2009/7/27

メルボルン国際映画祭をジャ・ジャンクーが辞退  映画

(ニュース)
ウイグル問題で豪映画祭辞退の中国映画監督が声明「慎重な態度とるべき」
2009年7月23日、中国若手有名映画監督のジャ・ジャンクー(賈樟柯)氏は同日午後、自身が今月からオーストラリアで開催されるメルボルン国際映画祭への出品、出席を取りやめると報じられたことについて声明を発表し、その理由が同映画祭にウイグル人人権活動家のラビア・カーディル議長が出席することであると改めて表明した。中国当局はこのほど新疆ウイグル自治区で起きた大規模暴動は、カーディル議長が扇動したものだと名指しで非難している。新浪娯楽が伝えた。

中国メディアは23日午前までに、外電を引用してジャ・ジャンクー監督が同映画祭への出品と出席を辞退したと報道。理由については同映画祭がカーディル議長のドキュメント映画を上映し、議長を招く計画であることに抗議するもの、と伝えていた。

声明でジャ・ジャンクー監督は「我々は映画祭が芸術交流の場であろうとする自由に干渉する考えはない。辞退はセルフコントロールによるものだ。新疆の歴史に詳しいわけではないが、ウルムチで暴力事件が起きてやっと2週間が過ぎたばかりの今、私は慎重な態度をとるべきで、自身の無意識な行為によって犠牲者を汚すことがあってはならないと考える」と説明した。

また、映画祭の政治色が濃くなってきたことを挙げ、「私には似合わない」との考えも示した。

一部では辞退は中国当局の指示によるものではないかとの見方も出ているが、これについては直接触れず、あくまでも個人の考えによるものだとの立場を強調している。(翻訳・編集/東亜通信)
2009-07-24 16:19:10 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=33707&type=1
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2009/7/26

映画『靖国』、肖像権裁判・・  映画

まだ映画『靖国』の件は続いていて、肖像権で訴えて裁判している人がいるんですね。知りませんでした。
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2009/7/22

『アマルフィ 女神の報酬』にシナリオ作家協会が抗議の声明  映画

(ニュース)
「脚本家名ない」作家協会が抗議 映画「アマルフィ」
 日本シナリオ作家協会(西岡琢也理事長)は、東宝配給の映画「アマルフィ 女神の報酬」に脚本家の名前が一切表示されていないことに抗議する声明を、18日付で関係者に送った。この映画は真保裕一原作、西谷弘監督、織田裕二主演で、同日から全国公開されている。

 声明で同協会は、脚本のクレジット表示がないのは「前代未聞の事態」であり「重大な疑義と強い憤りを覚える」と訴えた。

 西岡理事長は「製作者が脚本家を軽視していることの表れだ」と話す。東宝は「脚本に携わった真保さんと西谷監督の話し合いでクレジットしないことにした。落ち度はないと思う」としている。(2009年7月21日 朝日)

脚本家名ない「アマルフィ」に作家協会抗議
 日本シナリオ作家協会(西岡琢也理事長)は17日、18日から全国公開される映画「アマルフィ 女神の報酬」で脚本家名が表示されていないことに抗議する声明を、製作統括の豊田皓フジテレビ社長や複数のプロデューサーらに送付した。

 声明では、「アマルフィ」は、上映される映画本編のほかにポスターやホームページなどにも一切、脚本家の氏名の表示がなく、「事情のいかんを問わず、我々は重大な疑義と強い憤りを覚える。一刻も早く表示を行うことを切望する」としている。

 この映画を製作したフジテレビ広報部によると、脚本は、原作者の作家、真保裕一さんと西谷弘監督が担当したが、「一人で書き上げたわけではないと、それぞれが表示を辞退したので、協議して入れないことにした」と話している。

 「アマルフィ」は、フジテレビ、東宝などが製作したサスペンス映画。ローマで起きた日本人少女誘拐事件に挑む外交官を、織田裕二さんが演じている。
(2009年7月17日22時02分 読売新聞)


*『アマルフィ 女神の報酬』に「脚本家名ない」ことに日本シナリオ作家協会が抗議の声明。ううむ、しかし、スタッフ間で納得してそうしたのなら抗議することでもないと思うのだが・・。それとも、この記事にない裏の事情があるのか?(たとえば、別に脚本家の人がおろされたとか?)

ちなみに、シナリオ作家協会のHPを見ると、以下のような具体的な活動をしているらしい。

「◆テレビ朝日の2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」において、会員のオリジナルプロットが使用された場合、プロットライターの氏名表示をしてもらうことで先方と合意いたしました。これは、「苦労してプロットを書き上げても氏名が表示されないのでは張り合いがない」「共にドラマを作った仲間として認めてほしい」というライターの気持ちをテレビ朝日側が真摯に受け止めてくれた結果と言え、今後協力局が増えるよう呼び掛けていきたいと考えます。」

軽視されがちなプロットライターの地位をきちんとするため、これはいいことかも・・。
『アマルフィ 女神の報酬』への抗議はもしかしたらこの繋がりにあるものなのか?

