2020/2/13

みなとみらいホールへ  音楽

山田和樹指揮、読売日本交響楽団 第117回みなとみらいホリデー名曲シリーズへ行ってきた。
グリーグ「二つの悲しき旋律」
シューマン「ピアノ協奏曲」ピアノ/イーヴォ・ポゴレリッチ
ドヴォルザーク「交響曲第7番」

シューマンのピアノ協奏曲が好きなのでチケットを取った。

9日のミュージカルといい、このコンサートといい、新型肺炎が流行するなんて考えてなかったから気楽に考えていた。

ホールに入ったらピアノの音が聞こえてきたので、調律しているのかなと思った。

舞台左奥で後ろ向きで男性がピアノを弾いている。うん?シューマンのメロディじゃないか。

じゃあ、あの方が今日のピアニストなのか。青いニット帽、オレンジマフラー、大きなチェックのコート姿だ。びっくり‼

山田一樹さんが入ってきて、コンサートが始まった。

グリーグの曲は初めて聴く。弦楽だけの美しい響き、優しい曲だった。

シューマンのピアノ協奏曲。ポゴレリッチさんは流石に本番では正装だった。

いやぁ、個性的だった。

最初ゆっくり始まった。低音部の音がポンと出るのでなく、ボヨヨンと聴こえる。そのような調律だったのかな。そしてソロ部分、あれ?こういう曲だっけ?こんなメロディ聴いたことないな、と戸惑っているとオーケストラの音が入ってきて、あ、やっぱりシューマンだ、となる。

ポゴレリッチ氏をずっと追いかけている方のtweet







とのことです。

ポゴレリッチさんはショパンコンクールで本選に進めず、その審査に怒ってアルゲリッチが審査委員を降りてしまったというエピソードで有名らしい。本当に個性な演奏をする方なんですね。

ドヴォルザークの交響曲は6番しか知らなくて、7番は初めてだ。2楽章は民族音楽的なメロディが印象的だった。3楽章は、「あれ、これ聴いたことがあるっと思った」

初めて聴く曲は何て感想を言って良いからわからないが、でも、この曲は好きだと思った。チャイコフスキーの「悲愴」を初めて聴いた時なんて捉え所がないなぁ、暗いなと思って好きじゃないと思ったのだが、今ではとても好きだ。だからこの7番はきっと大好きになると思う。

指揮の山田さんは全身がバネのようだ。丸顔なのでぽっちゃりなのかと思ったが、全然そうでなくて、かっこよかった。神奈川出身なんですね。アンコールの前に、よく聞こえなかったが、神奈川出身なのでこのホールで演奏できるのは嬉しいと言っていたと思う。

アンコールは写真が切れているが、アザラシヴィリの曲。
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山田さんが音楽を志すきっかけになった曲だとのこと。美しい曲だった。

ポゴレリッチさんのサイン会。後ろ姿しか撮れなかった。
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肺炎が気になるのか、皆、トイレでの手洗いもいつもより丁寧だったし、そもそもコンサート中の咳が少なかった。咳をすると、周囲がギョッとするものね。

感染が早く収まりますように。。
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2020/2/9

CHESS  音楽

東京国際フォーラムに「CHESS」を見に行ってきた。

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このミュージカルのことは何も知らなくて、ただラミン・カリムルーとサマンサ・バークスが出演するというだけで、チケットを取ってもらった。

ラミンさんはレミゼ25周年記念コンサート、オペラ座の怪人、ブローウェイのレミゼなどで有名、サマンサさんは映画「レミゼ」エポニーヌ役で一躍知られるようになり、今は様々な作品に出ている。

「CHEES」については大まかなあらすじだけ読んで、何も準備せずに行った。

冷戦時代、ソ連とアメリカのチェスチャンピオンの対戦をめぐる話だ。チェスでミュージカルができるのか、と思うけど、二人のチャンピオンとその周囲の人々の愛憎に国際政治が絡んでくるのだ。

ミュージカルとしての完成度はイマイチらしいが、音楽が素晴らしいので、歌がコンサートなどで独立に歌われているとのこと

演出が安っぽいとか、筋がカットされて分かりにくいとか、重要な歌がない、とか酷評を聞いた。後ろのダンスがカラオケの背景画像みたいだという批評はカラオケに行かないのでよく分からないのだけど、褒めてないよね。

でも、とにかく歌が素晴らしいから良いのだ!!

