2009/12/31

●ガザからのメール(総まとめ)  イスラエルとパレスチナ、中東

*これまで何回か、記事にしてきましたが、TUP速報で推敲された邦訳が送信されていますので、そのURLを掲載します。

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原文: Prof. Abdelwahed (ガザ・アル=アズハル大学教養・人文学部英語学科) 発信の一連の電子メール
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◎教授からの過去のメールの邦訳の TUP速報は以下です。

速報793号(メール 1〜7; 12/27):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/826
速報794号(メール 8〜11; 12/28〜12/29):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/827
速報795号(メール 12; 12/29):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/828
速報797号(メール 13; 12/30):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/830
速報799号(メール 14〜17; 12/30〜12/31):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/833
速報800号(メール 18〜21; 1/1〜1/3):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/834
速報802号(メール 22〜24; 1/4):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/836
速報803号(メール 25〜28; 1/5〜1/6):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/837
速報806号(メール 29〜31; 1/6〜1/10):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/840
速報808号(メール 32〜37; 1/12〜1/15):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/843
速報809号(メール 38; 1/19):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/844
速報811号(メール 39〜40; 1/21〜1/24):
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/846

(追加分)
速報812号(メール41)
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/847

◎教授からのメールに添付されている写真は、順次、以下にアップロードされています。
http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlink#

注: TUP速報793〜795号、797号での同教授の所属学部を「芸術人文学部」と表記していましたが、これは「教養・人文学部」の誤りでした。お詫びして訂正します。

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2009/12/31

◎「私たちはここに残る」外国パスポート保持者、ガザにとどまることを決意  イスラエルとパレスチナ、中東

転送・転載可 

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「私たちはここに残る」 
外国パスポート保持者、ガザにとどまることを決意

2009年1月2日 ガザ

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イスラエルは外国のパスポート所持者に対し例外措置として、安全のためガザを離れることを許可しているが、ガザにとどまりパレスチナ人と運命をともにすることを選んだ外国人たちがいる。

アルベルト・アルケ(スペイン)は救急車に同伴して病院から報告を続けてきた。
「イスラエルはガザの人々に対して自分たちがおかしている罪を目撃されたくないのです。国際ジャーナリストや支援団体はここにはいません。ぼくらがガザを去ってしまったら、いったい誰が、ぼくたちが今、目にしているこの戦争犯罪を証言するのですか。

12月28日、ぼくは、ラマとハヤー・ハムダーンの二人の姉妹の瀕死の目を見つめました。ラマは4歳、ハヤーは12歳、二人はイスラエルのミサイルに殺されました。ぼくがそこに認めた彼女たちの人間性は、ぼくたちの人間性と何一つ違ってなどいない。ぼくたちの命は彼女たちの命より価値があるのですか?」
アルベルト・アルケ――国際連帯運動

パレスチナ系南アフリカ人のハイダル・イード博士は言った。
「これは歴史的瞬間だと思う。このガザの大量虐殺は、南アフリカで1960年に起きたシャープヴィルの大量虐殺と類似している。この事件の結果、アパルトヘイトに対するBDS[ボイコット、投資引き上げ、制裁]キャンペーンが始まった。

2009年のガザの大量虐殺は、イスラエルのアパルトヘイトに対するBDSの運動をより激化させるだろう。南アフリカのアパルトヘイトでは、BDSキャンペーンによってついにはネルソン・マンデラを監獄から解放することに成功し、のちに彼は、民主的かつ多人種的かつ多文化的な南アフリカ共和国の、初の黒人大統領となった。だから、イスラエルのアパルトヘイトに対するBDSキャンペーンも、すべての市民が平等に遇される一元的国家を生み出すにちがいない」

イード博士は、ガザのアル=アクサー大学の社会・文化研究の教授である。彼はまた、イスラエルに対する学術的・文化的ボイコットのためのパレスチナ・キャンペーン(PAGBI)の実行委員会のメンバーであり、「民主的一国家」 One Democratic Stateグループの創設メンバーの一人でもある。

