2006/10/12

東京大気汚染訴訟 和解協議始まる  公害・薬害・環境・医療問題

(ニュース)
<東京大気汚染訴訟>和解に向け協議始まる 患者ら要望説明
 自動車の排ガスで健康被害を受けたとして都内のぜんそく患者らが賠償を求めた「東京大気汚染訴訟」の控訴審で11日、和解へ向けた協議が始まった。原告・弁護団は同日、要望事項として▽謝罪▽賠償▽医療費助成など被害者救済制度の確立――などの5項目を東京高裁に説明。高裁は今後、被告側の国や都から意向聴取する。
(毎日新聞) - 10月11日23時13分更新
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2006/10/11

訃報 ダニエル・ユイレ  映画

ヨーロッパを代表する映画作家のおひとりであった、ダニエル・ユイレ、死去。ご冥福を祈ります。

http://www.mastersofcinema.org/
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2006/10/9

安倍首相、中国に拉致問題でも協力要請  ニュース

*拉致問題解決にとっては中国に理解を求めるのは必要なことかと思いますが・・。
 しかし、拉致問題、一体、どのように解決させるというのだろうか?
 
 青山繁晴氏が言う、金正日が中国に亡命するという展開もあるかもなあ・・とか、思ったり・・。

(ニュース)
北朝鮮に働き掛け、核実験抑制で中国=安倍首相、拉致問題でも協力要請
 【北京8日時事】安倍晋三首相は8日午後、中国の胡錦濤国家主席らとの会談で、北朝鮮が核実験実施を宣言したことについて、「国際社会の平和と安全への脅威で、絶対に容認できない」と述べ、中国が核実験阻止に向け影響力を行使するよう要請した。これに対し、胡主席ら中国側は「北朝鮮が核実験を抑制するよう中国として働き掛けをしていく」と確約した。
 日中プレス発表は、核実験を含む北朝鮮の最近の動向に関し、両首脳が「深い憂慮の念」を表明したことを明記。(1)核開発問題をめぐる6カ国協議のプロセスの推進(2)対話と協議を通じた朝鮮半島の非核化実現(3)北東アジアの平和と安定の維持のための協力−に力を尽くすことを確認した。
 また、首相は拉致問題について「日本の主権を侵害して国民の人生を奪った深刻な問題」と説明。「拉致解決なくして、(日朝)国交正常化はない」と中国側の協力を要請した。これに対し、中国側は「理解し、協力していく」と表明した。 
(時事通信) - 10月8日23時1分更新
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2006/10/8

アンナ・ポリトコフスカヤ記者、殺害  ニュース

ショック!
前にも彼女、殺されかかって、危険な目にあっていたのは知っていましたが、ほんとうにやってしまったんですか・・。
彼女ぐらい、有名になると、本当に殺したら大騒ぎになるから、そこまでは出来ないかもとも思っていたんですが、甘かったか・・。
プーチンも、もう完全に独裁者になりつつありますね・・。どうしてロシアの指導者は結局、こういう独裁者になってしまうんでしょうか?

ご冥福をお祈りします。

(ニュース)
ロシア政権批判の女性記者が殺害される・通信社報道
 【モスクワ7日共同】インタファクス通信によると、プーチン政権のチェチェン政策などへの厳しい批判で知られるロシアの著名な女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが7日、モスクワ市内の自宅近くで殺されているのが見つかった。
 警察当局によると、遺体には銃撃の跡があり、射殺されたとみられる。
 ポリトコフスカヤさんはテレビ記者を経てノーバヤ・ガゼータ紙などで活動。独立を主張する南部チェチェン共和国の独立派を武力で抑え込んだプーチン政権の強権的手法を批判していた。 (日経 23:46)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061007STXKG053107102006.html

*関連サイト
チェチェン総合情報
http://chechennews.org/
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2006/10/4