あと、荒井晴彦氏が絲山秋子氏相手に裁判を始めたんですね・・。

「当協会は、脚本家・荒井晴彦氏と共同原告となり、小説家・絲山秋子氏を提訴いたしました」
http://www.mmjp.or.jp/scenario/
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2009/7/14

水俣病救済特別措置法と今後の水俣病の運動について  公害・薬害・環境・医療問題

 それにしても、水俣病救済特別措置法をめぐって民主党がこれまで対案を提出して言ってきたことを覆して与党案に賛成にまわり成立させてしまったことにはやはり納得がいかない思いなのであるが・・。これまで言ってきたことから考えを変えて転換していくこと・・自体はまったく悪いことだとは思わない。それもありかとは思う。修正していい方向に行くこともあるとは思うし。たとえば、今度の都議選で民主党が築地市場移転反対を言い出したことはいい方向への転換ではないかと思うので、それを掲げて勝った以上はぜひ実現して欲しいと思う。だけど、水俣病救済特別措置法をめぐる転換はいい方向のものだったとは個人的にはやはり思えないであるが・・。
 ただ、今度の特別措置法で救済される人達も現実にいるわけだし、とにかくいろいろと問題があるものだとしても、1995年に一度、政治決着したものを、再度、行なわせただけでも一定の成果ではないのか?という考え方もあるかとは思うし、何より今度の特別措置法の結果、新たに救済の対象になった被害者の人達がお金を受け取ることをけしからんと思っているわけでは全くないので、少し、角度を変えて、とにかく成立してしまった今度の水俣病救済特別措置法とは一体、なんなのか? そして、今後、水俣病の運動はどうなっていくのか? を考えてみたい。
 まずなぜ民主党は「変節」したのか?である。そもそも、民主党は今、勢いに乗っていて、もしかしたら次の選挙でいよいよ政権交代して政権の座につくかもしれないという局面なのであるから、せっかく対案を自分達でつくって出しているのであるから、与党が出している法案を成立させることにこだわる必要はなかったはずで、与党案は参議院で否決して今度の国会では成立させずに、民主党が政権についたあかつきには自分達の対案を通過させれば良かっただけの話である。政治的には民主党が「変節」しなければ困るという局面でもなかったはずのだ。ではなぜこのような「変節」をしたのか? これは僕の勝手な憶測であるが、民主党は自分達で対案を出しておきながら、それを実現させるだけの自信がなかったのではないか? 結局、自分達が言っていることを実現させることは実際には出来ないので妥協に回った・・としか、思えない。まったく無茶苦茶な話であるが・・。
 なぜ実際に実現させることが困難なのかと言うとチッソが土俵に乗ってこないからである。民主党が出している案のように実態調査を行なったら、実際のところ、どれだけの潜在的な水俣病の被害者がいるのかは分からない。もしかしたら数十万人という数かもしれない。それでチッソが参加しないのであれば、国が賠償を負担するしかない。つまり、税金からということだ。それだけの国税を水俣病被害救済に当てることが今、出来るだろうか・・。こうした現実的な計算で民主党は「変節」したのではないか・・。
 与党が今度の特別措置法に、問題になっているチッソ分社化ということを盛り込むことにこだわったのは、そういう形でないとチッソを土俵に乗らせることが出来なかったからなのだ。その意味では、自民党らしい(?)、極めて現実的な案でありやり方だとは言える。チッソ分社化とか、裁判を続ける者はこの措置法の救済の対象にならないとか、本当にひどい話だとは思うのだけど、そこが極めて現実的なのだと言うことは出来る。だから、ある意味では、よくこんなことを考えるよなあと感心するところもないわけではないのだが(もちろん皮肉で言っているのだが)、しかし、現実的であるということは筋が通っているということではない。むしろ、筋は通っていないというのか、今度の特別措置法は論理的に考えると破綻しているのではないかと思う。どこがどう破綻しているのか? 具体的に見て行こう。
 
 以下が、今回、成立した水俣病救済特別措置法の要旨である。(西日本新聞、7月8日の記事より)

