2007/9/29

『サッド ヴァケイション』  映画

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ちょっと今村昌平を連想したんだけど、たぶん日本の田舎の母性みたいなのを描こうとしているからだと思うけれども。
でも、今度の作品で青山真治ってこういう人間像を描きたかったのかーと分かってきた感じですね。これまでの作品より人間像が深まって描かれてきているようには思いました。

ただ、いくら揺るぎない母性というテーマだとは言っても、あんなことがあっても揺るがないというのはあるのかな・・と思ったりはしましたが。ところどころ、大胆な省略をしている作品で、実は母性が揺らいだ時もあったんだろうけど、そこは省略しているのだと考えればいいのかもしれませんが。でも、そこは「省略」しているのだということで納得しろというのはちょっとずるい気もする(笑)。

あと、過去の作品を絡ませるのは、ちょっとこないだ見たヤスミン・アハマドの『グブラ』を思い出したりしたんですが、でも『グブラ』は過去作品を見てなくても分かるようになっているけど、これ、『ユリイカ』を見ていないと、『ユリイカ』の話が絡んでいる部分がよく分からないし、なんか、中途半端に『ユリイカ』の話を入れているような気はしました。
(もともとは実はこの『サッド ヴァケイション』の話のほうを考えていて、後から『ユリイカ』の話が出来たそうではあるんですが。映画になったのは逆だけど。)

それにしても、恋愛ものとしては、浅野忠信ってやっぱりいい男だから、あんなめちゃくちゃな付き合い方でも女がちゃんと待ってくれるというのは、いいというのか、羨ましいですね。僕なんかがあんな台詞、言ってたら、「バーカ、お前のことなんか、こっちは何とも思ってないんだよ!」と思われてさっさとふられるに決まっている(笑)。
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2007/9/27

鳩山法相の死刑執行に関する発言について  ニュース

(ニュース)
死刑執行は「自動的に」鳩山法相が退任会見で見直し提案
 鳩山法相は25日、内閣総辞職後の記者会見で、死刑執行の現状について「法相によっては、自らの気持ちや信条、宗教的な理由で執行をしないという人も存在する。法改正が必要かもしれないが、法相が絡まなくても自動的に執行が進むような方法があればと思うことがある」と述べ、法相が死刑執行命令書にサインする現行制度の見直しを提案した。

 鳩山法相はさらに、「死刑判決の確定から6か月以内に執行しなければならない」という刑事訴訟法の規定について、「法律通り守られるべきだ」との見解を示し、執行の順番の決め方についても、「ベルトコンベヤーと言ってはいけないが、(死刑確定の)順番通りにするか、乱数表にするか、そうした客観性がある何か(が必要)」と述べた。
(読売新聞
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2007/9/22

アメリカ以上にイラン核制裁に強硬なフランス(2)  イスラエルとパレスチナ、中東

(ニュース)
「イランは核兵器入手企て」=戦争でなく制裁強化を−仏大統領
9月21日7時0分配信 時事通信

 【パリ20日時事】サルコジ仏大統領は20日、国営テレビ局フランス2と民放TF1によるインタビューに応じ、「イランは核兵器を手に入れようと企てている」と断言、「容認できない」と強調した。ただし、「極めて困難な問題だが、フランスは戦争を望まない」と表明、制裁強化で対応する意向を明らかにした。同大統領がイラン核問題についてこれだけ踏み込んだ発言をしたのは5月の就任後初めて。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000021-jij-int

