2007/2/26

地域医療を考える道民の集い  

先週末、羽幌町の金木議員さんら、『道立羽幌病院の医療充実を求める会』のメンバーとで札幌市で行われた、集いに参加してきた。

「社会の共有財産としての医療」と題して、川崎市立井田病院の内科医の鈴木厚先生の講演から、道内の意思や住民団体の方々で構成されるシンポジウムが行われた。

鈴木先生の講演は、本当にわかりやすく、そして、とても熱のこもった講演にモチベーションがあがる。国の病床削減の閣議決定から、地域医療はどんなことになるか、医療介護難民と呼ばれる国民の増大、そして、病院を潰してしまいかねない今回の制度改革、何より、勤務医の過酷な労働状況が痛切に響くものであった。

しかし、こうしたことを受け、どうしていかなくてはいけないかというところ、自治体や住民のみなさんには、なかなかこの状況を理解できるまでの情報や議論が不足していると感じる。ましてや、タイムリーなこの地域。療養病床の転換から老健施設への意向の意思が先日の説明会でもわるが、シンポジウムに参加の医師からの発言のなかでも、老健自体が破綻してきている。とのことの報告を受けた。いわゆる社会復帰、在宅復帰の割合があまりにも低いということで、病院から病院などいった一時待機場所となっているということだ。根本的なまちの医療介護の課題解決になってこない現状だと感じた。

介護が必要な方は、同時に医療も必要。リハビリも必要。そんな中で自治体はどのように考えるべきなのか、そうなる前に必要な手立ては何なのか、取り組みが確立が急がれている。

こうした問題の解決には、やはり、法の整備を改めて考えなくてはいけない。私たち住民・地方議員、そして各自治体だけでは限界があるところも認識しなくてはいけないし、医師・医療界だけではだめだということで、改めて、同じ認識のもとこの解決へ向けて、動き出さなくてはいけません。

参加された方の多くは、現場で働く医師の方で、過酷な労働状況や悲痛な思いを訴える発言からも、再度、医療現場の実態がわかり、全てにおいて、考え直さなくてはいけない。

地域医療に関しては、一定の医師配置を義務化をしていくなどの措置を検討していったり、もう少し長い目で専門の医大を設けたりなど、様々な意見が出て、勉強になった。
羽幌、金木議員から、この周辺の現状と会の活動を紹介する発言をしていただけたり、今後に生かせる、集いであったと思う。
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