2010/12/30

2010年映画ベスト  映画

年末なので今年のベストテンを。といっても、今年はあまり映画を見れなかったので、10本も並ばずベスト8ですが。

1何も変えてはならない
2勝利を(ベロッキオ)
3クリスマス・ストーリー
4終着駅 トルストイ最後の旅
5ザ・ウォーカー
6ローラーガールズ・ダイアリー
7祝の島
8タケオ

7、8は実に刺激的なドキュメンタリー作品でした。
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2010/12/23

イーストウッド、「あと40本撮りたい」  映画

*あと40本!

(ニュース)
80歳クリント・イーストウッド、監督業はハイペース「あと40本撮りたい」
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20101223-OHT1T00034.htm

 最新監督作「ヒア アフター」(来年2月19日公開)の日本公開を控える俳優で映画監督のクリント・イーストウッド(80)がこのほど、米ロサンゼルスで取材に応じた。同映画は死後の世界(ヒアアフター)を垣間見た3人の運命を描く人間ドラマ。2008年公開の「グラン・トリノ」で俳優引退を宣言しているが、監督業はハイペース。「あと40本は撮りたいね」との宣言も飛び出し、実はアップル社のタブレット型端末「iPad」の使い手であることも明かした。

 最新作「ヒア アフター」は死に直面した、境遇も世代も異なる3人の運命を描く人間ドラマ。イーストウッドも80歳。死をテーマにした作品に興味を持つ年代になったということか。

 撮影中、死後の世界を意識していたというが、「それが私の人生の中でどこを占めるのかについては結論に達していない。まだ学んでいる過程だ。人々がとてもよく似た臨死体験をしたことをレポートしていることは信じるよ」

 題名には「死後」の意味もあるが、イーストウッドが見つめているのは、もう一つの意味である「今後」の方だ。「ギフトとして与えられた人生を謳歌(おうか)すべきなんだ。そして、自分の人生でベストを尽くすべきだよ」ときっぱり。

 9月下旬からのニューヨーク映画祭では「100歳まで監督する」と発言したと話題になった。「私はそんなことを言ったことはないよ。誰かが、その話を持ち出したんだ。102歳のポルトガルの監督(マノエル・ド・オリヴェイラ氏)が今も現役で監督しているということで、『私も同じことをするよ』と言ったんだ。ジョークでね」と笑う。

 「じゃ、あと何本撮るつもりかって? 40本かな」。監督作は現在31作。年2本でも20年かかる計算だ。ただ、ジョークで終わらないほど、近年のイーストウッドは精力的だ。06年の「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」以降、年に1〜2本のペースで監督している。

 「2000年からはプロジェクトが急に浮上したんだ。『父親たちの星条旗』をやった時、『硫黄島からの手紙』についてのアイデアを得た。それで、日本にいる友人に、何か(渡辺謙が演じた)栗林(忠通)中将の情報はないか聞いた。いい題材といい脚本に恵まれることになった。ほかの作品もそうだよ。この映画もね」

 既に次回作の企画も進行中だ。早ければ、2月から製作に動き出す。題名は「G―Man」(原題)とも伝えられているが、FBI長官のJ・エドガー・フーバーを描くものだ。フーバーはギャング撲滅で知られるが、ゲイ疑惑、人種差別主義者との批判もあった。「20、30年代から70年代までのFBIを描く。とても興味深い人物についての、とても興味深い脚本なんだ」と明かした。

 イーストウッド作品に驚かされるのは時代を見る目だ。1995年、南アが初優勝したラグビーW杯を描いた「インビクタス」は、今年のサッカーW杯南ア大会を前に公開された。こういう時代感覚はどこで養っているのか?

 「ほとんどは本からだ。新聞や本。一般的に読書からだね。コンピューターはEメールを送ったことも、テキストを打ったことも一度もない。ググった(グーグル検索)こともない」。ただ、テーブルの上のiPadに目をやると、「iPadは使っているよ。脚本を読んだり、新聞を読んだりしているんだ」と話した。イーストウッド監督は老境に入っても、深化は止まらない。

 ◆高齢監督メモ 世界最高齢監督は「アブラハム渓谷」で知られるポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ氏(102歳)。1931年からキャリアをスタートさせ、70歳を過ぎてからは年に1作に近いペースで撮り続けている。今秋、日本公開された「ブロンド少女は過激に美しく」は100歳の作品。その後も新作待機中。日本では、51年から活動している98歳の新藤兼人監督が最高齢で世界2位。しかし、10月に「一枚のハガキ」(来夏)を監督引退作にすると発表した。