イラン核開発で「戦争もある」と仏外相
9月21日16時4分配信 オーマイニュース

 フランスのベルナール=クシュネル外相は、9月16日にラジオ番組に出演し、イランの核問題について「最悪の事態に備える必要がある。それは戦争だ」と述べ、イランが核開発を断念しない場合、戦争に発展しうると警告した。
 さらにクシュネル外相は、現時点において「これ(イランの核計画)よりも、重大な危機はない」と述べ、イランの核兵器は「世界全体にとって、正真正銘の危険」となりうると強調した。クシュネル氏の発言は、ニコラ=サルコジ政権が、急速に対イラン強硬姿勢に転じつつあることを示している
 クシュネル氏は欧州連合(EU)として、独自に対イラン制裁を準備する意向も表明した。フランス独自の対応として、石油やガス会社などに対し、イランへの投資を停止するよう求めることを決定したと述べた。その上でクシュネル氏は、対話が最優先の選択肢だとし、イランが濃縮ウラン製造を中止するよう「最後まで交渉しなければならない」と述べた。
 ロバート=ゲーツ米国防長官もクシュネル発言に追随し、16日にイランがウラン濃縮の停止を求める、安保理決議を無視していることについて、武力制裁を含む「あらゆる選択肢を検討している」と述べた。
 ジャック=シラク前政権は、国連の枠組みでイランの核開発の問題を解決するというスタンスだったが、サルコジ政権は、国連枠外でイラン制裁を実施している米国に、同調する動きを加速させている。日刊紙「ルモンド」は「新しい米英仏の枢軸」と形容した。
 イランのゴラムレザ=アガザデ副大統領は17日、ウィーンで開幕した国際原子力機関の年次総会で、仏外相の発言に関連して、欧米諸国は「イランとの理解ある友好関係ではなく、常に対立関係を選んできた」と批判した。
 アガザデ副大統領は、欧米諸国が協力関係を築いていけば、「国際社会の問題は防ぐことができるだろう」と述べる一方で、イランの核開発は、平和目的だとあらためて主張、
 「原子力技術の進展と国力の増強が達成されるまでは、この活動を続けていくと固く決心している」
と語った。
 国際原子力機関(IAEA)のモハメド=エルバラダイ事務局長は17日、仏外相がイランとの戦争を示唆した発言について「非常に大げさだ」と述べた。
 エルバラダイ氏は記者団に対し、
 「武力行使は、常に最後の手段だ。今はまだそのような事態ではない」
と発言し、さらに、
 「現在、われわれが行うべきことは、IAEAによる4年間の調査後も、残っている未解決の問題について、同機関と協力して解決するようイランに対し働きかけていくことだ。イランの核開発に関し、現在差し迫った危機はないと明言してきた」
と述べた。
 フランソワ=フィヨン仏首相は、17日、記者団に、
 「戦争回避のため、あらゆる手段を講じなければならない。フランスの役割は、世界にとって著しく危険となる状況を平和裏に解決することだ」
と述べ、イランとの戦争は回避すべきだとの見解を示した。イランが、ウラン濃縮その他核兵器製造に転用可能な活動を停止する姿勢を見せていないことから、国連安全保障理事会は、これまでに2つの対イラン制裁を承認している。フィヨン首相は、フランスが繰り返し求めてきた追加制裁を再度、要求していくと語った。
 クシュネル仏外相は18日、ロシアの首都モスクワでセルゲイ=ラブロフ外相と会談した。冒頭で仏外相は「われわれの2国間関係はすばらしいが、さらに取り組むべき課題が山積している」と述べ、会談ではイランの核開発に対する、より強硬な姿勢をロシアに要請したとみられる。
 しかし、会談後の記者会見でラブロフ外相は「イランに対する軍事行動が真剣に検討されているとする複数の報道があるが、そのようなことになれば中東地域に対する影響は計り知れない」と強調した。クシュネル外相は「戦争回避のため、あらゆる努力を行う必要がある。戦争は、起こりうる最悪の事態だ」とした上で、対話継続の必要性を訴えた。
 一方、米国ではダナ=ペリノ米大統領報道官が18日、クシュネル外相がイランとの交戦の可能性に言及したことについて質問され、「われわれは、外交的な解決策があると確信している。われわれは、イランが国連安全保障理事会の規範に基づいて義務を果たすよう圧力をかけるため、フランスや他の欧州連合(EU)諸国と協力している」と述べ、外交による解決を訴えた。
 米仏高官が外交努力による解決を掲げたことにより、仏外相の戦争発言はひとまず沈静化した模様だ。ただ、フィヨン仏首相は「事態は危険だと指摘したことは正しく、発言は真剣に受け止められるべきだ」と付言している。
 イランの危険を過大視し、イラン制裁で前のめりになっている米英仏の3カ国と、イランとの対立が今後、深刻なものになる可能性は否定できない。
(記者:及川 健二)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000002-omn-int
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2007/9/22

アメリカ以上にイラン核制裁に強硬なフランス(1)  イスラエルとパレスチナ、中東

*アメリカは今の情勢ではイランとの戦争には実際のところ、なかなか踏み切れないのではないか・・と思っていたのだけど、ここに来てフランス、サルコジ政権が「最悪の場合戦争も」という強硬姿勢を示し始めた。要注意!

(ニュース)
フランス、対イラン制裁の有志連合を主導へ
2007年09月16日付 E'temad-e Melli紙

 フランスは、過去のイランに対する外交方針を急旋回させており、国連による制裁を単に待つようなスタンスを今後取るつもりはないようだ。フランス政府はイランへの対応で欧州諸国を結束させるために圧力を強めており、ニコラ・サルコジ仏大統領は、EUによるイランへの厳格な制裁の実現を狙っている。

 オーストリアのスタンダード紙によると、サルコジ大統領は国連の決議を待つつもりはないという。というのも、フランス外交筋によると、2008年が始まるまで対イラン決議をめぐる議論が行われる見通しはなく、議論が行われたとしても、拒否権を持つロシアがイランに対してより厳しい措置を採択することを阻止する可能性があるからだ。

 同紙によると、このためフランス政府はEU内の支持を獲得しようと努力しており、非公式筋が語ったところによると、サルコジ大統領は最近になって、ドイツのアンゲラ・メルケル首相とこの問題について話し合ったという。フランクフルト・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙の報道によると、ドイツ首相はこの問題に関し、基本的に〔フランス政府の考えに〕反対しなかったものの、「ためらいがちな反応」を示したとされる。

 欧州のその他の国々は、イラン核問題の解決に向けたIAEAの努力が失敗に終わると最初から考えている訳ではないようだ。イラン学生通信の報道によれば、対イラン制裁問題に関して、EUの全28カ国の同意が得られなかった場合、サルコジ大統領は最も手っ取り早い方法で「制裁有志連合」を結成する意向だとのことである。これに対し、イギリス政府はサルコジ大統領の考えを支持している模様である。

 フランスのメディア各社は、どのような制裁が可能なのか、疑問を呈している。最も重要な問題の一つは、エネルギーをめぐる問題である。フランス・トタール社が参加する石油コンソーシアムや国営ガス・ド・フランス社は、イランに深く関わっている。これらの企業に対しフランス大統領府は、イランへの新たな投資は控えるよう通知している。ル・モンド紙によると、駐イラン仏大使は「新たな商取引にとって、状況は好ましいものではない」と述べたという。

 フランス外務報道官の発言は、エリゼ宮殿内部から伝えられるさまざまな報道を確認するものとなっている。同報道官は、フランス政府はイランに対する新たな制裁について、国連安保理で合意を得る努力を続けるとしながらも、それとは別にEU内でイランに対する措置〔に関して何らかの合意〕を得るために、行動を起こす可能性があると述べている。

