2020/6/5

ウイーンオペラ座の配信  音楽

6月4日ウイーンオペラ座の「アンドレア・シェニエ」の配信があった。日本では6月5日の午前2時からの配信だ。24時間見ることができるので、今iPadで見ている。

はじめに背広姿の男性が出て、説明している。つまり、これは私が見た日の上演ではないのか?ハルテロスさんは本調子ではないが歌いますとの説明だった。

始まる前の客席に私たちがいるかな?と探してしまった。

ま、とにかく、ネット配信は嬉しい。

一人一人の表情がアップになるから、劇場で見るのとは違う楽しみがある。

カウフマンさんはさりげなく登場するが一人濃紺の上着で目立つ、すぐに左のほうに行ってしまうのは私の記憶と同じ←当たり前。

今、「ある日青空を眺めて」を歌ってる。

あの幸福だった夜を思い出して、またワクワクしてる。

さて、続きを見よう。

追記:

見終わった。

劇場で見た時よりオーケストラの音がはっきり聞こえた。今はどの楽器が演奏しているか、チェロの響きが切ないとか、メロディの流れとかより具体的に味わえた。

ジェラール役フロンターリさんの美声、「国を裏切るもの」は聴かせる。盛大な拍手も納得。

そしてハルテロスさんの「亡くなった母を」。改めて、素晴らしいなぁと唸ってしまう。絶唱。曲も美しい。ネトレプコさんのコンサートで一番印象に残ったのもこの歌をだった。この歌をハルテロスさんで聴けて幸せ。

カウフマンさんの「ある日青空を眺めて」の後のブラボー!長い拍手の間、シェニエはマッダレーナを見つめ、そっと手を伸ばして彼女に触れそうになり、でも首を振って悲しそうに諦める、そして手を引き、と同時に拍手もおさまって行く。この絶妙な間の取り方と演技、クローズアップだとよくわかる。

シェニエが去った後、涙を拭いながら逃げるようにその場を去るマッダレーナも可憐。

カウフマンさんの歌については沢山書いたから、もう触れない。

カーテンコール。終わった直後、万雷の拍手にホッとした表情、安堵の顔のカウフマン、ハルテロスさん。こんな表情だったのね、と思った。

カーテンコールはiPhoneで撮影する人が多くて画面でも光ってた。これが5月2日の収録だとするとあの光の一つは私だ。

客席が映ると、両サイド、真ん中の通路、後ろから押しかけてきた人たちでいっぱいだ。みんな近くで見たい。

そういう聴衆の気持ちがわかるからカーテンコールに何度も出てきてくれたのね。

このネット配信はまだ見ることができるから、もう一度夜に見る。

カウフマンファンの方が5回位見たいとtweetしてた。わかるよー。

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2020/5/3

YouTubeにアップ?  音楽

バイエルン歌劇場の月曜コンサート、オンデマンドで楽しんでいたが、Youtubeにもアップされたようだ。

Cathie Hubertさんのtweetで知った。この方、日本語は分からないと思うのだが、どういうわけか相互フォローなのだ。

(5.23追記:削除されてしまった。残念)

なので、写真を追加。

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シューマン「詩人の恋」。Youtubeだとなお一層すばらしい。

これ、ずっとYoutube上にあるのだろうか。だったら嬉しい。期間限定じゃない。その上、TVfireスティックでテレビでも見られるってことじゃん。

歌詞はこちら
http://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/SET3093.htm

例えば第1曲目は

1 こよなく美しい五月に

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Knospen sprangen,
Da ist in meinem Herzen
Die Liebe aufgegangen.

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Vögel sangen,
Da hab ich ihr gestanden
Mein Sehnen und Verlangen.

