2006/2/5

突如、マキノ映画が花盛り!  映画

映画館で突如、マキノ雅弘監督の映画が花盛りになっている。なんなんだ、これは。参りました。こんなの、通えないので。

和製ミュージカルの傑作『鴛鴦歌合戦』がロードショー。

2/4〜2/17
銀幕の名巧 マキノ雅弘監督傑作選(新文芸坐)
http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html#0204

2/11〜3/10
勢揃い『次郎長三国志』全13部作参上!(シネマヴェーラ渋谷)
http://www.cinemavera.com/schedule.html

『次郎長三国志』シリーズ、僕が見たことがあるのは第1部から第5部までと第8部。特に「第8部 海道一の暴れん坊」は傑作だと思います。
しかし、今回はなんと第6部、第7部、第9部、さらには東映版まで上映されるらしいのです。参りましたね。
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2006/2/5

株暴落、子供投資家にも影響  ニュース

*わ、いかにも世相を反映した記事だな。

(ニュース)
ライブドア株暴落 子供投資家も想定外 授業の合間、一喜一憂
 ライブドア株暴落のショックが証券市場を揺るがすなか、中学、高校生の未成年投資家たちも打撃を被っている。ライブドア前社長、堀江貴文容疑者(33)の影響で株投資を始めたという中学一年生は、同社グループ企業の株売買で資金の半分を失った。「子供投資家」たちが売買を始めた時期は、一昨年から昨年にかけてが多く、脚光を浴びたライブドアの躍進がマネーゲームの低年齢化をもたらしたようだ。あこがれだった堀江容疑者の逮捕で「幻滅した」と語る高校生もいる。(伊藤真呂武) 
 子供投資家に窓口を設けているマネックス証券によると、未成年の投資家は昨年秋ごろから増加傾向で、小中学生の口座開設数は約二千三百件。開設には保護者の同意確認だけで、取引額の制限などはない。
 ▼株のがっこう
 同社は一月六日、小学五年生から中学三年生までを対象にしたセミナー「株のがっこう」を開講。約六百六十通の応募の中から、二十八組の親子が参加した。
 松本大社長は「自分にお金があったら、どのように使うか、想像力を養ってもらいたい」とあいさつ。ライブドアのニッポン放送買収劇を例に、株取引の仕組みを解説し、オンライントレードの方法まで指導した。
 参加した子供は同社のモニター用の口座に入金された十万円を元手に、三カ月間、株取引を行ってリポートを提出する。
 インターネット上ではブログ(日記風サイト)などで、子供投資家が日々の収支を報告し、オススメの銘柄などの情報交換が行われている。
 ある女子高校生のブログでは一月十六日に「やっと、四十万円になりました」。十七日にライブドアの強制捜査が待っているとは夢にも思わず、上機嫌の様子だ。
 十七日は「前日比マイナス三万円」、十八日は「ヤバイです。ストップ安です」と悲痛な叫びに変わっていく。二十一日には「昨日はショックすぎてパソコンやれませんでした。株って本当に怖いですね」。
 別の女子高校生は十七日に「暴落のときに何回もデイトレーディングして結構もうかりました」との書き込み。ライブドア騒動を逆手にとって約四万円の利益を手にした。
 二十六日にはライブドア株にもチャレンジ。この日は約二十九万円のマイナスだったが、翌日はマイナス約二万円まで回復し、「ライブドアがようやく反発。かなりうれしいです」と一喜一憂している。
 ▼学生起業家へ
 堀江容疑者の著書を読んで学生起業家になるのが夢になったという長野県岡谷市の男子中学一年生(13)は、そのための勉強として昨年十二月に株投資を開始。ライブドア、ライブドアマーケティングなど四銘柄を約五万円分買ったが、暴落で二万七千円の損失が出た。堀江容疑者について「合法と違法のすれすれをいく手法は賛成でしたが、法を犯してはだめです」とメールでの取材に回答した。
 青森市の高校三年の女子生徒(18)は「三十代で配当生活のトレーダーになるのが夢」。
 昨年、親から誕生日プレゼントとして売買口座と資金をもらい、売買をスタート。よく行くカラオケ店や洋服店など身近な企業の業績を調べて投資し、資金を増やしたが、一月の全面安で売り時を逸し、マイナスになったという。
 「株投資に母は賛成、父は反対でしたが、自己責任の範囲という条件で許された。相場のチェックなど株に一日五時間は費やし、授業の合間にネットで値動きを見て売買することも。授業中は気が気じゃありませんでした」という。
 ▼正直がっかり
 神奈川県の男子高校三年生(17)は、二年前から小遣いなどをつぎこんで売買してきた。投機的銘柄が中心だったので、赤字が続いていたが、ライブドアショックで損失が膨らんだという。「堀江さんは時価総額七千億円の会社をつくり、本当にすごいと思ったが、粉飾決算で投資家をだましていたと知り、正直がっかりでした」
 大阪府の中学二年生(14)は、ライブドア事件の影響で値を下げたM&A関連の銘柄をすかさず買った。「一年生のときから親を説得し続け、昨年十一月に初めてダイエー株を買った。現在は二銘柄を保有し、四十五万円の資金が十万円増えた」という。
 昨年開設されたサイト「小学生でも株投資できるもん!」の運営者は小学生の女児。父親は「今のところ娘が株を購入したことはありません。株は余裕資金でやるものだと教えています」としている。
     ◇
 ■子供の株、勧めない
 経済ジャーナリスト、森永卓郎氏の話「子供が株をやることはあまり勧めない。お金の役割を勉強することは必要だが、お金がお金を生むことを子供たちに見せてしまうのは好ましくない。株式市場の役割は本来、リスクのある事業に投資者が出資し、うまくいったら配当を受けるもので、株の売買でもうけるのは本来の姿ではない。堀江容疑者のやり方はマルチ商法に極めて近かったと思う。一昔前はメンコやビー玉など遊びの中にお金の要素が組み込まれていたが、今はそういう遊びがなくなり、教育しなくてはならなくなった。子供たちは一度味をしめてしまうと、真面目に働くことができなくなってしまう。そういう意味で今回の事件はいい教訓を残した。もう二度と堀江容疑者を作り出してはいけない」
(産経新聞) - 2月5日2時38分更新
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2006/2/5