『涙そうそう』  映画

『ゆれる』の感想と対照的になるようですが・・『涙そうそう』、これは素晴らしいと思いました。
同じ土井裕泰監督の『いま、会いにゆきます』もよく出来ているとは思ったけれども、ちょっとトリッキーな話の作り方に凝り過ぎているような気はしました。今回も実はトリッキーな展開をいくつか、組み合わせていますが、見事に淡々とした全体の雰囲気の中に溶け込み、トリッキーさがそれほど目立ちません。
『いま、会いにゆきます』も日常描写にうまいところがありましたが、今回は土井裕泰監督の演出はさらにそういった点で磨きがかかり、丹念な日常描写の何気ないシーンに喜びや悲しみが満ち溢れているような気がします。さらに、妻夫木聡と長澤まさみの自然体の演技の凄さ、日常のリアル感をつかまえることに長けている浜田毅カメラマンの撮影のうまさが相乗効果を呼んで、独特の淡々とした雰囲気を生み出しているのだと思います。考えてみると、大メロドラマの凄い話なのですが、それが淡々とした日常的な雰囲気の中で展開するのがたまらない作品になっているように思うのです。
吉田紀子脚本の伏線の張り方もうまいと思います。その伏線が出てきたシーンでは、その瞬間はああ、これは伏線でこういう展開があるのだなと読めて思っていたのですが、話が別の方向に展開するので、その伏線があったことを忘れていました。忘れた頃に、その展開が出てきて、思わず唸らされました。これもトリッキーな展開を巧みに日常感にあふれる雰囲気の中にしのび込ませることに成功しているということなのではないかと思います。見る前はTBS製作で吉田紀子脚本の作品というと、テレビの連続ドラマ的なつくりかな?と想像しがちでしたが、とんでもない思い込みでした。2時間の枠の中で各シーン(伏線)がどこにあるのか、実によく練られて巧みにつくられていると思いました。
ちょっとべた褒めし過ぎでしょうか(笑)。
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2006/10/4

『ゆれる』  映画

(感想、書き直し)
兄弟がひとりの女性を争う三角関係の話なのに、兄弟がそれぞれ女をどう思っているのかはあまり描かれず、兄弟間のコンプレックスや勝った、負けたの話ばかりが続くのが個人的にはどうにも納得がいかない。これでは彼女は兄弟の話のダシでしかないのだろうか?
どうしてこの兄弟がそれぞれ、その女性と自分との関係がどうであるかの方に関心がいかないのかが不可解だ。
また登場人物たちがやたらと怒りっぽかったり、投げやりな態度を示したりする点も、人間の負の部分をとらえようとしているのかもしれないが、少し、表現がストレート過ぎるように感じる。

『蛇イチゴ』に続き、西川監督は家族の血のつながりに関心があるのだろうか? 自分個人はそれほど関心がある主題ではなく、自分の関心事とずれているので、噛み合わないのかもしれないが。

サスペンス仕立てになっている点はそれなりに見せられましたが。
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2006/10/4

『フラガール』『シュガー&スパイス 風味絶佳』  映画

邦画、2本の感想。

『フラガール』
李相日監督の作品は初めて見るんですが、随分、細かくカットを割って演技をつける人なんですねー。プロに徹しているという感じ。フラダンスのシーン、何カットに割っているのか。ワンカットでダンスシーンを撮るなんてことは断じてしないという感じ。そのプロぶりが話の内容にも通じていてすがすがしさを生み出しているような気がします。
まあ、個人的には波長が合う映画ではないんですが・・というか、うわー、プロだなー、こういう撮り方をする人は尊敬するなーとか思いながら見ていたら、終わってしまった・・。

『シュガー&スパイス 風味絶佳』
うわー、本当に「普通の恋愛の話」ですねー、これ。ここまで「普通」だと嫌いになれない・・。だらだらとした、どうでもいい(はっきり言ってカットした方が作品としてはしまる)シーンが愛おしく思えてきてしまったり・・。こんな風にプロだな−と感心させられる『フラガール』よりもこういうシーンについ反応してしまう自分はまずいのかなーなんて思ったり・・。
しかし、柳楽優弥はこうした「普通」の青年役にまさにぴったり。いや、身につまされますよ。
岡田恵和が絡んだ『深呼吸の必要』もそうですが、テレビの人達は時たま、本当に「普通の若者の等身大の話」をやりますね。(この作品は亀山千広、大多亮など、フジテレビのプロデューサーによる製作作品。)
夏木マリはちょっと怪演。
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2006/10/3

『ヤサシイワタシ』  マンガ

ひぐちアサ『ヤサシイワタシ』全2巻(アフタヌーンコミックス)

作者は後半部の話をつくって編集部に持っていたら前半部の話を描いてと言われたそうなんですが、納得。
前半部があるから後半部を読み終えた時の感慨があるのだと思います。見事なプロットです。
わずか全2巻で、等身大の人生をこれだけ描き切った本作には感服。

自分を傷付け、諸刃のように同時に他人をも傷付ける言葉を発してしまう、周囲の人間をいつもイライラさせるヒロイン像の造形が秀逸ですが、対する男のほうも、まあ、学生なんだから仕方がないんですが、真っ向から言葉をぶつけてさらに溝を深めていってしまう感じです。もうちょっとうまく(要領よく)綱渡りをすればなんとか、なりそうな2人なんですが。
と読む側が本当にイライラさせられてくるぐらい、それぐらいリアルに等身大の学生生活を、人と人とのぶつかり合い(傷付け合い)を、描き出しています。
リアルで痛い、ヒリヒリするような傑作です。