「(前文)
 排出されたメチル水銀で発生した水俣病は、八代海沿岸地域と阿賀野川下流地域に甚大な健康被害と環境汚染をもたらし、長年にわたり地域社会に深刻な影響を及ぼし続けた。水俣病が今日においても未曾有の公害とされ、わが国における公害問題の原点とされるゆえんである。
 2004年の関西訴訟最高裁判決において、国と熊本県が長期間にわたり適切な対応をなすことができず、水俣病被害の拡大を防止できなかったことについて責任を認められたところであり、政府としてその責任を認め、おわびをしなければならない。
 これまで水俣病問題については、1995年の政治解決等により紛争の解決が図られてきたところであるが、最高裁判決を機に、新たに多くの方々が救済を求めており、その解決には長期間を要することが見込まれている。
 こうした事態を看過することはできず、国の認定基準を満たさないものの救済を必要とする方々を水俣病被害者として受け止め、その救済を図ることとする。これにより地域における紛争を終結させ、水俣病問題の最終解決を図り、環境を守り、安心して暮らしていける社会を実現すべく、この法律を制定する。
 (目的)
 第1条 この法律は水俣病被害者を救済し、救済措置の方針と水俣病問題の解決に向けて行うべき取り組みを明らかにするとともに、必要な補償の確保等のための事業者の経営形態見直しにかかわる措置等を定めることを目的とする。
 (救済と解決の原則)
 第3条 この法律による救済と水俣病問題の解決は、継続補償受給者等に対する補償が確実に行われること、救済を受けるべき人々が可能な限りすべて救済されること、関係事業者が救済費用の負担について責任を果たすとともに地域経済に貢献することを確保することを旨として行われなければならない。
 (救済措置の方針)
第5条 政府は県の意見を聞いて、過去に通常起こり得る程度を超えるメチル水銀のばく露を受けた可能性があり、かつ四肢末梢(手足の先)優位の感覚障害を有する者、全身性の感覚障害を有する者、その他の四肢末梢優位の感覚障害を有する者に準ずる者を早期に救済するため、一時金、医療費、療養手当の支給に関する方針を定め、公表するものとする。
 既に水俣病の補償や救済を受けた者、認定申請や訴訟提起などの手段で損害補償を受けることを希望している者を救済措置の対象としない。
 四肢末梢優位の感覚障害を有する者に準ずる者かどうかについて、口の周囲の触覚・痛覚の感覚障害、舌の二点識別覚障害、求心性視野狭窄の所見を考慮するための取り扱いに関する事項を定める。
 関係事業者は、政府の要請があった場合には一時金を支給する。支給に関する事務は指定支給法人に委託することができる。
 (水俣病被害者手帳)
 第6条 政府は、医療にかかわる措置を要するとされている者に対して交付する水俣病被害者手帳に関する事項を定める。県は、水俣病被害者手帳の交付をした者に対して医療費を支給する。政府は予算の範囲内で必要な支援を行う。
 (解決に向けた取り組み)
 第7条 政府、県、関係事業者は、早期に可能な限りの救済を果たす見地から、相互に連携して、救済措置の開始後3年以内を目途に救済措置の対象者を確定し、速やかに支給を行うよう努めなければならない。
 (事業再編計画)
 第9条 特定事業者(チッソ)は、次に掲げる事項を記載した事業再編計画を作成し、環境相の認可を申請しなければならない。
 1、株式会社を設立すること、当該株式会社が設立に際して発行する株式の総数を特定事業者が引き受けること。
 2、特定事業者が個別補償協定にかかわる債務、水俣病にかかわる損害賠償債務、公的支援にかかわる借入金債務、その他環境相が指定する債務にかかわるものを除き、その事業を前号の株式会社(事業会社)に譲渡すること。
 3、特定事業者が、事業譲渡の対価として事業会社が新たに発行する株式を引き受けること。
 (事業会社の株式の譲渡)
 第12条 特定事業者は、事業会社の株式の全部または一部を譲渡しようとするときは、あらかじめ環境相の承認を得なければならない。環境相はその承認をしようとするときは、あらかじめ総務相、財務相と協議しなければならない。
 (事業会社の株式譲渡の暫時凍結)
 第13条 事業会社の株式の譲渡は、救済の終了と市況の好転まで暫時凍結する。
 (救済措置の実施等に必要な支援)
 第33条 特定事業者が一時金の支給を円滑に行うことができるよう、政府と県は予算の範囲内において、支援について所要の措置を講ずる。環境相は金融機関等に対して、特定事業者に対する支援の継続を要請するものとする。
 (地域の振興等)
 第35条 政府と関係地方公共団体は、特定事業者の事業所がある地域で、事業会社が事業を継続すること等により地域の振興、雇用の確保が図られるよう努める。
 (健康増進事業の実施等)
 第36条 政府と関係者は、指定地域やその周辺地域において、地域住民の健康増進や健康上の不安の解消を図るための事業、地域社会のきずなの修復を図るための事業等に取り組むよう努めるものとする。
 (調査研究)
 第37条 政府は、指定地域と周辺地域に居住していた者の健康に関する調査研究やメチル水銀が人の健康に与える影響などについて調査研究し、その結果を公表する。」

