2006/6/29

金英男さん記者会見にヘギョンさんは出席せず  ニュース

*日本時間午後4時から金英男さんが記者会見を行う。キム・ヘギョン(ウンギョン)さんは欠席という報道。北朝鮮当局の監視下での記者会見のため、どこまで真実が明かされるのかは不明だが、とにかく、北朝鮮側が韓国人拉致被害者を表に出して来たのであり、今後の韓国内の世論に影響を与えるものと思われる。

(ニュース)
金英男さん家族が個別対面 午後に記者会見
 【ソウル29日共同】横田めぐみさんの夫の可能性が高い韓国人拉致被害者、金英男さん(44)は29日午前、母の崔桂月さん(78)、姉の金英子さん(48)と、北朝鮮・金剛山のホテルの部屋で個別に対面し、2日目の日程に入った。韓国取材団によると、午後4時(日本時間同)から約30分間、英男さんの記者会見が行われる。めぐみさんに関する新たな情報が明らかにされるかどうかが注目される。
 会見には金英子さんが同席するが、めぐみさんの娘キム・ヘギョンさん(18)や、英男さんが再婚したとされる妻パク・チュンファさん(31)とその間に生まれた息子キム・チョルボン君(7つ)は出席しないという。
(共同通信 6月29日12時49分更新)

金英男さん記者会見、北朝鮮による拉致否定
 【金剛山29日聯合】北朝鮮拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さんは29日、第14回南北離散家族面会行事が行われた金剛山ホテルで記者会見を行い、自身の北朝鮮居住の経緯について拉致疑惑を否定するとともに、偶然の機会で北朝鮮に渡ったと主張した。
 金英男さんは同日、高校1年生だった1978年8月5日、全羅北道群山の仙遊島海水浴場に遊びに行った際、先輩とのハプニングに巻き込まれた。一時身を隠そうと付近にあった小さな船に乗り、少しだけ漕ぎ出したところで寝てしまい、目を覚ますと島も海水浴場の灯りも見えなかったという。島に戻ろうと必死で船を漕いだが島は見えず、夜が明けると大海にいたと当時の状況を説明した。
 発見した船に救助を求め乗り込んだが、「島に戻るのは難しいので自分たちのところに行き、後で家に帰るのはどうか」と言われたという。北朝鮮の船であることを後で知り、到着した場所は南浦項だった。当時は恐ろしくもあり心配で、最初の数日間は食欲もなかったが、次第に北朝鮮側の人たちとも親しくなり心も打ち解けた。ここで勉強をして故郷に戻ればいいのでは考え、それから28年という歳月が流れた、と話した。
 英男さんは現在の自身の職業について「特殊部門、具体的には統一部門関連事業をしている」と明らかにした。
(YONHAP NEWS 6月29日17時34分更新)

会見で“めぐみさんは死亡”
横田めぐみさんの夫である可能性が高いとされてきた韓国人拉致被害者のキム・ヨンナムさんは、29日午後、北朝鮮のクムガン山で開かれた記者会見で、めぐみさんは1994年に死亡したと述べました。ヨンナムさんは、めぐみさんについて、「仕事を通じて知り合い、日本語を学んだ。結婚して3年後に子どもにも恵まれたが、その後、健康状態が悪くなった。看病のかいなく、めぐみは94年4月13日にみずから命を絶った」と述べました。
(NHKニュース 6月29日 17時9分)

*金英男(キム・ヨンナム)さんの記者会見はあまりに北朝鮮側の主張にそった内容。
韓国内では日本に対する不信感もあり、この内容を信じたい、日本の側が嘘をついているのではないかと考える人もいるかもしれないが、しかし、証言通り、船が遭難して助けられたのならばどうしてこれまで戻ってこなくて音信不通だったのか、また他の多くの拉致被害者もみな、そうした事情で拉致されたわけではないとでも言うのかなど、疑問が沸いてくることはふせぎようがないだろう。
また横田めぐみさんの死についても、遺骨は本物であると強調されるとかえって嘘なのではないか?という疑問が沸く。
つまり、あまりに北朝鮮側の主張にそくした内容であるため、逆に信憑性が疑われてくるのではないだろうか?
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2006/6/29