ナタリー・アブー・シャクラ(レバノン)は語った。「彼らはレバノンでも同じことをしました。でも、レバノンでは、激しく爆撃されたところもあったけれど、安全なところもありました。ガザでは、安全な場所などどこにもない。この人たちをどうして残して行けますか?生きるなら彼らとともに生きます。それができないなら、彼らと死をともにします」
ナタリー・アブー・シャクラ――国際連帯運動

「イスラエルが国際ジャーナリストの[ガザ立ち入りを]禁じているために、ガザの声はさらに押し殺されてきました。この地の現実を外の世界に発信することは、イスラエルによる攻撃の違法性に光を当てるために不可欠です。私たちは最近になって救急車に同伴するようになりました。医療従事者に対する攻撃を報告するためです。これはジュネーヴ協定違反です。苦しむ家族たちの姿を目にし、私もその苦しみを感じてきました。彼らをおいて出て行くことなどできません。すべての市民が、イスラエルの攻撃の前で身を守るすべがないのです。私たちはとどまって、ガザの人々に対するイスラエルの攻撃の本質をあばき続けるつもりです」
ジェニー・リネル――国際連帯運動

「イスラエルは、ガザを離れることができる者を決めているだけではありません。誰が入ることができるかも決めているのです。私は、家やモスクや大学が粉々に破壊されているのをこの目で見ました。市街地でミサイル攻撃がどれほど人々を恐怖に陥れているかも分かりました。死んだ子どもたちの姿も目にしました。家から30メートルのところをイスラエルが爆撃しているのに、家のなかに閉じ込められてしまった家族が叫ぶのも聞きました。ガザの人々、150万の人々すべてが、これらの違法な攻撃から逃れることができないのです。

私たちの命が彼らの命以上に大切であるなどということはありません。彼らが苦しんでいるかぎり、私たちはとどまります。彼らと連帯するために、そして、イスラエルが邪魔して外国のジャーナリストに公表されまいとしていることを報告するために」
エヴァ・バートレット――国際連帯運動

「ガザのパレスチナ人は、イスラエルが課している封鎖のせいで世界から孤立しています。今、私たちにはここを離れる機会が与えられましたが、ガザの人々にそのような選択肢などないのです。ガザの家族たちと連帯してここにとどまること、それはイスラエルの暴力がおぞましいまでに増大しているなかで決定的に重要なことです。私は封鎖の影響をこの目で見ました。民間人に対して現在進行形で振るわれている暴力も見ています。私たちはイスラエルの違法な政策の犠牲者たちの側に立ち続けます」
シャロン・ロック――国際連帯運動

「イスラエルによって犯されている人道に対する罪を耐え忍んでいるガザの人々と連帯して、自分にはここにとどまる責任があると思います。ガザの全住民に対するこの物理的、心理的、政治的戦争を止めるために国際社会が行動しないのであれば、国際的監視者、ジャーナリスト、活動家がここガザにいなければならないのです。

私たちはこの目で見て、報告し、止めなければならないのです、どこであろうと、ガザの人々に対してイスラエル占領軍がおかしている戦争犯罪を。イスラエルは人道に対する自分たちの罪を目撃されたくないのです。でも、ガザの人たちは違います。彼らは言い続けています、「どうか、私たちの身に起きていることを世界に伝えてください、こんなことが起きるなんて信じられません」と。彼らは最悪の事態となることを恐れています。誰もが脅え、恐怖に突き落とされています。私はここを離れません。イスラエル占領軍こそ国際法に従って、パレスチナを去らねばならないのです」 
エヴァ・ジャシウィッツ――自由ガザ運動


「エレツ検問所は国際監視員や医薬品をガザに入れるために開放されるべきなのであって、〔私たちを〕外に出すためではありません。私たちは、封鎖およびこの間の爆撃で死ぬ人たちをじかに見てきました。イスラエルの違法な軍事行動によって私は大勢の友人をなくしました。私たちはパレスチナ人と連帯し、この暴虐非道を報告し続けます。国際的監視者である私たちには、国際社会がイスラエルによるガザ攻撃の現実について知ることができるよう保証する責任があるのです」
ヴィットリオ・アッリゴーニ――国際連帯運動