『ホテル・ルワンダ』と『イノセント・ボイス』再考  映画

僕は『ホテル・ルワンダ』について否定的な感想を書いているのだけれども、ただ栗本東樹さんのブログではこの映画の監督について以下のように書かれていました。

>『父の祈りを』 や 『ボクサー』 といったアイルランドのジム・シェリダン監督の映画で脚本を執筆し、自身も、カソリックとプロテスタントの醜い諍いを間近に体験してきた監督

僕は実は『父の祈りを』も『ボクサー』も見ていなくて、この映画のつくりての監督がどういう人かはまったく意識しないで見ていました。
栗本さんが書かれているようにこの監督が自らの体験してきた「カソリックとプロテスタントの醜い諍い」をなぞらえてこの映画を撮ったのなら、つくりての作品へのモチーフは分かります。そのあたりを意識して見るとちょっと違って見えてくるのかもしれません。

対して『イノセント・ボイス』のほうはつくりて自身の体験をもとにした話であることをあらかじめ知っていて、この点を意識し過ぎるぐらいに意識して見ていました。
もしかしたらつくりての思いみたいなものに圧倒されて、映画作品としての出来以上に過大評価しているところがあるのかもしれないと思うぐらいです。

僕はつくりて、書きて自身の体験をもとにした「私映画」「私小説」の類いのものがわりと好きなほうだと思うのですが、一方でそうしたものはつくりての「気持ち」「思い」に感情移入してつい過大に評価してしまっているのではないか、芸術作品としての出来というのは別に考えるべき問題なのかもしれないという気持ちもないではありません。
実際、「私映画」「私小説」のようなタイプの作家は、それで1本、がーんという傑作を撮る(書く)のだけれども、どうも先細りしてあとは同じような作品を模倣して量産することで終わってしまうことも多いようには思います。
むしろ、自分のことを語ることは回避していてひたすら面白い物語を語ろうとしている作家が純粋に物語を語る技術でベストセラー作家になったり職人作家として売れっ子になったりするということはあるような気はします。
そういった意味では『イノセント・ボイス』の脚本家も、果たして今後、脚本家、監督として大成する人なのかどうかは分からないとは思うのですが、それでも『イノセント・ボイス』の場合は語られている個人の体験があまりにもすごいものですので、「私映画」であったとしても並の「私映画」とは異なるものであり際だっている作品だと言えるのではないでしょうか。
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