2021/4/1

ガラコンサート  音楽

NHKBSプレミアム日曜日深夜に「プレミアムコンサート」の放送がある。

21日は昨年12月のイタリア・ミラノスカラ座の「開幕ガラ公演」だった。

イタリアではコロナの影響でオペラが上演できない。その代わりに開幕公演はスター歌手がオペラ名アリアを歌うコンサートとなった。

出演は
(ソプラノ)
クリスティーネ・オポライス、リセッテ・オロペサ、アレクサンドラ・クルジャク、カミッラ・ニールント、ローサ・フェオラ、エレオノーラ・プラット、ソーニャ・ヨンチェヴァ、マリア・レベカ
(メゾソプラノ)
エリナ・ガランチャ、マリアンヌ・クレバッサ

(テノール)
ロベルト・アラーニャ、ヴィットリオ・グリゴーロ、アンドレアス・シャーガー、ファン・ディエゴ・フローレス、ピョートル・ベチャワ、バンジャマン・ヘベルベーム、フランチェスコ・メーリ、
(バリトン)
カルロス・アルバレス、ルカ・サルシ、リュドヴィク・テジエ、プラシド・ドミンゴ、ジョルジュ・ベアテン、
(バス)
イルダール・アブドラザコフ、ミルコ・パラッツィ

なんと豪華なメンバーだろう。

しかし、カウフマンさんはいない。キャンセルしてしまった。ネトレプコさんもいないね。

コンサートはミラノの街の空撮から始まりスカラ座に到着。流れるのは「アドリアーナ・ルクヴルール」の「私は卑しい召使です」

音楽の女神に扮した俳優がスカラ座の中へいざなう。

舞台上では女性が箒を手に掃除をしている。そして静かにイタリア国家を歌いだす。やがて合唱団が高らかに国歌を歌う。

オペラシーズン開幕の時はいつもイタリア国歌が歌われる。イタリア国歌は哀愁を帯びて次第に勇壮になる。良い歌で羨ましい。

(サッカーのイタリア代表GKブッフォンが大声で調子っぱずれの国歌を歌うのを思い出したり笑)

コンサートは歌の他、俳優による演技、解説、詩の朗読などがある。またバレエもある。

最初の曲はリゴレット。

ついで、ドン・カルロ、蝶々夫人、ランメルモールのルチア、ワルキューレ、ドン・パスクァーレ、愛の妙薬、トゥランドット、カルメン、仮面舞踏会、ウェルテル、オテロ、アンドレア・シェニエ、トスカ、ウィリアム・テルの有名アリアが歌われた。

出演歌手のうち、実際に聞いたことがあるのはアルバレスのみ。

何回か聴いて(見る)うちに、俳優の語りはいらないな、と思い編集機能を使ってカット、バレエも「くるみ割り人形」だけあればよいな、とカットした。

そのうち、なくてもよいなという歌もカット。
(カットしたのはオポライズの蝶々夫人、オロペサのルチア、ベチャワの花の歌)

気に入ったのは「ドン・カルロ」のアブドラコフ、テジエ、ガランチャ、シャーガーとニーンルトの「ワルキューレ」、フローレスの「愛の妙薬」、メーリの「永久に君を失えば」、アルバロス「無慈悲な神の命ずるまま」、ヨンチェバ「亡くなった母を」

録画残量が少なくなったら、これだけ残して後は消してしまうかも。

「ワルキューレ」も消してもよいかな。

シャーガーさんは素晴らしい声なのだけど、ジークムントの悲劇性にはちょっと合わない気がする。

「ワルキューレ」はMETのカウフマンさんのと、ペトレンコ・バイエルン響・フォークトの録画がある。ペトレンコ指揮のは、とにかく歌も演奏も素晴らしかった。カウフマンさんのは2011年、ペトレンコ・フォークトさんのは2017年だから、もう3年半前なのかぁ。

新国立劇場の「トスカ」に出演したメーリさん。コロナ禍で来日できない歌手が多い中、来日、「トスカ」の他、コンサートもにも出演された。素晴らしい歌だったそうで、ご覧に(お聴ききに)なった方々が絶賛されていた。