 このような〔フランス政府の外交政策の〕転換は、同国がイランに対する忍耐を失い、安保理常任理事国5カ国にドイツを加えた6カ国がイランに対する国連制裁の第3段階について、可及的速やかに合意に達するよう求めていることを示している。

 フランスはさらに、ドイツと比べてより好戦的な言い回しをしている。一部外交筋によると、ドイツはイランがIAEAと協力するならば、イランに対するさらなる制裁は必要ないとの立場を取っているという。それに対して、フランス外務報道官は金曜日、記者会見で「われわれは〔イランに対する〕新たな制裁が、国連安保理で優先的に決議されることを望んでいる」と述べている。同報道官はさらに、「指摘しておきたいのは、この枠組み〔国連安保理という枠組み〕以外に、EUという枠組みでも措置が講じられているということだ」と語った。

 これに対して、ヨーロッパ外交筋がロイター通信に語ったところによると、ドイツはイラン核問題の透明化を目的としたイランとIAEAの合意に猶予を与えるために、新たな制裁〔論議〕は中断すべきだと考えているという。しかしフランス外務報道官は、イランとIAEAの合意は正しい道を進むものであると評価しつつ、十分ではないと述べている。この合意は国連安保理が求める核活動の停止について、何ら言及がない、というのがその理由だ。あるヨーロッパ外交筋は、フランスの立場を説明する中で、次のように述べている。「もし国連のやり方が挫折し、効果を上げなければ、われわれはヨーロッパの枠組みで何らかの措置を取ることを否定しない」。

 クシュネル仏外相が今週、核計画をめぐりイランに対する制裁の強化について議論することを目的にロシアとアメリカを訪問するなど、フランスはその動きをすでに始めている。ベルナール・クシュネル外相の米露訪問では、核計画を続けているイランに対して、安保理がいかなる決議を新たに用意するかをめぐって話し合われることになろう。

〔後略〕
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=11938

「最悪の場合戦争も」 イラン核問題で仏外相

2007年09月17日22時18分

 フランスのクシュネル外相は16日、イランの核問題で「最悪の事態に備える必要がある。それは戦争だ」と語った。また欧州連合(EU)として、国連安保理の枠外で独自に対イラン制裁を準備する意向も表明した。ラジオとテレビのインタビューで述べた。

 同外相は「交渉は最後まで続けるべきだ」とも述べた。石油大手のトタルなど仏大手企業に、イランへの投資を控えるよう要請したことも明らかにした。

 国連の枠組みでの解決を目指したシラク前政権と異なり、サルコジ政権は国連枠外でイラン制裁を実施している米国に同調する動きを加速。「新しい米英仏枢軸」(仏ルモンド紙)と指摘されている。

 イラン外務省は17日、「外交解決を指向するEUの政策と合わない」と指摘。国営イラン通信は「エリゼ宮の新たな主たちは、ホワイトハウスのコピーになろうとしている」と論評した。
http://www.asahi.com/international/update/0917/TKY200709170204.html

イラン核問題 戦争も念頭と警告 仏外相、強硬姿勢を示す
9月18日8時0分配信 産経新聞

 【パリ=山口昌子】フランスのクシュネル外相は16日夜、仏ラジオ、テレビとの会見で、イラン核問題について、交渉による解決を目指すとしながらも、「われわれは最悪の事態に備えなければならない。最悪の事態とは戦争だ」と警告した。クシュネル発言は、あくまで最後の手段として武力による解決もあり得るという見解を表明することにより、イランに圧力をかける狙いとみられ、フランスがサルコジ大統領の下で、急速に対イラン強硬姿勢に転じつつあることを示している。

 クシュネル外相は会見で、「われわれは最後の最後まで交渉しなければならない」と述べる一方で、「(イランが核兵器を持つに至った場合は)世界全体にとって本当に危険だ」と強調した。

 イランは、核兵器開発につながるウランの高濃縮活動を停止する動きを見せておらず、同国に経済制裁を科して活動停止に追い込もうとする米欧や国連などの取り組みはうまくいっていない。

 外相は、欧州連合(EU)が国連安保理の枠外で独自の対イラン制裁を行うよう期待も示した。また、石油大手トタルやフランスガス公社(GDF)など、仏大手企業にはイランでの新規事業などに入札しないよう促したことを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000039-san-int