 この水俣病救済特別措置法を考えるにあたって、まず前提にしないといけないのは、この措置法の救済の対象になるのは水俣病認定審査会で認定された人達ではないということである。水俣病認定審査会で認定された人達は認定されたことで相応の賠償や、病院などに行った場合の医療費の支払いを受けているので、その枠から漏れてしまった、つまり、水俣病認定審査会では認定されなかった、未認定の人達を救済するということなのだ。すでに1995年の政治解決はそのような考えで約1万人の人を対象にしたわけであるが、今回、1995年の政治解決でも漏れてしまった人達をさらに救済するということなのだ。
 そして、ここがややっこしいというのか、わけが分からないところなのだが、認定審査会の方はそのまま存続して残し、それとは別に今回の水俣病救済特別措置法の対象者を決める委員会か何かを環境省の中につくってそこで対象者かどうかを判断していくというのだ。認定審査会と特別措置法の対象者を決める委員会とが並立して存在していくようになるわけである。だから、「既に水俣病の補償や救済を受けた者、認定申請や訴訟提起などの手段で損害補償を受けることを希望している者を救済措置の対象としない。」ということなのであり、認定を求めて訴訟を続ける人は対象にならないことになるのだ。
 ここで、「???」にならない人がいるんだろうか? だって、水俣病認定審査会って何を認定しているんだ? その人が水俣病の患者であり被害者であることを認定しているわけではないのか? で、そこで認定されなかった、未認定ということは水俣病の患者(被害者)であると認められなかったということであるわけだろう。で、特別措置法の対象者を決める委員会(か何か)ではどうやって対象者を判断して決めるのか? その人が水俣病の患者(被害者)であると判断して決めるのではないのか? つまり、認定審査会では水俣病の患者(被害者)であると判断することが出来ずに認定することが出来なかったんだけど、本当はその人は水俣病の患者(被害者)であるので(?)、特別措置法の対象者を決める委員会(か何か)ではその人を水俣病の患者(被害者)であると判断して対象者にするということなのだ。これって、結局、国はその人を水俣病の患者(被害者)であると判断して認めているのか、いないのか? わけがわからない話だと思わない人がいるんだろうか?
 そして、認定審査会の認定基準と、特別措置法の対象者の水俣病の患者(被害者)であると判断する基準とは異なるわけである。1995年の政治解決の時の基準とも今回の基準は異なるようなので、認定審査会の認定基準、1995年の政治解決の時の判断基準、今度の特別措置法の対象者であるか否かを判断する基準という、3つの水俣病の患者(被害者)であるか否かを判断する基準が存在するということになるわけだ。
 なんで、こんなややっこしいことになってしまったのか? こんなややっこしいことにするのなら、認定審査会の認定基準を広げていって、より多くの人を水俣病の患者(被害者)であると判断して認定していけば良かったことではないのか? 普通に考えて、そういう疑問が沸いてくるのではないだろうか?
 なぜこうなったのかと言うと、ひとつには訴訟との関係ということがあるのではないかと思う。認定審査会の認定基準よりも特別措置法の対象者を決める判断基準のほうがより緩やかで多くの人が該当するもののようなので、訴訟を続けて水俣病と認定されることを求めるよりも特別措置法の対象者であることを求めるほうがいいということで多くの人がそちらに流れるだろうということを考えているのではないかと思われる。
 それと、賠償、医療費などの負担の問題があるのだろう。基本的な賠償は、認定審査会で認定された場合も特別措置法の対象者になった場合も主にチッソが負担することになるのだろうが(将来的に、チッソが分社化され、解体された後は分からないが、少なくとも「救済措置の開始後3年以内」は)、病院などに行った場合の医療費の支払いをチッソと国、県のどちらで負担するのか?という問題もある。現在、認定された人達はチッソが医療費を負担しているのであるが、1995年の政治解決の時に救済の対象になった人達の医療費は国、県で負担しているようだ。(ここらへん、ひとりひとりの賠償、補償がどのようになっているのか、今、書いたような僕の認識にもしかしたら正確でないところがあるかもしれないが。)今度の特別措置法の対象者の場合は、「政府は、医療にかかわる措置を要するとされている者に対して交付する水俣病被害者手帳に関する事項を定める。県は、水俣病被害者手帳の交付をした者に対して医療費を支給する。政府は予算の範囲内で必要な支援を行う。」とあるので、水俣病被害者手帳を交付し医療費については国、県で負担するということらしい。(ただし、この特別措置法の対象者の全ての人に水俣病被害者手帳を交付し医療費を負担するようになるのか、そこらへんはこの文面ではよく分からないが。)
 とにかく、国が水俣病の患者(被害者)を判断する基準はどう考えても混乱していて、矛盾だらけの破綻したものになってしまっていると思えるのである。

 さて、それでは、今後、水俣病の運動はどのようになっていくのだろうか?
 ひとつには、裁判闘争であるが、こうした状況でも、それでも訴訟を続ける人達はやはりいるようである。少数派ではあるがやはり裁判闘争は続くのだろう。
 それとともに、やはりこれだけ複数の認定基準、判断基準が並立してあることはおかしいじゃないか? 抜本的に認定基準を改め、もっと広げていくべきではないのか? という議論が起こってくるのではないかと思う。論理的には現在のように複数の基準が並立していることはどう考えても矛盾していることであり、これはおかしいという意見は正論なのだと思えるから、こうした議論を国側もまったく無視し続けることも出来ないのではないか? そして、チッソの分社化、今度の特別措置法の対象者の確定期間を過ぎた3年後に、賠償の支払いの分担がチッソと国、県との間でどのようになっていくのか?ということが絡んで、認定基準の抜本見直しが改めて問題になって議論が起こってくるのではないだろうか?
 それと、この認定基準をめぐる運動には、実は今、書いたような、認定基準を抜本的に改め広げていくべきだ・・ということを提起していく方向と、もうひとつ別の方向の2つの方向があるのではないかと思う。もうひとつ別の方向というのは、そもそも国が水俣病の患者(被害者)を認定すること自体がおかしいのだ、国の認定制度なんてやめてしまえ・・という問題提起の方向である。
 そもそも一番、根本的なことを言うと、水俣病の患者(被害者)は、国に認定されたことによって水俣病になったわけではないのだ。有機水銀を内包した魚を食べたことによって水俣病になったのだ。そして、症状が出てきたから、病院に行ったり被害者として訴えたりしているわけであり、国が認定しようとしまいとすでに水俣病なのだ。そもそも国がその人が病気かどうかをどうしていちいち判断して決めなければいけないのか?
 たとえばほかの病気(公害とかではない)にかかった場合のことを考えてみよう。僕らが風邪をひいている疑いがあったとする。医者に行って診てもらって、「先生、やっぱり風邪ですか?」「風邪ですね。」と、専門医に診断されればそれで風邪であることが確定する。いちいち国や行政の機関に届け出て風邪であることを「認定」してもらう必要など、ないのだ。
 水俣病の場合も、本来は、水俣病をずっと診てきた専門医のところにいって診てもらい、住んでいる場所と症状を先生に伝えて診てもらって、「先生、やっぱり水俣病でしょうか?」「そのようですね。」と、その先生が水俣病と診断すれば水俣病と確定する・・それで、いいのではないだろうか? 別にその先生がいるところが国の機関でなくて、民間の地元の病院でいいわけである。そこで新たに水俣病の患者が診断されれば、国に届け出ればいいのだ。
 このように書くと、そのようなやり方だと、賠償金欲しさに偽の水俣病患者がどんどん出てくるのではないか・・とか、言う人がいるのであるが・・、そのように言う人には、どうして水俣病をずっと診てきた地元の専門医というのはそういう偽の診断書をすぐに書くような悪人であると思うのか、どうして国や行政の機関の、水俣病かどうかを認定したり判断したりしている人達の中にはそのような悪人はいなくて、地元の田舎の医者は悪人かもしれないと思うのか、その理由を聞かせて欲しいものだと思う。
 そう言えば、緒方正人氏という、水俣病の認定を返上した方がいるのだが・・、まあ、この人のやり方は極端ではあるのでほかの水俣病の人達も真似すればいいのではないか・・とまでは思わないのだけれども、心情的には、そもそも国が水俣病の患者(被害者)を認定していること自体がおかしいのではないか? という意見はよく分かるというのか、それが一番の正論なのかもしれないとも思う。
 まあ、極端ではあるかもしれないが、認定基準をもっと広げていくことを求めるのではなく、逆に国が認定することをやめてしまえと求める運動の方向というのも、ひとつの方向としては考えられるのではないかと思うのだ。
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2009/7/8