国際人権活動家たちは、12月31日、イスラエルのミサイルでインターンのムハンマド・アブー・ハセーラと医師のイハーブ・アル・マスーンが殺害されてから、ガザ地区の救急車に同伴するという活動を続けてきた。国際活動家たちはマスーン医師が亡くなったとき、ベイト・ハヌーンのカマール・アドァーン病院にいた。

ガザにとどまっている人権活動家たち

アルベルト・アルケ(スペイン)、
エヴァ・ジャシウィッツ(ポーランド/英国)、
ハイダル・イード博士(南アフリカ)、
シャロン・ロック(オーストラリア)、
ヴィットリオ・アッリゴーニ(イタリア)、
ジェニー・リネル(英国)、
ナタリー・アブー・シャクラ(レバノン)、
エヴァ・バートレット(カナダ)

(訳:岡 真理)

Foreign passport holders in Gaza decide to stay
- “We will not leave”
January 2nd, 2009 | Posted in Press Releases, Gaza Region | Edit
2nd January 2009, Gaza:

Despite the exception that Israel is making or foreign passport holders to
allow them to leave Gaza for safety, some of the foreigners have chosen to
remain and share the fate of the rest of the Palestinian people.

Alberto Arce (Spain) has been accompanying ambulances and reporting from
hospitals; “Israel does not want witnesses to the crimes that it is
committing against the people of Gaza. International journalists and aid
agencies are not here. If we leave who will testify to the war crimes we are
seeing.

On the 28th December I looked into the dying eyes of sisters Lama and Haya
Hamdan, four and twelves years old, killed an Israeli missile. The humanity
I saw there was no different from our humanity. Are our lives worth more
than theirs?” Alberto Arce - International Solidarity Movement.

South African-Palestinian Dr. Haidar Eid said; “I believe that this a
historical moment. That this massacre in Gaza runs parallel to that of the
1960 Sharpeville Massacare that took place in South Africa which led to the
initiation of the BDS Campaign against Apartheid. The Gaza massacre of 2009
will intensify the BDS campaign against Israeli apartheid. In Apartheid
South Africa, the BDS campaign ultimately led to the release of Nelson
Mandela being released from prison to later become the first black president
of a democratic, muliti-racial, muliti-cultural state in South Africa. So,
the BDS campaign against Israeli apartheid must result in a unitary state
where all citizens will be treated as equals.” Dr Eid is a Professor of
Social and Cultural Studies at Al Aqsa University, Gaza. He is also on the
Steering committee of the Palestinian Campaign for the Academic and Cultural
Boycott of Israel ( PACBI) and one of the founding members of the One
Democratic State Group.

Natalie Abu Shakra (Lebanon) stated; “They did the same thing in Lebanon,
but while in Lebanon some places were under heavy bombardment, some places
were safe. In Gaza nowhere is safe. How can we lieace these peole behind, we
will either live with them or die with them” - Natalie Abu Shakra -
International Solidarity Movement

“With the Israeli ban on international journalists, the Gazan voice has
been further muted. Communicating the reality on the ground with the
external world is essential to highlight the illegality of Israel’s
attacks. We recently started accompanying ambulances to document the attacks
on medical personnel, which is a violation of the Geneva Convention. I have
seen and felt the suffering of families and cannot leave them, all the
civilians are vulnerable to Israel’s attacks. We intend to stay and
continue exposing the nature of Israel’s attacks on the Gazan people. ”
Jenny Linnel - International Solidarity Movement

“Israel not only decides who can leave Gaza, but also who can enter. I have
seen the demolished houses, mosques, universities and have felt the impact
of terrorizing missile attacks in civilian areas. I have seen the dead
children and heard the screams of families trapped in their homes as Israel
bombs 30 meters away. The Gazan people, all 1.5 million of them, are unable
to escape these illegal attacks. Our lives are no more important than theirs
and we will stay during their suffering in solidarity and to document what
Israel is preventing foreign journalists from revealing.” Eva Bartlett -
International Solidarity Movement

“Palestinians of Gaza have been isolated from the world by the Israeli
imposed siege. Now we are being given the opportunity to leave, an
unavailable option for the Gazan people. Staying here, in solidarity with
Gazan families, is crucial during this horrific increase in Israeli
violence. I have witnessed the effects of the siege, I have seen the ongoing
violence towards the civilian population. We will continue to stand with the
victims of Israel’s illegal policies.” Sharon Lock - International
Solidarity Movement