<仏外相>「イランとの戦争に備えなければ」強硬姿勢鮮明に
9月18日10時38分配信 毎日新聞

 【パリ福井聡】フランスのクシュネル外相は16日、イランの核兵器開発に関連して「最後まで(イランと)交渉を続ける必要がある」とした上で、「われわれは最悪の事態、つまり戦争に備えなければならない」と述べた。さらに17日、イランに対する「欧州独自の経済制裁」構想に踏み込む姿勢を示し、対イラン強硬姿勢を一層鮮明にした。
 クシュネル外相は16日「イランを攻撃する計画は現在のところはない」と断った上で、「イランによる核兵器開発は世界全体にとって正真正銘の脅威」との認識を強調した。
 米国はこれまでイランへの軍事攻撃の可能性を否定していない。フランスはサルコジ政権発足後、対イランや中東政策で米国との協調姿勢を示す場面が多くなっている。外相は、国連による対イラン追加制裁とは別に、欧州独自の経済制裁措置の準備に入る考えも示し、既に仏石油大手トタルやフランスガス公社(GDF)などにはイランの競争入札に参加しないよう要請したと表明した。
 安保理常任理事国の米英仏露中の5カ国とドイツは、21日にワシントンで会合を開き、イランへの追加制裁について協議する。
 ◇イラン政府やメディアは反発、警戒強める
 【テヘラン春日孝之】イラン核問題で仏外相が「(イランとの)戦争に備えるべきだ」と発言したことに対し、イラン政府関係者や国営メディアは17日、反発した。親米のサルコジ政権による強硬姿勢にイランは警戒を強めている。
 イランのホセイニ外務報道官は「(外相は核問題の外交解決を目指す)欧州連合(EU)の政策を忘れたようだ。フランスの信頼を傷つけ、両国間に緊張を生じさせるだけだ」と批判した。
 国営イラン通信は論評で「(仏大統領府の)エリゼ宮に新しい主が入って以来、米国と一線を画した仏の独自外交は、硬直し、非論理的で挑発的になった」と指摘。核問題についても「仏指導部の(イランに対する今回の発言のような)極端主義は解決の障害になっている」と非難した。
 イランは国内の石油や天然ガス開発などを巡り仏と経済関係を構築してきただけに、米国同様、厳しい経済制裁の発動を警告するサルコジ政権の姿勢に戸惑っているようでもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000014-mai-int

<仏露外相会談>イラン制裁で平行線
9月18日22時50分配信 毎日新聞

 ロシアを訪問したフランスのクシュネル外相は18日、ロシアのラブロフ外相と会談した。ラブロフ外相は改めて対イラン制裁強化に慎重な姿勢を表明し、制裁強化を訴える仏側との協議が平行線に終わったことを示唆した。両外相はまた、10月初めにサルコジ仏大統領が訪露し、プーチン大統領と会談することを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000127-mai-int
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2007/9/22

ブッシュ政権がイスラエルのシリア空爆容認か  イスラエルとパレスチナ、中東

(ニュ−ス)
<シリア核>「イスラエルが攻撃」の欧米報道巡り謎の緊張
9月19日14時7分配信 毎日新聞

 【エルサレム前田英司】シリアを巡り「不可解」な緊張が高まっている。同国が今月初め、イスラエル軍機による領空侵犯を公表したことが発端だが、その後、両国が沈黙する中で欧米メディアが「イスラエルがシリアの『核関連施設』を攻撃した」と報じ始めた。核開発で北朝鮮がシリアに協力したとの憶測も流れ、混迷する中東情勢を反映した「情報戦」の様相も呈している。
 シリアが領空侵犯を公表したのは6日。同軍機が「爆発物を投下した」としたが具体的な被害も場所も特定しなかった。
 真相が不明な中、北朝鮮が11日、イスラエルを非難する異例の声明を発表。これを機に欧米メディアのシリア・北朝鮮関係の報道が過熱した。
 12日付の米紙ニューヨーク・タイムズは米政府筋の話として、イスラエルの偵察機が最近、シリア国内の核関連とみられる施設の写真撮影に成功したと伝えた。15日付の米紙ワシントン・ポストは中東専門家の話として「シリア北部の『農業研究施設』を攻撃したとみられる」と報道。イスラエルはこれをウラン抽出施設とみており、攻撃の3日前に北朝鮮からシリアに核関連機器が輸送されていたと解説した。
 シリアは核を巡る北朝鮮との関係は否定したが、その他については言及を避け、イスラエルも沈黙している。欧米メディアの「空中戦」に、ある外交筋は「恣意(しい)的な情報リークがあると勘ぐってしまう」と話した。
 【ワシントン笠原敏彦】米国内の報道では、イスラエルのシリア「空爆」を既成事実化し、その標的が北朝鮮のシリアへの核開発協力と関係するものかどうかに焦点が当てられている。しかし、北朝鮮のシリアへのミサイル供給は知られているものの、核分野での協力関係はこれまで表面化したことがなく、証拠を欠いたまま観測報道が先行しているのが現状だ。
 18日付のニューヨーク・タイムズ紙も、北朝鮮の貨物船がシリアの港に入るのをイスラエル情報機関が追跡し、その貨物が運ばれた場所が攻撃されたと報じたものの、「積み荷の中身は不明だ」だと指摘。疑惑については、イスラエルが標的を「北朝鮮が協力する核施設だと見ている」と説明するにとどまっている。
 情報はイスラエルが収集したものが大半で、米政府もこの情報を厳しく管理。このため、北朝鮮が6カ国協議の核交渉進展をにらみ売れるものを売ろうとしている▽米強硬派が6カ国協議をつぶすため意図的なリークをしている――などと憶測を呼んでいる。
 北朝鮮が19日開催予定だった6カ国協議の延期を求めたのも憶測をエスカレートさせた。現時点でこの問題が6カ国協議にどう影響するかは未知数で、マコーマック米国務省報道官は18日、報道陣の質問に対し、一般論として「6カ国協議で拡散問題を取り上げることは可能だ」などとあいまいな姿勢に終始した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000060-mai-int