仮面舞踏会のこの歌「永久に君を失えば」を聴いて、皆さんが感激されたのもわかるなぁと思った。

ともかく、これだけのスター歌手を揃えられるスカラ座、イタリアはいいなぁ。ヨーロッパは広いようで意外に近いので、集まりやすいだろう。

日本は遠い。

コロナが終息するのには数年かかる。それまで、映像で楽しむしかない。

ていうか、生き延びないとね。

現在は第4波、変異株流行とか、怖い話になっている。

このどこにも行けず宙ぶらりんなまま、コロナで人生終了じゃ残念過ぎる。せめて、コロナの心配なくコンサートや旅行に行けるようになってから、楽しみを味わってから、あの世に行きたいと思うよね。

とりあえず、録画して編集して精鋭ぞろいのオペラの歌を楽しみますわ。
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2021/3/20

1年1ヶ月ぶり  音楽

1年1ヶ月ぶりに都心に行った。

(日比谷線霞が関駅を通った時、3月20日だ、と気がつき心の中で手を合わせた)

ミュージカル「アリージャンス〜忠誠〜」を東京国際フォーラムに見に行った。

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1年1ヶ月前の都心は、同じく東京国際フォーラムでのミュージカル「CHESS」だった。

2020年2月9日の記事→
https://blue.ap.teacup.com/applet/daizufengtien/20200209/archive

この「アリージャンス」という作品は、日系人収容所の日本人家族を描いたものだ。

年老いたサミーが姉ケイの死を知らされる場面から始まる。この姉弟は絶縁状態にあった。物語はここからサミーの回想場面へ移って行く。

真珠湾攻撃後、日系人は敵国人として強制収容所へ送られる。同じ敵国と言ってもイタリア系は収容所へ送られることはなかった。

収容所は過酷な自然の中にあり、劣悪な住環境であった。

(アウシュビッツはもっともっと過酷な収容所だったと思うとナチスは許せない。「ナチスに学んだらどうか」「ヒットラーはアレキサンダー大王以来の大政治家」等の妄言も許せない)

物語はサミー、ケイ、そして父タツオ、ケイの恋人フランキーの生き方を描く。父は政府の方針に従い目立たぬように生きようとするが、祖国と天皇への忠誠を問われ、政府は心の中まで踏み込むべきでない、信念を裏切れない、としたことから刑務所に送られてしまう。サミーは日系人を救うにはアメリカ兵士として勇敢に戦う以外道はないと軍隊に志願し、ヨーロッパ戦線随一の激戦地で戦う。フランキーは人権を守るために、不服従・徴兵拒否する。収容所から日系人を解放せずして徴兵のみ課すのは公正ではないと。彼は刑務所に入れられる。ケイはフランキーと愛し合う。

3者3様の忠誠が描かれる。



ケイの濱田めぐみさん、サミーの海宝直人さんの歌が素晴らしかった。今の日本でトップ中のトップだと思う。

濱田さんの「もっと高く」を聴いてたら気持ちが昂って涙が出てきた。自分よりも家族を第一にしていたケイが自自身の生き方を決めて行く。濱田さんは主役の華がある。彼女が出てくると舞台が活気づく。


ブロードウェイ版「Higher」

海宝さんの「弟ぶり」。純粋で一途で不器用な感じがよく出てた。

祖父&老いたサミー役の上條恒彦さんは祖父役の飄々とした優しさ、老いたサミーの頑なさをそれぞれ的確に演じていた。祖父役は緊張する収容所内の唯一ホッとする存在だった。

(上條恒彦さんは半世紀前池袋駅前のフォークソングフェスみたいなので、歌を聴いてる。六文銭と組んでの「出発(たびだち)の歌」だった。声の伸び方、歌のうまさはアマチュアフォークグループとは全然次元が違った。「木枯し紋次郎」の主題歌も歌ってたな)

父タツオ役渡辺徹は、頑固で厳しいものの、家族への愛をその佇まいで表現していたと思う。歌のことは言うまい。

ベテラン俳優はその存在感で舞台を引き締めていた。

米軍看護師、サミーの恋人ハナ役小南満祐子さんは、こんなにお芝居ができるなら朝ドラ「エール」でもっと活躍する場が与えられればよかったのに。
ケイの恋人・夫役の中河内雅貴さんはダンスのキレがよかった。軽薄なようで、アメリカ市民的価値観(市民的自由・抵抗権)をしっかり内面化している人物。この役は良い役ですね。サミーが帰還した時の困惑も、見てて同情してしまった。