水俣病救済特別措置法成立  公害・薬害・環境・医療問題

歓迎と抗議が交錯 参院本会議場に怒号(熊本日日新聞)

 「被害者の声を聞け」−。8日午前、参院本会議場に悲痛な声が響く中、水俣病特措法が成立した。歓迎と抗議が交錯し続けた2度目の政治決着は、禍根を残したまま動き出す。

 午前10時の本会議開会を前に、賛成、反対それぞれの立場の被害者が詰め掛けた傍聴席。特措法成立を待ち望んだ水俣病出水の会の尾上利夫会長らは、議場に顔見知りの自民党議員を見つけ、笑顔で手を振った。

 水俣病不知火患者会のメンバーや弁護団が陣取る席では「被害者救済にならないぞ」「加害企業の免罪じゃないか」と怒号が飛ぶ。これに対し、議場の議員から「つまみ出せ」と容赦ない罵声[ばせい]。慌てたように数人の衛視が2人を取り囲み、議場外に連れ出した。

 水俣病不知火患者会の大石利生会長は「悔しい、残念というより、国会議員の良識を疑う」と怒りあらわ。「すべての被害者救済に向け最後まで闘っていく思いを新たにした。これで水俣病問題が解決するとは思えない」と力を込めた。

 同じく傍聴席にいた水俣病被害者互助会の佐藤英樹会長は「結局、与党に屈した」と与野党協議で与党側と合意した民主党への失望を口にした。「われわれは司法の場で徹底して闘っていく」と決意を語った。

 傍聴席には、法案に反対する胎児性患者の姿も。厳しい表情で議場を見つめていた永本賢二さんは「こんなに簡単に決まってしまって、残念でたまらない」と悔しそう。長井勇さんも「法案は被害者の声をもとに作ってほしかった」。

 与党案に反対し、与野党協議の途中で交渉役を外された民主党の松野信夫参院議員は採決時、険しい顔で腕組みしたまま。閉会後、報道陣に囲まれると「棄権した。水俣病の最終解決につながるものではなく、チッソの救済法に過ぎない」と批判した。

 一方、熊本でも被害者らが採決の結果を待った。津奈木町の自宅で朗報を聞いた水俣病被害者芦北の会の村上喜治会長は「政治決着を求めて頑張ってきた願いが、やっと現実のものになった」と胸をなで下ろした。

 水俣病不知火患者会は熊本市で会見。中嶋武光副会長は抗議声明を読み上げ、「良識の府とされる参議院に期待していたが裏切られた思い」と悔しさをにじませた。

 園田昭人弁護団長は「現場の議論を飛び越えるような形で党トップが与党との合意を図った責任は極めて重い」と述べ、民主党を痛烈に批判した。
http://kumanichi.com/news/local/main/20090708004.shtml


【解説】「国家の情」示せるか 水俣病救済法が成立
 【解説】現行認定制度で水俣病と認められない患者に一時金支給などを行う水俣病被害者救済法が8日、成立した。公式確認から53年を経て、2度目の「政治解決」が図られたことになるが、残念ながら、これでは悲惨な水俣病の歴史に終止符を打つことはできない。

 一部被害者団体は、原因企業「チッソ」の分社化に反発。引き続き司法による救済を求める姿勢を打ち出し、政治への不信感を強めている。

 一方、高齢化という現実を踏まえ「早期解決」を求めてきた被害者団体は、今回救済法に歓迎の意思を示している。だが、政府が今後定める具体策の内容次第では、救済対象の判定や一時金の額などをめぐり、新たな不満、不公平感などが生じる懸念も捨てきれない。

