2007/8/31

水俣病未認定患者「広く薄く救済」  公害・薬害・環境・医療問題

*一方、水俣病未認定患者救済については、与党プロジェクトチームの園田博之小委員長自身が「広く薄く救済」であることを言明。抜本的な全面解決にはまだまだ遠そう。

(ニュース)
95年時は症状→現在証明可能わずか1割…水俣病未認定者
8月28日10時58分配信 読売新聞

 水俣病問題の解決に向け、環境省が実施した未認定患者の聞き取り調査で、手足の末端ほど感覚が鈍くなる「四肢末梢(まっしょう)優位の感覚障害」について、「1995年の政治決着時に症状があった」と回答した人のうち、診断書などで証明できるのは1割強にとどまることがわかった。

 28日に開かれる自民、公明両党の水俣病問題小委員会に報告される。

 両党の「水俣病問題プロジェクトチーム」(PT)は、95年当時に感覚障害があったと推測できる人とそれ以降に発症した人に、支給する一時金に差をつける救済策を検討しているが、今回の調査で、大半の未認定患者が当時の症状を証明できないことが明らかになり、公平な救済をどう図るかが課題となりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070828-00000201-yom-soci

<水俣病救済>症状証明なければ一時金減額 自民小委が方針
8月28日12時23分配信 毎日新聞

 水俣病の未認定患者の新救済策を検討する自民党水俣問題小委員会(委員長、園田博之衆院議員)と、公明党水俣病問題小委員会(委員長、木庭健太郎参院議員)は28日、95年の政治決着時に近い一時金を支払う条件として、当時から症状があったことを確認できる診断書などを求める方針を決めた。証明できない場合は減額する。環境省が両小委に報告した調査結果では、診断書などで証明できる人は、当時症状があったという人の1割強にすぎない。30日に開く与党プロジェクトチーム(PT)で決定する。
 また、自民党小委は一時金などを支払う原因企業のチッソに、税制上の優遇措置など支援策を検討することも決めた。一方、公明党小委は、95年の政治決着と同様に療養手当などを含めた救済策を求める方針を確認。30日のPTで両党の意見をすり合わせ、患者団体やチッソと交渉する。
 95年政治決着時の一時金は260万円で、救済対象は「手足(四肢末梢(まっしょう))のしびれなど感覚障害のある人」。PTは今年7月に(1)当時から感覚障害があった人には260万円に近い額の一時金(2)その後に症状が出た人には、少額の一時金――を支給する方針を固めていた。
 環境省の調査では、回答した未認定患者約9500人の9割以上が「手足のしびれがある」と答え、うち約6割は「政治決着当時からしびれがあった」とした。しかし、同省がこの日両小委に報告した熊本、鹿児島、新潟の3県で未認定患者218人に聞いた結果では、政治決着時に症状があったと回答した63人のうち、診断書などで証明できるのは8人しかいなかった。このため、発症時期で区別した7月の方針を修正した。
 自民小委の園田委員長は「グレーゾーンの範囲を拡大することで、広く薄く救済するのが原則だ。一時金は低くならざるを得ないが、証明できる人は特例として取り出して救済するという考え方だ」と説明している。【山田大輔】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070828-00000035-mai-pol

水俣病未認定患者「広く薄く救済」自民小委員長が決着意向
8月28日13時34分配信 読売新聞

 水俣病未認定患者の救済策を検討している自民党の小委員会が28日開かれ、会合後、園田博之小委員長(衆院議員)は「広く薄く救済することで最後の決着を図りたい」と述べ、一時金の額は、1995年の政治決着時に支給された一律260万円を大幅に下回るとの見通しを示した。

 救済の対象者は全体で約1万人と見られているが、園田小委員長は、95年当時に症状があったことを証明できる未認定患者については、260万円を超えない範囲で一時金を増額して差をつける意向も明らかにした。

 会合では、95年当時に症状があったことを診断書などで証明できるのは1割強しかいないという環境省の調査結果が報告され、園田小委員長は「ほかに証明できる方法があるか検討するが、証明できない場合は、一時金の支給額は低くならざるを得ない」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070828-00000204-yom-soci

与党・水俣病チーム、国と県負担で療養手当支給を検討
8月30日23時16分配信 読売新聞

 水俣病未認定患者の救済策作りを進めている「与党水俣病問題プロジェクトチーム」(PT、座長・園田博之衆院議員)は30日の会合で、国と県(熊本、鹿児島、新潟)の負担による「療養手当」の支給を検討することを決めた。