<イスラエル>ネタニヤフ元首相「シリア攻撃」の事実認める
9月21日10時24分配信 毎日新聞

 【エルサレム前田英司】イスラエルの右派政党リクードのネタニヤフ党首(元首相)がイスラエル軍による今月6日の「シリア攻撃」を認める発言をし、物議を醸している。シリアはイスラエル軍機の領空侵犯を公表したが、イスラエル政府はこれまで沈黙を守り、報道管制を敷いてきた。ネタニヤフ発言に政界や軍部からは「かん口令を破った」と非難が巻き起こっている。
 ネタニヤフ氏は19日夜、イスラエルのテレビ局チャンネル1で「シリア攻撃」について「私は最初からこの件に関与していたし、支持した」などと発言し、事前にオルメルト首相から概要を知らされていたことを示唆した。さらに、「首相に(作戦成功の)お祝いの言葉をかけたのか」と問われると「個人的にね」と答え、攻撃の事実を認めた形となった。
 イスラエル政府はこれまで一切、事実関係への言及を拒否してきた。政府や軍などにかん口令を敷き、厳しい報道管制も実施。イスラエル・メディアは連日、海外報道の転電に頼ってシリア関係のニュースを伝える状態が続いていた。ネタニヤフ氏の事務所は「具体的な作戦には言及していない」と“失言”の打ち消しに躍起になった。
 16日付の英紙サンデー・タイムズ(電子版)によると、シリア攻撃準備は今春から始まっていたとされる。攻撃をめぐっては欧米メディアが「『核関連施設』を攻撃したとみられる」などと報じ、「北朝鮮がシリアの核開発に協力」との憶測も流れた。
 イスラエルはシリア側に攻撃の詳細を表ざたにできない「事情」があると見て、反撃の機会を与えないため沈黙を続けているとの見方が有力だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000026-mai-int

イスラエルと情報交換=シリア空爆前、ブッシュ政権−米紙
9月21日16時3分配信 時事通信

 【ワシントン21日時事】21日付の米紙ワシントン・ポストは、イスラエル軍機が今月上旬、北朝鮮の協力によって建設されたとみられるシリア北部の核疑惑施設を空爆するのに先立ち、米ブッシュ政権はイスラエル側と情報を交換していたと報じた。複数の政府筋が語ったとしている。
 ブッシュ大統領以下、米政府高官は、北朝鮮とシリアの核協力情報を肯定も否定もしない態度を続けているが、同紙報道が事実とすれば、ブッシュ政権は北朝鮮・シリアの核協力を裏付ける一定の情報を握っていたことになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000103-jij-int

ブッシュ政権、イスラエルのシリア空爆容認か…米紙報道
9月21日19時18分配信 読売新聞

 【ワシントン=五十嵐文】21日付の米紙ワシントン・ポストは、イスラエルがシリアの核関連施設を空爆したとされる問題をめぐり、ブッシュ米政権が事前にイスラエルと情報を共有していたと報じた。

 施設では、シリアが北朝鮮の支援を得て核開発を進めていたとの情報が浮上しており、事実とすれば、北朝鮮による核拡散を懸念する米政権が、北朝鮮をけん制するためシリア空爆を容認した可能性が高い。

 同紙によると、空爆は今月6日に行われ、標的はトルコ国境に近いシリア北部の施設。また、今回の空爆との関連は不明であるものの、空爆の3日前に核関連物資を搭載しているとみられる北朝鮮籍の船舶がシリアのタルトゥース港に入港したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000211-yom-int
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2007/9/21

光市母子殺害事件 本村洋さんの陳述の要旨  ニュース

*僕は弁護団を支持する者ですが、本村さんの活動により、今回のように被害者の遺族が法廷に立つことが出来るようになったことについては、たいへん良かったと思います。現在の司法で被害者の権利がないがしろにされているのであればその点はたしかに問題だと思うので、僕は弁護団を支持すると同時に本村さんの活動についても支持したいと思います。
被告人にも、被害者の遺族にも、きちんと法廷で陳述をさせ、審議していくことが大切だと思います。

(ニュース)
広島高裁で20日あった山口・光市母子殺害事件公判で陳述した本村洋さんの意見の要旨は次の通り。

この裁判での意見陳述は2回目となります。5年9カ月前の広島高裁で、私は以下のように述べました。「妻と娘の最期の姿を君は忘れてはならない。君が犯した罪は万死に値します」

初めての意見陳述の時、死刑判決が下されない可能性が高いと思っていました。君が社会復帰した時に二度と同じ過ちを犯してほしくないと思い、人間としての心を取り戻せるようにと一生懸命に話しました。5年以上の歳月が流れ、死刑判決の可能性が高まり、弁護人が代わり、君は主張を一変させた。それがわたしを今最も苦しめています。

弁護団はインターネット上で裁判の資料を公開しています。妻の絞殺された状況を図解した画像が流布され、議論されている状況を快く思っていません。妻の悔しさを思うと涙があふれてきます。家族の命をもてあそばれている気持ちになるのは確かだと思います。

私は事件直後、事件を社会の目にさらし、司法制度や被害者の置かれる状況の問題点を見いだしてもらうことを選択しました。家族の命を無駄にしないことにつながると思ったからです。しかし、家族の殺害状況まで流布され、判断が間違っていたのではと悔悟の気持ちがわいてきます。

このような事態になったのは、これまで認めてきた事実を一変させ、新しい主張が理解しがたいことばかりであることが原因と考えます。君はこれまで起訴事実を大筋で認め、反省しているとして情状酌量を求めていたが、それはすべてうそだと思っていいのですか。私が墓前で妻と娘に報告してきた犯行事実はすべてうそだったと思っていいのですか。

私は納得できない。君が心の底から真実を話しているように思えない。君の言葉は全く心に入ってこない。たとえ君の新たな主張が認められず、裁判が終結したとしても、私には疑心が残ると思う。事件の真相は君しか知らない。