サマンサさんの歌を聴いているうちに涙が滲んできた。

彼女の出演するミュージカルをもっと見たいな、ロンドンの「アナ雪」を見に行ってしまおうか、と考えた。(ロンドン版でエルサにキャステイングされている)。

ラミンさんは当然、歌い上げる声に厚みがあってウワッと迫ってくる。

キャストもアンサンブルもとても良かったよー。
(マイクの音は苦手だけど、それでも元の声が良いとそれほど気にならない)

とにかくラミンさんとサマンサさんを一度に見られるなんて幸せだ。

帰ってからYouTubeでCHESSの動画を探して見ているが、もう一度、あの舞台を見に行きたいと思ってしまう。でも今日が最終日。



最初のカーテンコールの時は、最前列のお二人くらいがスタンディングオベーションだったが、2度目にカーテンが上がった時は、ほぼ総立ちだった。サマンサさんがすごく嬉しそうだったのが印象的。

手でハートマーク♥を作って客席に送っていた。

カーテンが降りてくるとラミンさんもサマンサさんも身体を折ってカーテンと舞台板の間から客席にピース✌やハートマーク♥を送っていた

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2020/2/7

ティンパニー  音楽

(写真以外は新しいパソコンから入力しました)

みなとみらいホールの試聴ラウンジに行ってきた。

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天気が良かったので空も海も青かった。スカイツリーがわかるかな?

今回のテーマは「打楽器」だ。

講師は篠崎子門さん。N響コンマス篠崎史紀氏の息子だ。確かに似ている。バイオリンをやっていたが、18歳の時に打楽器に替えたそうだ。

ティンパニーは子牛、または羊の皮を張ってある。張り方によって音の高さが変わる。昔は胴に張っるためのネジを締めたり緩めたりして調整する。そのため演奏の前に決めた音はそう簡単には変えられない。

2台のティンパニでその調のドとソに固定する。

バッハの時代のティンパニーはトランペットと同時に音を出していたそうだ。

ベートーベンの「田園」では4楽章まで出番がなく、その4楽章では「雷鳴」として演奏される。

楽器が発展して、ハンドルで一度に張り方を変えられるようになったそうだ。そうすると演奏の幅が広がる。

やがて、ハンドルも手でなくて足で変えられるようになった。演奏しながら音を変えることも可能になる。

ただリズムを刻むだけでなく、メロディを奏でられるようになる。音の大きさも変えられる。

いくつかの曲を聴いたけれどメモをなくしてしまってここに書けない。

ティンパニー奏者が二人になって、演奏合戦のようになる曲もある。

そして私は打楽器って勇壮さを演出されるだけだと思っていたけど、全然違って、とても繊細で複雑。譜面通りに機械的に演奏するのでなく、奏者によって、タイミングも微妙に違ったり、音色も違う。もちろん音の強弱も違う。

作曲者の意図を考え、指揮者の指示、オーケストラの響きとの調和とか深く考えていることを私は全く知らなかった。

歌は歌詞があるから気持ちを込めやすいし、メロディが主体の楽器もそうだ。打楽器はあまり気持ちが込められないような気がしていたが、違うということがわかった。

講演後、バチが展示してあったので見に行った。バッハの頃は木製。いろんな種類があったが、新しいのはバチの先端にフェルトが巻かれている。

ティンパニの皮は温度や湿気で影響を受けやすい。ホールのドアが閉まると、ド、ソ⇒ラ、ミになってしまうことがあるそうだ。なので、奏者は音の高さをいつもチェックしているそうだ。

試聴ラウンジではいつもコーヒーと洋菓子のサービスがあるが、今回は中国茶と中国菓子だった。

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台湾の王徳傳というお茶屋さんの出張サービス。阿里山烏龍茶を淹れてくれた。