 救済策では、原因企業のチッソが負担する一時金の額が、1995年の政治決着時の一律260万円を大幅に下回る見通しのため、療養手当を上乗せすることで合意を形成したい考えだ。

 95年の政治決着では、手足の先ほど感覚が鈍くなる「四肢末梢(まっしょう)優位の感覚障害」のある約1万人に対し、一時金のほかに医療手帳が交付された。医療手帳の所持者には、医療費の自己負担が生涯免除され、毎月、最大2万3500円の療養手当が支給される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070830-00000215-yom-soci

水俣病未認定で与党PT 来月にも救済最終案
8月31日8時2分配信 産経新聞

 水俣病未認定患者の新たな救済策を検討している与党水俣病問題プロジェクトチーム(PT、座長・園田博之衆院議員)は30日、都内で会合を開き、9月中にも最終案をとりまとめる方針を決めた。

 手足の感覚障害がある人を広く救済することにし、給付額を一律にして症状別にランク付けしないことも決定した。

 政府は平成7年、当時の未認定患者約1万人に一時金260万円と療養手当などを給付することを決定した経緯がある。しかし今回の新しい救済策については「幅広く救済する以上、一時金は(260万円より)減額したものとなる」とした。

 毎月の療養手当給付についても「基本的に考慮しない」としているが、最終的に給付が決まった場合、一時金をさらに減額する考え。

 今後、一時金の額を中心に園田座長らが被害者団体や、救済費用を拠出する原因企業のチッソなどと交渉する。

 また、7年以前からの発症を証明できる人に対しては、特別枠を設ける。ただ一時金は260万円より低くする。園田座長は、10年以上前のカルテが残っているケースはまれとみられることから「(カルテ以外の)ほかの証明手段も検討したい」とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070831-00000056-san-soci
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2007/8/31

舛添厚労相 原爆症認定基準 年内めどに救済案まとめる意向  原爆・原発問題

*安倍首相がはっきりと言明した以上、原爆症認定基準見直しを自民党がやることは間違いなさそう。
しかし、それなら、さっさと控訴を取り下げればいいのに・・。まず控訴を取り下げ、国のこれまでの対応に間違いがあったことを認めて謝罪し、それからじっくりと原爆症認定基準を検討し直して年内に救済案をまとめる・・というのが筋だと思うのだが・・。
どうも国の責任を認め、謝罪することはパスしようとしているような感じではある。

(ニュース)
<厚労相>原爆症認定基準 年内めどに救済案まとめる意向
8月30日23時49分配信 毎日新聞

 舛添要一厚生労働相は30日、広島市で会見し、自民党の「原爆被爆者対策に関する小委員会」による原爆症認定基準見直しの提言について、年内をめどに見直しを含め与党と政府で救済案を取りまとめる意向を示した。舛添厚労相は小委員会の提言について本来なら救済されるべき人が逆に救済されないという問題点を指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070830-00000141-mai-pol

原爆症認定基準見直し提言 国の控訴取り下げも 自民小委
8月31日8時2分配信 産経新聞

 原爆症認定基準の見直しを検討している自民党の「原爆被爆者対策に関する小委員会」は30日、現行の認定基準を廃止し、残留放射能、誘導放射能などの影響を考慮した認定基準に見直しを求める提言をまとめた。国が敗訴し控訴している原爆症認定集団訴訟についても、国に控訴取り下げを求めた。提言をもとに自民党は公明党との与党プロジェクトチームで被爆者の救済枠拡大を検討する。

 提言では、被爆から62を経て高齢化が進む約25万人の被爆者のうち約0・8%、約2200人しか原爆症認定を受けていない現状を早期に改める必要性を指摘。

 原因確率論を基とする現行の認定基準に代わり、「黒い雨」などと呼ばれる放射性降下物を含めた放射能の影響を十分考慮に入れた基準に見直したうえで、「一定区域内の被爆者で原爆に特有な典型症例を発病していれば、格段の反証なき限りは原爆症認定を行う」とすることを提言した。

 また、原爆症認定にあたっての審査方法についても、新たな中立的審査機関を設立し、被爆者救済の観点に立った認定を行うよう求めている。

 原爆症認定をめぐっては、安倍晋三首相が基準の見直しを検討する方針を表明。厚労省は専門家による検討会を9月にも設置する準備を進めている。

 提言では、来年度予算に間に合うよう、3カ月以内に政府として結論を出すことも求めた。

                   ◇

 ≪年末までに検討 舛添厚労相≫

 原爆症認定基準の見直しについて、舛添要一厚生労働相は30日、広島市内で記者団に「与党と連携を取りながら、年末ぐらいまでには検討したい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070831-00000066-san-soci
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2007/8/31

