2006/4/9

川島雄三と中川信夫(1)  映画

シネマアトーン下北沢で川島雄三監督『適齢三人娘』『とんかつ大将』を見てからラピュタ阿佐ヶ谷で中川信夫監督『私刑』。

『適齢三人娘』『とんかつ大将』
川島雄三って松竹大船から日活にいってから面白い映画を撮り出したというわけではなくて松竹時代からテンポがあるコメディの傑作を撮っていたんだなあ。
『適齢三人娘』なんていうのは特にやっつけ仕事でつくったものなのかもしれないけれども、それだけにテンポがある映画で歴然と面白い。
どちらの作品も、登場人物たちが自分が恋する相手が別の人間が好きであることが分かった時に涙をぐっとのんでライバルに対してきっぱりととる行動、その女っぷり、男っぷりみたいなものにしびれる。そういうのをちゃんと見せ場として見せていると思う。もしかすると、こういうのは川島監督流のダンディズムなのか?

『私刑』
そ、そんな馬鹿な・・とまさに唖然とするような展開。ちゃんと伏線は張られていたのだが、まさか、あんな展開をするとは観客の誰も予測できないよー。戦前から戦後にかけての話で戦前と戦後の雰囲気が対比的に描かれているが、「青空バンド」が出てくる戦後のパートの雰囲気がいい。

川島雄三と中川信夫をあまりこれまで見て来なかったなあ、もっと見ておかないと・・と反省。
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