 一時金や療養費が支給されても、体に刻まれた健康被害は消えない。だからこそ、水俣病問題の最終解決は、被害者の心の傷が癒えない限り、訪れることはないといえる。求められるのは、金銭ではあがないきれない、被害者に寄り添うことで示されるチッソと国の謝罪、誠意ではないのか。

 著書「苦海浄土(くがいじょうど)」で水俣病の実態を世に問うた作家石牟礼道子さんは、法案に反対するため上京した患者支援団体に託した国会議員あての手記で、こう述べている。

 「お願いですが、日本という国の情が何処(どこ)にあるのか、お教え頂きとうございます」
 救済法は、加害企業が消滅する道筋も示した。水俣病問題は、いや応なく「最終段階」に入ることになる。救済法成立で事足りるのか。政府、政治は、あらためて被害者の実態を正面から見つめ直し、国家としての「情」を示せるかが問われている。
=2009/07/08付 西日本新聞夕刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/107457


水俣病:「決着」を問う/1 熊本学園大・富樫貞夫教授「大きな禍根を残す」 /熊本(毎日新聞)
 ◇分社化はチッソ免責
 水俣病未認定患者の救済を目的とした特別措置法案は8日にも参議院本会議で可決され、成立する。95年に次ぐ「第2の政治決着」を、水俣病問題にかかわってきたさまざまな立場の人がどう見つめているのか。インタビューを通じて「政治決着」の意味を問う。1回目は熊本学園大の富樫貞夫教授に聞く。

 −−与党と民主党が合意した救済法案をどう見ますか。

 ◆未認定患者救済とチッソ分社化を抱き合わせて問題解決を図る仕組みですが、与党が救済範囲などについて民主党の要求をほぼ受け入れたことで、逆に分社化がいかに大きな問題だったかを見せつけた。これを認めないとチッソが一時金の支払いに応じない姿勢を見せていたからでしょうが、大きな問題があります。

 −−分社化の問題とは。

 ◆最終的に水俣病の原因企業チッソは消滅します。一方で、地域全体での健康調査を行っていないから、本当は被害者がどれだけいるか把握できていません。救済案から漏れる人だけでなく、偏見を恐れて言い出せない潜在患者もかなりいる。分社化は当面「凍結」されてはいるが、新たな救済の必要が出てきた場合、消滅後はチッソが責任を果たさないことになります。

 −−最終的に削除された「地域指定解除」をどのように考えていましたか。

 ◆環境省には「何とか早く片づけてしまいたい」という希望があったのだろうと思います。

 −−救済対象は従来の感覚障害に加え、視野狭さくなどにも広げられました。

 ◆04年の関西訴訟最高裁判決でも指摘されたことであり、政治決着で救済対象を広げるのは当然です。ただ診断に関して法案は「民間診断書も活用する」と、どのようにでも解釈できる書き方になっている。胎児性患者がどれだけ救済されるかも不明です。認定基準自体に手を入れるべきなんです。少なくとも認定基準が定められた77年に比べると、医学的知見は相当進んでいる。改めるべき点は改める必要があります。

 −−95年の政治決着と比較して、どう感じますか。

 ◆95年は被害の全容もつかんでいないのに「全面的かつ最終的な解決」というスローガンだけを掲げました。チッソに「あの時(95年に)、『最後』だと言ったのに」とへ理屈を言い続けるきっかけを作ってしまった。そして今回は、本来ならば1人でも被害者がいる限り責任を果たすべきチッソを免責してしまう。この点で95年よりもはるかに後退しており、厳しい評価をせざるを得ません。将来に大きな禍根を残しました。【聞き手・遠山和宏】(つづく)
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090708ddlk43040567000c.html


(西日本新聞の記事にある石牟礼道子さんのメッセージ)
 この度、私共は東京に、日本という国を探しに参りました。
 と申しますのは患者の中に、「東京にまで行ってみたばってん、日本という国は見つからんじゃった。」
とおっしゃる方々が沢山いらっしゃるからでございます。
これは我が民族におって由々しきことではないでしょうか。
考えてみれば、日本という国が無いとしても、人の世があり、そこには人の情けというものがあって、私どもも何とか生き延びることが出来たと思っています。

 その「なさけ」を求めて、探しに来たのは議員の方々が人に選ばれた方々であるからでございます。
お願いですが、日本という国の情けが何処にあるのかお教え頂きとうございます。

私共、水俣の者達は、人類が体験したこともない重金属中毒事件に50有余年も捉われ続けております。
この年月は親子、祖父母、三代にも四代にも亘っています。
有機水銀を脳や身体に取り込んだ人間の一生を考えてもみてください。

 言葉もろくに話せず、箸や茶碗を抱えるのも困難で、歩くことも普通に出来ません。
女性の場合には下の始末も自分では出来ません。
これはあんまりでございます。
議員の方々には人類史上初めてと言われる長い長い毒死の日々を生きている人々の日常をご推察頂けるのではないでしょうか。

 不知火海の汚染は世間が考えるよりは凄まじく、私共発病者を初め、対岸の小さな離党の数々、鹿児島県の島々に患者が続発し、今や万をはるかに超えました。
人間や魚の発病だけでなく、海底の食用植物の危険度についても国や県は調査しておらず、一人の人間の胎児の時代から少年、青年、壮年、老年の経過については、一部の研究者はおられませうが、国民は病状の実態について知らされておりません。
これからも患者の発生が続くと思われます。