光母子殺害事件の弁護士が橋下弁護士を提訴へ  ニュース

(ニュース)
橋下弁護士を提訴へ 光母子で「懲戒呼び掛け」
2007年8月27日 21時50分

 山口県光市・母子殺害事件で、被告の元少年(26)の弁護士が27日、タレントとしても活動する橋下徹弁護士にテレビ番組の発言で業務を妨害されたとして、損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こす方針を明らかにした。

 原告は広島弁護士会の今枝仁、足立修一の両弁護士で、1人当たり100万円を求める。さらに数人が加わり、9月3日に提訴する予定。

 今枝弁護士によると、橋下弁護士は5月に大阪のテレビ番組に出演した際、弁護団の懲戒処分を弁護士会に求めるよう視聴者に呼び掛けたとしている。

 所属する芸能事務所によると、橋下弁護士は「提訴された場合はきちんと対応する」と話しているという。

 母子殺害事件をめぐっては、弁護士への脅迫文が日弁連や新聞社に届いたことが明らかになっている。
(共同)
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2007/8/31

『キッスで殺せ』<ディレクターズ・カット版>  映画

シネマヴェーラ渋谷で『キッスで殺せ』<ディレクターズ・カット版>。
うーむ、ラストに、<ディレクターズ・カット>の何カットかがついているのだが、ディレクターズ・カットということはロバート・アルドリッチ監督が当初、意図していたものということなのだろうが、これがよく分からない。これがなしにパサッと終わったほうがかっこいいように思えるのだけど・・。なんか、このラストは「冗談だよ」と言っているみたいで・・。いや、それとも、それが監督の意図だったのか? 「この映画は悪い冗談なんだよ」とラストに示しておきたかったとか?
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2007/8/27

市川準VS廣木隆一  映画

三軒茶屋中央劇場で、『あしたの私のつくり方』『恋する日曜日 私。恋した』の2本立て。監督は市川準と廣木隆一、さすがにしっかりとした青春ものをつくるなぁ・・。

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ただ、『あしたの私のつくり方』は、「本当の自分」と「演技している自分」との葛藤を描いたものだけど、周囲の人間たちが、成海璃子の母親の新しい恋人の男とか、文芸部の先生とか、前田敦子の彼氏とか、理解力がけっこうある人達で、前田敦子がいじめられていたというのも小学校時代の一時期の話で中学校でのリアルタイムの話ではないわけで、これでは成海や前田が「演技している自分」をつくらないといけないという、それほどの切迫した状況に置かれているとまで思えず、なんか、説得力がないのでは?
それと、成海が偽りのメールをしていたのに、あんなにうまく成海と前田が分かりあえますかね?
ちょっと出来過ぎているというのか、出てくる人がいい人ばかり過ぎるような気がしてきてしまって、やや違和感を覚えたのだが・・。というか、「本当の自分とは何か?」というテーマなのに、出来過ぎている、つくりものの話のように思えてきてしまって・・。

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その点、『恋する日曜日 私。恋した』は、ある意味、ろくでもない人間ばかりが出てくる話なので、そういう意味での説得力がある。これは、実際にこういうことがあり得るだろうという意味ではないけれども。(『恋する日曜日 私。恋した』のようなストーリーは現実にはまずないかと思う。)「ああ、人間って、こういうものだよなぁ」という意味でのリアリティがあるということですが。
いわゆる「難病もの」だけれども、さすがに屈折した変な作品ばかりをつくる廣木隆一監督、一筋縄ではいかない変な作品。ヒロインの堀北真希も決して無垢な存在というわけではなくて、周囲の人間も一緒に不幸にするためにある行動をする・・というところがいいよなぁ・・と。
で、その行動に、「手を握る」という、少女マンガみたいな願望の話がうまくつなげられているあたり、この「手を握る」という描写にジーンと来てしまって・・。
あと、自転車のシーンも良かったな。一番の見所と思われるバスガイドのシーンはそれほどではありませんでしたが。話だけだとよくある「難病もの」みたいだけど、やっぱり廣木監督ならではのヘンタイ映画でした(笑)。

