2021/8/4

オンデマンド  音楽

「トリスタンとイゾルデ」のオンデマンドは1週間見られると思っていたら、今日になって、8月3日、1日限りというではないか。

慌てて、スマホをつけた。

で、考えた。テレビに映して見られるのではないか?こんな小さな画面でなく、大きいので見たい。

テレビをつけて、YouTubeを出してみた。検索したけど、バイエルン国立歌劇場オンデマンドはない。

それで、「アプリ」画面に戻して、さまざまなアイコンを見ているうち、「ブラウザ」というのを見つけた。

ブラウザを出して、検索の窓にバイエルン歌劇場オンデマンドのURLを打ち込んでみた。

なんと!!スマホにあるのと同じ画面が出てきた!!

なので、「トリスタンとイゾルデ」オンデマンドをテレビで見てる。

が、英語字幕を出すのを忘れた。最初に戻って操作をやり直すのは面倒というか、失敗するのが怖いので、そのままにして、スマホに方に「オペラ対訳」を出し、それをチラチラ見ながら、テレビ画面を見つめた。

対訳を読んでると、登場人物が「語る」「語る」。

叙事詩であり、抒情詩。愛についてこんなに語るのかー!という感じ。

なかなか歌についていけなかったのだけど第二幕の終盤は気持ちが昂った。

それまで延々と愛を歌い上げていたのに絶対2人が触れ合うことはなかった。

マルケ王に2人の愛を知られた後、何かを決意したトリスタンがイゾルデに「ついてきてくれるか」と言う。

そして、初めて優しく額にキスをして抱きしめる。

そこからメロートを挑発しつつ、メロートの剣に我が身を投げ出して倒れるまで、ここ、カウフマンさん流石でしたねぇ。

舞台が暗転した途端、悲鳴のようなブラボーだった。私も気がついたら目尻に涙が溜まってた。

対訳を読みながらとはいえ、正しい箇所を読んでいるとは言えず、結局大意を掴むだけになる。

言葉がよく分からず、クネクネしてるメロディラインで、経緯や気持ちを、美しい言葉で飾りながら歌う、っていうのが、どこかで同じような経験をしたなぁと考えた、

で、思いついた。「そうだ!お能だ!」

よく分からない言葉で、何事かをつらつら語っていく、情念に満ち満ちてる感じ、抑制のきいたメロディとか。

幽界に連れて行かれて、陶然としてしまうところとか。

変な連想でごめんなさい、、

分からないながら、もっと聴きたいと思ってしまった。  

「パルシファル」も初めて聴いた時は、第一幕など捉え所のない歌が延々続いて取っ付きにくかった。何度も聞いているうちに馴染んできた。で、良いなぁと思うようになった。

まだ、このオペラの良さがよくわかってない。もっと聴きたい。

そして、本当に愛の物語なんだなあ。

で、長い共演歴のあるお二人だから、信頼しあってる感じが滲み出ていた。
(中断)

オンデマンドが終わらないうちに、と第二幕だけ聴いてみた。

お二人の愛の歌は陶酔感がある。

そして、もちろんペトレンコの音楽。

「トリスタンとイゾルデ」の話は、なんか荒唐無稽だなぁとか、退屈だなあと思っていた今までの感想だけじゃダメだなぁ。

知らないことがたくさんある。少しずつ理解していく過程(理解できるかどうかは別)は刺激がある。

このオペラ、NHKで放送してくれないかな? 放送がないならブルーレイを買おうかと思う。

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2021/8/3

好きな役  音楽

「トリスタンとイゾルデ」に関係するtweetを読んでいたら、バイエルン歌劇場の投稿があった。



カウフマンさんとハルテロスさんが共演したプロダクションは8つあるという。

2009年の「ローエングリン」から、順に、
「ドン・カルロ」、
「イル・トロヴァトーレ」
「運命の力」
「アンドレア・シェニエ」
「オテロ」
「トスカ」
「トリスタンとイゾルデ」

どのプロダクションが好き?との問いについて、リプライを見ると一番人気は「ドン・カルロ」みたい。

私はどれかなぁ? 選ぶのは難しいけれど、

一番痩せてて、衣装も良い「ドン・カルロ」かな。

最終幕、2人のデュエットは舞台での姿も、音楽も美しくて、うっとりしてしまう。

「アンドレア・シェニエ」はウィーンで見たから、これもいいな。アリアがとても良い。

でもバイエルンで上演した「アンドレア・・」は演出があんまり好きではない。一番カッコ良かったのはロイヤルオペラハウスの「アンドレア・・」だな。でもハルテロスさんとは共演していない。

2人を一気に人気歌手にした「ローエングリン」もいい。そもそも作品が好きだから、それだけで推薦したくなる。「大工ローエングリン」と言われるユニークな演出だった。Tシャツのローエングリンとツナキ姿のエルザ、お二人とも若々しい。

「運命の力」も、カウフマンさんの運動神経の良さが発揮されて、好きだ。でもこの作品は主役2人の絡みがあんまりない。共演、といってもすれ違いばかり。

「イル・トロヴァトーレ」「オテロ」は演出が好きでない。 

「トリスタンとイゾルデ」はまだ全部見てないので、評価なし。

で、このバイエルン歌劇場のtweetは面白い。



dying and dying and dying … だって。

確かにね。死にそうになって、ずっと歌っている。 But there comes beautiful music with it.