“I believe I have a responsibility to be here in solidarity with the people
of Gaza who are enduring crimes against humanity perpetrated by Israel. If
the international community will not act to stop this physical,
psychological and political war on the entire population of Gaza, then
international observers, journalists and activists are needed here in Gaza.
We must witness, document and stop wherever possible, the war crimes being
committed by Israeli occupation forces against the people of Gaza. Israel
doesn’t want witnesses to its’ crimes against humanity, but the people of
Gaza do. They keep telling me, ‘Please, tell the world what is happening to
us, we can’t believe what is happening to us. They fear the worst,
everybody here is terrified and terrorized. I will not be leaving, it is the
Israeli occupation forces that need to abide by international law’ and
leave Palestine.” Ewa Jasiewicz - Free Gaza Movement

“The opening of the Eres Crossing should be used to transport international
observers and medical supplies into Gaza, not out. We have seen firsthand
the deaths caused by the siege and more recent bombings. I have lost many
friends because of Israel’s illegal military actions. We stand in
solidarity with the Palestinian people and will continue to document the
atrocities. As international observers, we have the responsibility to ensure
that the international community has access to the reality of Israel’s
attacks on Gaza.” Vittorio Arrigoni - International Solidarity Movement

International Human Rights Activists have been accompanying ambulances in
the Gaza Strip since the murder of medic Mohammed Abu Hassera and Doctor
Ihab Al Mathoon by Israeli missiles on the 31st December. The international
activists were at the Kamal Adwan hospital, Beit Hanoun, as Dr Mathoon died.

Human Rights Activists staying in Gaza:

Alberto Arce - Spain

Ewa Jasiewicz - Poland/Britain

Dr. Haider Eid - South Africa

Sharon Lock - Australia

Vittorio Arrigoni - Italy

Jenny Linnel - Britain

Natalie Abu Shakra - Lebanon

Eva Bartlett - Canada


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2009/12/31

●ガザからのメール(その1)  イスラエルとパレスチナ、中東

ガザ・アル=アズハル大学英文学科・アブデルワーヘド教授が発電機で電源確保して発信しているものを転載します。(2008年12月29日)

******   転送歓迎 ****************

25の建物がイスラエルに空から攻撃された。建物はすべて地上レベルに崩れ去った。死者はすでに250名に達する。負傷者は何百人にものぼるが貧弱な設備しかないガザの病院では、彼らは行き場もない。電気も来ないが、ディーゼル発電機でなんとかこれを書いている。世界にメッセージを送るために。携帯電話もすべて使用できない!

Sent: Saturday, December 27, 2008 8:03 PM

転送歓迎***********

なんという光景だ。数分前、パレスチナ側のカッサーム・ロケットが飛んでいく音が聞こえた。続いて、もう一つ、そして爆発音。2発目は、パレスチナ人を標的にしていたイスラエルの機体から爆撃されたものと思われる。今、聴いたニュースによれば、イスラエルのアパッチ・ヘリが攻撃したのは、釣堀用の池のあるリクリエーション・グラウンドだという。シファー病院は、195人の遺体、570人の負傷者が同病院に運ばれていると声明を発表している。刻一刻と死傷者の数は増え続けている。これはガザ市だけの数字だ。ほかの町や村、難民キャンプからの公式の発表はない。自宅アパートの近くで末息子がスクール・バスを待っていたところ、以前、国境警備局があったところが攻撃された。息子が立っていたところから50メートルしか離れていないところで、男性二人と少女二人が即死した!
真っ暗な夜だ。小さな発電機を動かして、ネットを通じて世界と交信している。

From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 1:03 AM
Subject: Gaza at 6:00 p.m.

転送歓迎***********

今宵、ガザの誰もが恐怖におびえている。完全な暗闇。子どもたちは恐怖から泣いている。死者は206人。遺体はシファー病院の床の上に横たえられている。負傷者は575名をうわまわるが、同病院の設備は貧弱だ。病院事務局は市民に輸血を要請している。教員組合は虐殺に抗議し3日間のストライキを決定。イスラエルの機体がガザ市東部を爆撃、大勢の人々が死傷した。犠牲者の数は増え続けている。瓦礫の下敷きになっている人々もいる。一人の女性は二人の幼い娘と一人の息子を亡くした。彼らは通学途中だった!