こよなく美しい五月に
すべてのつぼみが弾けて咲くように
ぼくの心の中にも
恋が花開いたんだ

こよなく美しい五月に
すべての鳥たちが歌うように
ぼくも彼女に告白したんだ
ぼくの憧れと そして願いを

*****

ドイツ語の響きも美しい。そしてこの詩の通りの歌、、表現、表情なんだなぁ。恋する若者、その喜び、幸福、そして恋に破れてその悲しみ怒り絶望、すべてが表現されている。

ヨナス様ありがとう。ドイチェさんきれいなピアノの響きありがとう、そしてバイエルン歌劇場もありがとう。鬱々とした家籠り生活の潤い、慰めだ。最高の。
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2020/4/30

オンデマンド  音楽

世界各地の歌劇場、コンサートホールが演奏をネット配信している。先日はウィーンの配信をこのブログでも書いた。

先日はニューヨークのメトロポリタンオペラが「MET at-Home GALA 2020.4.25」を配信した。世界各地の自宅にいる有名歌手40組、オーケストラをネットでつないで演奏を配信するというものだ。

日本時間では深夜だったし4時間を超える配信だったので、後でオンデマンドで見た。カウフマンさんは自宅から「ユダヤの女」を歌った。

https://www.facebook.com/watch/?v=572742613363842

そして、28日夜はバイエルン州立歌劇場からネット配信があり、それも深夜だったので見られず、オンデマンドで29日に見た。

https://operlive.de/montagskonzert4/ 
(5月6日まで)



このカウフマンさんのシューマン「詩人の恋」は素晴らしかった!!

考えてみれば、私が魂を奪われたのも歌曲だった。シューベルト「冬の旅」。同じドイチェさんのピアノ伴奏だ。「芸術とはこういうものだ!」と叫びたくなるような歌だった。

もちろん、オペラの歌も好きだけれど、歌曲のこういう繊細な表現がカウフマンさんに合っている気がする。



こう感想を述べている「侘助」さんはシュトラウスの歌曲のCDが一番好きだと言ってらして、それで私もCDを買ったのだった。

生歌を聴きたい、とおっしゃるのはよくわかる。その年の声と言うのがあるのだそうです。

私は生歌はもうほぼ諦めている。もう当分海外には行けないだろうし、日本に演奏家が来てくれるのも当分先になりそうだからだ。

その「当分」というのが3年位だったら、もう年齢から言って無理よね。

なので、このオンデマンド、7日間はOKというので、毎日見るよー聴くよー。

そうそう、カウフマンさん、少し引き締まったかしら。とても素敵。

いつもコンサートだとタキシード、蝶ネクタイだけど、今回はとてもカジュアル。その方が歌いやすかったかしら。いつも首がきつそうだもの。



追記:今、録画していた「こうもり」を見ているのだが、この時のアイゼンシュタイン役はとてもコミカル。「詩人の恋」の青年の憧れ悲しみ美しさとは大違い。演技力よなぁ。
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2020/4/24

チャリティ  音楽

新型コロナ肺炎の世界的流行で、各地のコンサートができなくなっている。演奏の場がなくなったアーティストたちは今、様々な形で音楽を発信している。

また、どの国でも医療者たちが危険を冒しながら、患者たちの治療に従事している。

先日レディ・ガガの呼びかけにより医療者に感謝するオンラインチャリティコンサートがあった。ポール・マッカートニー、ローリングストーンズ、エルトン・ジョン、スティービー・ワンダー、ジェニファー・ロペスなど大物ばかり。寄付も沢山集まったようだ。これは時間帯が悪くて見られなかった(というか、今あんまり見たい聴きたいというアーティストがいないのよ)。

クラシック界でもコンサートをしている。

ウイーン歌劇場主催の„Wir spielen für Österreich“ガラコンサート(4/21)

これはネットテレビ放送があるとのことで、楽しみしていた。ところが何度つなごうとしても、最初だけ出てあとはずっとクルクルクルと歯車?が回っているだけ。諦めてしまった。日本で視聴できた方もいたようなので、ウチの回線の問題かな。

で、とてもガッカリしていたら、翌日、動画が上がっていた。良かった!



