2012/4/6

クロード・ミレール監督の訃報  映画

『ある秘密』という作品がようやく公開されるそう・・と、こないだ、知ったばかりなのに、クロード・ミレール監督死去。合掌。

クロード・ミレールと言えば、もちろん、トリュフォーの映画のスタッフ出身で、トリュフォー的な、フランス的な監督であると言えるのだけれども、同時に、トリュフォーが好きだったヒッチコックの映画のスピリットを受け継ぐ、『死への逃避行』という、素晴らしいフィルムノワールの映画を撮ったことで記憶している。
ちなみに、『死への逃避行』の脚本を書いたのが、ジャック・オディアールで、ジャック・オディアールは監督として、たとえば『リード・マイ・リップス』のような、素晴らしいフィルムノワールの作品を撮っているわけだけど、『リード・マイ・リップス』には、たとえば、ヒッチコックの『裏窓』を思わせるエマニュエル・ドゥヴォスが演じるヒロインが双眼鏡でやくざ達の部屋を覗くというシーンがある。
何が言いたいのかというと、ヒッチコック→トリュフォー→ミレール→オディアールと着実に、具体的に受け継がれているものがあるのではないかということだが、これは別に単に相当なシネフィルの映画監督の人達が、自分が好きな監督の作品を必死で真似して映画を作って来たという、それだけのことではないかと言われると、たしかに単にそれだけのことでしかないわけではあるが。
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