From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 3:03 AM
Subject: Gaza at 8:00 p.m.


転送歓迎

11:00pm。イスラエルのF16型戦闘機による、複数回にわたる新たな爆撃。ガザでは3つのテレビ局を視聴できるが、これは電力をなんとか確保できた場合の話だ。空爆はガザ市東部に集中。ある女性は10人の家族を失った。生き残ったのは彼女と娘一人だけだ。娘はメディアに向かって、何も語ることができなかった。何が起こったのか見当がつかない、と彼女は言う。町のいたるところでパニックが起きている。最悪の事態が起こるのではないかとみな、恐れている。エジプト、ヨルダン、レバノンで、この残虐な空爆に対するデモが行われた。死者数は、219以上にのぼる。225という説もある。(アブデルワーヘド、ガザ)

Sent: Sunday, December 28, 2008 6:09 AM
Subject: RE: Gaza Crisis


転送歓迎********

今晩、爆破のせいで窓ガラスが砕け散った家庭にとっては冷たい夜だ。ガザの封鎖のため、窓ガラスが割れても、新たなガラスは手に入らない。私が居住するビルでは、7つのアパートが、凍てつく夜をいく晩もそうした状態で過ごしている。彼らは割れた窓をなんとか毛布で覆っている。何百軒もの家々が同じ境遇に置かれているのだ!私に言えることはそれくらいだ。他方、ハニーエ氏は地元テレビでハマースについて話をした。彼の話は、士気を高め、ハマースは屈服しないということを再確認するものだった。死者の数は210に、重傷を負った者もも200人に達した。今また、ガザの北部で新たな爆撃が!(アブデルワーヘド、ガザ)


転送歓迎*******

今、10分のあいだに5回の空爆。標的は人口密集地域の協会や社会活動グループ。モスクもひとつやられた。もう30時間、電気が来ない。なんとか小さな発電機でこらえている。インターネットで世界に発信するためだ。

From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 6:40 AM
Subject: FW: Emergency Alert: Take Action to End Israeli Attacks on Gaza

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今しがた、イスラエルから何者かが電話してきた。末息子が応答したが、電話の主は、私が武器を所有しているなら、住まいを攻撃すると脅しをかけてきた。
(アブデルワーヘド、ガザ)

*関連サイト、署名
パレスチナ・ナビ 
http://0000000000.net/p-navi/info/

パレスチナ子どものキャンペーン 
http://ccpreport.blog90.fc2.com/blog-entry-70.html

「ガザ封鎖解除を! オンライン署名」
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2093

*以下も参考になるので追加します。(2008年12月31日)
・アラブの会 特設ページ「イスラエル軍によるガザ攻撃に関する報道」(ガザ攻撃に関する報道のリンクを掲載したページ)
http://arab-club.hp.infoseek.co.jp/news.html

・中東の各紙が報じるニュースを配信している東京外国語大学のプロジェクトで、「イスラエルのガザ攻撃」という特集が立ち上げられています。
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html

パレスチナ・アーカイブス(パレスチナ情報センター)
http://palestine-heiwa.org/index.html#ac

パレスチナの平和を考える会
http://palestine-forum.org/

ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
http://midan.exblog.jp/

*以下のような見解もあります。
オバマに贈られる中東大戦争
(2008年12月28日  田中 宇)
http://tanakanews.com/081228Gaza.htm

*あけましておめでとうございます。イスラエルの空爆が続いていて、全然、めでたい気分になれませんが・・。以下のリンク先を追加します。(2009年1月3日)

益岡賢のページ
http://www.jca.apc.org/%7Ekmasuoka/
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2009/12/27

