2011/6/12

原発事故についていろいろ言われていることについてのメモ書き  原爆・原発問題

これまでここに書いていることで、いろいろ、間違いとかもありそうなので、改めて整理する意味で、どうもこういうことなのかなと思うことをメモ書きしてみます。
もちろん、僕の理系の知識は乏しいし、これも間違っている可能性はあります。
素人のメモ書きですので、ご容赦を。

・自然放射線でもけっこうな値を浴びているので、多少の放射線量は浴びても大丈夫なのでは?という考えについて。

自然放射線でもけっこうな値を浴びているというのはたしかにそうであり、生きている限り、普通に日常を送っている限り、自然放射線もある程度、浴びることは避けることが出来ないのだろうが、原爆とか核実験とか原発事故とかで、それに上乗せして放射線を浴びるという場合は、プラスに上乗せするという部分が問題なのではないか。どの程度、上乗せしたら危険かという点で意見が分かれるとしても。
なお、自然放射線であっても、やはりDNAの修復作業で間違って修復するなどをしてしまい、DNAに変異が起こり、それがやがてはガンに至るということはあるのだろうか。老人にガンが多いのは、長く生きていれば生きているほど、そうしたDNAの作業の間違いを起こす可能性(確率)が高くなるということなのだろうか。

(なお、内部被曝の問題を考えると、また話が違ってくるのかもしれないが、今回は内部被曝については触れません。)

・CTなどの医療で浴びる放射線量と比べて大丈夫なのでは?という考えについて。

医療の場合は検査で自分の健康状態が分かるというメリットもあるので、原発事故で放射線を浴びるような自分にとって何もメリットがない場合と単純に比べるべきではないということもあるが、そもそもCTは本当に危険性がないのかどうか。近藤誠氏などが主張されているように、CTもやっぱり危険性があるのではないか。ある説では、年間1万人の日本人が医療被曝でガンになっているという説もあり。真偽は分からないし、程度問題であるのかもしれないが。

・広島、長崎の原爆と原発事故との比較。

単純に核物質の量だけを比較すれば、福島第一原子力発電所内にある核燃料は広島の原爆の約13000倍とかいうとんでもないものになるようなのだが、ただ、原爆のような、核爆発の場合とはケースが違うので、そこは状況が違うものとして考えるべきなのかもしれない。原爆の場合は火球や爆風などの被害も大きく、放射能だけの被害ではないし、またたとえばホットスポットなどにどれだけ放射性物質が集まったかなどもやはり桁違いのものがあったのではないかと考えられる。
どういう放射性物質かという問題もあるが、実は広島、長崎の原爆においてどういう種類の放射線をどのぐらい発するものだったのかというデータをアメリカはいまだに明らかにしていないところもあるそうで、その意味では、広島、長崎の疫学的データをどこまでそのまま原発事故に当てはめていいのかは正確には分からないところもあるとも聞いた。
なお、広島、長崎の原爆の場合は、その後、何十年も広島、長崎が住めない土地になったというわけではないので、このことから福島だってそうなることはないのではないかと考える人もいるようなのだが、それはホットスポットなどの被害では広島、長崎の原爆はとてつもないものだったとしても、全体の放射性物質の総量では今回の福島の場合の方が多そうなので、広島、長崎のように短期間で住めるように戻れるとは言えないということなのだろうか。
また原発事故でも、チェルノブイリ原発事故の場合と、今回の福島原発の事故のように、チェルノブイリよりも放射性物質の総量は少なくてもまだ複数の原子炉が収束の見通しもたたずにいて放射能の流出がかなり長期間、続きそうという場合では、単純に全く同じことが繰り返されるということでもないのかもしれない。過去の事例として広島、長崎の原爆やチェルノブイリ原発事故を参照して考えるしかないにしても、単純に過去に起こったことが繰り返されるというより、また別の、これまでにない事象が起こりつつあると考えるのが厳密には当たっているのかもしれない。

・タバコでもガンになる。それに比べれば放射線のリスクはそれ程ではないのではないか?という考えについて。

タバコも発ガン率を高めるものであることは間違いないかと思うが。でも、このタバコのリスクと放射線のリスクの比較というのは、実際にガンになっている人それぞれを、厳密に、タバコによってガンになった人と放射線によってガンになった人とに分けて考えることが出来るという前提の上に成り立っているのではないかと思うのだが、考えてみたら、現実的には、そんな風に厳密に要因を分けることは出来ないのではないか。現実にタバコも放射線も、どちらも存在する世界に我々は生きているわけだから。そうすると、実際には、タバコと放射線の相乗効果である人がガンになったりしているというのが本当のところなのかもしれない。つまり、放射線の被害を浴びた人が、タバコを吸う人だったら、より相乗効果でガンになったりしているということが現実的にこの社会で生きている人間に起こっていることとして考えられる。ならば、要因が放射線か、タバコかという議論自体にそもそも無理があるのかなと。放射線もタバコもどちらもリスクがあると考えるのが妥当なのではないだろうか。

・たとえば、日本人は今でも半数がガンで亡くなるので、その50パーセントが0.5パーセント増えて50.5パーセントになってもたいしたことがないのではないかという考えについて。

これはまあ、なんていうんだろうか、たしかに、物事の考え方というのは人それぞれで、こういう考え方をしてもありだとは思うのだが、やっぱり数字のトリックというのか、0.5パーセントでも1億2000万人の0.5パーセントだったら60万人だから、その60万人の人は今回の事故が起こらなかったらガンにならなかったかもしれないわけだから、やはりそれだけの被害者が出るのであれば大変なことであるように思うのだが・・。
1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