2012/8/31

成立したカネミ油症の法律について  公害・薬害・環境・医療問題

すでに各方面で報道されている通り、「カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律」が国会にて成立しました。
本当に、最後までどうなるのか、ハラハラの展開でしたが、成立に至り、一歩前進をしたことは大いに喜びたいです。
対象者の範囲や、補償のやり方などの面で、まだまだ不十分なところはありますが、附則として、「政府は、この法律の施行後三年を目途として、この法律の施行の状況を勘案し、カネミ油症患者の福祉を増進する観点から、カネミ油症患者に関する施策の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。」「経済的社会的環境の変化その他の事情により原因事業者の事業の継続が困難となることが明らかになった場合には、この法律の規定について速やかに検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとする。」ということが盛り込まれたことは重要だと思います。つまり、これで終わりというわけではなく、今後、見直したり、範囲を広げて行ったりすることを検討する余地を残した条文になったということです。
期限を区切った、水俣病救済特別措置法とはこの点で違いがあり、この点が公害運動の前進として評価できると考えています。

*関連ニュース
ニュース、いろいろと出てますが、取り急ぎ、下記の2つのものをリンクします。

カネミ油症救済法成立“残された課題”(RKB毎日放送、8月30日)

http://rkb.jp/news/news/9165/

カネミ油症認定緩和検討を 厚労省が研究班に要請(共同通信、8月31日)

http://www.47news.jp/news/2012/08/post_20120831204732.html
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