『ニューヨークの恋人』  映画

マンゴールドの未見作品をテレビで放送していたので、つい鑑賞。
現代人が過去にタイムスリップするのではなく、19世紀の伯爵が現代にタイムスリップしてくるというのがある種、逆転、アベコベの発想で、面白い。そして、自由恋愛が可能になっている現代人のほうが恋愛ベタで、古風な手紙をしたためて女性を口説く過去の男のほうが恋愛に熟練している・・というのが成程という設定で、上質のコメディになっている。こういう映画を見ると、逆転、アベコベの発想が面白いドラマをうみ出すのだなと再確認。
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2009/12/25

2009年に観た映画ベストテン  映画

あまり深く考えず、個人的に文句なしに面白かったというものを素直にあげてみる。

『ラースと、その彼女』
この手の人形ものが何本も出て来たのは、一体、なんなんだと思いましたが。何も感想を書いてないけど、実は『空気人形』もけっこう面白くて、これまでの是枝監督作品で観たもので一番、好きかもしれない作品だったんだけど。(でも、『空気人形』の感想を書いてないのは、書くとほんとにぐちゃぐちゃなことしか、書けなさそうだったからだ。男を自虐的に描いているところが面白いとか・笑。)

『真心話』
『ベルサイユの子』

『路上のソリスト』
つい『プライドと偏見』もBS放送でやっているのを観てしまったが、前半部、何が起こっているのか、よく分からなくて、後からあかされていくという演出に酔いしれる。ジョー・ライトはちょっと注目したい監督。

『マン・オン・ワイヤー』

『マーターズ』
衝撃度ではダントツかも。ブリュノ・デュモンといい、フランスの監督の病み方は凄いと思うが、でも、デュモンの映画もそうだけど、この映画ももの凄く人間的なものであり、ある意味では現代社会における人間性回復のルネッサンスと言える作品なのかもしれないとも思う。

『熟女 淫らに乱れて』
鎮西尚一監督こそ、今の日本映画の最高の監督かも。こういう監督こそ、もっと撮れないものか。

『ムアラフー改心』

『ハポン』
カルロス・レイガダス監督もジョー・ライトとともに個人的には発見だった。

『アバター』
これだけいきなり超メジャーな映画が入っているようで妙な気もするんだけど、前記事で書いたように、まるで子供の頃にこういうSF映画があったら・・と夢想していた映画が、何十年ぶりかでほんとに出て来たような気がしたので、外せない。それを撮ったのがキャメロンだったというのはちょっと意外な気もするんだけど。
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2009/12/23

『アバター』  映画

『スター・ウォーズ』とかを見てていつも思うことは、こんな風に人類が正義で他の星の生物は悪みたいに描くけれども、そもそもタチが悪いのは人類、地球人の方なんじゃないか? 有史以来、戦争ばっかしてて、環境も破壊しまくりで、人類ほど、タチが悪い生命体も珍しいわけで、エイリアンが地球に攻めてくることより、人類が他の星に攻める方がよほど可能性がありそうなことなんじゃないか? なんでSF映画というのはそういう観点で描かないのか? ・・ということだった。子供の頃からずっとそう思ってて、たとえば『エイリアン2』にしても、映画ファンの間ではかなり評判が良かった映画だったけれども、基本的には他の星の悪のエイリアンをやっつけるという勧善懲悪というのか、人類は善、エイリアンは悪という価値観にハマったもので、当時、乗れなかったのだ。なかなか、人類の側が悪、他の星の生命体のほうが善という観点のSF映画には出会えなかったのだけど、ついに、そうした想いを満たす映画が出現した。
キャメロン監督の堂々たる新作『アバター』。自然を破壊し、ついには他の星にまで攻め込む人類の側が悪で、森羅万象に通じて生きている他の星のエイリアンの側が善というしっかりとした価値観のもとに造型された、見事なまでのオリジナル作品。このキャメロン監督の価値観、世界観にシンパシーを覚えないではいられない。
映像技術ももちろん凄いんだけど、それ以前に、この作品のそうした価値観、世界観が素晴らしいと思う。
本当に、どうしようもない、なんて愚かなんだ・・と思うのは、我々、人類の側なのであるから・・。
ただ、この『アバター』は、エイリアンの造型が、かなり人類にそっくりなので、本当はもっとグロテスクというのか、人類からかけ離れた生命体でも良かったのではないか?という気はしたけれども・・。まあ、これは映画として観客に感情移入して見てもらうためには仕方がなかったことなのかもしれないが、もしもっとグロテスクな生命体と思えたエイリアンたちが、いや、彼らこそが森羅万象に通じてて、人類よりもずっとマトモなのだと思えて来て、おかしいのは我々、人類の側なのではないのか?ということが浮かび上がってくるような、そういう映画だったなら、なお、良かったかもしれない・・。まあ、その点は個人的にはちょっと残念な気がしたけれども、それでもこの映画をつくったキャメロン監督の偉業を讃えたいと思う。
素晴らしい映画をつくってくれて、有難う、キャメロン監督!
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2009/12/21

