2010/11/11

APEC、尖閣諸島について雑感  時事問題

APECが、中国のレアアースの輸出規制を念頭に、保護主義政策の抑止措置を盛り込んだ声明を採択した・・というニュースに触れ、前の記事で書いた、ではなぜアメリカが行なっている保護主義政策、アメリカの石油を輸出しないという保護主義については批判しないのか、なぜアメリカに対しては、国際会議も、マスコミも批判しようとしないのか、なぜ中国の「保護主義」は批判しながらアメリカの「保護主義」は批判しないのか・・という疑問が頭の中をグルグルと回る。
こういう風に考えてしまう僕の思考回路がもしかしたら片寄っているのかもしれないが、本当に僕には理解できないというのか、マスコミが言っている論調は御都合主義のもののように思えてしまう。

尖閣諸島についても、すでに書いているように、国際法上はたしかに日本の領土なのかもしれないが、そもそも現行の国際法の、その領土がどこの国の土地かを決める決め方、先に国際的に宣言したほうの国の領土として認められるという決め方自体が問題があるものなのではないかと考えるので、国際法上は日本の領土だという理屈は理解しても、だからといって、尖閣諸島が日本の領土だという主張は自明のことであるとは言えないように僕には思える。少なくとも、胸を張って、明確に尖閣諸島は日本の領土であると言える自信はとうてい僕にはない。自分自身の頭の中の思考がそのような状態なので、逆に、マスコミや多くの人達が、右翼から日本共産党までの人達が、堂々と尖閣諸島は日本の領土であると主張をされているのが、どうしてそんなにはっきりと断言することが出来るのだと不思議でたまらない。
少なくとも、日本が尖閣諸島は日本の領土であると領土宣言をしたのは明治に入ってからのことなのであるから、それ以前、古代から江戸時代まで、歴史的にどうだったのか、そこまで日中で論議しなければ、どちらの領土かなどは決められないのではないかと思う。
かといって、僕は尖閣諸島は中国の領土であるということが明確であると言っているわけではない。(というか、そういうことも、現時点では僕には判断がつかないので、断言できない。)
思うに、歴史的には、沖縄(琉球)の漁民も、台湾の漁民も、どちらも尖閣諸島の周辺で漁をしてきたというのが実際のところなのではないかと思う。従って、双方の地元の漁民の方々には、沖縄(琉球)の漁民にも、台湾の漁民にも、どちらにもあそこは先祖伝来の俺たちの土地なのだという気持ちがあるのではないかと思う。つまり、僕が思うのは、双方の地元の人達が、それぞれ、あそこは俺たちの土地だと思っているということだ。こういう場合、それぞれに、自分達の国の領土だと主張する根拠があるのではないかと思う。
歴史というのは、真実はひとつではないと僕は思う。それぞれの人に真実がある、立場が違えば、真実も違ってくるものなのではないかと僕は思う。だから、日中双方が、自分が考える真実として、それぞれ、お互いに、尖閣諸島は自分の国の領土だと思っている・・そういうことは有り得ると僕は思う。
なので、いくら話し合っても結論がちょっと出そうにないことのように思えるので、まあ、「棚上げ」にしておくしかないのではないだろうか・・と僕には思えるので、以前に、「棚上げ」にするしかないのではないか・・と僕は書いたのだ。自民党がこれまで「棚上げ」にしてきた対応を批判する人もいるけど、とても僕はそんな気にはなれない。「棚上げ」にしておくことしか、それしか、現実的な手段は僕には思い浮ばないからだ。自分がその立場だったら、やっぱりそうすることしか思い浮かばないのでそうするだろう・・と思えることなのに、他人がそうしていることに対して批判することなど、出来るわけがない。
しかし、もはや、このような状況になり、日本、中国双方でこれだけ世論が起こってしまっている以上、「棚上げ」にしておく・・というわけにもいかないことになってしまっているのかもしれない。それなら、とにかく、日中で話し合うしかないのではないだろうか。
とにかく、間違っても、日中が再び戦争なんて事態にはならないで欲しいと思う。
言っていることがまた混乱してきているかもしれないが、正直に自分が今、思うことを書き記しておきたい。こうしたひとりひとりの思考が、なんらかの形で、いつか、実を結ぶことがあるかもしれないと信じて、期待して。
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