『ヴァイブレータ』では個人的にはちょっとつまづいた(これは世評はすごくいい作品なんだけど)廣木監督作品だけど、今回は悪くなかったな。『ヴァイブレータ』がなんでダメなのかというと、これは荒井晴彦の脚本の要素なのかもしれないが、どうも「どうだ。女のことがよく描けているでしょ。女がよく分かっているでしょ。」と言っている映画のように思えてきてしまって、僕的にはそこが嫌味に思えてきてしまって(笑)。実際にこの作品は女性に評判がよかったりするようなのでいっそう腹がたつというのか(笑)。これは言っても他の人には分からないことなのかなー。謎だ。

というわけで、「市川準VS廣木隆一」は僕的には後者に・・。

ところで、三軒茶屋中央劇場では、9月1日から14日まで武智鉄二監督作品の特集上映が。これまた珍しい企画ですね〜。
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2007/8/22

深作『誇り高き挑戦』  映画

フィルムセンターで『誇り高き挑戦』(1962年)。深作欣二監督初期の傑作と言われるものなので期待して見に行ったのだが・・
業界紙の記者(鶴田浩二)が、元GHQの諜報員で大企業の背後で暗躍して金もうけをしている男(丹波哲郎)を追いつめていくという話なのだけれども、どうも鶴田浩二の正義漢ぶりが丹波哲郎が抱くニヒリズムを裏返しにしたものにしか思えないので、主人公の正義感のほうが薄っぺらく思えてきてしまって悪役の丹波のほうが魅力的に感じられてしまい、なんだか、すっきりしない作品に・・。もしかしたら、それが作品の狙いで、深作監督らしい「仁義なき」価値観がすでにあらわれているということなのかもしれないが、だとしても悪役の丹波の側を主人公にしたアンチヒーロー作品というわけでもないのだから、やっぱりすっきりしない作品なのではないかと思う。
ところで、鶴田の同僚記者を梅宮辰夫が演じているのだが、若き日の梅宮辰夫があんな感じの2枚目だったとはちょっとびっくり。
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2007/8/17

香港B級バイオレンス映画『ドッグ・バイト・ドッグ』  映画

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『ドッグ・バイト・ドッグ』
この映画は5分の4までは退屈・・、というのか、えんえんと続く非情なバイオレンス描写に、なんで自分はお金を払ってこんな映画を見ているんだろうか・・という気さえ、してくる・・。が、この映画は本当に、終盤の、あまりにも異様な展開のためにあったのだ。それまでの5分の4は終盤部のための長い序章でしかなかったのかもしれないと思う。
そして、この映画の終盤部の5分の1はあまりにも異様であり、神がかり的であり、荒唐無稽である。
この映画が無謀なただの怪作(快作ではなく怪作)なのか、傑作と言えるものなのか、実は僕はよく分からない。このような脚本が優れていると言えるものなのかどうかも分からない。ただ、これは『薄桜記』(森一生監督)や『仁義の墓場』(深作欣二監督)のように真に異様な作品であり、映画でなければ表現として成立し得ない作品であるとは思う。
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2007/8/15

『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』  映画

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多くのドキュメンタリー作品を製作してきたシグロらしい、いわゆるドキュメンタリータッチの、沖縄美ら海水族館で実際にあった実話をもとにしたドラマ作品なんだけれども、せっかくのドキュメンタリータッチなのにもかかわらず展開はほとんど予定調和で読めてしまうし、そこが印象が薄い作品になってしまっているようには思える。
と書くとけなしているみたいだけど、にもかかわらず、大筋では展開が予定調和的ではあるのだけれども、細部においていろいろと引っかかりを残すところがあり、捨てがたい味わいもある作品なのである。
この作品は、決して単純な動物愛護ものではないと思う。
壊死を起こしたイルカに人工尾びれをつけて再び宙に飛べるように再生させるという実話に基づく話なのだけれども、そもそも水族館のようなところにイルカを押し込めて冷凍の魚を食べさせ、人間にショーを見せる・・なんて人間が勝手なことをしているからイルカが病気になって懐死したのではないのか? 人工尾びれをつけてまでイルカに再起させることが本当にイルカにとっていいことなのだろうか?(それこそ、人間の勝手なのでは?)
そうした疑問符をさしこむことをしているからである。
主人公の獣医の松山ケンイチがやろうとすることに対して、飼育係の池内博之が反対するのは、単純なイルカ愛護の気持ちからというよりも、自分たちがしていることに対する自責の念があったからなのではないだろうか?(逆に言うと、自責の念を少しでも紛らわすためにそうした主張をしているのに過ぎず、池内が言うことのほうが本当にイルカのためになることであるのか否かも分らないわけだけれども・・)。
結局は予定調和的な展開に話が収まっていってしまったようではあるのだが・・。
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2007/8/15

