2011/1/15

『マチューの受難』  映画

『マチューの受難』(グザヴィエ・ボーヴォワ監督)
フィルムセンター、「現代フランス映画の肖像」で鑑賞。
ナタリー・バイに背を向け、ブノワ・マジメルがホテルの窓辺に立ち、海岸を見ているシーンが素晴らしい。ちょっとゴダ−ル的な、海と窓辺。(撮影はカロリーヌ・シャンプティエ。)
全体的には退屈なところもないではないが(たとえば結婚式の騒ぎとか、これ程、しつこく見せる必要があるのか?)、でもナタリー・バイが最初に台詞を持って登場するシーンがルーレットで登場する(その前にナタリー・バイがちょっと写っているシーンはあったが、台詞を持って大きく登場する最初のシーンということ)など、随所に演出が光る(というか、演出が感じられる)シーンがある。
いま、「結婚式の騒ぎとか、これ程、しつこく見せる必要があるのか」と書いたんだけど、この映画、イノシシを鉄砲で狩るシーンが冒頭のほうにある。イノシシの鉄砲狩り、やけにしつこい結婚式の乱痴気シーン、ルーレットのシーンと続くのを見ると、この作品、もしかして『ディア・ハンター』を意識しているのかな・・なんて思う。
でも、これは2000年の作品で、ブノワ・マジメルは翌年の2001年、『ピアニスト』に出てるんですね。年上女からの受難という役がこの人は続くんだなあ。
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