イスラエル・パレスチナ情勢、泥沼化か  イスラエルとパレスチナ、中東

*イスラエル、パレスチナ情勢、泥沼化の様相。

(ニュース)
パレスチナ:ハマス・ファタハ合意 パレスチナ内部の結束、優先 互いに不安抱え妥協
 【エルサレム樋口直樹】パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスが、穏健派アッバス議長の支持母体であるファタハとの間で27日に合意した政策文書は、イスラエルとの共存を柱とする一方、同国の承認を明記しないとの条件を付けた玉虫色の合意だ。イスラエルの軍事的圧力を受け、アッバス議長との対決を避けたいハマスと、住民投票の実施に不安を抱えるファタハとの妥協の産物と言える。
 アッバス議長が提唱する政策文書の原案は、イスラエル占領下のヨルダン川西岸とガザ地区のみを領土とする「ミニ・パレスチナ国家」構想の受け入れなど全18項目で構成される。議長はハマスに文書の受け入れか住民投票による決着かの2者択一を迫り、ハマスとファタハの代表が協議を重ねていた。
 両者の合意内容の詳細は不明だが、「すべての障害は取り除かれ全項目で合意に達した」とのファタハの声明に対し、ハマス側は「合意文書にはイスラエルの承認を認めない明確な条項が含まれている」と強調。イスラエルの承認を意味するものではないとの立場を確認した。
 ハマスが政策文書の修正・受け入れに動いた背景には、国際社会からの孤立化やイスラエルとの戦闘激化がある。イスラエル兵拉致事件を契機に同国との軍事的対立が深まるなか、パレスチナ内部の結束を優先したと考えられる。
 一方、ファタハ側には住民投票への不安感がつきまとった。最近のイスラエルとの戦闘で14人もの民間人が犠牲になり、民衆の反イスラエル感情の高まりがハマスの追い風になっていた。世論調査によると政策文書への支持率は約7割を超えるが、実際に住民投票が行われた場合、賛成票を投じると答えた人は過半数に満たなかった。今回の合意で、アッバス議長は近く、住民投票を実施するかどうかを検討する。
 対イスラエル政策をめぐってはハマス内部でも穏健派と強硬派による路線の違いが浮かび上がっている。「共存」政策の受け入れと停戦破棄やイスラエル兵の拉致という相反する事態は、和戦両派に揺れるハマスの現状を映し出したものだ。
 ハマス軍事部門カッサム隊がイスラエル兵の情報と引き換えに、イスラエルで収監されている女性や子供の囚人釈放を求めた時、政治部門が支配する自治政府のハマド報道官は「拉致に関する情報はない」と強調。アラビア語のほかヘブライ語と英語で「兵士の安全を守り、釈放する」よう異例の声明を発表した。
 ハマスは、今年1月の評議会(国会)選挙で大勝し現実路線への転換を迫られてきた。ハニヤ自治政府首相は、アッバス議長との連携を保つことで事態の軟着陸を目指しているが、イスラエルとの戦闘が激化する中、首相が強硬派の説得に失敗すれば、自治政府の崩壊につながる恐れもある。

パレスチナ:ハマス・ファタハ合意 合意文書の要旨
 ロイター通信が伝えた、ハマスとファタハの合意文書の要旨は次の通り。
 一、(イスラエルによる)占領の正当性は容認しない。
 一、エルサレムを首都とする、1967年に占領されたすべての土地で構成される国家創設を要求する。
 一、パレスチナ人民の唯一の合法的な代表として、PLO(パレスチナ解放機構)の地位を強化する。
 一、(パレスチナ人民には)67年に占領された土地で、さまざまな手段による集中的な抵抗の権利がある。
 一、パレスチナ人にとり公正で、パレスチナ人の権利を保護する国際的決議に基づいた包括的な政治プラン(の策定)を要求する。
 一、パレスチナ人民やアラブ諸国、世界各国の支援を得られる、統一されたパレスチナ政府(の創設)を追求する。
 一、(イスラエルとの)交渉はPLOとパレスチナ自治政府議長の権限。
 一、(イスラエルの)占領に対し、パレスチナ人民のより高次の利益を考慮に入れた、最適な抵抗手段を模索。【共同】
(毎日新聞 2006年6月29日 東京朝刊)


ガザ全域に戦線拡大=ハマス閣僚ら拘束−イスラエル軍
 【エルサレム29日時事】パレスチナ自治区ガザ地区南部の空港などを制圧したイスラエル軍は29日、戦車や装甲車両によるガザ地区北部への侵攻を開始した。一方で、イスラム原理主義組織ハマスの影響力が強いガザ市内のイスラム大学などに対する空爆作戦も展開、戦線は一気にガザ全域に拡大した。
 また、パレスチナ治安筋によると、イスラエル軍はこれまでの軍事作戦で、自治政府の閣僚らハマスの幹部多数を拘束した。25日にハマスの軍事部門などに拉致されたイスラエル兵の救出に向け、攻勢を一気に強めた形だ。 
(時事通信 6月29日11時1分更新)

ハマス幹部ら30人拘束か=パレスチナ政権に打撃−イスラエル軍
 【エルサレム29日時事】イスラエル軍は29日未明、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸と東エルサレムで、自治政府を率いるイスラム原理主義組織ハマスの幹部ら30人以上を拘束する作戦を展開した。地元メディアが伝えた。拘束された幹部の中には、閣僚やパレスチナ評議会(議会)議員も含まれるという。既に財政危機や内部対立で機能不全に陥っていたハマス政権にとっては、さらなる打撃となる。 
(時事通信、6月29日13時1分更新)
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2006/6/29

