悪天候の上午後2時過ぎだったので、2〜3人しか入っていないだろうと思ったが、思ったより多く20人くらいの方がいた。
外に出ると海の轟きが聞こえた。こんなことは初めてだ。いつも穏やかな海で波音もほとんど聞こえないくらいなのだ。江ノ島は見えたが、富士山は厚い雲の中だった。

帰途、葉山〜金沢の山々に霧が降りてきた。
久しぶりの美術館、「美」というには辛く悲しい作品だった。彼が繰り返し繰り返し描かなければならなかったこと、戦争の記憶はかくも重いものだ。彼はシベリアの記憶を絵画に、芸術に残してくれた。感謝したい。
今後いくつかの美術館(新潟、練馬、足利)を巡回するそうだ。多くの方に見てもらいたい。

2021/11/7
いわゆる「ジュークボックスミュージカル」で有名ヒット曲が沢山歌われる。
娘がその中からアデルの曲を聴かせてくれた。
とても気に入った。夜の街を車で走っている時に聴くと気分が上がる。
で、YouTubeに動画がないかな?と探したが、隠し撮りの、違法動画しかなかった。
で、YouTubeにある動画を2つ。
「Come What May」 (official Video)
KREN OROVOさん & AARON TVEITさん
「Your Song」 同上
アーロン・トヴェイト君を見たいが、ブロードウェイはどう考えても無理。
(コロナがなければ、可能性はゼロではなかったとは思うが・・・)
日本でも上演するそうだ。これを見に行くしかなさそうだ。
2023年夏— 帝国劇場にて上演決定❗️『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』✨💃🏽💎
— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 7, 2021
バズ・ラーマンによる斬新な映画が、きらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして装いも新たに舞台に蘇る‼️#MoulinRougeTheMusicalJapan
Photo by Matthew Murphyhttps://t.co/Wlg5HUobbC pic.twitter.com/TzIyOcUD7M
東宝で2023年6〜8月の予定で、これからオーデションなんだね。
誰が選ばれるのかな。歌の上手な人になってほしい。
評判を聞いてから行くかどうか決める。と言っても再来年のこと。元気でいるかなぁ。
追記:アデルの歌はこれです。

2021/8/1
Watch our live stream of TRISTAN UND ISOLDE tomorrow at 5 pm (CEST), free of charge and available all over the world via https://t.co/Onm8802Yyy. 🎶 📺
— BayerischeStaatsoper (@bay_staatsoper) July 30, 2021
In cooperation with @BMWGroup.
© W. Hösl pic.twitter.com/iw5D0ECdhM
8月1日0:00〜から始まる。
遅い時間なのでテレビに接続して見るのは無理なのでスマホで見始めた。一応英語字幕にしたが、スマホでは字が小さすぎて全く読めない。
一幕はイゾルデとブランゲーネの歌が延々続くので、うつらうつらしながら聴いていた。やめて寝ようかとも思ったが、トリスタンが出てくるまで、と頑張った。
そして、トリスタンがイゾルデに剣を渡すところまで見て、沈没。限界だった。
ふと目が覚めると4時だった。二度寝はできそうにないので、スマホをつけてみた。
何とまだ「トリスタンとイゾルデ」は上演中。
最終幕でトリスタンは血まみれだった。
5時間もあるオペラなんだよなぁ。
この長いオペラ、歌手の皆さんは全部歌詞を暗記して暗譜して、しかも捉え所のないメロディを演技しながら歌うのだ。強靭な体力と知力と、声帯。
それを上回るのが指揮者。歌手は出番がない時は休めるけど、音楽はずっと鳴り続ける。
眠かったけれど、スマホだったけれど、オーケストラの素晴らしさは分かったよ。うねるような音のつながり、音の重なり、疾走感、素人なんで曖昧な言い方だけ、ペトレンコの音楽だよね。
最後、「愛の死」。素晴らしかったですね。
カーテンコール。最初は拍手だったけど、だんだん「ブラボー」の声が出てくる。
ペトレンコが迎えられて、盛大な拍手の後、金管楽器が響いて、歌が始まった。これオーケストラの人が歌ってたのかな。(何しろスマホなのでよく見えない)。
次いでワルツ?カウフマンさんがダムラヴさんと踊ってた。
ペトレンコさんへ捧げられた?それともバイエルンの総裁へ?
(追記:ペトレンコさんへの惜別の音楽だったそうだ)
会場は1階から4階?5階?までスタンディングオベーションだった。
画面が切り替わって、歌劇場外のライブビューイング会場が映った。司会者が移動すると、劇場の中から、カウフマンさん先頭に出演者&ペトレンコさんが出てきた。
ライブビューイング会場野ステージから、出演者が聴衆へ挨拶をした。
確か、2009年のローエングリンも、聴衆から熱狂的に迎えられた、と何かで読んだな。
しかしまぁ、ミュンヘンで上演されてるオペラを、この日本で同時に見られるなんて、世の中進歩したものだ。
途中寝てしまったので、一番聴きたかった第二幕を聴き逃した。
8月4日よりオンデマンドで1週間見られるそうなので いや、8月3日1日限りとのこと。
スマホでなく、テレビで見るつもりだけど、映るかなあ?YouTubeにバイエルン歌劇場のチャンネルがあるから、それで見られそうな気もするけれど。
These two make the legend🙏🙏 And this Tristan und Isolde tonight was absolutely amazing 🤩 @tenorkaufmann #AnjaHarteros #KirillPetrenko @bay_staatsoper #Livestream 🙏👏🙏👏🙏 https://t.co/160cxvBa1e
— Stéphane Grant (@stephanegrant) July 31, 2021
Congratulations to all involved! ❤️👏 BRAVO! #BSOtristan #kirillpetrenko #operaforall pic.twitter.com/kTUogvAlkY
— BayerischeStaatsoper (@bay_staatsoper) July 31, 2021
私が時々引用するwaiwaiさん、現在ミュンヘンへ飛んで、このオペラ&前日のガラコンサートを見てらっしゃる。感想をtweetされるのを待っている。
また、日本のカウフマンさんファンの方の感想も早く読みたい。