『ヤサシイワタシ』(1)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063142671/ref=ase_blogzine-22/249-2677778-7959500

『ヤサシイワタシ』(2)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063142868/ref=pd_ecc_rvi_2/249-2677778-7959500
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2006/10/2

米議会の慰安婦決議案、本会議では採択見送りか  ニュース

(ニュース)
■米議会の慰安婦決議案、採択見送りへ 日本側の説得で
 【ワシントン=山本秀也】中間選挙(来月7日)前の審議が9月末に実質的に終了したことで、米下院国際関係委員会を通過していた慰安婦問題に関する対日非難決議案は、本会議では議案にならないまま、採択されない見通しが強まっている。米議会関係者に対する日本側の説得が功を奏した格好だ。
 決議案の旗振り役、レーン・エバンス議員(民主党)の事務所は産経新聞に「決議案を支持する24人の議員と下院議長に採決を求めている」と述べ、中間選挙後に招集される残り任期の消化日程を使ってなお採択を目指す考えを示した。
 全下院議員が改選される中間選挙では、健康問題を抱えるエバンス議員と、国際関係委員会のハイド委員長も高齢のため引退を表明している。
 慰安婦問題に関する対日非難決議案はこの10年間、米議会に提出されては立ち消えになってきた。今回はエバンス議員の“引退議案”となり、人権問題に関心の強いクリストファー・スミス議員(共和党)が共同提案に加わるなど超党派の支持を集め、9月13日の委員会通過にこぎつけた。
 駐米日本大使館の議会担当者は「決議案が提出された今年4月から注視し、関係先に働きかけてきた」と打ち明ける。委員会では議会の思惑が絡む採決を省略して複数の議案を一括する形で採択されたが、最後の関門となる本会議では議案にもなっていない。
 決議案の採択を訴える韓国系移民グループは、下院議長らに請願の手紙を送る運動を全米規模で展開した。米政府が8月に公表した昨年の人口統計によると、韓国系移民は全米で約125万人に膨れ上がっており、80年代半ばからほぼ倍増。今回の決議案を支持したマイク・ホンダら3議員はいずれも韓国系移民が急増しているカリフォルニア州選出だった。(産経10/1)

*関連する前記事
「慰安婦関連決議案、米下院で可決」
http://blue.ap.teacup.com/documentary/870.html
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2006/10/2

異常な殺人事件は増えているのか?  時事問題

テレビのニュースを見ていると異常な殺人事件が増えているように感じるけれども、下記のいくつかのサイトを見るとデータ(統計)上は少年による殺人事件も日本全体の殺人事件も増えているわけではないようである。

日本における殺人〜その1 少年凶悪犯罪は増えているのか?〜
http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/page213.html

少年犯罪は急増しているか
http://kogoroy.tripod.com/hanzai.html

日本における殺人−その2 殺人率−
http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/page227.html

日本の殺人率のデータ
http://www.geocities.jp/celavibz/geoboardlog3/268.html

それでも異常な事件が増えているのではないかと言われるかもしれないが、昔から異常な少年犯罪はあった。

少年犯罪データベース 異常犯罪
http://kangaeru.s59.xrea.com/ijou.htm

今はメディアが過剰に報道するので、異常な事件が多くなっているように感じるところもあるのではないだろうか?

ただ最近、殺人事件のニュースが多いようにはたしかに感じるけれども。ここ数年のデータはまだ上にのっていないから、ここ数年、本当に状況が変わりつつある(殺人事件が急増している)のか、それはデータがあがってきてから、もしそれが事実だったならば検討する必要があるのかもしれない。
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2006/10/2

カネミ油症救済 中川昭一政調会長、前向き発言  公害・薬害・環境・医療問題

(ニュース)
カネミ患者 救済前向き 中川政調会長
 自民党の中川昭一政調会長は二十九日、西日本新聞などとのインタビューで、カネミ油症事件の患者救済について「(農相時代に)大変気の毒だと思った。立場が変わっても気持ちは変わらない」と前向きに取り組む姿勢を示した。

 与党のカネミ問題対策プロジェクトチームは、仮払金問題の解決や健康被害救済を図る議員立法を検討中だが、自公の溝が深く議論は難航している。中川氏は「議論をよく聞いて今後どうしたらいいか考えたい」と述べた。

 中川氏は農相だった今年三月、参院予算委で、患者の大きな負担となっている過去の訴訟の仮払金返還問題に関して「患者の事情を考慮し、債務免除の適用を含めて検討したい」と答弁していた。
(西日本新聞 2006年9月30日 朝刊)
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2006/10/2