 ◆クリント・イーストウッド 1930年5月31日、米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。80歳。陸軍除隊後、ロサンゼルス・シティ・カレッジにて演技を学ぶ。59年からテレビシリーズ「ローハイド」に出演し、64年に映画「荒野の用心棒」が世界的ヒットとなり、「ダーティハリー」シリーズで大スターに。71年「恐怖のメロディ」を初監督。92年「許されざる者」でアカデミー賞監督賞を含む主要4部門獲得。04年に「ミリオンダラー・ベイビー」で2度目のアカデミー賞監督賞を受賞。

 ◆「ヒア アフター」 スティーブン・スピルバーグ氏が製作。希望と再生をテーマにした人間ドラマ。死後の世界と交信することに疲れ果て、工場で働いている米霊能力者ジョージ(マット・デイモン)、休暇中に東南アジアで津波にのまれて臨死体験した有名な仏ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)、突然の交通事故で双子の兄を亡くした英少年マーカス。それぞれの場所で現実と向き合えず、心に傷を負った3人がやがて出会う…。
(2010年12月23日 スポーツ報知)
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2010/12/22

ヨコハマ映画祭ベストテン発表  映画

ヨコハマ映画祭
1「十三人の刺客」2「告白」3「悪人」4「川の底からこんにちは」5「今度は愛妻家」6「必死剣鳥刺し」7「孤高のメス」8「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」9「パーマネント野ばら」10「時をかける少女」
とのこと。
キネマ旬報は「悪人」が1位か?

ちなみに、ヨコハマ映画祭で撮影賞を福本淳(『今度は愛妻家』『パレード』)氏が受賞されましたが、氏は拙作『食卓の肖像』のカメラマンでもあります。
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2010/12/18

『クリスマス・ストーリー』  映画

家族が一同に集まることと兄弟のひとりの死が話のベースにあるということから、アルノー・デプレシャン監督の処女作(男だから童貞作と書くべきかもしれないが)『二十歳の死』を想起させる。この最初の作品へ回帰しようとしている作品なのかもしれない。
しかし、この第1作の短編作品の頃より、より厚み、壮大さを獲得している。最初の作品に回帰しつつ、たしかに厚みを獲得しているという堂々たる作品のあり方にまずは拍手を送るべきなのかもしれない。
描かれる世界は、一見、どこにでもいそうな人物の、ありふれた日常のひとこまであるようなのに、にもかかわらずこの家族の話は、骨髄移植を巡るストーリーや、兄弟間の女を巡る争い(「争い」というより「争いを放棄する」ということも含まれているが)など、どこか、神話のような佇まいを見せる。現代に生きる普通の人間の日常を描写することに徹しているはずなのに、そこで描かれる人間達の関係性は神話のようでもありえている・・という、このアルノー・デプレシャン監督の作品のあり方は、たとえばマンガ『ハチミツとクローバー』などと比較してみてもいいのかもしれない。(ある映画評でこの映画を、『渡る世間は鬼ばかり』と比較したものがあったが、別に、嫁、姑の関係性にスポットを当てているわけでもないので、『渡る世間は鬼ばかり』と並べるのは適当でないように思う。日本のメジャーな作品で並べてみるとしたら、『ハチミツとクローバー』ではないだろうか。)
特に、亡くなった祖母の元恋人(レズビアンなので女同士の恋人)が兄弟たちの秘密を知っていて明らかにするという設定は、本当に何か、神話のようであり、そのおばあさんの表情や佇まいとともに、まるでおとぎ話を聞いているかのような不思議な感慨をもたらしている。
それにしても、人間の、辛らつな感情も描かれている作品なのに、子供達の無邪気な描き方はどうしたことなのだろうか。たとえば、母親がおじさんのベッドにいるのに無邪気にふたりの子供がかけよるシーン。今時の子供なら、どうして母親がそこにいるのか、察して、もっとリアクションがあってもよさそうなのであるが、本当に無邪気に何も知らないようなのだ。しかし、このシーンは、このように描いているからこそ、成立していると言える。でなければ、兄弟が殴り合いの喧嘩を始めたり、どろどろの三角関係の展開になっていたかもしれない。そうならないのは子供たちが介入しているからで、これはたとえば『パートナーズ』で犬を介在させることで恋愛をさらっと描写しているのと同じで、子供や犬をそんな風に使うのはずるいとも思うが、うまいなと思う。
でも、考えてみれば、デプレシャンだけでなく、トリュフォーもカサヴェテスも子供たちの描き方はなんだか、あまりにも甘かった。このトリュフォー、カサヴェテス、デプレシャンといった映画作家たちの作品が親密性を獲得しているのに、無邪気に登場する子供たちの存在は大きいように思う。時には人間を辛らつに描く作家たちがどうして子供たちには甘いのか。いや、ベルイマンでさえ、子供たちをベースにすると『ファニーとアレクサンドル』のような作品になってしまうのだから、辛らつな作家だからこそ、子供には甘いのかもしれない。カサヴェテスの子供たちが撮った映画は、やや甘いと思うものが多いのだけど、それも仕方がないことなのかもしれないと思う。あれだけ父親に愛されて育ったら、そのようにしか育ちようがなかったのではないか。
もうひとつ、子供ではないが、何かを間に介在させる方法としてうまいなと思ったのは、ラストの母と息子の面会シーンのコイン。関係が悪くて、自分のことを正面から見てくれない母親の視線を向けさせるために息子はコインを使うのであるが、これはうまい方法だと思う。
全体の撮り方は、手持ちカメラの使用など、相変わらず不安定なタッチ(もちろん意図して不安定に撮っているのだろうが)であり、それが独特の臨場感を生んでいるのだが、アイリスの丸い画面に時折、なったりする、不思議な手法もちょっと印象に残った。このアイリスは、カトリーヌ・ドヌーヴが出てくるので、ジャック・ドゥミへのオマージュなのかなとも思うが、そうではないかもしれない。
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2010/12/17