IAEAが柏崎刈羽原発の調査結果発表  原爆・原発問題

(ニュース)
<IAEA>柏崎刈羽原発の調査発表 「損傷は予想以下」
8月15日10時54分配信
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2007/8/14

スピルバーグ監督が北京五輪芸術顧問を辞退か?  映画

*なら、最初から引き受けなきゃいいのに・・という気もしないではないが・・。
 っていうか、

>中国の胡錦涛国家主席へ書簡を送り、“ダンフール紛争”をいち早く収拾させるためにスーダン政府に圧力をかけることを要請していたが、スーダンの石油利権を一手に握っている中国政府が、同紛争に対して何ら明確な態度を示していないことに業を煮やした

って、スピルバーグは自分が手紙を書けば、中国政府がはい、そうですね・・と方針を変えるとでも本気で思っていたんだろうか・・。ある意味、すごい発想だな。。

(ニュース)
スティーブン・スピルバーグ監督が北京五輪芸術顧問を辞退か?
8月3日11時47分配信 eiga.com

 [eiga.com 映画ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、来る08年に行われる北京五輪の芸術顧問を辞退する可能性が出てきた。同五輪の開会式と閉会式で総合演出を手掛けるチャン・イーモウ監督のアドバイザーとして、五輪組織委に協力する契約を結んでいた同氏が、中国政府に抗議するために、その芸術顧問からの辞退を検討中だと、米ABCNEWS.comに語ったもの。

 今年4月、スピルバーグは中国の胡錦涛国家主席へ書簡を送り、“ダンフール紛争”をいち早く収拾させるためにスーダン政府に圧力をかけることを要請していたが、スーダンの石油利権を一手に握っている中国政府が、同紛争に対して何ら明確な態度を示していないことに業を煮やしたというのだ。

 ダンフール紛争とは、03年2月の軍事衝突から現在まで、スーダン西部ダンフール地方で、政府に支援されたアラブ系の民兵“ジャンジャイード”と、非アラブ系住民の間に起きている民族紛争のこと。映画「ホテル・ルワンダ」にも描かれたルワンダの大量虐殺(ジェノサイド)にも匹敵する200万人とも言われる犠牲者を数え、現在国連の監視下にあるが停戦は難しい状況にある。

 北京五輪組織委の仕事をすることについて、スピルバーグの代理人は「スピルバーグ氏は、ナチのためにベルリン大会を撮ったレニ・リーフェンシュタール監督(36年の『民族の祭典』)と比較されたくないようだ。スーダンに加担する中国政府の“ジェノサイド五輪”に参加したくないとね」と語っている。

 スピルバーグ監督は、72年のミュンヘン五輪期間中、武装したパレスチナのテロリスト集団“黒い九月”がイスラエル選手団を襲撃した事件を発端に、イスラエルの諜報機関“モサド”がパレスチナに復讐する実話ドラマ「ミュンヘン」を05年に撮っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000004-eiga-movi
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2007/8/14

原爆の子の像 禎子の折り鶴をNYに寄贈(毎日新聞より)  原爆・原発問題

*日本の中の運動は原水禁とか原水協とか、政党色とかが入ってきて党派性でごたごたになってしまっているところがあるので、こうやって地道にでも海外に運動を広げていって、別の運動の可能性を模索していってほしいものだと思います。