私は君が法廷で真実を語っているとは到底思えない。もしここでの発言が真実だとすれば私は絶望する。君はこの罪に生涯反省できないと思うからだ。君は殺意もなく偶発的に人の家に上がり込み2人の人間を殺したことになる。こんな恐ろしい人間がいるだろうか。君は殺意もなく、生きたいと思い最後の力を振り絞って抵抗したであろう妻と娘の最期の姿が記憶にないのだから反省しようがないと思っている。

私が君に言葉を掛けることは最後だと思う。最後に私が事件後に知った言葉を君に伝えます。老子の言葉です。「天網恢々(かいかい)、疎にして漏らさず(※)」。君が裁判で発言できる機会は残り少ないと思う。自分が裁判で何を裁かれているのかをよく考え発言してほしい。君の犯した罪は万死に値する。君は自らの命をもって罪を償わなければならない。

裁判官のみなさま。事件発生から8年以上が経過しました。私は妻と娘の命を奪った被告に対し、死刑を望みます。正義を実現するために司法には死刑を科していただきたくお願い申し上げます。

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007092001000765_Detail.html
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2007/9/21

光市母子殺害事件の裁判が進んでいるようだけど・・  時事問題

ますます混迷を極めているようですが、僕にはやはり現在の弁護団の弁護活動は非難されるようなものだとは思えません。正当なものであるように思えます。
問題があったのは、被告人が殺意がなかったということをきちんと主張する弁護をしなかった一審、二審の弁護人ではないでしょうか?
非難されるべきは、現在の弁護団の弁護ではなく、一審、二審の弁護士の弁護活動なのではないかと僕は思います。

(注・あくまで個人的な見解です。この僕の意見が、世間の多くの人達と合わないものであるらしいことは、分かっていますから。でも、個人的にはやっぱりこう思えるということを書いたものです。)


*関連する前記事
「光市母子殺害事件」あまりに世間の弁護団バッシングが行き過ぎていると思うので弁護団を擁護します!
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1181.html

「光市母子殺害事件」について思うこと(雑感)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1182.html

『週刊ポスト』に光市母子殺害事件の記事が・・
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1212.html
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2007/9/19

『ミリキタニの猫』  映画

戦争中に日系人として強制収容所に入れられ、無理矢理、アメリカ国民の市民権を奪われたことから、今さら、政府の社会保障のお世話にはならないと頑なに固辞するこのドキュメンタリー映画の主人公、ジミー・ツトム・ミリキタニ氏の強情さもすごいが、その彼の意向を無視して、福祉施設に彼を連れていったり、彼の市民権がすでに回復していたことを示す何十年も前の記録を探し当てたりするこの映画の作り手、リンダ・ハッテンドーフの、自分の信念の道を進む姿もすごい。(しかし、何十年も前の記録がしっかりと残っているとは、腐っても(?)アメリカというのか、さすがにアメリカは市民社会として成熟している。日本の社会保険庁の職員に見せたいよ。)
普通、被写体に拒否されたら、そうですか・・と引き下がってしまいそうだが(そもそも最初はジミー・ツトム・ミリキタニ氏の方から俺を撮ってくれと言われて始まった映画制作なのだし。)、リンダ・ハッテンドーフはそうではない。もちろん、そこにはより面白い映画をつくろうという、映画の作り手としての計算もあったのかもしれないが、それよりも、被写体のジミー・ツトム・ミリキタニ氏と同居生活をはじめ、とことん付き合おうとしている、付き合いの深さから来ているのではないだろうか。その彼女のとことんさが分かっているから、意見が対立しても喧嘩わかれになるわけではなく、撮る側と撮られる側の関係性が続いていく。意見が違ってても、お互いに認めあっているのだ。それぞれの個を認めあっているから、意見が違っても、意見が違うこと自体が相手の個を認めることに結びついているのではないだろうか。

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2007/9/19

『妖婆』  映画

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シネマヴェーラ渋谷で『妖婆』。
今井正監督、水木洋子脚本、宮川一夫撮影、芥川龍之介原作の1976年、大映映画。
今井正というより、ダリオ・アルジェントの映画みたいだった・・。
社会派と言われた今井正監督がなぜこんな映画を撮ったのか?と思われるかもしれないが、オカルト好きのシナリオライター、水木洋子に引き摺られて撮ったのだろうか。(ところで、あの『ひめゆりの塔』だって水木洋子はオカルト性を意識して書いていたのかなあ・・?)
芥川の原作は昔、読んだきりだけど、こんな話ではなかったような気がする。一番、違うのは、原作はラブストーリーが主軸なのに、映画では男は傍役でしかなく、あくまで従姉妹の女同士の愛憎が描かれていく。それだけに、冒頭とラストに男の声のナレーションが入るのだけど、いったいこの語り部の男が誰だったのか、あまり意味が分からなくなってしまっているような気がしたのだが・・。
それにしても、当時、52歳だったらしい京マチ子が素で18歳ぐらいの娘を演じていて、乳首まであっさり見せているのがちょっと驚きだが、悪霊にたたられたシーンで本当にでんぐり返しをしたりする(特撮じゃなくて、本当にしているんだと思うけど・・)のがさらに驚き。
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2007/9/17

福田氏は障害者自立支援法の抜本見直しを本当に出来るのか?  障害者問題・教育問題

*福田氏の公約を見ると、やはり基本的には構造改革路線をすすめるようであり、また消費税をあげるようなこともにおわせている。ただ、福田氏が障害者自立支援法の抜本見直しを公約している点はちょっと注目。福田氏が障害者自立支援法の抜本見直しを本当に出来るのか、この公約をしっかり覚えておくぞ。
そういえば安倍前首相が原爆症認定見直しを公言したのに、これは棚上げになってしまったのだろうか? 次の総理大臣がきちんと引き継いで実現していくことを求めていかなければ。

