2011/10/25

東京国際映画祭『浄化槽の貴婦人』『ヘッドショット』  映画

東京国際映画祭、六本木へ。
チケット、買ってないので、とにかく、当日でチケットがあり見れるものを見る。

『浄化槽の貴婦人』
フィリピンの新鋭監督の作品だが、映画に対するスタンスが凄くいい感じだと思う。
スラム街の現実(のようなもの)が出て来たので、スラム街のこの現実を見よ・・という映画かと思いきや、そうではなくて、スラム街の現実を描く映画を作り海外の映画祭で賞を取るぞといきまいているインディーズの若者達の話・・になっていくのだが。つまり、映画内映画のパロディ的な作品なのだが、それも、ウジウジした映画内映画ではなくて、けっこう、笑える。自分達がしていることをネタにして、きちっと笑えるものにするというのは、エライと思う。こういうものを映画祭で見れると(それも今年の映画祭の1本目)思わずニヤニヤしてしまう。

『ヘッドショット』
タイのラッタナルアーン監督、『地球で最後のふたり』よりも、さらに深化して研ぎすまされた感じになって来ている。とりあえず、フィルムノワールになっている。美女の登場のさせ方、雨の降らせ方。とにかく、こういうフィルムノワールの映像を撮りたいんだというのがビンビンに伝わってくる。逆に、こういう映像が撮りたいというのが先行していて、展開がやや強引なところはあるのかもしれないが、そもそも撮りたいものがないような映画よりは確実にいいのではないだろうか。
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