小南さん中河内さん、歌も良かった。

日系人の指導者マサオカ役今井朋彦さん、テレビCMでも見かける方。演劇人だからセリフがキビキビしてる。

アンサンブルの方々も歌も踊りも達者。一人で何役もこなすわけだから、この切り替え見事です。

舞台を見る楽しみは舞台装置。シンプルだけどスピーディーに次々展開する背景や装置、小道具は見ていて楽しかった。二兎社の舞台のように抽象的な装置があらゆる場面に使われるのも面白いし、観劇に行くたび装置に注目してしまう。

サミーは戦地から帰還したものの、父、姉夫婦との断絶に深く絶望してしまう。以後、家族は分断されたままだ。

ラストシーン、父の遺品に自分が表紙を飾ったライフ誌を見つけたサミーは姉の葬儀へ。そこで、思わぬ再会をする。この場面、考えてみれば落とし所はこれしかないのに、虚をつかれて落涙してしまった。最後にようやく家族の和解がなった。

かなり重たい内容の、戦争と日系人の苦難の話だ。これをミュージカルにした人々に敬意を表します。

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カーテンコールは撮影可だった。観客全員スタンディングオベーション。出演者達も嬉しそうだった。

最後濱田さんは肉声で「ありがとうございました」とお礼を言った。観客のいる舞台は俳優にとって喜びだと思う。

唾が飛ばないかなと思ったが、当然PCR検査はしてるはず。

客席は間隔を空けてのチケット販売だと思うが、私の前の席もその前も3人ずつ埋まっていた。脇は2席くらい空いていた。なので直線で席を売るのでなく左右交互にずらせば良いのにと思った。

それと音響だなぁ。一人、デュエットやせいぜい四重唱までは良いのだけど、それ以上になると音が割れる。キンキンして辛かった。

合唱の響きはやはりマイクなしで聴きたい。生の声が良い。

でも、オペラやコンサートはまだ無理だ。新国立劇場も東京文化会館も遠い。

ミュージカル終了後、お腹も空いたので軽くお茶しようかと有楽町駅前に行ったら、まぁこれがすごい人出で、恐れをなして帰ってきた。

娘にも久しぶりに会ったので話をしたかったが、残念。

21日に緊急事態宣言解除だが、あの人出を見ると、また第4波が襲ってくるだろう。次に都心に行くのはまた1年後か。
(無事でいれば)
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2021/2/25

映画音楽ほか  音楽

好きな映画音楽をいつでも聴けるように一番上に置いておく。これは2012年blogの記事の焼き直しです。
古いのばっかり。

「アメリ」
https://youtu.be/ibrtIq-s9l8

https://youtu.be/bbBw9UzrYOU

晩秋、夕方、小雨の上野・東京都美術館玄関外で「アメリ」のアコーディオンを聴いた時は、ロマンチックでうるうるしてしまった。

https://youtu.be/DRbV09tAg9I

この「アメリ」の音楽はYann Tiersen。

「グッバイ・レーニン」の音楽もそうだ。

これ↓今は再生できないみたい。更に追記:大丈夫みたい。
http://youtu.be/-RxkxCj4cpc
ダニエル・ブリュールくんも大俳優になった。

ピアノ曲が好きだ。

「ピアノレッスン」Michael Nyman。

https://youtu.be/rfpHj1lC5Yk

浜辺でアンナ・パキンちゃんが踊るシーンが美しかった。映画はレンタルビデオかテレビ放送を途切れ途切れに見たので、物語自体よくわからなかった。

好きな映画音楽というと仏映画「冒険者たち」。口笛のところが好き。

https://youtu.be/OFXoj8ZuYd4

その他「Zのテーマ」Mikis Thedorakis(ミキス・テオドラキス)
http://youtu.be/jbaS5o_yBME
http://www.youtube.com/watch?v=jbaS5o_yBME

「Z」や「ミキス・テオドラキス」については、かつてこのblogでも書いたことがあるので、検索すれば出てくると思う。ギリシャ軍事政権への抵抗を描いた映画であり、音楽家だ。