そして、ついに


です。

広瀬大介氏(音楽評論・大学教員)
「カウフマンにとっては歌手人生の集大成でしょう」

とのことです。
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2021/7/24

ショパンコンクール?  音楽

最近、私のTL上で「ショパンコンクール」という投稿をよく見かけるようになった。

ショパンコンクールが始まっているの?と思ったが、「予備予選」というものらしい。

すると、「ショパンコンクール予備予選〜日本人コンテスタントの出演情報」というページが見つかった。

日本人は30人くらい予備予選に出演するらしい。

で、なんと「反田恭平」さんの名前があるではないですか。

実力抜群の人気ピアニスト。ショパンコンクールに出るというのは以前聞いたような気もするけれど、本当に出るんですね。

反田さんと言えば、アニメ「ピアノの森」で伝説のピアニスト阿字野 壮介のピアノを担当してましたよね。

主人公カイのピアノは誰が演奏していたか私は知らないのだが、反田さんといううわさがあるそうだ。

このアニメ、確か主人公はショパンコンクールで優勝した。なので反田さんも優勝してほしいな。

で、この出演情報によると、反田さんは19日27:00〜とある。とても起きていられない。



というtweetを見たので、さっそく3:25:22辺りから見た。

予備予選は6曲くらい弾くのかしら。

さすがでしたね。

終わってお辞儀して舞台袖に去った後も拍手が鳴りやまないので、もう一度出てきてお辞儀していた。

呼び戻された(カーテンコール)のは2人だけらしい。

(自慢:私は反田さんのデビューコンサートを見に行ったよ ↓ ↓
2016年1月24日反田恭平コンサート

「ショパンコンク−ル 反田」で検索したら、たくさんtweetがあった。






この予備予選通過者+指定コンクールで2位以上の人の合計80名が本大会に出場する。

予備予選免除されているのは、日本だと牛田智大さん。

本選は今年の10月。

楽しみだな
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2021/7/22

中止  音楽

ジーザス・クライスト・スーパースターの公演が中止になった。

https://theatre-orb.com/lineup/21_jcs/topics/5055.html

***
『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』公演中止について

7月21日(水)夜、『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』東京公演の国内関係者1名につき、新型コロナウィルス感染症の陽性が確認されました。
本公演では、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、お客様と公演関係者の安全と健康の確保を最優先に各種ガイドラインに基づく対策に取り組み、舞台と客席には十分な距離を確保しておりますが、万全を期すため、7月22日(木)13時開演の公演以降、当面の間、中止とさせて頂きます。

中止公演(7月22日16時時点)
・7月22日(木) 13:00 17:30
・7月23日(金) 13:00
(以下略)

2021年7月22日
「ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート」東京公演主催
***
(中止はとても残念。でも中止前に見に行けてよかった、と思ってしまう)

今日、東京の感染者は1979人だった。

感染が広がっている。神奈川ももう病床に余裕がない。

キャスト、スタッフの皆さんに感染が広がりませんように。そして感染された方の回復をお祈りします。

こんな時に五輪開催強行はありえない。許せない。

本当に生き延びよう、皆さま。

こんな自民党政権が崩壊するまで死ぬわけにはいかない。
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2021/7/20

マドリード公演  音楽

昨日、Twitterを読んでいたら、



「トスカ」。拍手がなりやまない。

そして室田尚子さんのtweet



室田さん、大好き。



何とカウフマンさんとラドヴァノフスキーもアンコールにこたえて、それぞれ「星は光りぬ」、「歌に生き愛に生き」を2回歌ったという。

それにしても、トリスタンといい、カヴァラドッシといい、血まみれだね。オテロもトゥリッドゥもそうだけど。ウェルテルもそうか。

ところで、例のYoutubeちゃんねるでトスカについて語っている。



最初字幕なしで、聞いてたけど、ところどころおぼろげに意味がわかった。

将来、バリトンになったら(そんなことはないらしいけど)やりたいのはスカールピアだそう。

この動画、下の方をクリックすると英語字幕が出ます。
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2021/7/18

シアターオーブへ  音楽

2年ぶり?3年ぶり?の渋谷へ行ってきた。

「ジーザスクライストスーパースター コンサート形式」@シアターオーブ。

シアターオーブは2017年の「ウエストサイドストーリー」以来だ。ヒカリエも久しぶり。

緊急事態宣言下なので、開催されるか危ぶんだ。開催するとの発表があっても、今渋谷まで出かけるのはどうなのか、と迷いもあった。

でも、行ってよかった!!

