2005/5/6

JR西日本職員のボウリング大会  ニュース

*遺族の方が憤りを感じられる気持ちは理解できるけれども、勤務時間外にボウリングをしていたこと自体はしてはいけないことだったとは言えません。
一堂に集まっていたなら、もし他の職員が事故の対応のために再出勤することが必要になった場合に連絡をとりやすい態勢にはあったという見方も出来ます。
問題があるとすれば、こうした事故が起こった時に他の職員はどのような態勢で待機すればいいのか、それもただ意味もなく大勢の人間が何もしないで待機していても仕方がありませんから、事故への対応のために具体的に何をすればいいのかのマニュアルが出来ていなかったらしいことではないでしょうか。

(ニュース)
<尼崎脱線事故>ボウリング発覚、社長会見に異様な雰囲気
 マンションに電車が激突するJR史上最悪の脱線事故を知りながら、ボウリングに興じていた職員。兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故は、運転士2人が救助活動をしないまま立ち去ったことに加え、4日、事故電車の乗務員が所属するJR西日本大阪支社の天王寺車掌区でボウリング大会が行われていたことが明らかになった。「本当に申し訳ありません」。深々と頭を下げるJR西日本の垣内剛社長。事故に関する会見開始から約7時間半後、何度も繰り返された光景がまた展開され、関係者は憤りの声を上げた。
 「命より仲間内の親睦なのか」。この日午後5時に始まった記者会見。午後10時ごろに、記者からの指摘でボウリング問題が発覚すると、JR西日本本社内の会見場は異様な雰囲気に包まれた。会見は日付をまたいで断続的に続き、5日午前0時20分すぎ、予定より20分以上遅れて垣内社長が登場した。
 ボウリング大会の報告を受けた際、「考えられない」と絶句したという垣内社長は「大変情けなく、残念な気持ちでいっぱいです。被害者や遺族の方に、誠に申し訳ありません」。さらに、「一体、社内の意思疎通が行われているのか。考えさせられた。たとえ事故を知らなかったとしても、それでは済まされない」と、うつむいたまま唇をかんだ。
 垣内社長はボウリング大会について3日に報告を受けていた。「昼間の遺族への弔問の際には、ボウリング大会のことは話さなかったのか」と記者から問われると、一瞬言葉に詰まり、「詳細な事情を知らなかったので……」と、消え入るような声で答えた。
 一方、脱線した列車が自宅マンションに衝突し、避難生活を余儀なくされている原田博幸さん(28)は「びっくりした。あの大事故のさなかに、事故の発生を知りながらボウリングをしていたなんて。信じられない。ホテル暮らしで疲れは取れないし、精神的にまいっている女性たちもいる。遺族の方々が聞いたら、どんな思いをするか」と憤る。
 また、4日午後11時過ぎに事故現場近くの献花台を訪れた近鉄の元運転士(52)は「運転士だった者として、事故以来、とても情けない気持ちだ。あんな大惨事が起きれば、レジャーや懇親会なんかすべてやめるのが普通だ。国鉄時代からの体質なんだろうか」と、悲しげな表情だった。
(毎日新聞) - 5月5日2時14分更新
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