『パブリック・エネミーズ』  映画

トニー・スコット程、個性的な感じではないようだけど、マイケル・マンという監督ももの凄くカットが細かくて、今回の『パブリック・エネミーズ』はHDカメラ撮りのようだし、つまり昔風の撮り方ではなく、今風の撮り方だよなあと思うんだけど、それでいながらトニー・スコットもマイケル・マンも確実に映画総体の感触は昔の映画にあった何かを感じるというのか、ああ、映画ってこういうものだったよなあと思わせるものがあって、この『パブリック・エネミーズ』だとああ、ギャング映画ってこういうのだったっけとか思うんだけど、そういう今風の撮り方をしているのに昔風の感触に到達しているというのが面白いというのか、なんでこういう感じの映画というものになるのかが不思議でたまらない。
何故なんだろうと思うんだけど、ひとつには、トニー・スコットもマイケル・マンもやたらとカットが細かいんだけど、かといって情報量に頼った映画ではないということがあるのかもしれない。つまり、一般的な今時の今風の撮り方の映画なるものでやたらとカットを割るのは情報量で勝負してるというところが良くも悪くもあるのではないかと思うんだけど、そういう意味では『パブリック・エネミーズ』はやたらとカットが細かくて、たとえば横から撮影するカットなどにやけにこだわっているわりには、情報量に頼っているわけではなく、むしろ、情報量という意味ではカットは細かいのに足りなくて、説明不足なんじゃないか?と思えてくるぐらいなのだ。でも、そこが逆に面白さになっているのかもしれないという気がするのである。つまり、なんでこんなにカットを細かく割るのか、よく分からないところ、なんの情報を伝えようとしてこのカットがあるのか、よく分からないところ、もしかして純粋にこういう画が撮りたいというだけなのかもしれないなあと思えてくるところが、逆に面白いのかもしれないなあと僕は思うのだ。つまり、なんのためにこのカットがあるのか、よく分からないからこそ、観客の僕は純粋にそこに写っているものをポカンと見ているしかなくなるわけで、そういう風にポカンとなってしまうところが面白いなあと。
たとえば、この映画のデリンジャーとビリーの恋愛関係にしても、結局、よく分からないと言えば分からないし。あまりに強引な思いつきみたいな口説き方で、それでついていく女というのも何を考えているのか、まあ、ジョニー・デップだったらめちゃくちゃな強引な口説き方でもいいんだろうか、いいな、ジョニーは、俺があんな台詞を言っても誰もついてくるわけないよなとか、思ったりするわけで、この2人の恋愛話にはポカンとしてしまうわけだけど、そういう風にポカンとしながら、もしかしたらこういうポカンとするところがこの映画の面白さなのかもしれないなあと。
逆に考えると、ジャームッシュやタランティーノの新作はなんだか、いかにもシネフィルの人が作った映画みたいで乗れないんだけど、トニー・スコットやマイケル・マンには乗れてしまうのは、ジャームッシュやタランティーノは昔風の作り方を必死でやろうとしているのが見えてしまうということなのかもしれない。トニー・スコットやマイケル・マンは全然、昔風の撮り方ではなく、今風の撮り方、作り方で、平気でHDなんてやっちゃうのに、結果としてうまれてくる感触は昔風の映画だというのか、今時のデジタル的な思考によるものとは全然、違う世界みたいだというのが、なんだか、面白いというのか。
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2009/12/13

日本はアフガン派兵に向っているのか?  時事問題

なんだか、このところのニュース報道を見ていると、下記のブログで危惧されていること(日本がアフガニスタン戦争に派兵する方向に向っているということ)が、かなり現実味を持ちつつあるような気がするので、リンク集に下記のブログを加えておきました。

