2009/3/13

フランス映画祭でオノレ『美しい人』  映画

フランス映画祭で、『愛のうた、パリ』に続く、クリストフ・オノレ監督の最新作『美しい人』。
ある高校での、教師を含む生徒たちの多角的な恋愛関係を描く。転校生のミステリアスな雰囲気の16歳の女の子が、(たぶん)一番、面倒でない相手としてクラスの中で一番さえない草食系男子を彼氏として選ぶが、美男子で複数の女教師や女生徒と関係がある若いイタリア語教師にも求愛されることになり面倒なことになっていく・・といったような話。asa_nakaさんのブログですでに指摘されているように、ちょっとエドワード・ヤン監督の『クーリンチェ少年殺人事件』を思わせる作品。(『クーリンチェ少年殺人事件』を思わせるのは、オノレ監督がとらえるパリの冬の光の質感が台湾の風土の質感と通じるところがある・・という、フランスと台湾の風土的近親性ということもあるのかもしれない。)
これは良かった。『愛のうた、パリ』よりも僕としてはすんなり入っていける気がする作品だったが、なぜかと考えると、ひとつには、『愛のうた、パリ』でも感じた、展開の唐突さ、登場人物たちがきまぐれとも思えるような行動をしているという印象が、若い高校生たちを登場人物にしているのでそれほど強引とは思わずに自然と受け入れることが出来た・・ということなのかもしれない。
今回の作品も、物語のクライマックスとも思えるところで、印象的な「歌」の使い方をしている。この監督はますます注目すべき存在になりつつあるという印象。
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2010/8/2  10:42

 

2008 仏 

2009/3/17  22:23

 

「フランス映画祭2009」にて

16歳のジュニーは母親の死後に転校して、新しい高校でオットーとつき合うようになるが・・・。
パリ16区、レセ・モリエール。舞台は高校。
恋愛心理小説の祖といわれる17世紀の「クレーヴの奥方」の翻案作品。さてさて、華やかなはずのおフ 



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