これカウフマンさんのご自宅らしい。



ということらしい。

METでもAt-Home GALAコンサートがある。これは日本時間26日午前2時から。

起きられない時間なので、オンデマンドか、Youtubeで見られたら嬉しい。

毎日のようにオペラのネット配信がある。でもあまり見てない。出演歌手にピンと来なかったり、馴染みのない演目だったりする。映画館ライブビューイングで見たものは、ネットで見ると画面が小さいし音もよくないしね。

結局、NHKBSやWOWOWの放送を録画したものを見た方がいいなと思ってしまう。

ウィーン・オペラ座の配信ではクライバーの「ばらの騎士」をやると言うので喜んでいる方々がいた。またクライバー+ウィーンフィル、ブラームスの2番も配信したみたい。

この二つ、2009年12月30日夜にNHK放送したのよね。だから録画を持っている。NHK偉い!

NHKが収録したクライバーの日本公演、ベートーベンの7番なんて貴重な映像みたいだ(かつてカウフマンさんが日本の映像が貴重だと言っていたことがあったな)。

つまり、私はネット配信はあまり見ないで、録画で楽しむことにしよう。
(今は先日録画したROH「運命の力」を見てます)

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2020/4/10

オペラ無料公開  音楽

引きこもり生活の慰め。

今日は「聖金曜日」ということもあり世界各地のオペラ劇場での「パルジファル」がネット無料公開されている。

今はMETのパルジファルを見てる・聞いてる。流してるだけだけど。

2〜3日前はバイエルンの「パルジファル」をみた。いずれもカウフマンさんのパルジファル。

METのは録画したのもあるし、銀座松竹のアンコール上映にも行った。

素人意見だけど、METの時よりバイエルンのパルジファルの方がカウフマンさん声の迫力画増してない? (見た目はMETの方が若々しくて良いけれど)

オペラの公開はこれだけでなく、ザルツブルグ音楽祭もある。カウフマンさん出演は「カヴァレリア・ルステイカーナ」「道化師」。

でも、これでなくて「ドン・カルロ」をやってくれないかなあ。

そして、今週末はWOWOWで「ワルキューレ」(MET)、NHK BSプレミアムで「運命の力」(LOH)を放送してくれる!

追記:このWOWOWの「ワルキューレ」はカウフマンさん版でなかった!昨年2019年3月上演。でも第一幕は見る。

来週はクラシカ・ジャパンでミラスカラ座のヴェルディ「レクイエム」の放送もある。カウフマン、ハルテロスさんが出てる。

こんなに密集してカウフマンさんの出演オペラ・コンサートが見られるなんてことはない。こんな状況でなければ本当に嬉しいことなんだけどな。

そういえば、日本の新国立劇場も資料映像として録画しておいたものをネット公開するそうだ、魔笛、トゥランドットなど3作。画期的なことだ。

私の希望としてはフォークトさん出演「ローエングリン」を公開してほしいのだ。私が観に行った時に収録していた。
白い透明感ある舞台だった。世界に公開するに値する公演だったと思うよ。

というわけで、繰り返しになるが、引きこもりはオペラ(J・カウフマンさん)に慰められている。

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2020/2/13

みなとみらいホールへ  音楽

山田和樹指揮、読売日本交響楽団 第117回みなとみらいホリデー名曲シリーズへ行ってきた。
グリーグ「二つの悲しき旋律」
シューマン「ピアノ協奏曲」ピアノ/イーヴォ・ポゴレリッチ
ドヴォルザーク「交響曲第7番」

シューマンのピアノ協奏曲が好きなのでチケットを取った。

9日のミュージカルといい、このコンサートといい、新型肺炎が流行するなんて考えてなかったから気楽に考えていた。

ホールに入ったらピアノの音が聞こえてきたので、調律しているのかなと思った。

舞台左奥で後ろ向きで男性がピアノを弾いている。うん?シューマンのメロディじゃないか。

じゃあ、あの方が今日のピアニストなのか。青いニット帽、オレンジマフラー、大きなチェックのコート姿だ。びっくり‼

山田一樹さんが入ってきて、コンサートが始まった。

グリーグの曲は初めて聴く。弦楽だけの美しい響き、優しい曲だった。

シューマンのピアノ協奏曲。ポゴレリッチさんは流石に本番では正装だった。

いやぁ、個性的だった。

最初ゆっくり始まった。低音部の音がポンと出るのでなく、ボヨヨンと聴こえる。そのような調律だったのかな。そしてソロ部分、あれ?こういう曲だっけ?こんなメロディ聴いたことないな、と戸惑っているとオーケストラの音が入ってきて、あ、やっぱりシューマンだ、となる。