テオドラキスは「その男ゾルバ」や「セルピコ」「戒厳令」などの映画音楽でも知られる。

彼が音楽を担当した映画を探すと上に挙げた映画以外に「フェードラ」「真夜中に五哩」があった。

ギリシャ人繋がりで、ヴァンゲラス「炎のランナー」

https://youtu.be/Xkc6TB4EeqI

日韓W杯のアンセムはヴァンゲリスだった。

ついで、大好きな映画音楽「さらばベルリンの灯」音楽はジョン・バリー。
https://youtu.be/6U0r9lumYiM

ジョン・バリーといえば007シリーズや「野生のエルザ」、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の大御所。

続けて聴くと、哀愁を帯びた音楽が多い。こういうのが好きなのかな。

これ以外に独映画「飛ぶ教室」のオープニングのピアノ(音楽・ニキ・ライザー)
(追記:見つけたので貼っておく)
http://www.youtube.com/watch?v=UMRQwsbYyu0&feature=related

このオープニング、少年が健気なのと、音楽だけで涙が滲んでくる。

仏映画「最強のふたり」のピアノ(ルドヴィコ・エイナウディ作曲演奏)
http://www.youtube.com/watch?v=wIJQT1nTn6A&feature=related
(ちょっと長い)

「コーラス」のコーラス(音楽・ブリューノ・クーレ)
「La Nuit」
http://www.youtube.com/watch?v=AJcO-Ns50-8

「Vois Sur Ton Chemin」
http://www.youtube.com/watch?v=-NkVo-2gNoU

と続けると、皆似ている。ふ〜ん。

今までのとは違うけれど、エミネムの「8マイル」も結構好きだった。
https://youtu.be/4Y0vDuvKNkk

映画音楽ではないけど、ついでにこれも入れておこう。
アリシア・キーズのGirl on Fire
https://youtu.be/J91ti_MpdHA

2017年1月のWomen’s March の時、アリシアがスピーチの途中、ドラムが入って、この歌へつなげた時、カッコ良すぎて鳥肌がたった。以前YouTubeにあったその時の動画は削除されてしまったので、トレーラーを載せておく。

アデルも入れておこう

Someone Like You
https://youtu.be/hLQl3WQQoQ0
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2021/2/23

YouTubeアイーダ  音楽

パリ・オペラ座(バスティーユ)で「アイーダ」の上演があった。



ネット配信かテレビ放送があったが、日本では制限がかかって見られない。

でも日本でも見た方々がいる。制限を外すか、放映会社と契約をしているか、なのだろう。

私もネット上で放送を見る方法を教えてもらったのだが、うまくいかなかった。

iPadもiPhoneも指示通りOPERAやATREをダウンロードしたのだが、出てきた画面が違うのだ。

これはモバイルでなく、PCでやらないとだめなのかなと思った。

久しぶりにPCを立ち上げた。が、Twitterを見てたら、



⇒ https://www.youtube.com/watch?v=AabAJ2KLRiM&feature=youtu.be

さっそく見ました。

いやぁ、楽しかった。

アイーダ役のソンドラ・ラドヴァノフスキーさんはMETの「イル・トロヴァトーレ」や「仮面舞踏会」「ロベルト・デヴァリュー」で見た(聴いた)ことがある。あまり好きな声ではなかったのだが、「ロベルト…」で印象が変わった。「ベルカント唱法だったらしい。確かに技巧的、装飾的な歌い方」「歌も演技も素晴らしかった」と感想がblogに書いてある。

今まで見たどのアイーダよりも、アイーダの苦境や煩悶を表現していた。本当に悩んで苦しそうだった。しかし気品は失わない。高慢なアムメリスでなく、ラダメスがアイーダに惹かれてしまう必然が感じられた。

(でも、あの人形との関係がわからない)

カウフマンさんは最初の「清きアイーダ」から絶好調だった。

このオペラは、ラダメスが将来や生命を棒に振ってしまうほどアイーダを愛していたということを説得力を持たせないいけないと思う。そのことで悲劇性が高まる。

じゃないと、単なる間抜けに見えてしまう。

でも、さすがカウフマンさんですね。

武人で、英雄だが、愛には純粋。その振幅をとても人間臭く演じてた。
(けど、アムメリスに対してはひどいね、暴力的ですらある)