(ニュース)
原爆の子の像 禎子の折り鶴をNYに寄贈へ 兄雅弘さん
8月6日16時53分配信 毎日新聞
拡大写真
佐々木禎子さんの折り鶴=広島市東区の市立東浄小で6日午前10時13分、小川昌宏撮影
 被爆から62年のヒロシマには、今年も世界から多くの人たちが駆けつけ、祈り、追悼し、平和を誓った。平和記念公園(広島市中区)にある「原爆の子の像」のモデルで、12歳で亡くなった佐々木禎子さんの兄雅弘さん(66)は6日、市内で小学生たちに禎子さんの短い生涯を紹介した。雅弘さんは、9月に米国ニューヨークの同時多発テロ跡地を訪れ、禎子さんが折って手元に残る5羽のうち1羽の折り鶴を現地の人たちに寄贈することを決意した。「今後五大陸の人たちに託していきたい」。大人になることを信じて折り続けた禎子さんの思いが世界に羽ばたく。
 当時2歳だった禎子さんは爆心地から約1.7キロの自宅で被爆し、放射能を含んだ「黒い雨」を浴びた。原爆症による白血病を発症して亡くなった。雅弘さんも自宅にいて被爆している。
 折った鶴は1000羽を超える。大半を広島市の原爆資料館に寄贈し、公開されているが、父親(故人)が残していた5羽を雅弘さんが引き継いだ。いずれも禎子さんの体調が悪化して亡くなるまでの約3カ月の間に折った。折り紙などはなく、アメの包装紙や粉末薬の包み紙だったセルロイドを一辺約2センチに切り、針を使ってていねいに折り目をつけて作った。誰もが驚くほど小さいが、精巧だ。
 「あまり根を詰めて折ったら体に悪いよ」。雅弘さんは、父がそう声を掛けた際に禎子さんが「うちにも考えがあるんじゃけ」と笑顔で鶴を折り続けた姿を覚えている。「自分の病気が治ってほしいという願いでしょう。でもその一方で、大きい意味で『世界が平和になってほしい』という祈りも、今もって響いているように感じます」と話す。
 寄贈は、ニューヨークのジャパン・ソサエティー(日本協会)からの招待がきっかけになった。9月7日ごろに訪米し、テロが起きた11日に同協会で禎子さんの生涯を描いた朗読劇を現地の人たちに披露する。12日には、倒壊した世界貿易センター(WTC)跡地近くにあるテロ犠牲者追悼施設トリビュート・センターで、折り鶴の寄贈式が開かれ、テロで犠牲になった日本人遺族らとも交流する予定。
 テロから間もなく6年を迎え、米国でもイラク戦争を冷静に振り返り始めた時期だ。「反省の空気が米国民の中で出始めた今だから、折り鶴を贈る決意ができた。禎子が考えてくれたのだと思います」と語る。
 雅弘さんは昨年11月に心臓の手術をした。体調は回復したが、不安は残る。しかし、「禎子の話をして倒れるなら本望。禎子は『兄ちゃん頑張ってね、いつも付いてるよ』と言ってくれるように思います」とほほ笑んだ。
 ◇国連総長もメッセージ
 今年就任した潘基文(バンギムン)国連事務総長は、この日の記念式典に寄せた初のメッセージで禎子さんに触れた。「禎子さんの命は、自身が折った何千羽という折り鶴の中に生き続けています。そして、(中略)『原爆の子の像』の下に刻まれた、次の言葉の中に生き続けています。『これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための』」
 代読されたのと同じころ、雅弘さんは広島市東区の小学校で児童ら約600人を前に語った。禎子さんの折り鶴を見せ、「禎子は家計が苦しい家族に気を遣って耐え、本当に苦しい時にだけ『お見舞いでもらったお金があるから、都合のいいときに注射を頼むね』と言った。本当に思いやりにあふれた妹だった。禎子の思いやりの心が、鶴を通じて広がってほしい」と訴えた。【吉川雄策】
 ◇今は一日一日がありがたい…