(ニュース)
障害者自立支援法見直し 福田氏公約、野党側に配慮
2007年9月16日 東京新聞 朝刊

 自民党総裁選に立候補した福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長の総裁選公約が十五日、明らかになった。福田氏は、これまで政府が消極的だった障害者自立支援法の抜本見直しや、高齢者医療費負担増の凍結の検討を公約に盛り込んだ。

 民主党は現行の障害者のサービス利用料の一割負担を凍結する同法改正案を今国会に提出する方向で検討している。高齢者医療費をめぐっても、来年四月から高齢者の窓口負担が引き上げられることになり、民主党をはじめ野党が強く反発している。参院で多数派となった野党側への配慮がにじむ内容といえる。

 福田氏の公約の題名は「希望と安心のくにづくり 若い人に希望を、お年寄りに安心を」。

 基本理念として(1)自立と共生の社会(2)ストック型の社会(3)男女共同参画の社会−を掲げている。

 一方、麻生氏の公約のタイトルは「日本の底力」。改革継続の必要性を訴えると同時に、「弱者に配慮した思いやりの政治」を進めると強調している。

 具体的には非正規労働者の待遇改善と最低賃金の引き上げ、小学校入学前の幼児教育の義務化などを盛り込んだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007091602049195.html
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2007/9/16

『14歳』  映画

早稲田松竹で鑑賞。
これ、ヒロインの並木愛枝が演じる女教師は、どうして自分が生徒からいじめを受けるようになったのか、結局、自分で分かっていないのだろうか? あのひと言はまずいと見ているこちらも思ったが・・。この人は、担当の精神科医が言う通り、14歳の時の自分に向けて教師をしていたのであって、生徒たちひとりひとりのことをきちんと見れていなかったように思えてならない。自分のことで手いっぱいの状態で、教師になったのは間違いだったのかも・・。
それにしても、最初はヒロインの女教師と対照的な強権的な教師像として出てきたのかと思えた香川照之が演じる同僚教師が、実はある意味では並木愛枝が演じる大人になり切れないでいる大人以上に「壊れた大人」なのかもしれない・・と段々、思えてきた。
こうした作品を撮る人達(監督 廣末哲万、脚本 高橋泉)は相当、屈折しているなぁ・・。
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2007/9/16

草薙厚子氏の著書の件  ニュース

(ニュース)
「信念でやった」 奈良放火殺人・調書引用の著者
9月15日13時6分配信 産経新聞

 少年法か、言論の自由か−。奈良県田原本町の医師宅放火殺人事件で、フリージャーナリストの草薙厚子さんに、中等少年院送致となった長男(17)の供述調書を漏らしたとして奈良地検は14日、秘密漏示容疑で、長男を鑑定した京都市内の精神科医宅などを捜索した。草薙さんは、調書の引用について「信念を持ってやった」としながらも、「これからはおとがめないように書く」と話しているという。
 草薙さんの著書「僕はパパを殺すことに決めた」(講談社)は、内容のほとんどを関係者の供述調書の引用で占める異例の書だった。
 全253ページ。奈良県田原本町の医師宅が炎に包まれる事件の再現シーンから始まる。長男の逮捕直後の供述内容へと続き、激しい暴力を日常的に振るってきた父親の医師に、殺意を募らせる長男の犯行直前の行動や心境を明かしていく。
 さらに、父親が長男の実母である前妻にも手をあげていたことや離婚した経緯、「医者になるため」として暴力を交えて勉強を強制していたことが記される。家族のほか、小学校時代の担任教諭も供述調書の形で「証言」する。
 草薙さんは「はじめに」で、少年審判は非公開のため全容が報道されず「私が危惧(きぐ)するのは、事件そのものの異常性もさることながら、事件が頻発することによって人々があっという間に忘れてしまうことだ」と指摘。「事件について何かを語るためには、まず真実を知らなければならない。真実を知らなければ、加害少年の内面も分からない」としている。
 その上で、今回、調書公開に踏み切った理由を(1)少年の内面について何一つ確かな情報が報じられなかったこと(2)「家族のなかで起きた事件」であり、家族の内情を知る関係者の証言を得ることが困難なこと(3)焼死した医師の妻の両親から「真実を伝えてほしい」と求められたこと−と説明している。
 草薙さんは、関係者に「ある程度は覚悟していた。今回は信念を持ってやった。少年はこの本によって事件を起こした理由があったことが分かり、『モンスター』と見なされなくなる」としながらも、調書の公開については「意義のあるものであればやってもいいが、おとがめがないように書くだろう」と話しているという。
 また、草薙さんの本を出版した講談社学芸図書出版部は「先般の東京法務局の勧告は真摯(しんし)に受け止めており、少年法の精神を尊重して社会的意義のある出版活動を続けていく姿勢に変わりはない。今回の強制捜査についてははなはだ遺憾に思う」とのコメントを出した。
                   ◇
■権力かさに着た横暴
 ジャーナリスト、大谷昭宏氏の話 「この事件は受験生を持つ親にとって重要な内容で社会的関心も高く、ジャーナリストが真相に迫るのは当然だ。強制捜査は、捜査当局などの自分たちだけが知っていればいいという考えに立ったもので権力をかさに着た横暴なやり方だ。ただ取材源の秘匿は取材活動の生命線で絶対分からないようにすべきだった。今回は取材先が限られており、好意から協力してくれた鑑定医を強制捜査にさらしてしまったジャーナリストには猛省を求めたい」
                   ◇
■医師立件の可能性も
 板倉宏日本大法科大学院教授(刑法)の話 「医師や弁護士らは個人の秘密を知り得る立場にあり、秘密を守ることで成立する職業。それを漏らせば不特定多数の人に知らせることになるので、職業上秘密を守ることは必要で、立件される可能性は十分ある。ジャーナリストは、嫌がる鑑定医から無理やり調書内容を漏らさせたとなれば教唆犯に問われる可能性もなくはないが、取材側は基本的に情報を取ろうとさまざまな努力をするものだ。その可能性は極めて低いだろう」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000909-san-soci