香りがよくて、飲むと口の中がスッキリさっぱりする。

その他、凍頂烏龍茶と、薔薇の香りの中国茶を試飲した。美味しかった。

家に帰ってから、寝るまでずっと烏龍茶の香りが周囲に漂っているような気がした。
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2020/1/4

ニューイヤーコンサート  音楽

ウィーンフィルニューイヤーコンサートをEテレで見た。


突然、私のtwitterにこのtweet



録画しつつ見ていたので、その録画を戻してみた。

あ、見つけた。この場面でしたね。


コンサートが終わって、録画のチャプター編集・削除しながら、もう一度見た。と言ってもヨナス様どの辺の席かなぁ?と客席を探すお仕事。

結局わからなかった。
(追記:前方の真ん中辺という情報があったので、もう一度見てみよう。再追記:確認しました。前から5列目の真ん中辺でしたね。ベリーショートの女性の後ろだった)

客席には和服を召した女性もあちらこちらにいらして、日本人の金持ちは昔より増えているのではないかと思った。

NHKの番組では草笛光子さんがゲストで「この歳でようやく夢が叶った」と感動の面持ちだった。そうだろうなぁ。

そして、一昨年のウィーン。楽友協会まで行きながら、ちょっとビビって中に入らなかったことを改めて後悔した。

ソニーのインスタにも指揮者ネルソンスとヨナスさんとの写真があがってた。

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Pictured today at the New Year's Concert 2020 (left to right): maestro Andris Nelsons next to tenor Jonas Kaufmann (guest) and Daniel Froschauer (Vienna Philharmonic). The program celebrates Ludwig van Beethoven's 250th and Vienna Musikverein's 150th anniversaries in 2020, with the premieres of his "Contredanses" and the waltz "Freuet Euch des Lebens" (Enjoy Life), respectively.⁠⠀ ⁠⠀ The album will be released on January 10 - pre-orders available now (link in bio).⁠⠀ ⁠⠀ @andrisnelsons @tenorkaufmann @viennaphilharmonic @musikverein.wien⁠⠀ ⁠⠀ #NewYearsConcert2020 #NYC2020 #NYE2020 #musikverein #vienna #wien #nye #danielfroschauer #viennaphilharmonic #wienerphilharmoniker #viennaphil #beethoven #strauss #waltz #happynewyear #classical #music #orchestra #sonyclassical

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ヨナスさんもネルソンスも太ったなぁ。という感想ではいけませんね。

しかも音楽の感想がない。
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2019/12/24

クリスマスイブなので  音楽

クリスマスイブなので、例年通り、この曲を。

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2019/12/1

ヤンソンスさんが亡くなった  音楽



私のTL上には沢山の追悼の言葉が並んだ。

私は2012年、ベートーベン交響曲連続演奏会のうち、1,2、5番をサントリーホールで聴いた。素晴らしかった。他の日も行きたかったが、チケット完売だった。

その時、ベートーベン全曲5枚組CDを買った。飛ぶように売れていた。

その後、この全曲演奏会はNHKで放送したので録画した。時々この録画を聴いている。

音楽のことは素人だが、とても端正な演奏だった気がする。

昨年のキーシンとの共演はヤンソンスさんが指揮する予定だった。しかし病気のためにズービン・メータさんが代わりに指揮したのだった。リストのピアノ協奏曲とストラビンスキーの「春の祭典」だ。
https://blue.ap.teacup.com/applet/daizufengtien/20181129/archive

この演奏も感動した。ヤンソンスさんが聴けないのは残念だったが、メータさんの指揮ならもう言うことなしだ。

段々知っている指揮者が亡くなる。演奏会に行ける時に行っておかないと二度と聴けなくなる。

でも私の気力体力も、段々なくなって行くのだ。どうしたものか。
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2019/11/28

1年ぶりサントリーホール  音楽

26日にサントリーホールに行った。昨年のキーシン以来1年ぶりだ。

アークヒルズのクリスマスツリー
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1月下旬の気温と聞いていたので着込んできたが、開場を待っている間の北風は冷たかった。