 式典で被爆者代表の一人として献花した畦忠幸(うねただゆき)さん(76)=広島県呉市=は、旧制中学3年だった14歳の時、爆心地から約1.8キロ東の国鉄(当時)広島駅前で被爆した。学徒動員で駅の小荷物を運ぶ仕事を担当。夜勤明けで市内の下宿先に帰ろうと市電を待っていると、マグネシウムをたいたような青白い光が右側から迫った。「熱い」と感じた瞬間、吹き飛ばされた。
 気がつくと、辺りは暗闇。「さっきまで太陽が照っていたのにどうしたんじゃろ。地球が裂けたんか」。半ズボンをはいたひざ下は大やけどを負い、右手の皮が垂れ下がっていた。周りの人も同様だった。下宿先にいて無事だった2歳上の兄と夢中で呉市の実家にたどり着いたが、そのまま起き上がれなくなった。
 両足の筋が硬直し、歩けるまで約半年。最初の4カ月は寝たきりで、毎朝風呂をたいてもらい、温めながら筋を少しずつ伸ばした。「歩けないから家の中をはって回る。生きているより、死んだ方がよかったと思った」。畦さんは振り返る。
 3年後の1948年、中国電力に入社。技術社員として、空襲で焼けた呉の市街地に新しい電柱を立て、復興に力を尽くした。ペンチを握る右手に力が入らず、時間があればリハビリとして鉄線を切り続けて克服。定年まで勤め上げた。
 手足のケロイドは今も残る。若いころは軍手でケロイドを隠した。でも、今は一日一日がありがたいという。昨年からは地元の自治会長も引き受けた。「今は元気で生かさせてもろうとる。無理せず、地域のため人のためになることを続けたい」と語った。【武井澄人】
 ◇「ネバー・アゲイン」 留学生ら
 被爆地で何があったのか。その悲惨な過去を心に刻むため、人々が世界各国からヒロシマを訪れる。「この地に原爆が投下されたことを、どう思うか」と尋ねた。
 ヨルダン人男性の留学生、ヒックマット・ハドクシュさん(25)は、久間章生・前防衛相の「(原爆投下は)しょうがない」発言について話した。「何十万人もの命を奪う原爆の投下は戦争犯罪。しょうがない発言は米国に『無償の贈り物』を与えたようなもの」と、強い口調で批判した。
 中国人の男性留学生、張前さん(28)は「日本が中国で残酷行為をしたのは残念だが、原爆は生き残った人も苦しませ続けている。繰り返してはならない。核廃絶のメッセージを広島から送り続けてほしい」と語った。
 娘と一緒に米国からやって来た男性医師(58)は、平和記念公園で日本人から鶴の折り方を教わっていた。「何が起きたのか知ろうと広島に来た。とても悲しいことだが、本土に上陸して戦えばもっと多くの人が亡くなったかもしれない。投下の意図は、今となっては分からない」。スイス人男性でエンジニアのファビオ・ヴァルトゥリーニさん(32)は「原爆を投下したことで、戦争が早く終わったかもしれないし、しょうがなかったのかもしれない。一番大切なのは二度と繰り返さないこと」と話した。
 原爆慰霊碑の前で追悼の祈りをささげたのは、ブラジル人女性で学校長をしているノエミ・アルカラスさん(48)。「罪のない子どもや市民を殺した原爆は、どんな理由であれ正当化できない」と話した。英国人女性の大学生、アンジェラ・スプロストンさん(22)は昨年、米・真珠湾を訪れたという。慰霊碑の前で、「真珠湾攻撃は軍事施設を狙った作戦。多くの一般市民を殺した原爆とは根本的に違う。投下が正しかったと主張する人は、ここに来て何が起きたかを見なくてはいけない」と述べた。
 さまざまな受け止め方があったが、「ネバー・アゲイン(決して、二度と)」の気持ちは一致していた。【加藤小夜】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000016-maip-soci
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2007/8/14