周防正行の新作  映画

周防監督最新作『ダンシング・チャップリン』。

http://www.dancing-chaplin.jp/

バレエものらしい。期待。
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2010/12/10

『食卓の肖像』、11月、12月の上映会は終了  映画

(下記の『食卓の肖像』、2010年11月、12月の上映会は終了しました。ご来場された皆様、有難うございました。)

『食卓の肖像』上映会のお知らせ(終了)

『食卓の肖像』(DV作品、103分)
取材・構成:金子サトシ
撮影:内野敏郎 金子サトシ 福本淳
スーパーバイザー:土屋豊 OurPlanet-TV

1968年に発覚した戦後最大の食品公害、カネミ油症。40年以上たった現在もその影響下に生きる被害者の人たちを見つめたドキュメンタリー。結婚、出産など、それぞれの人生から今も続く被害の実態が浮かび上がってくる。

上映日時:
11月27日(土) 午後5時30分開場 午後6時上映

12月9日 (木) 午後6時30分開場 午後7時上映

上映会場:
「かふぇ&ほーる with遊」(荻窪駅南口徒歩8分)
(両日とも、定員30名、予約制)
* 定員30名の会場のため、事前にご予約ください。
人数が30名に達しなかった場合は当日、先着順で入れます。

会場へのアクセスは以下をご参照ください。
http://cafewithyou.web.fc2.com/map.html

「かふぇ&ほーる with遊」 杉並区荻窪3-46-13(TEL.03-6661-2336)
JR荻窪駅南口を出て左にまっすぐ行くと 青梅街道にぶつかります。そのまま直進し、「すき家」 の先、歩道橋の手前が 『with遊』 です。(駅から徒歩8分)
阿佐ヶ谷駅よりバスをご利用の場合は、荻窪方面バス停 「天沼」 停留所前です。

料金:一般1000円  学生・子ども500円

問い合わせ:
金子サトシ  
携帯090-1793-6627
TEL・FAX03-3394-6062
メール n3946062@yacht.ocn.ne.jp
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2010/12/8

原一男の新作  映画

「大阪泉南地域のアスベスト国家賠償訴訟を勝たせる会」のサイトに、原一男氏のコメントが載っていて、「この1年、アスベスト原告団の方達を撮影させていただいている。」とのこと。気になります。

大阪泉南地域のアスベスト国家賠償訴訟を勝たせる会
http://www.asbestos-osaka1.sakura.ne.jp/kataseru/
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2010/12/2

民主党「カネミ油症対策を進める議員連盟」立ち上げ  公害・薬害・環境・医療問題

福田衣里子議員のブログの今日の記事でもあるように、民主党内で、「カネミ油症対策を進める議員連盟」が立ち上がりました。

福田衣里子議員のブログ
http://blog.livedoor.jp/ennriko555/

このところの動きを見ると、民主党に期待できるのだろうかと不安はあるのですが、福田衣里子議員が事務局長とのことですし、やはり期待したいものです。
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