『ありがとう −「奈緒ちゃん」自立への25年−』  映画

「映画の日」は、ポレポレ東中野で大好きなドキュメンタリー『奈緒ちゃん』シリーズの最新作『ありがとう −「奈緒ちゃん」自立への25年−』を鑑賞。叙情にあふれたドキュメンタリーの傑作。素晴らしいです。
奈緒ちゃん8才の時からの25年間の記録(記憶)。ひとりの障害者の少女とその家族を25年間、カメラで追い続けているだけでも凄いことなんですが、今回の新作では、奈緒ちゃんも30をこえ、父親は定年退職し、母親も自分の死後、奈緒ちゃんがどうなるかが気がかりな様子で、ミシンやいろいろなことを奈緒ちゃんに教えていました。
家族の幸せってなんだろう・・。この『奈緒ちゃん』シリーズではいつもそのことを思わされます。
現在のシーンの映像に過去の別の時間の音を流す手法が今作ではところどころ、使われていました。25年という歳月の記憶の積み重ねを表現しようとしたのでしょうか。伊勢真一監督の映画には俳句みたいな味わいがあります。映像と音による俳句ですね。
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2006/10/1

薬害エイズ事件 告知遅れで被害拡大  公害・薬害・環境・医療問題

(ニュース)
<HIV感染>告知遅れで被害拡大…8割がピークの2年後 
 薬害エイズ事件で、HIV(エイズ・ウイルス)に感染した原告のうち80%が、感染ピーク期の2年後に当たる87年以降になって告知を受けていたことが、支援団体などの調査で分かった。東京・大阪両HIV訴訟が和解した96年以降に告知された原告も約14%に達していた。全国の被害者を対象にした調査は初めてで、医師からの告知の遅れにより、有効な発症予防治療を受けられず被害が拡大した実態がデータで裏付けられた。
 被害者を支援する社会福祉法人「はばたき福祉事業団」や東大の研究者らが昨年9月〜今年1月、HIV訴訟の生存原告652人にアンケートを郵送し、約4割の257人から回答を得た。調査は告知に関する質問のほか約200項目に及び、調査チームが近く結果を公表する。
 調査によると、告知時期について回答した230人のうち「86年まで」と答えたのは全体の20%に当たる46人。残る184人のうち「87〜95年」は152人で「96年以降」も32人だった。86年は安全な加熱製剤が市場に出回り始めた時期で、非加熱製剤による感染のピークは83〜85年とされる。調査結果と重ね合わせると、大半の医師が感染から2年以上経過して、やっと告知に踏み切った実態が浮かぶ。
 さらに、感染の有無を確認するために行われる血液検査(HIV抗体検査)について「検査を受けた事実を知らなかった」と回答した原告が81人いた。こうした人たちは、病院側に感染の有無を尋ねることは不可能で、医師側の不誠実な姿勢が告知の遅れを助長したといえる。
 また「だれから告知を受けたか」については「主治医」が約半数の122人にとどまり▽主治医以外の医師が55人(全体の約23%)▽家族が51人(同約21%)などと続いた。主治医の多くが患者への直接の告知を避けたため「結果を知りたい」とする原告が他病院での検査を余儀なくされたり、医師の代わりに家族が過酷な「告知役」を引き受けさせられた実態が鮮明になった。
 調査チームの中心となった東大大学院医学系研究科の山崎喜比古(よしひこ)助教授(健康社会学専攻)は「告知の遅れは『患者に十分な説明ができない』という医師の自信の無さの表れではないか。治療の機会が奪われただけでなく、精神的サポートすら受けられず患者は大きなダメージを受けた」としている。【堀文彦】
 ◇告知は不可欠
 エイズ治療では、HIVを死滅させる薬は開発されておらず、ウイルスの増殖を抑えることで、発症を予防する方法がとられている。早期の告知は、この発症予防治療を受ける前提として不可欠なものだ。感染を早く知ることができれば、血液検査で定期的に免疫力を把握し、低下させないように日々の生活に配慮することも可能だ。
 現在は、複数の薬を併用する「カクテル療法」が主流で「HIVプロテアーゼ阻害剤」と「逆転写酵素阻害剤」と呼ばれる薬を組み合わせる。体質に合えば一定の効果があり、ピーク時の94年には64人に上った薬害エイズによる死者は、いったんは減少した。
 一方で、劇薬のため肝臓に重い負担をかける。非加熱製剤でHIVに感染した9割以上がHCV(C型肝炎ウイルス)に重複感染したとされ、エイズ治療薬が肝炎を進行させる可能性もある。また、吐き気や下痢、発しん、貧血などの副作用に悩む被害者も多い。
(毎日新聞) - 10月1日3時11分更新
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