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いよいよ開場。

聴きに行ったのはこちら。

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ショパンコンクール優勝のチョ・ソンジンの演奏は一度聴いてみたいと思っていた。

それにベートーベン「皇帝」は好きな曲だ。CDはグレン・グールドのものを持っていて、よく聴いていた。バッハのピアノ協奏曲と2曲入ったCDだけれど「皇帝」ばかり聴いていた。バッハより明るいと思って、その頃の気持ちにはこちらの方が心地よかった。

もう一つの「英雄」は生演奏で聴いたことがなかったので、ぜひ聴きたかった。

チケットは完売。

私の席は前の方の右端。舞台を見上げるような席で、舞台の右側の弦楽器しか見えない。

指揮者はもちろん見える。ピアニストは顔がちらりと見えるくらいだ。

音の響きも正面席に比べると劣ると思う。

「皇帝」が始まった。最初のピアノの印象は、穏やかで優しい。

弦楽器のピッチカートとピアノの重なりあいの響きはウットリするほど美しかった。

もちろん、強い箇所はバーンと力強い。

全体としての印象は最初と同じ、柔和、穏やか、流麗という感じ。本人と佇まいもあって、優しい音楽と言う感じだ。

プログラムを見ると「チョ・ソンジンは美しさ、哀愁、激しさを持つピアニスト」とあった。今回は、「激しさ」は曲の感じもあって、あまり感じなかった。

休憩。

ふと見ると着物姿の大柄な美しい人、なんと檀ふみさんだった。ステキだった。

それと近くに見たことのある若者がいて、「牛田君じゃないし」と思ったのだが、ひょっとして藤田真央さんだったかもしれない。

前の方の席にはハイヒールのおしゃれな方、鮮やかな緑のワンピースを着こなしている女性など、音楽関係のアーティストかなと思われる人々がいらっしゃった。

ベートーベン3番「英雄」

目の前がコントラバスなので、「あ、ここでこういう風にバスの音が入るのか」とよくわかった。それにしても奏者は大柄だなぁと思った。

席が低い位置で右端だからオーケストラ全体が見えないのはとても残念。特に管楽器の演奏姿は見たかったな。

それでも、家でテレビやプレーヤーで聴くのと違って、ホールでは音が立体的に聴こえる。厚みがある。生演奏の良さだ。

それとケルン放送交響楽団はさすがにドイツのオーケストラなのでベートーベンは手慣れているなぁと思った。

英雄を聴きながら、ドナルド・キーンさんのお話を思い出していた。戦争で捕虜となった日本人兵士と接していたが、ある時その中の一人から「英雄」を聴きたいと言われた、それでレコードをかけた、という話。

その兵士はどのような思いで「英雄」を聴いたのだろう。平時は音楽好きの、多分学生生活をおくったことのある兵士だったのじゃないだろうか。

私はいつも英雄の4楽章かな、途中で曲調が代わるところがあるのだけど、あれを聴くと「軍歌」のようだと思う。つい「若鷲の歌」(予科練の歌)を思い出してしまうのだ。

ベートーベンの「英雄」はよく知られているようにナポレオンに献呈するつもりだったが、ナポレオンが皇帝になってしまったので献呈を止めた。ベートーベンはどんな気持だったのか等と、とりとめもないことを考えていた。

私が取り留めもないことを考えているということは、没入していないことだ。今一つ乗りきれなかった。

曲が終わると「ブラボー」の声がかかった。いろんなところからブラボーの声が聞こえた。

アンコールはこちら。
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ブラームスは優しく美しかった。オケのアンコールはベートーベンということは分かったが、何番かはもう記憶力がない。わかるのは5番、7番、9番だけ。6番も最初の楽章しかわからない。

家に帰りついたら11時近かった。都心に出かけるのが段々きつくなる。六本木一丁目まで日吉から乗った南北線は「浦和美園行」だった。この終点まで日本代表戦@埼玉スタジアムを見によく行ったなぁ。今じゃとても考えられない。

結局このコンサートで一番印象的だったのは壇ふみさんの和服姿でした。
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