カネミ油症 高脂血症治療薬、治験へ  公害・薬害・環境・医療問題

(ニュース)
高脂血症治療薬で治験へ カネミ油症で研究班
 ダイオキシン類が混入した食用油を摂取し、西日本を中心に約1万4000人が健康被害を訴えたカネミ油症で、厚生労働省の全国油症治療研究班(班長・古江増隆九州大大学院教授)は23日、福岡市で会議を開き、ダイオキシンを体外に排出する効果が期待される高脂血症治療薬による治験(臨床試験)を行うことを決めた。
 古江教授によると、治験には医療用医薬品のコレスチミド(成分名)を使用する。ダイオキシン類のほとんどは体内で脂肪に溶けるため、脂肪を排出する効果があるコレスチミドの投与で、ダイオキシン類の血中濃度低下が期待できるという。
 血中濃度の高い油症の患者を対象に、来年にも投与を始める。
(共同通信社 2006年6月23日)
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2006/6/29

『出草之歌』  映画

シネマアートン下北沢で『出草之歌(しゅっそうのうた)  台湾原住民の吶喊 背山一戦(ぺいさんいつぁん)』、見てきたぞぉ〜。やっぱり僕も(自称)左翼の端くれ。これは左翼魂(なんだ、それ)が燃えたぎらないわけにはいかない。
内容が内容のため、左寄りの人には絶大のおすすめをしておくが、右寄りの人にはおすすめしていいのかどうかは分からない。とりあえず右寄りの人にも見てほしいとは思うのだけれども、もしかしたら(右寄りの人が見たら)ものすごく不快な思いをして怒りを覚える作品かもしれないので、そうかもしれないと思いながらおすすめするものではないだろうとも思う。
その内容というのは、靖国神社に合祀されている先祖の霊を分祀して我々のもとへかえしてほしいと訴えている台湾の原住民の人達の活動を追いかけたものである。
と書くと、朝日新聞とかの主張にそのまま一致しているもののように思われるかもしれないが、念のために、この台湾原住民の人達はかつての日本の支配も批判しているが、同時に戦後の漢民族による支配にも批判的なのであり、彼らが望んでいることは原住民の自治区をつくることであって、中国に支配されることでもないのだということは付け加えておこう。(ちなみに僕は以前にも書いた通り、左寄りの人間でありながら台湾の独立に関しては支持する者です。)
それはさておき、この映画作品(DV作品)を見てガーンとなったのは、彼らが自分達の民族の主張をする運動の上でベースになっているのは民族に伝わる「歌」なのだということ。この作品はそこに焦点を当てて、彼らの歌をたっぷりと聞かせる。そして、子供達にそうした歌を伝えている姿も描かれる。彼らは子供の時分から少数民族の自分達の誇りを主張する「歌」に接して体感して覚えて引き継いでいっているのだ。まさに「抵抗の文化」として歌があるのであり、それがあまりにも感動的だ。
もうひとつ、台湾の原住民の人達が「我々は狩猟文化を持っていますが、狩猟をする場合、雌や小さな子供は決して獲りません。獲物が正しく繁殖しているかを見極めて狩りをします。また獲った獲物は自分だけで独占せず、部落全体のものとして皆で分け合います。」と語る話も興味深い。もともと原住民というのは自然とともに生きているもので、食糧として他の動植物を食べているはずだから、そのための狩りはしたわけだけれども、でもたとえば毛皮などのために狩りしたりはしないということだろう。自然のサイクルの中で自分達が食するための狩り(そこでは自然のサイクルを壊さないことも意識されている)と自分達の私欲のための狩りとは違うのだ。毛皮などのために他の動植物を犠牲にするのはまさに資本主義的なあり方なのであり、資本主義を絶対視する観点からはそうした私欲のために他の動植物を狩りしている人間の奢りは見えて来ないのではないだろうか?
7月7日までシネマアトーン下北沢でレイトショー上映。
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2006/6/29

C型肝炎訴訟、国が控訴  公害・薬害・環境・医療問題

(ニュース)
C型肝炎訴訟、国が控訴=「有用性否定は誤り」
 薬害C型肝炎訴訟で大阪地裁が21日に国と製薬会社三菱ウェルファーマなどの賠償責任を一部認めた判決を不服として、国は28日、大阪高裁に控訴した。三菱ウェルファーマは「控訴するかどうか、現時点で検討中」(広報・IR部)としている。
 判決は、青森県で血液製剤フィブリノゲンによるとみられる肝炎集団感染が起きた後の1987年4月以降の同製剤投与について、国の責任を認めた。これに対し、厚生労働省は「集団感染は、64年の製剤承認当時から一定割合で起きると想定し得た事態が起きたまでで、それで製剤の有用性を否定するのは誤った判断だ」(医薬食品局総務課)としている。 
(時事通信、6月28日19時1分更新)
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