いつもながら弱音が素晴らしいですね。この繊細な弱音で人間性を表現していたと思う。もちろん力強い声も響いてた。

なので、とても満足です。

アムネリス役(Ksenia Dudnikova)はガランチャさんの急な代役だったそうだが、この役に演じ慣れてる感じがした。メゾの豊かな声だった。

(私には、ウィーンで見たラチヴェリシヴィリが歌ももちろんだが、ラダメスを一心に愛するいじらしさもあってベストなのだ)

アモナズロのテジエ。アイーダとアモナズロの掛け合い場面、大迫力だった。
この役じゃもったいないといつも思う。出番が少ないのだもの。

Dmitry Belosselskiy(祭司長)も低くて響き渡るいい声だった。

アイーダは何度聴いても美しいメロディ&勇壮な音楽満載だと思う。

今回のオペラ、歌手はみんな素晴らしいが、演出は評判が悪い。

舞台を古代エジプトでなく18〜19世紀あたりに設定、それは別に良いのだが、

違和感は人形(アイーダ&アモナズロの設定)と凱旋の場面の名画披露。

(以下、グダグダ書く。あーでもないこーでもないと考えるのが楽しいのである)

人形を使ったのはソーシャルディスタンス対策?

それとも何かの寓意?ラダメスは本物のアイーダでなく、自分で作った幻想を愛していたとか?
アイーダの精神、魂を表しているのか?
或いは歌ってるラドヴァノスキーが、アイーダを操っている何者(人間でない存在)か?最後の場面も人形のアイーダを置いて去っていくし)

ひょっとして、異民族だから?過去の演出だとアイーダの顔を濃い目に塗っていたりした。最近はオテロもそうだし、「ブラックフェイス」はやらない。なので、エジプト人と区別するため、人形にしたのか?


名画披露はどういう意味があるのか?戦利品お披露目ではないだろうし、何なんだろうなぁ。

舞台上で歌手・俳優さんたちが着替えては、次々名画の人物に扮する。例えば「馬上のナポレオン」やら「民衆を率いる自由の女神」「硫黄島で米国旗を立てる兵士たち」とか、面白いのだけどね、とくに、カウフマンさんがソファー(台?」の上で槍や刀を構えようとして斧を持ってしまったり、弓を構えたり、の演出はの笑える(ウィーンの「ドン・カルロス」のバレエほど大笑いはしなかったが)。

(カウフマンさんがポーズを取ると西洋絵画か彫刻のようだった)

追記:2/26
この名画披露は戦争の経過を表現してるのかな。そして最後は勝利の英雄像。
着替えたり小道具を用意して、名画を次々再現する俳優さんたち、これかなり稽古したのだろうな。
人形使いの人たちもそうた。簡単な動きではなく、キツい肉体労働だったと思う。

凱旋の音楽で、これをやるのはなかなかシュール。

ま、とにかく楽しみました。

YouTubeを教えてくださったwaiwai様ありがとうございました。


追記:この「アイーダ」動画ははスマホで2回見て、その後テレビでYouTubeを出して、大きな画面で見た。やっぱり大きな画面と音の方が良いです。臨場感が違う。考えてみると、カウフマンさんのアイーダは、CDは何回も聴いてるけど、オペラは見たことがない。YouTubeに上がってる(バイエルン歌劇場?)のを断片的に見ただけだ。通してみることで、歌手がラダメス像をどう捉えているかがわかるように思った

このアイーダを鑑賞された方の感想。


同感です。
歌手の皆さん、観客のいる劇場で歌いたいだろうなぁ。
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2021/2/20