出だしのユダ役ラミン・カリムルーの「Heaven on Their Minds」から、もうグングン迫ってきて涙が出そうだった。

2019年韓国での公演から(これしか見つからなかった)





ラミンさんを聴くのは3回目。「プリンス・オブ・ブロードウェイ」、「CHESS」と今回。

ラミンさんというと「レミゼ」のアンジョルラス、「オペラ座の怪人」のファントム、CHESSと、歌い上げる重々しい感じがしてた。


でも今回は軽々動き回るし、ロックも歌う。身のこなしがしなやかだ。

ジーザスへの疑問が膨らみ、感情を昂らせる前半と、裏切ってしまった後悔で打ちひしがれる後半との対比、ラミンさんの演技力だ。ジーザスとユダのハグは泣ける。

ジーザス役マイケル・K・リー。マイケルさんは細身で若々しい青年イエスだった。優雅で気品がある。知的で清潔感があるね。神の子というより等身大の悩む青年だった。

そして「ゲッセマネ」。圧巻の歌声、魂の叫びだった。ブラボーと声を出せないのは本当に残念。

マグダラのマリア役のセリンダ・シューンマッカーさんは、優しい伸びのある声、彼女の歌はマイクを通しても美しく響いた。ペテロ役のテリー・リアンさんとのデュエットもマイクの使い方が上手なのか、響きがきれいだった。

シモン、ピラト、ヘロデ、それぞれ見せ場がある。皆、歌がうまかった。



アンサンブルの人たちが歌いながら踊りながら客席と手拍子で一体となるのも楽しかった。

楽曲も良いし、歌声も素晴らしいのだけど、音響がねぇ。

エレキギターの音量は下げられないのかな。フルートやアコースティックギター、鍵盤楽器の時は、歌がきれいに聴こえるのに。

それと多数で歌うと、ハウリング?わうわうとなって、響きが汚くなってしまう。

これだけは本当に残念。

カーテンコール。1階から3階まで総立ち。鳴り止まない拍手。

出演者の皆さんが本当に嬉しそうで、何度もお辞儀をし、手を振っていた。笑顔がいっぱい。マイケルさんは白い歯がこぼれていた。

コロナ禍で、何度も上演が潰されたり延期になったり無観客だったりした演劇関係者、お客さんが入って、熱狂的に拍手してくれる。嬉しいだろうなあ。

コロナ禍でなかったら、もう一度見に行きたいくらいだ。


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2021/7/15

ミュージカルの感想  音楽

音楽評論家の室田尚子さんのtweetにこんなのがあった。ミュージカル「マタ・ハリ」の感想だ。

室田さんはNHKFMの番組を持っているし、「ららら♪クラシック」で「ドン・カルロ」の解説をして、これがとても面白かった。ヨナス・カウフマンさんのファンでもある。政治的にはとてもリベラル。だから私はファンです。







これ、「マタ・ハリ」を見に行った知人が同じことを言っていた。

「良かったのは衣装とアンサンブル」とのこと。

以前も、葵わかなさん?主演のミュージカルで葵さん以外のキャストの歌がひどかったと聞いたことがある。

WOWOWなどで、ミュージカルスターの歌番組があるが、時々音程が狂う歌手がいる。

(主に宝塚出身)

ネット配信のミュージカルを見て、ベテランなのに発声がひどい人もいた。

売れてる俳優がミュージカルに挑戦とか安易にミュージカルに出るのはどうかなと思うことがある。マイクがあるので、声量がなくてもよいと思うのかな。

もっと問題意識をもって、発声と発音を練習した方がよいと思う。

私が見に行った日本のミュージカルは「レ・ミゼラブル」と「アリージャンス」だけなので、あまり問題は感じなかった。

いや、小南満祐子さんは音程が上がっていく時音がズレたが、デュエットなので海宝直人さんがしっかり支えていて、あまり目立たず済んだ。渡辺徹さんは期待されてない。

主役二人、濱田めぐみさんと海宝直人さんは発声も発音もきちんとしていた。

海宝さんは実力派ミュージカルスターの中でも一段と歌がうまいと思う。声も表現力もよい。

「ジーザス・クライスト・スーパースター」の中の「ゲッセマネ」。

最初のCMが邪魔だけど、聴いてみてください。



日本でここまで歌える人はなかなかいないと思った。
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