やってきました、人気コーナー(笑)
妄想シリーズ
今回は、デスノートのミサミサのパクりオとしか、思えない(笑)
ジェニーちゃん
です。
いまや、かなりのキーカードとなった彼女のプライベートを、妄想・・。
さて、
はじまりはじまり。
・
愛の巣は、愛がある二羽の鳥が協力して作りあげた城である。
だからこそ、居心地のよい場所となりえるのかもしれない。
ローマの詩人
ビドロネス
「やめろって!は、話し合おう。な?」
「なにを?貴方は、私を裏切ったの。」
青ざめる男に、まるで、フランス人形を生き写しにした、金髪の可愛いらしい女が、あざ笑うかのように、切ってすてた口調で言い放つ。
「ジェニー?何いってんだよ?おれは、ジェニーだけだって。」
逃げ腰な彼が、チラチラと、まるで非常口を探すように視線を忙しく動かしながら、柔らかく作った口調でなだめる。
「ジェニー?源氏名で呼ばないでよ!」
間髪いれず、持っている刃渡りのあるむきだしなカッターを、強く握り直しながら奇声とも似た叫びが、こだました。
彼女はジェニー。
普通の女のコだった。
グレる勇気も、いい子でいるふてぶてしさもなかった。
あるとき、一人の男を好きになった。
好きだから、彼の持つ世界観を理解しようと努力したし、協力したいとおもった。
その男は、知り合いと、メイド喫茶ならぬ、メイドキャバを立ち上げたばかりだった。
ただのキャッチでスカウトしてきたのかもしれないが、ジェニーには、普通の自分に期待し、チャンスをくれているように感じた。
気付けば、ジェニーという名前で、コスプレして接客にいそしむ毎日になっていた。
彼の為と思えるようになったのは、しばらくたってからだった。
彼はやさしかったから。
全てをまかせた。
心も体も、お金も時間も。全て。
仕事の為といいながら、彼は、浮気を繰り返した。あきると、帰ってきては彼女を抱いた。
それでいい。
と思える自分がいたのをジェニーは自分で理解していた。
だから、自分だけでないと嫌だ!と主張し、カッターをにぎりしめている自分が不思議だった。
言い訳ばかりする、口のうまい彼にダマされないような雰囲気を作れている自分が誇らしげでもあった。
だから、口元がニヤけた。
かれは、ニヤけたジェニーに狂気を感じたらしい。
彼のもっている、唯一の武器、口のうまさ・で、打開策をみいだそうとしだした。
「ジェニー。おれの心には、一つしかないんだぜ?君を想う気持ち・だけだ。」
「どうかしらね?だったら、その胸を切り裂いて、その一つだけの気持ちとやらを確認したいものだわ?」
汗がにじむ。こんな、脂な汗は、もう少し歳をとってから出るものだと、考えていたのに、違うもんだな。と、ふいに考えた。
「ジェニー。できる事なら、この胸切り裂いて、この気持ちを見せてあげたいよ。それで、君が解ってくれるならね。だって、僕には一つしかないんだ。わかるだろ?」
「・・ふん。そりゃ、一つしかないのは確かでしょうよ。
裏切り
って物しかもってないようだからね?
今から切り裂いて、それを捨て去ってあげるわ。」
「ジェニー?君への想いを捨て去るって?そんな事はできないよ。君だって後悔するよ?」
「あなたの、そんなハッタリは聞きあきたの。私は自分の目で、あなたの一つ残った気持ちを確認してから捨て去るわ。」
にぎりしめたカッターを彼の胸に近付ける。
「・・ほ、本当に刺せるのかよ?こ、後悔するぞ・・。」
「情けない男ね。さようなら。」
「ギャァァァ」
断末魔の叫び声が何度か聞こえたあと、聞こえてくるのは、肉を殴り刺す無数の音だけだった。
彼女はそうせざるをえなかった。
そうしないと、先に進めなかったからだ。
「どこなの?どこなの?」
血みどろになりながら、彼女は切り刻んだ男の体に、手をいれて探している。
彼の言っていた、ジェニーへの気持ちを。
そんなものないのは分かってる。でも、もしかしたら?
彼の「後悔するぞ」は、本当だったかもしれないから。
でも、それさえ捨てて前に進む決心をしていた。
はたから見れば気味の悪い光景。しかし、ジェニーからすれば、せざるを得ない光景。
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、まさぐる彼女の指先に何かがあたった。
直感的に彼女は察した。
これだ。と。
捨て去る事に決めているのに、どこか期待している自分に気付く。もう後戻りはできない。
指先にふれた物を、一気に引きずりだして捨て去った。
「さよなら。」
そうつぶやいた
やっと、進む事ができる。
誇らしげな彼女の視界の端に、すてさったものが見えてくる。
見ちゃいけない!
後悔するかもしれないから。
まだ、こんな事を考えている自分が嫌だった。
でも、
確認しなきゃ・・。
恐る恐る確かめる。
それは、真っ赤にそまった・・
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ザークピッチ!!!
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「くっ、パクリオだったら・・。 」
チャンチャン。
コメント返し。
uzyさん
本日のデュエルロードはお疲れ様でした。
明日はよろしくおねがいします。
イフィーさん
デュエルロードどうでした?是非お知らせを。
こちらも、できるだけ早く書き込みますが・・(笑)

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