無人兵器開発で米軍内で主導権争い(産経新聞より)  ニュース

*無人兵器開発に本気で取り組んでいるアメリカ軍・・。
 つける薬がないのか・・。

(ニュース)
米陸・海・空軍、期待の無人兵器で開発主導権争い
8月13日11時54分配信 産経新聞

 偵察のほか攻撃にも使われる無人飛行機(UAV)など無人兵器を一堂に集めた展示会が8月上旬、米東部メリーランド州にある海軍パタクセント川航空基地で開かれた。テロ対策や国境警備のため一層の需要が見込まれるなか、軍関係者らが多数詰めかけた。一方で、米軍内部では無人兵器開発をめぐる主導権争いが展開されている。(有元隆志)
 展示会は2年ごとに開かれ、今回で4回目。展示されたのはイラク戦争でも使われたグローバルホークや無人自動車(UGV)など、米国やイスラエル製の約30の無人兵器。
 無人ヘリコプターが滑走路から離陸し、基地上空を飛行し、再び同じ場所に着陸する実演も行われた。大手軍事企業のブースでは、米軍関係者や各国駐在武官、日本も含めた企業関係者が、担当者から熱心に無人兵器の性能説明を受けていた。
 米海軍の兵器調達の責任者であるデローレス・エッター次官補は記者会見で、無人兵器に関し「将来にわたり非常に重要な役割を果たす」と述べ、開発の意義を強調した。
 次官補の後方には海軍が8月はじめに研究開発を承認したノースロップ・グラマン社製の無人戦闘機X−47Bの実物大の模型が置かれていた。同機の開発には約6億3600万ドル(約750億円)が拠出される。
 開発に成功すれば空母からの離着陸も可能となり、現在開発が進められている有人でステルス機能を備えるF35戦闘機(ロッキード・マーティン社製)に匹敵するとの指摘もある。
 米議会調査局がこのほどまとめた報告では、日本政府が次期主力戦闘機(FX)の有力候補としているF22Aラプターの供与が米議会の反対で困難になった場合の代替機として、F35とともに無人攻撃機も挙げていた。
 海軍で無人兵器計画の広報を務めるジョン・ウィルマン氏は「無人兵器ならば人命を危険にさらすこともなく、長時間の任務にも堪えうる」と述べ、イラクなどでの偵察のほか、国境警備にも効力を発揮すると強調した。
 米軍UAVの滞空時間は、2001年の2万時間以下から06年には約16万時間へと増えた。
 米国防予算に占めるUAV開発費も大幅に伸びている。上院歳出委のウェイン・アラード議員(共和党)によれば、01会計年度予算では無人兵器全体で6億6700万ドル(約780億円)だったのが、08会計年度では空軍の無人機計画だけで130億ドル(約1兆5000億円)近くが計上されたという。
 議会多数派の民主党も、無人兵器計画については賛成している。展示会の来賓としてあいさつした民主党のステニー・ホイヤー下院院内総務は、無人兵器の開発はついて「非常に重要だ」と語った。
 ただ、イラクやアフガニスタンでの戦費で米軍全体の予算が圧迫されるなか、今後海軍や空軍がそれぞれ無人兵器を開発すると重複するため、国防総省内では一元化すべきだとの議論がおきている。
 空軍は中心的な役割を果たすことに意欲を示しているが、「無人兵器の任務は国土防衛、災害救援など幅広い」(陸軍担当者)だけに、陸軍や海軍などはこれに強く抵抗している。イングランド国防副長官のもとで検討作業が続けられているが、結論がいつでるかは未定という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070813-00000910-san-int
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2007/8/13

小林政広監督作品がロカルノ国際映画祭グランプリ  映画

*グランプリをはじめ、4冠とは。その中にダニエル・シュミット賞というのがあるのがなんとなく嬉しい。映画マニアの小林政広監督のこと、きっとダニエル・シュミットの映画もご覧になっていて好きなのに違いないと思う。おめでとうございます。

(ニュース)
カンヌに衝撃与えた『バッシング』小林監督最新作 ロカルノ国際映画祭にて4冠獲得!
8月13日20時45分配信
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2007/8/9

『激動の昭和史・沖縄決戦』  映画

浅草新劇場で『激動の昭和史・沖縄決戦』(1971年、岡本喜八監督、新藤兼人脚本)。これは未見だったが、さすがに岡本喜八、すごい迫力の戦争映画。
題材が悲惨な沖縄戦の話ゆえ、いつもの岡本作品よりはコメディ要素は抑え気味なのかもしれないけれども、それでも、たとえば床屋の田中邦衛、娼婦から看護婦になった丘ゆり子といった軍隊と行動をともにするそれぞれの人物のキャラクターが(もちろん軍人たちのキャラクターも)些細な描写で個性豊かに描き出されている。
特に、丘ゆり子が、看護婦になった当初は負傷した兵隊の足を切るのに失神していたのだが、やがては「今日の足は大きいですねぇ」なんてさらっと言ったりするようになる。戦時下が日常になって感覚が麻痺していることを描いているのだろう。あるいは、便をしに壕から外に出た丘ゆり子が空爆を受けて負傷し、「天皇陛下万歳」と言って倒れこむが、「かすり傷だよ」と言われて、「なーんだ」と言ってケロッとしているシーンとか。
コメディとしてはちょっと辛らつすぎるし、実際、観客で笑っている人もほとんどいなかったようだけど、ひねりがある描写のシーンで、さすがに岡本喜八と新藤兼人のコンビは上手いなぁ・・と思う。

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2007/8/8

『週刊ポスト』に光市母子殺害事件の記事が・・  時事問題

『週刊ポスト』最新号(8月17/24日号)に光市母子殺害事件についての野田正彰氏の話の記事が掲載。
光市母子殺害事件の被告人は母親とともに父親から暴力を受けていて、なぐさめあう内に「性愛的色彩を帯びた相互依存に至った」とあるのだが・・。つまりは、この少年は自殺した母親と近親相姦的な関係性が出来ていたということなんだろうか・・。

微妙に、被告人本人が言っていることと、弁護団が言っていることと、精神科医が言っていることとに違いがあるような気がします。
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