 明治41年に始まったチッソは高度成長期を頂点にして世界史的な発展を遂げ、国策に寄与してきました。
それに対して水俣病の発生は一種の凶兆でした。
何しろ昭和7年から36年もの間、有毒汚泥を不知火海に朝も昼も晩も流しつづけたのですから。
長い間には裁判を起こした患者もいて、2004年には最高裁で熊本県と国にも責任があるという判決が下されました。
県と国は判決を殆ど無視して今日に到っております。
それがあらぬかこの度国会に提出される特措法案では未認定患者を表向きは救済すると乍(なが)らチッソの分社化と地域指定解除を謡いあげております。

 こんな残酷な毒物を背負ったまま患者達は認定、未認定に関わらずあの世へ行かなければなりません。
よくもこんな残酷な法案を作ったものです。
この様な法案を作って世界に示す民族性を私共は国辱と思います。
水俣病に本質的な救済というものはありえません。
何故なら一度身体に入った有機水銀は出ていかないからです。
せめて生き残った者が、この「人柱」たちを少しでも楽になれるようにさせて頂くというお気持ちになってくださらないでしょうか。

 水俣病は治療法が無く、不治の病となっています。
日夜苦悩している患者達を救済するどころか、審査会にかけて棄却する方向に持っていきつつある様に思います。
処理しきれぬ程に増えた患者数に驚き、なるべくなら早く死んでほしいと思って、長引かせているやに思われてなりません。

 せめて国が、できることは、日々の生活の足しになるような慰謝料を差し上げることか、治療法に取り組む医者を育てるとか、棄却などという冷酷な言葉で処理しないように、国力を挙げてお取り組み頂きたいと思います。
多くの人が選んだ議員様方にぜひともご協力頂きたいと存じます。


 今日は私共のために、貴重な時間を割いて下さり本当に有難く存じました。
祈念を込めてお願い申し上げます。

2009年6月3日
石牟礼道子

http://yummyseaweed.seesaa.net/article/122840470.html
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2009/7/4

イラン情勢 何を信じればいいのか  イスラエルとパレスチナ、中東

*混乱する選挙後のイラン情勢についてどのように考えればいいのか?
 下記のブログの記事が示唆に富むものかと思った。
 僕も、自分の考えを修正する必要がありそうだ。

私の闇の奥「誰の言うことを信じればよいのか」
http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2009/07/post_656a.html
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2009/7/3

水俣病 チッソ分社化、被害者ではなく加害者側を救済するという幕引きは許されない  公害・薬害・環境・医療問題

前記事にあるように、水俣病、民主党が与党の法案に合意してしまったようです。半世紀かかって、こんな幕引きでいいのでしょうか。

*関連する記事

(2005年 関連記事)
水俣病の謝罪と言うけれども
http://blue.ap.teacup.com/documentary/47.html

水俣病被害者、人権救済を申し立て
http://blue.ap.teacup.com/documentary/331.html

水俣病で新たな集団提訴
http://blue.ap.teacup.com/documentary/348.html

(2006年 関連記事)
水俣病研究交流集会、開かれる
http://blue.ap.teacup.com/documentary/456.html

九弁連が水俣病の実態調査
http://blue.ap.teacup.com/documentary/512.html

水俣病懇談会関連記事(1)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/516.html

水俣病懇談会関連記事(2)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/517.html

九弁連、水俣病被害実態調査へ
http://blue.ap.teacup.com/documentary/524.html

熊本県が水俣病健康調査再分析に乗り出す
http://blue.ap.teacup.com/documentary/531.html

水俣病懇談会、議論白熱
http://blue.ap.teacup.com/documentary/541.html

水俣病認定制度関連ニュース
http://blue.ap.teacup.com/documentary/545.html

水俣病 研究者らが共通の診断基準を作成
http://blue.ap.teacup.com/documentary/580.html

水俣病 自民党がチッソ分社化検討
http://blue.ap.teacup.com/documentary/593.html

自公が水俣病問題のプロジェクトチームを設置
http://blue.ap.teacup.com/documentary/625.html

傷跡なお深く 水俣病の50年
http://blue.ap.teacup.com/documentary/651.html

水俣病懇談会 なぜ懇談会が行政に譲歩して草案を作成しないといけないのか?
http://blue.ap.teacup.com/documentary/819.html

水俣病 環境省、混乱収拾へ支援拡充
http://blue.ap.teacup.com/documentary/839.html

水俣病 与党PT、年内に救済策提示目指す
http://blue.ap.teacup.com/documentary/845.html

水俣病懇談会 提言案まとまる
http://blue.ap.teacup.com/documentary/848.html

水俣病懇談会 提言書、まとまる
http://blue.ap.teacup.com/documentary/850.html

水俣病懇談会 提言書を公表
http://blue.ap.teacup.com/documentary/858.html

水俣病50年 「救済」への道標(1)(2)(3)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/892.html

水俣病50年 「救済」への道標(4)(5)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/893.html

水俣病関連記事(9/21〜9/29)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/894.html

自民党水俣問題小委員会、安倍政権発足後、初会合
http://blue.ap.teacup.com/documentary/956.html

水俣病訴訟 チッソ、時効を主張
http://blue.ap.teacup.com/documentary/986.html

(2007年 関連記事)
水俣病 認定審査会、再開へ
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1039.html

