2005/5/20

なぜ万景峰号が相変わらず入港してくるのか?  ニュース

*以前に、4月25日付記事「北朝鮮への経済制裁は効果的な政策なのだろうか」(記事カテゴリは時事問題 )で書いたように、僕は日本が北朝鮮へ経済制裁を行うことには有効な政策なのだろうかという点で疑問を持っているのだけれども、北朝鮮への密輸を厳重に取り締まることには賛成なので改正船舶油濁損害賠償保障法施行はいいことかと思っていたのだけど、なぜか、相変わらず万景峰号は入港してくる模様。しかも、下記のニュースでは、朝鮮総連の「改正船舶油濁損害賠償保障法の関係で運航できなかった分を取り戻すために過密スケジュールになった」という証言も報道されている。これはつまりは運航できなかった分を取り戻すだけの密輸をまとめて行うという意味なのだろうか!?(そういう意味かと僕は思ったのですが、違うのでしょうか?)
なんでこんなことになっているのだろうか?と思い、「救う会」ニュースを見たら、下記のような記事がありました。


(ニュース)
万景峰号が出港、今後しばらく過密スケジュール
 5か月ぶりに新潟市の新潟西港に入港していた北朝鮮の貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」号が19日午前、朝鮮大学校の学生ら在日朝鮮人203人と、食料品などの貨物約100トンを乗せ、北朝鮮の元山(ウォンサン)港に向けて出港した。
 県警の厳戒態勢が敷かれ報道関係者約30人が見守る中、学生らは複雑な表情で乗船した。岸壁周辺では、朝から右翼団体の街宣車が同船の入港反対を訴えた。
 同船の今後の新潟西港への入港予定日は23、30日、6月4、10、27日。4日は異例の日帰りだが、その他は翌日の出港予定。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は「改正船舶油濁損害賠償保障法の関係で運航できなかった分を取り戻すために過密スケジュールになった」としている。
(読売新聞) - 5月19日12時23分更新


(救う会全国協議会ニュース)
(2005.05.18-2)
■北朝鮮船舶に対する国交省のずさんな保険審査について
 改正船舶油濁損害賠償保障法にもとづく審査について産経新聞が報道したが、救う会がその後、情報を集めた結果、現時点で以下のことが判明した。

平成17年5月17日 救う会事務局

 国交省海事局は、北朝鮮船舶20隻について改正船舶油濁損害賠償保障法(改正油濁法)にもとづく船主責任保険(PI保険)の審査を行いすべてパスさせたが、審査は極めてずさんなものだったことが判明した。

 18隻が契約している保険会社、MMIAニュージーランドは3月18日に審査をパスし入港証明書が交付された(3月に16隻、4月に2隻)。

 また、5月11日、万景峰号を含む2隻の船舶も、バミューダ登記の保険会社、SEPIAが審査をパスし、入港証明書が交付された。

 しかし、MMIAニュージーランドのオーナー、ポール・ランキンは過去に支払い拒否を繰り返している国際詐欺師であることが、海上保安庁と外務省の調査で明らかになった。

 それを産経新聞が5月15日1面トップで報道した。

 なお、外務省の調査は国交省側が審査終了後に同社への疑念が広まったのを受け審査の正当さを補強するべく急遽依頼したのだが、逆の結果が出た。

 ニュージーランドの新聞 「The Press」 が3月4日に外務省の調査について詳しく報じている。そこでニュージーランド保険会社幹部は、「(同社は)外国で活動しておりニュージーランドの評判が落ちる」等と語っている。

 国交省内部でも、「国際的詐欺師と北朝鮮が組んで改正油濁法をザル法にしようとしている」という評価がある。

 MMIAニュージーランドは2004年6月に設立されたことなどから、北朝鮮が改正油濁法施行をにらみポール・ランキンに接触して作らせた保険会社ではないかという見方もある。

 なぜ、国交省海事局がこのようなずさんな審査をしたのかは不明だが、「永田町から速くせよという風が吹いていた」と話す関係者有り。なおランキンは今年1月、日本人弁護士を連れて海事局を訪問している。

 万景峰他1隻はバミューダ登記の保険会社SEPIAと契約し国交省審査を通ったが、同社はポール・ランキンの娘婿の会社であるとの情報もある。
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