クラシカジャパンプラス  音楽

ネット配信の「クラシカジャパンプラス」が3月31日をもって終了するそうだ。

スカパーの「クラシカ・ジャパン」が終了したのが昨年2020年10月31日。ネット配信の「クラシカジャパンプラス」に移行して5ヶ月しかもたなかった。

クラシカ・ジャパンの最後の方は放映する番組の数も種類も少なく、しかも古いものが多かった。視聴者も減っていたのだろう。

ネット配信の「クラシカジャパンプラス」に替わっても、内容はあまりパッとしなかった。

おりしもコロナ禍。世界中でコンサートやオペラが中止になった。放映対象そのものが少なくなった。

そして各地の歌劇場やコンサートホールは自前でネット配信をするようになった。

クラシックファンは年配者が多いから、ネット移行が壁になったかもしれない。

だからネット配信終了もやむを得ないかな。とても残念だけど。

私がクラシカ・ジャパンに入ったのはザルツブルク音楽祭の「フィデリオ」の日本最速放送の時だ。

その後「西部の娘」やオーランジュ音楽祭「カルメン」、「ドイツオペレッタ」、「こうもり」などもクラシカジャパンだったと思う。

クラシカ・ジャパン、ありがとう。

(このクラシカ・ジャパンを制作してたのは昨今話題の東北新社だという。クラシカ・ジャパン終了の陰にBS.CS.の枠争いがあったのだろうか)

今後は自力で各国の配信を見るしかない。無料なら、何とかなるかなぁ。

実はパリ18日夜「アイーダ」の配信があったのだ。視聴方法を知ってる方は見ることができたみたい。
(どうしたら見られるか教えてくれるHPもあるが、読んでもよくわからないのである)。

ま、NHKが放送してくれるか、YouTubeに上がるのを待つか。
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2021/2/9

あれから1年  音楽

昨年の2月8日は東京フォーラムにミュージカル「CHESS」を見に行った日だ。あれから一年だ。

こんなにコンサートや演劇やミュージカル、オペラを見に行くことができなくなるなんて、あの時点では考えてもいなかった。

今度海外の一流歌手を呼んでのミュージカルを見るのはいつのことになるのかしら。

あの時ラミン・カミムルーやサマンサ・パークスの歌が聴けて良かったな。

昨年の2月9日のblog記事にも書いたけど、ダイヤモンドプリンス号は既に横浜に着岸していて、感染者が出ていた。日本国内でも感染者が出始めていた。

だから、コロナへの警戒は始まっていた。トイレの手洗いが観客の皆さんいつもよりずっと長かった。

その頃から市民は頑張っていたのよねぇ。

日本でコロナの感染者が出たら、当然中国や韓国のように大掛かりなPCR検査が行われるのだと思っていた。だけど感染抑制論者が権力を持っていて、1年以上経つのに検査数は世界141位と言う情けなさだ。

(コロナ担当が、あのコネクト大坪審議官だというから推して知るべし)

ところで、その昨年の「CHESS」の感想記事、プロモーション動画を埋め込んだのだが、今は見られなくなっている。

しかしYouTubeへ行くと、相変わらず「CHESS」の舞台映像ダイジェスト版がある。
なので、リンクを貼っておく。

https://youtu.be/5spXLI0izuw
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2021/2/8

YouTubeにあるとか  音楽

RHOの「カルメン」の動画がYoutubeに上がっていると聞いたので、さっそく検索してみた。

ありました。いつまでYoutubeに上がっているかわからないとのこと。

こちら↓ ↓
https://youtu.be/BrkM9sMTb9k

この2009年の「カルメン」はヨナス・カウフマンさんをトップ歌手へと押し上げた作品として知られる。

私はBlu-rayを買いました。

新しい強烈なドン・ホセ像を表出したと評価されている。

この映像を初めて見た時に感じたのはオペラ歌手は大変だなぁということ。

歌うだけでもすごい才能と技術、エネルギーが必要だし、その上演技もしなくてはならない。演技するにはその人物像を探り、深く掘り下げて自分のものとし、作り物でなく自然なものとして演技しなくてはならない。

その上、このRHO版のように、演出が大胆だと、そういう演技もしなくてはならない。

このカルメンの扇情的な演技。下品なくらいだ。そして翻弄されるホセ、と自分の眠っていた暴力的側面に目覚めてしまったホセ。

このオペラを見て、もちろん音楽的な面、演劇的な面は素晴らしいと思ったけれど、私の中の「オペラは上品・高踏的」という思い込みが正されたされた作品なのだ。

オペラに詳しい方はとっくにご存じだったのかもしれないが、初心者としてはオペラ歌手も大変だなと思ったのであーる。
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