*これはけっこう複雑な話の感じで、草薙厚子氏の著書が「内容のほとんどを関係者の供述調書の引用で占める」とか、供述調書を手に入れた先がすぐに推測できてしまうようなことだったらしい点は、書き方に問題があったというのか、事実をよりそのまま伝えようとしてそういう形にしたのかもしれないけれども、法に抵触するやり方をしていることに対する配慮が足りなかったのではないか?とは思う。

ただ、一方で、この事件で、加害者が父親から日常的に暴力を受けていたとか、発達障害だったといったことは、どうしてこのような事件が起きたのかの重要なポイントであり、この事件のルポルタージュならば当然、取り上げるべき事柄ではないだろうか? そうした内容に触れた供述調書が少年法やプライバシーなどの名目で警察や検察だけが秘匿するべきものなのだろうか? その点がそもそも疑問を感じる。
公開のやり方に問題があったとしても、こうした情報を知った草薙厚子氏がそうした内容をルポルタージュにしようとしたこと自体はジャーナリストとして間違っていなかったのではないだろうか?
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2007/9/15

あれ?福田28・1%、麻生18・7%だって・・  ニュース

*共同通信の緊急世論調査によると、次の首相にふさわしい人は福田28・1%、麻生18・7%だって。
あれ?国民の人気は福田より麻生が上なのかと思っていたら、そうでもないのかな・・。少し、意外な結果。

(ニュース)
福田氏が28%でトップ 次期首相の緊急世論調査
2007年9月14日(金)17:16
共同通信社は13、14両日、安倍晋三首相の退陣表明を受けて全国緊急世論調査を実施。次の首相にふさわしい人では、福田康夫元官房長官が28・1%でトップ、麻生太郎自民党幹事長は18・7%で2番手だった。海上自衛隊のインド洋での給油活動では、テロ対策特別措置法が期限切れとなる11月1日以降も「延長すべきだ」とする人が47・9%で、「延長すべきではない」の42・5%を上回った。
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2007/9/14

次期総理  時事問題

どうも小泉が福田支持に回り、麻生ではなく福田が優勢になってきたようです。
小泉再登板はないようですが、表面的にはソフトな印象の福田でイメージを一新したように国民には見せて、その実、裏で小泉が福田を操って小泉路線の「改革」を進めさせる・・みたいな作戦かな?
と見た。
自民党は複雑怪奇。
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2007/9/13

ロシアが新兵器「真空爆弾」投下実験に成功  ニュース

*世界的には安倍辞任以上に大きなニュースなのかも?
 これ、どこで実験をしたんだろうか・・。その実験ですでに被害者が出ているんでしょうね。

(ニュース)
最大の破壊力「真空爆弾」投下実験に成功…ロシアが発表

ロシアのテレビ局が放送した「真空爆弾」の投下実験=AP

 【モスクワ=瀬口利一】ロシア空軍参謀本部のアレクサンドル・ルクシン次長は11日、露テレビ局「第1チャンネル」の番組で、通常兵器では世界最大の破壊力をもつ「真空爆弾」の投下実験に成功したことを明らかにした。

 米軍がアフガニスタンのタリバン掃討作戦などで使用した燃料気化爆弾と同型の兵器とみられる。

 東欧諸国へのミサイル防衛配備計画を進める米国や欧州諸国への対抗措置として、ロシア軍の攻撃能力を誇示する狙いがある。

 テレビでは、戦略爆撃機Tu―160が爆弾を投下し、爆発が起きる模様が放映された。ルクシン次長は、米軍の同型兵器に比べ、「爆薬は少量で、破壊力は4倍」「核兵器を持つような効果がある」と威力や抑止力のメリットを並べた上で、「国家の安全を守り、いかなる状況、場所でも国際テロに対処できる」と実験の目的を説明した。

 プーチン大統領は先月中旬、1992年以来中止していた戦略爆撃機による常時警戒飛行の再開を表明。7月には、欧州通常戦力(CFE)条約の履行停止を宣言し、欧米諸国との関係はさらに悪化している。
(2007年9月12日12時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070912i303.htm

ロシアが新通常爆弾を開発(共同通信)

 【モスクワ12日共同】ロシアのテレビ「第1チャンネル」などは11日、ロシア軍が核兵器に次いで世界で最も破壊力のある新型通常爆弾「すべての爆弾の父(通称)」の開発と投下実験に成功したと報じた。実験の時期は明らかにされていない。これまで破壊力が最大の通常爆弾とされていたのは、米国が03年に実験に成功した爆弾「すべての爆弾の母」だったが、ロシア軍はその4倍の破壊力があるとしている。
[共同通信社:2007年09月12日 09時25分]
http://newsflash.nifty.com/news/ta/ta__kyodo_2007091201000087.htm
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