私にも話させて
http://watashinim.exblog.jp/

沖縄米軍基地問題でのゴタゴタという報道の裏で、実はアフガニスタンへの自衛隊派兵の準備が着々と進められている・・のかもしれない。日米関係がゴタゴタしているなんてウソで、オバマ大統領の戦争容認発言を他人事とは言っていられなくなりつつあるのかも・・。
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2009/12/11

『ニュームーン/トワイライト・サーガ』  映画

前作は見ていないのだけど。
これは非常に面白かった。
たとえば、吸血鬼が何故か、イタリアから電話をかけてきて、その彼が危ない、救わないといけないとヒロインがイタリアに飛んじゃうとか、こういうぶっ飛び方が好きだな。こういうのって、ある意味、鈴木清順みたいでは・・(ちょっと違うか?)。映画ならではのデタラメさだと思う。
でも、この映画、考えていなくてたまたまこんな風になったわけではなくて、ディテールの撮り方とか、かなり凝りまくっているし、考えた上で変なことをやっているのではないかと思う。たとえば、森の中での吸血鬼の彼とヒロインとのカメラがちょっと揺れている切り返しとか(最近、見た映画では松村浩行監督の『TOCHKA』の前半部なみに凝った切り返しの撮り方だと思う)、360度パンすると季節がひと月、たっているというアンゲロプロスみたいな(?)パンとか、かなり実験的な撮り方をいろいろとしていると思うのだけど、しかし、この映画が面白いと思うのは、かといって別に実験的な映画とかアート映画というわけでは全然、なくて、どう考えても通俗的な娯楽映画としか思えないものであるところではないだろうか。普通の通俗的な青春ファンタジー映画みたいなのに、ディテールの撮り方とか、話の飛び方とかで映画ならではの、デタラメさに満ちたことをやっているのって、豪華というのか、ああ、映画ってこういうものだったんだよなーと思ってしまう。
監督は『ライラの冒険 黄金の羅針盤』を撮った人・・と聞いても、『ライラの冒険』なんて見てないし、ハァという感じなのであるが、ハリウッドの底力だろうか?
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2009/12/1

『イングロリアス・バスターズ』  映画

うーむむむむむ、、、タランティーノの構成力、演出力はさすがだと思うけれども、なんか、根本的なところで、これ、僕にはどうでもいい。
ジャームッシュが、『ブロークン・フラワーズ』という傑作で、初めておお!と唸ったんだけど、『リミッツ・オブ・コントロール』を見て、なんだ、やっぱりただのシネフィルだったのね、この人とがっくし来たんだけど、タランティーノもここ何作かでやっぱりそれなりの監督なんだなあとちょっと見直していたんだけど、今度のこれで、ああ、やっぱりただのシネフィルなんだなーと思って、なんか、どうでもいいやと・・。会話ばかりで、肝心のアクションシーンはいい加減というのか、展開も御都合主義過ぎるし。映画愛が感じられるって、そんなの、喜ぶのはシネフィルの人だけで、一般の観客にはどうでもいいことなのでは・・。(なんて、どう考えても世間一般の観客というものからははるかにズレた観客の人間である僕がこんなことを言うのも変な気がするけど・笑。)
大体、ナチスとかホロコーストに対する態度があまりにいい加減すぎる。
第1章は素晴らしかったので、おお、タランティーノがどういう新機軸でナチスという題材に挑むのかと期待が膨らんだが、段々、進むに連れて、ただの勧善懲悪みたいな話になっていってしまい、結局、ナチスとかホロコーストとかいった題材そのものにはタランティーノはあまり関心がないのかなと・・。
『ブラックブック』のほうが荒唐無稽にナチスを扱ったものとしてもよっぽどきちんとしていると思う。(『ブラックブック』のほうが別にシネフィルでない人が見ても面白いんじゃないかと思うし・・。)

・・なんて、感想を書いても全然、面白くもなんともないですけど・・。まあ、僕がタランティーノの映画について何かを書くこと自体がそもそも間違いなのかもしれないとも思いますが・・。
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