ポゴレリッチ氏をずっと追いかけている方のtweet







とのことです。

ポゴレリッチさんはショパンコンクールで本選に進めず、その審査に怒ってアルゲリッチが審査委員を降りてしまったというエピソードで有名らしい。本当に個性な演奏をする方なんですね。

ドヴォルザークの交響曲は6番しか知らなくて、7番は初めてだ。2楽章は民族音楽的なメロディが印象的だった。3楽章は、「あれ、これ聴いたことがあるっと思った」

初めて聴く曲は何て感想を言って良いからわからないが、でも、この曲は好きだと思った。チャイコフスキーの「悲愴」を初めて聴いた時なんて捉え所がないなぁ、暗いなと思って好きじゃないと思ったのだが、今ではとても好きだ。だからこの7番はきっと大好きになると思う。

指揮の山田さんは全身がバネのようだ。丸顔なのでぽっちゃりなのかと思ったが、全然そうでなくて、かっこよかった。神奈川出身なんですね。アンコールの前に、よく聞こえなかったが、神奈川出身なのでこのホールで演奏できるのは嬉しいと言っていたと思う。

アンコールは写真が切れているが、アザラシヴィリの曲。
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山田さんが音楽を志すきっかけになった曲だとのこと。美しい曲だった。

ポゴレリッチさんのサイン会。後ろ姿しか撮れなかった。
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肺炎が気になるのか、皆、トイレでの手洗いもいつもより丁寧だったし、そもそもコンサート中の咳が少なかった。咳をすると、周囲がギョッとするものね。

感染が早く収まりますように。。
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2020/2/9

CHESS  音楽

東京国際フォーラムに「CHESS」を見に行ってきた。

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このミュージカルのことは何も知らなくて、ただラミン・カリムルーとサマンサ・バークスが出演するというだけで、チケットを取ってもらった。

ラミンさんはレミゼ25周年記念コンサート、オペラ座の怪人、ブローウェイのレミゼなどで有名、サマンサさんは映画「レミゼ」エポニーヌ役で一躍知られるようになり、今は様々な作品に出ている。

「CHEES」については大まかなあらすじだけ読んで、何も準備せずに行った。

冷戦時代、ソ連とアメリカのチェスチャンピオンの対戦をめぐる話だ。チェスでミュージカルができるのか、と思うけど、二人のチャンピオンとその周囲の人々の愛憎に国際政治が絡んでくるのだ。

ミュージカルとしての完成度はイマイチらしいが、音楽が素晴らしいので、歌がコンサートなどで独立に歌われているとのこと

演出が安っぽいとか、筋がカットされて分かりにくいとか、重要な歌がない、とか酷評を聞いた。後ろのダンスがカラオケの背景画像みたいだという批評はカラオケに行かないのでよく分からないのだけど、褒めてないよね。

でも、とにかく歌が素晴らしいから良いのだ!!

サマンサさんの歌を聴いているうちに涙が滲んできた。

彼女の出演するミュージカルをもっと見たいな、ロンドンの「アナ雪」を見に行ってしまおうか、と考えた。(ロンドン版でエルサにキャステイングされている)。

ラミンさんは当然、歌い上げる声に厚みがあってウワッと迫ってくる。

キャストもアンサンブルもとても良かったよー。
(マイクの音は苦手だけど、それでも元の声が良いとそれほど気にならない)

とにかくラミンさんとサマンサさんを一度に見られるなんて幸せだ。

帰ってからYouTubeでCHESSの動画を探して見ているが、もう一度、あの舞台を見に行きたいと思ってしまう。でも今日が最終日。



最初のカーテンコールの時は、最前列のお二人くらいがスタンディングオベーションだったが、2度目にカーテンが上がった時は、ほぼ総立ちだった。サマンサさんがすごく嬉しそうだったのが印象的。

手でハートマーク♥を作って客席に送っていた。

カーテンが降りてくるとラミンさんもサマンサさんも身体を折ってカーテンと舞台板の間から客席にピース✌やハートマーク♥を送っていた

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