2010/4/21

田舎の葬式文化  

田舎人は知っている。
葬式全般の執り仕切り方を。
田舎人は知らない。
葬式すべてを業者に任せることを。



高齢化や拘束時間など様々な不安要素や大変だというイメージが拭い去れないが、すばらしいコミュニティだと思う。
隣近所や職場、故人とのお付き合いの中で、亡くなった方を自らで送り出すというすばらしい地域文化は、個人的な意見としては残すべき地域の動きの一つだと思っている。

ご遺体が、ご自宅に帰る前に、家の掃除、布団の用意、受け入れできる状態を暗黙のうちに親族やご近所がやってきて準備をする。誰かに言われるのではなく、自然と。



そこから、地域の班の方々が集まり、葬式の準備にとりかかる。
企業も葬式の手伝いでということで、休暇などは当然了承する。


確かに、何十人にも及ぶ食事の支度、葬式会場の設営や、火葬場での見守り、葬儀全般の会計や購入物の手配などの事務的作業、司会進行や弔電などの朗読(報告)など、一切合切地域の人たちで行うことは相当大変な労力だと思う。
しかし、それだけエネルギーを使うということは、人と人とが行きかう中でお互いを理解し、地域力を高めていることは間違いなく、このことに気付き、閉塞したコミュニティを打破することにも繋がるはずだ。

誇れるものです。


これには、それぞれ得手不得手をみんなで理解し尊重しあい、役割分担がなされる。


ただ、前にも書いたが、高齢化や町内会の班や構成員の減少、拘束時間が2〜3日に渡ることもあり、調整の難しさなど課題がある。
課題が出てきたら、課題解決のための色んなことをみんなで考えて改善できれば・・・。




人の最後を地域の人、近所の人、付き合いのあった人などが送ってあげる。
この人間臭さが、僕は田舎が誇れるコミュニティの一つだと思う。
希薄になってきている人間社会においては、できるだけ無くさない方が良いと感じている。

確かに、大変なことはいっぱいあるんだけど。
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