新潟水俣病 5年半ぶりに認定審査会
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1040.html

水俣病 日本精神神経学会VS熊本県
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1048.html

新潟・熊本 水俣病認定関連ニュース(1)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1080.html

新潟・熊本 水俣病認定関連ニュース(2)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1081.html

新潟・熊本 水俣病認定関連ニュース(3)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1082.html

新潟・熊本 水俣病認定関連ニュース(4)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1083.html

水俣病 関西訴訟の原告、熊本県を提訴へ
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1109.html

水俣病不知火患者会、環境省の被害実態調査アンケート拒否
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1128.html

水俣病認定「二重基準」是正求め熊本県を提訴
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1154.html

公明党、環境省「水俣病救済策6月中に示せる」
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1157.html

水俣病 新たに70人が患者と判明
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1164.html

水俣病 与党PT、未認定患者救済策の大枠を協議
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1188.html

水俣病 与党PTが救済案方針を示す
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1191.html

水俣病未認定患者「広く薄く救済」
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1226.html

「水俣病出水の会」が与党新救済案を受け入れ
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1272.html

チッソが水俣病与党救済案受け入れ拒否を表明
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1279.html

(2009年 関連記事)
緊急!水俣病 こんな幕引きは許されない
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1530.html

水俣病与党「救済」法案、大量の被害者切り捨て(赤旗より)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1532.html

水俣病問題 「個の責任」に立ちかえれ(緒方正人)
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1566.html

水俣病 民主党、与党法案に合意か!?
http://blue.ap.teacup.com/documentary/1580.html


*なお、前記事で紹介した下記のブログも詳しいのでご参照ください。

味(み)海苔の実   
http://yummyseaweed.seesaa.net/
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2009/7/2

水俣病 民主党、与党法案に合意か!?  公害・薬害・環境・医療問題

*民主党、チッソ「分社化」の与党法案に合意か!?
民主党が合意しなければ参議院で否決されるかも?とちょっとは考えていたのだが、甘かったようですね・・。やはり民主党にも期待できないのか・・?

*以下、下記のブログより転載させて頂きます。(自分で考えて書いていなくて、すみません。)

味(み)海苔の実   
http://yummyseaweed.seesaa.net/

(以下、転載)
水俣病事件の被害者たちを救済・補償するべき法案が、与党&民主議員で協議されています。
加害企業チッソが悲願だった「分社化」を取り入れた上での補償制度になりそうで、これじゃ患者は救われない!と水俣から連日、患者や支援者が国会に申し入れに来ています。
この法案が成立してしまうと、
今後、公害や薬害原因企業が、同じ方法で、分社化し、追及されるべき会社が(分社化によって)消滅してしまう・・・
という、最悪のモデルケールになることも懸念されています。
現在、与党が提案する法案に、民主党が合意しはじめました。
民主党は当初は、民主案を出して、対抗していたのです。
民主党に、与党案に合意しないよう呼びかけてください。

鳩山由紀夫代表
FAX:03−3502−5295 
yuai@tky.hatoyama.gr.jp 

与野党協議に参加する民主党議員
山岡賢次国会対策委員長
FAX 03−3502−8855
h06385@shugiin.go.jp

直嶋正行政策調査会長
FAX 03−3503−2669 
info@naoshima.com

福山哲郎政調会長代理
FAX 03−5512−2614
kokkai@fukuyama.gr.jp

福山哲郎議員は、国会を訪問した水俣病患者の話を何度か聞いてくださりました。
福山議員、法案阻止!分社化反対!
よろしくお願いします!!!
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2009/7/2

再び子供の長期脳死について  公害・薬害・環境・医療問題

*臓器移植法改正の問題についてはリンク先に現在、入れている以下で活発な議論をされているので、参照して欲しい。

臓器移植法改正案についての意見交換ページ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~terutell/index.htm

*僕個人の考えを整理のため、改めて書くと、僕は臓器移植そのものに全面的に反対というわけではないし、現行法の臓器移植も認めないという考えではないのだが、子供の場合は長期脳死が多いことなどが報告されているし、子供にも臓器移植を広げることには慎重さが必要であるように思う。なので、現在、対案として参議院に出ている「子ども脳死臨調」をもうけるという案に賛成する。
子供の長期脳死については、A案に賛成する議員などから、無呼吸テストなど、法的に脳死判定されるまでクリアしていないケースが多いので、そもそも脳死ではないのではないか?という疑問が提出されているようだけど、そうだとしても、その長期脳死の子供たちは、無呼吸テストまで行なって、つまり法的に脳死判定をする場合と、医学的にはほとんど同様なことをしたとしても、やはり脳死と判定されるのかもしれないし、その点は結局、現在の段階では医学的にたしかめられていないわけである。子供に長期脳死が多いことが、無呼吸テストまでは行なっていないからかどうかは分かっていないわけである。なので、子供にまで臓器移植を広げるのであれば、やはりこの点をまず医学的にたしかめ、解明する必要があるのではないだろうか?と思う。
現実問題としては、「子ども脳死臨調」をもうけるという対案が通過する可能性は少なく、もし通過するとしたらA案のほうなのかもしれないけど、たとえA案が通過して子供にまで臓器移植が広がることになったのだとしても、「子ども脳死臨調」も同時にもうけて子供の脳死判定についてより厳密に審査する必要性があるのではないか?と考える。
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